韓ドラ よくおごってくれる綺麗なお姉さん 9話 あらすじ 後半
* 告白
チョン・ヨンイン (ソ・ジョンヨン)部長は、退勤しようとしていたチョ・ギョンシク (キム・ジョンテ)代表から「ただ女性社員と食べるだけにお金を使ったのか?」 と言われて驚いていた。
そして「何も書いていない。セクハラアンケート調査に参加させる様に」 と続けるチョ代表に、そんな筈がない、と眉をひそめた。
その後チョン部長は警備室に直行してCCTVをチェックして、自分のオフィスに早朝出入りしているチェ・ジュンモ (イ・チャンフン)の姿を発見した。
その後彼を夕食に呼び出したチョン部長は、盗んでいる彼の映像をタブレットで見せて問い詰めた。
そして「セクハラが真実かどうかを知りたかったからだ」 と言い訳をする彼に「セクハラの証拠を男性社員から集めてきたら許してあげてもいい」 と交換条件を出した。
*
その頃、ジュンヒは、ソ・ギョンソン (チャン・ソヨン)に気づかれた事実をジナに電話で伝えていた。
これに店から飛び出したジナは、通りを走ってタクシーを捕まえた。
そして「私が話すから!私がしなきゃならないの」 とジュンヒに指示して、タクシーの中でギョンソンに連絡をしながら家に向かった。
ジナの姿をインターフォンで見たギョンソンは、呼び鈴には答えず暫くジナの姿を見つめていた。
だが何度も鳴らして、心配そうに待っているジナの姿を見て、決意を固めて外に出た。
そんな中、家の中でうろうろと心配していたジュンヒもドアを開けて出てきたが、それを見たジナは素早く来ないように、と合図を送った。
*
ギョンソンとジナは、カフェでソジュを飲みながら話し合った。
「 何かを話す前に、先ず一つチェックさせて!2人はお互いを好きなの?それともあなた、ジュニと遊んでるの?」
「私の方がもっと好きなの」
ギョンソンの問いにそう告白した後「何を言っても理解しないと思うけど、あなたなしでは生きられない。あなたが必要なの」 とジナは話した。
「じゃあジュニは?どうやって私達両方と付き合うの?姉弟がケンカするのはいいのね?」
これにジナは、事前に話を打ち明けなかったことを謝罪した。
「もしあなたが私に打ち明けていたら歓迎すると思ったの?こんな状況を馬鹿げていると思わないの?」
「私が何も考えてないバカな女だと思ったの?あなたは私のついて知らないことはない。一緒に育ったし私の過去の男性関係も知っている。墓まで連れて行くと約束した秘密も知っている。」
「じゃあ私のことをどう思ってるの?あなたの過去と現在を計算する邪魔者だと思ってるの?この数日間息をするのも苦しくて、どうやって生きたらいいかも分からないほどだった。こんな大きな裏切りを、あなたとジュニにされて…」
「じゃあ私はどうすればいい?あなたは私に何をして欲しいの?ジュニと別れて、あなたの気分が良くなるまで待ってろと?それでもあなたが未だ怒っていたら、あなたの人生からも抜け出すべきなの?」
「自分を哀れんでいる場合なの?」
「私だって怒っているの。私の何が間違っているの?嫌ってるんじゃなくて愛することが罪なの?悪いけどあなたの弟だからって躊躇したことはないの。正直あなたの事を考える余裕はなかった。だから今ここに私はいるの。ジュニだけ見て、ジュニしか見てなくてここまで来た」
そう気持ちを吐露するジナに、ギョンソンは涙ぐみ鼻を拭いて立ち上がった。
そして店の階段でジュンヒから掛かってきた電話を受けた。
「何?」
「姉さん、電話を切らずに聞いてくれ。僕に失望して裏切られたと感じていること分かっているよ。いけないとよく分かっていたんだけど。僕が抱きしめて驚かせた。ジナ姉さんがとても好きで、諦められなかったんだ。傍にいてほしくて欲張りになった。」
そう切々と告白したジュンヒは、続けてギョンソンに謝罪をし始めた。
「悪かったよ、姉さん。本当に悪かった。でも一度だけ!これだけ理解して欲しい。姉さんの怒りが収まるまで他の全てを受け入れるから、ジナ姉さんを苦しめないでくれ、頼むよ。」
( 本当は反対?ジナを庇ういい男だ♪ )
ジュンヒの本音を聞いたギョンソンは「狂った男ね」と言いながら溢れる涙を拭い、ジナの元へ戻った。
*
ギョンソンはドアの外で何度もインタフォーンをならすジュンヒ( チョン・ヘイン )に「今度鳴らしたら警察を呼ぶわよ!」 と答えた。
だがジュンヒは、パスワードを入れても開かないドアを「開けてくれ!」 と叩き続けた。
そしてジナからの電話がかかってきて和解したと知ると、やっとほっとして家に戻った。
”たった一人の男に全ての愛を捧げる。そんな女性でいることが難しい時もある。♪”
ジュンヒが心配していると思ったジナは、その後ギョンソンに秘密で携帯から2人の会話をライブ放送で聞かせた。
そしてジュンヒは、2人がアルバムを見ながらあーだこーだとおしゃべりをしているのを、楽しそうに聞きながらビールを飲んだ。
*
翌朝 、ジナはジュンヒを気にかけながらギョンソンの家を出た。ジュンヒと話をしたくて彼のアパートに行きかけて止めて、エレベーターを待った。
そしてドアが開き中に立っているジュンヒを見たジナは、飛びついてキスをした。
そうして2人はギョンソンに許された喜びを分かちあい、下に降りるまでキスを続けた。
その後ギョンソンの部屋に入ったジュンヒは、抱きしめて感謝した。
だが彼を振り切ったギョンソンは、まるで母親のように彼を追い回し叩いてキックをした。
その後お茶を出したギョンソンは、母親のお墓に行ったことをジュンヒに伝えた
これに一緒には連れて行くべきだった、というジュンヒに「あんたを呪うために行ったのよ。母さんが生きていたら何と言っただろうかと考えた。母さんなら”おめでとう、私はジナが大好きよ” と言うのは明らかだった。ジナは親友だけど、私にとってジュニが一番だから苦しめたくないの。」
「僕ががんばるから」
「あなたが頑張るかどうかは問題じゃないの。ジナの両親、特にお母さんが…。」
「分かってるよ。何が言いたいか」
そんなジュンヒに、ギョンソンは、思っているほど簡単じゃないと心配した。
*
翌朝、スンホからゲームの調子が悪いと不平電話を受けたジュンヒは、退勤してジナの家へ向かった。
そして駐車場で退勤しているジナに連絡を入れた。
ジナは嬉しくて地下鉄に飛び乗り、バスにギリギリで滑り込んだ。その後もジュンヒが待っている家まで走り続けた。
だが2人の思惑は、予定より早く帰宅したミニンによって阻まれた。
ミニンは、スホの部屋でコンピュータゲームを修正したジュンヒとスホに声をかけた後、嬉しそうに携帯の写真を2人に見せた。
「知り合いがジナにどうかって紹介してくれたお金持ちの息子さん。ソウル大学の学生さんなのよ。」
これに2人がギクッとしたのにも気づかず、ミヨンは続けた。
「男性は男性の方がよく分かるかな?ジュニどう思う?」
「母さん、止めろったら!」 と止めるスンホに、ミヨンは「何?あなたにじゃないでしょ?姉さんに黙っていなさいよ。」 と指示して部屋を出た。
*
その後ジュンヒは「大事なお話があります」 と台所のミヨン( キル・ヘヨン )の傍に現れ、スンホも後に続いた。
ミヨンは、ソファに座る代わりに床にひざまずいたジュンヒに仰天した。
「何やっているの?」
「お母さん、実は…」
「何か言いたいのなら言いなさい」
と言ってる最中に、帰宅したジナも彼の隣で一緒にひざまずいた。
「これは何?なんでこんなことをしているの?ああ?あんたたち2人、まさかっ!そうじゃないでしょ?!」
「お母さん、すいません」
「どういうこと?どうすればいい?」
と興奮して急に頭の後ろを抑えるミヨンに、慌てたスンホが「母さん、落ち着いて!」と傍によると「知ってたの!」 と興奮してスホをバシッと殴るミヨン。
それを見て目を丸くするジナ!!
次回のお話は ⇒よくおごってくれる綺麗なお姉さん 10話 あらすじ 感想
前回のお話は⇒よくおごってくれる綺麗なお姉さん 8話 あらすじ 感想
ソン・イエジン 韓国ドラマ よくおごってくれる綺麗なお姉さん 9話 感想 「 告白 」
サンギ、スンホに続き、イエウォン、セヨンと次々と2人の交際が明かされました。
ギョンソンは思いの外あっさりと2人の交際を受け入れましたが、少しあっけないと思う反面、ドロドロ揉めなくて良かったな、とも思いました。
とても真摯に謝る2人を前にして、そう怒ってはいられないのかも知れません。
別に悪いことをしているわけじゃないので…。
それにしても9話の最後で興奮してスホを殴り、予告でもジナを平手打ちするミヨン。
言葉も暴言が多いですが、その上暴力はやりすぎですよ!
ステータスを気にして、子供への執着も強いし…。かなりのモンスターママですよね。
難関のミヨンとの和解は、既に知っているサンギ、スンホ、ギョンソンの全ての助けを借りてやらないと、優しい2人じゃとても無理なのでは?(叩いて終わり?)
ここ数回2人のラブリーな姿が少なくて残念ですが、次回もその続きなのか、ミヨンとの和解になるのかどちらでしょうか?
チョンヘインのドラマ一覧⇒チョン・ヘインドラマおすすめランキング
ソンイエジンのドラマ一覧⇒ソン・イェジンドラマおすすめランキング
チョン・ヘイン出演作⇒ あなたが眠っている間に ある春の夜に 半分の半分 スノードロップ
ソ・ジョンヨン、キム・ナムギル主演の医療ドラマ⇒ 医心伝心
キルヘヨン、パクソジュン、パクミニョン主演のラブコメ⇒キム秘書がなぜそうか
チョン・ユジン、ウィ・ハジュン、 イ・ジョンソク主演のラブコメ⇒ ロマンスは別冊付録