韓国ドラマ よくおごってくれる綺麗なお姉さん 8話 あらすじ 後半
* 嵐の前に
その日、チョ・ギョンシク( キム・ジョンテ )代表は「結果が出ないのはなぜだ?」 と白紙が続いているセクハラアンケートについて、チョン・ヨンイン( ソ・ジョンヨン )部長に尋ねた。
これに「働いている場所だからためらっているのだと思います」 とチョン部長は答えたが、実は記入してあるアンケート用紙が抜き取られている事実を知らなかった。
(呆れたセクハラグループ)
続いて女性だけの食事会について問われたチョン部長は「まだ決まっていません。この世で最も難しいことは女性を満足させることではないでしょうか…」 と答えて去った。
*
その頃、ジュンヒの方は社長から数ヶ月間の中国への出張を告げられ「行きたくありません。」 と断っていた。
「中国は重要な市場だぞ。一年ではなく数ヶ月だけなんだ」と説得する社長に「ガールフレンドに会えなくなるから行けません」 と答えた。
これに「狂っているな。解雇するぞ」と脅す社長に、ジュンヒは「首にしてください」 と言って自分のデスクに戻った。
ジナの方は、コーヒーショップに訪ねてきたボラにギュミンとの事故の顛末を語っていた。
「愚かな選択だった」と後悔するジナに「彼を捨ててソ・ジュニさんを選んだ事が?」 とボラは問いかけた。
「そうじゃない。なんとなく傍にいた彼と恋に落ちた。今までは間違った選択だとは思っていない」
「変わらないと言う保証はないけど、二人の仲は長く続くと思う。ソ・ジュニさんは惜しみない愛を見せているもの。あなたに連絡が取れなかった時に電話をかけてきた彼は、深刻だった。本能的に何か遭ったと感じていたのよ。幸せなことじゃない?」とジナを慰めた。
これにジナは「そうね。本当に幸せよね」 と答えた。
*
その後、ギュミンと待ち合わせたジナは、通信社で名義の変更を済ませた後、外で別れの握手に手を差し出した。
( 殺されそうになったのに? )
だがこれを無視してギュミンが去った後、ジナは新しい携帯を買いに販売店へ向かった。
そうしてジナが会社の前の広場に戻ってきた時、再会した時と同じ様に自転車で現れたジュンヒ( チョン・ヘイン )がジナの周囲をぐるぐると周った。
それから二人は、笑顔でおしゃべりしながらレストランへ向かった。
ジナはボラと話したことを教えて「携帯を買ったけど一緒に行くべきだった?。とにかく全て終わったから大丈夫。もう心配しないで」 と話した。
そして今夜女性社員だけの会合でセクハラ問題について話あうことを説明した。
多くの女性社員が報告をしたいと思いながらためらっていることについて「私もそうだったから理解できるけど、変わろうと努力中よ。誰かさんに心配かけたくないからね」 と話した。
これにジュンヒは「感動だよ」と言った後「僕たちの交際をオープンにしたいんだ。打ち明けよう」 とジナの手を両手で包んだ。
そして「私がする」と言うジナに「どうして僕も一緒じゃないんだ?」と苦笑いした。
*
その夜、居酒屋に集合した女性社員は、これ迄受けてきた男性からのセクハラについて、あーだこーだと話した。
チョン部長が「アンケートの記入がないのは書きたくないから?話せと行ったら話しますか?」 と尋ねると、ジナは「全て告白します。私達は犠牲者なんだから公開すべきでしょ!」と力説した。
これに「あなた本当にユン・ジナなの?」とジョークを飛ばすクム・ボラに、皆笑った。
その頃やはり男性陣も、セクハラ問題について話し合っていた。
お互いに注意しようと言っている中、コン・チュルグ ( イ・ファリョン )次長が「ユン代理を食事に誘い味方につけた」と報告するが、ナム・ホギュン( パク・ヒョクォン )理事はそれを疑った。
そしてカラオケに続けて行こうとする男性陣に帰宅するように、と指示を出した。
その頃、食事会を終えてカラオケルームへ移っていた女性陣は、歌と踊りで大いに盛り上がっていた。
それを笑って見ながらチョン部長は、動画に撮った。
*
その後ジナ( ソン・イエジン )は、興奮が冷めやらぬままジュンヒ( チョン・ヘイン )の仕事場に行った。
ロビーで遭った警備員にボーイフレンドに会いに来たと、微笑んでエレベーターにスキップしながら乗り込んだ。
そして、鞄を開きタンバリンを持ち帰った事にジナが気付いた瞬間、エレベーターのドアが開いてドアの前で立っているジュンヒと目が合った。
「タンバリン?!」
「なぜここにいるの?」
ジナはタンバリンを渡してジュンヒのオフィスに入った。
そうしてジュンヒが仕事をしている姿を見ながら、ソファの上で眠りに落ちた。
その後ジュンヒは、ジナに毛布を掛けて髪を撫ぜながら暫く見た後電気を消し、キッチンへ行った。
そこへ酔って入ってきたキム・スンチョル (ユン・ジョンソク)がジュンヒと勘違いして覆いかぶさった為にジナが叫ぶと、ジュンヒは走って戻った。
その後ジナがトイレに行っている間、ジュンヒは酔っ払っているスンチョルに「調子に乗ってなにかするなよ」 と忠告した。
だが「それはお前だろ?どうして2人..?空極の裏切り者だぜ」と言い返すスンチョル。
(これはどういう意味でしょ?)
ジナが戻ってくると、スンチョルは頭を下げて謝り、タンバリンを取ると「おめでとう...おめでとう...」 と韓国の結婚式の歌を歌い始めた。
ジュンヒは「調子にのるなと言っただろ」と慌てて彼を制止し、ジナは「かなり酔ってるわね」 と笑った。
*
その後ジナを自宅まで送ったジュンヒは「両親に話すね」 というジナに「僕と一緒に話そう」 と言った。
ジナが一人ですると断ると「じゃあ、姉さんには僕が…」 とジュンヒは告げた。
「私が言うわ。もしあなたが言ったらギョンソンは私に裏切られたと思ってもっと失望すると思う。大切な友達だから私が言った方が理解してくれると思う。正直、親よりもギョンソンの方が心配よ」
そう言ってジナは力なく微笑んだ。
*
家の中に入ったジナは、スンホの元へ相談に行った。
スンホはジュンヒと会ったことを伝え「どうするんだ?父さんと母さんは卒倒するよ。デートする度に大騒ぎになる。」 と忠告した。
ジナが交際を打ち明けると言うと「父さんはともかく母さんは、絶対気絶するぞ。男女付き合いの後別れれば、もう二度とジュニに会えなくなるんだ。2人は特別とか思ってるのか?」 と忠告した。
「私たちは違うわ。あなたが心配しているようなことは起こりません!!」
そう言うとジナはスンホの部屋から出ていき、怒りに任せて歯を磨いた。
「なんで?最初に別れについて話したりするの?だから会うべきじゃないって?なぜなぜなぜ?私たちはできる。私たちは交際をオープンにできる!」
これにドアを開けたキム・ミニョン (キム・ヘヨン)は「酔ってんの?いつも酔って話してるけど、とうとう歯磨きしながらも話すようになったのね!スンホが勉強しているから静かに寝なさい!」 と注意した。
その後部屋に戻ったジナは、ビールを飲みながら、どうやって両親に打ち明けるかを何度も何度もベッドの上で練習した。
*
翌日、ジナは、打ち明ける前にジュンヒに電話した。
本当に一人でできるかどうかを尋ねて家に行くと話すジュンヒに「自分でできる。私を殴ったりはしないでしょ」 とジナは明るく話した。
そして「なんでそんなに自信があるんだ?」と訊かれて「私自身とあなたを信頼してる。あなたは世界で唯一の人よ」 と答えた。
これに「かなりかわいい事言うな。でも本当に一人で大丈夫か?」 と心配するジュンヒに「心配症ね。じゃあ!」 と電話を切った。
その後、パソコンの画面に目を戻して仕事を始めたジュンヒは、鞄から画帳を出そうと思いつき、家に忘れたことに気づいて頭を掻いた。
*
その頃ギョンソン( チャン・ソヨン )は、ホラー映画の世界に放り込まれたような気がしながら、ジュンヒが描いたジナの図面をめくっていた。
その後自分が裏切られていた事に気づいて泣きそうになりながら画帳を閉じて、ジュンヒのアパートを去った。
一方ジナは、決意を固めサンギの部屋に入った。
そして「母さんはスンホを送って行った」と言うサンギにひざまずいた。
「何か言いたいことがあるんだったな。聞く準備はできているから、それが何であれ大丈夫だ」
だがそんなサンギに申し訳なくなったジナは「お父さん…」 と言ったきり、うつむいて泣き始めた。
これにティッシュを与えたサンギは「ジュニはどこだ?」と尋ね、「えっ!?」 と絶句するジナ!!
次回のお話は ⇒よくおごってくれる綺麗なお姉さん 9話 あらすじ感想
前回のお話は⇒よくおごってくれる綺麗なお姉さん 7話 あらすじ 感想
ソン・イエジン 韓国ドラマ よくおごってくれる綺麗なお姉さん 8話 感想
クム・ボラに続いてキム・スンチョルにもバレましたね。さらにギョンソンにも!
ジナは打ち明けるつもりだったのに…、残念ながらその前にバレてしまいました。
2人の交際にショックを受けるだけではなく、交際を隠すために2人がついてきた嘘がギョンソンを苦しめて全面対決となるのではないでしょうか。
なので、中国への出張を打診されてジュンヒ断ったけれど、行った方が良策かも知れません。
ギョンソンに3ヶ月間の冷却期間をあげて交際している事実に慣れてもらうのも悪くないと思いますが…。
” 愛ほど信頼できない物はない ”という考えのギョンソンに、ジナに対する愛が長距離でも揺らがない真剣なものだと証明できるチャンスではないでしょうか。
一度別れるのが韓国ドラマの王道ですが、もしこの二人に別れが来るのなら、家族の障害より会社の出張の方が胸の痛みが少ないですよね。
交際を公開してこれからという時に、ジナから離れることを渋るジュンヒの気持ちも分からなくはないです。
代表に辞職すると言ったのも、別の誰かを行かせるための手口で本気ではないと思いますが、仕事と両立しない恋愛に関係者の理解を求めても難しいでしょう…。
ギュミンとの関係がやっと清算されたのですが、次回もっと大きな騒動が来そうなので「嵐の前に」にと題をつけました。次回が楽しみですね。
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