韓国ドラマ よくおごってくれる綺麗なお姉さん 7話 あらすじ 後半
サンギ( オ・マンソク )とスンホ( ウィ・ハジュン )の葛藤
その夜、ユン・サンギをカフェに呼び出したギュミンは「家で見たスンホの友達。あの男とつきあっているとジナは認めた。」 とジナとジュンヒの交際を暴露した。
そして、これに動ぜす呼び出した理由を尋ねるサンギに「謝罪してくれ!私だけを悪者扱いした事に対して…」 と見当違いの主張をした。
だがサンギは「悪いと思っていないんだが…。君が先だった。その後ジナが別の人と交際して何が悪いんだ?」 と一喝した。
そして子供の時から良く知っていて息子の様に思っているジュンヒとジナの交際をむしろ喜んでいると、続けてギュミンを茫然とさせた。
「親を驚かせたくなくて話せないジナの代わりに教えてくれて感謝するよ」と続けるサンギにギュミンは言葉もなく去った。
だがジナの秘密を知ったサンギの気持ちは憂鬱だった。
その後独りでお酒を飲みに行き、一口飲んではため息をついて又飲んで酔いつぶれた。
そして連絡を受けてギョンソンと迎えにきにジナに「娘よ。父さんは幸せだ」と繰り返したが、ギュミンと会ったことには触れず、二人に支えられて店を出た。
*
ジュンヒは、ジナに頑なな態度を取っているスンホを寮から連れ出して居酒屋に入っていた。
そして全く話をしないまま暫く飲み続けた後「何が悪い?姉さんだからか?妹ならいいのか?それとも僕が嫌いなのか?理由は何だ?」 とジュンヒ( チョン・ヘイン )は口火を切った。
スンホは「父さんと母さんにとってお前は息子だろ?ユン・ジナは誰だ?娘だろ!ギョンソン姉さんはどうなる?法的な話じゃないんだ」 と家族の混乱を指摘した。
そしてこれまで多くの女性に囲まれてきたジュンヒが、よりによってジナを選んだ理由を尋ねた。
だがジュンヒは「ユン・ジナだからだ」と真っ直ぐにスンホと視線を合わせた。
「どんなにがんばっても上手くいくはずないさ」
「ユン・ジナを諦めない。お前が何を言っても諦めないと言うために今夜呼び出したんだ」
スンホは、固く決意しているジュンヒにため息をついた。
「ギョンソン姉さんが理解すると思うのか?受け入れるとでも思っているのか?全く狂ってるぜ。これからどうするつもなんだ?」
「心配してくれるのか?なら怒りは僕にぶつけろ。僕だけにしろ。お前の姉さんを苦しめないでくれ」
真剣な顔で懇願するジュンヒを、スンホは一瞬見つめたあと息を吐き酒を注いだ。
居酒屋の外で、ジュンヒは「もし殴りたいなら別の場所へ行くか?」 とスンホに提案して微笑んだ。
「お前、笑っている場合か!ユン・ジナに苦労させるなよ!!」 ジュンヒは、そう注意して歩き始めるスンホの名前を呼びながら後ろに続いた。
( スンホは大丈夫でしたね )
* セクハラアンケートの波紋
社内で始まったセクハラ調査アンケート対して怯えていたナム・ホギュン ( パク・ヒョクォン)理事は、コン・チュルグ ( イ・ファリョン )次長を事務所に呼んだ。
そしてこれからどうなるのかと怯え、旅行中に飲酒の場への同席をジナに強要した事についてコン次長を非難した。
そして「飲み会に連れて行くようにと理事が言ったんじゃないですか!」と驚くコン次長に「そんな指示はしていない」 と否定した。
( 仲間割れでしょうか!笑)
その夜チョ・ギョンシク(キム・ジョンテ)代表と会っていたチョン・ヨンイン (ソ・ジョンヨン)部長は女性社員の様子を伝えた。
「前例がないことなので皆困惑しています。積極的に書く人もいれば、そうでない人も。私は今まで積極的に女性の権利について言ったことはありませんが…。」
そして「君の意見が最も怖いな」 と呟くチョ代表に微笑んだ。
その後席を外したチョン部長は、セクハラ男性社員の一人が隣の部屋で盗み聞きしていることに気づいて代表に知らせて捕まえた。
心理的に追い詰められたコン次長は、その夜ジナを懐柔するつもりで食事に誘った。
これに「あの変態と?やめろよ。行くな」と嫌がるジュンヒに、ジナは遠くには行かないと約束して居酒屋に出て行った。
「頑張って働いてくれるからだ」と食事に誘った理由を話していたコン次長は、その後セクハラアンケートを話題にして何か書いたかどうかを尋ねた。
これにジナは「何も書いていません。沢山ありすぎるので代表に直接話すつもりです」 と答えた後、背後に座っているジュンヒに気がついて立ち上がった。
その後、奥の誰もいない所に移動して話をするジュンヒとジナ( ソン・イエジン )。
「私がそれほど心配なの?来なくても良かったのに…」 と驚くジナに「この場所のアドレスを送ってきたのは誰だ?勿論会いたかったから来たんだよ」 とジュンヒは答えた。
そして「中に戻って隣に座るよ。二人で向かい合っている姿が耐えられない」 と文句を言い出す彼に「もうすぐ終わるから我慢して。姉さんの言うこと聞いて!わかった?」 とジナはたしなめた。
席に戻ったジナは、今夜の夕食についてコン次長に感謝した。
だが「次回もっと豪華で美味しいものを奢るよ」とコン次長が誘うと「いいえ、もうこれで十分です」 ときっぱりと断った。
コン次長は、これまでの不埒な行為を謝罪する代わりに「一面だけ見て判断せずに理解して欲しい。何か恨んでいても忘れてくれないか?」 と頼んだ。
そして「全く違う人みたいだ。誰かがそうしろと言ったのか?」 とジナの変貌の理由を知りたがった。
これ「私自に身よりも私のことを大切に考えて守ろうとしてくれる人がいるからです。私はその人を助けたいから、自身を大事にして心配させないようにしているんです」 と答えるジナ。
その言葉を背後で聞いていたジュンヒは、満足そうに笑みを浮かべた。
*
その夜、ジナは携帯の交換手続きのためにギュミンに連絡を取り、一緒に販売店に行くつもりで車に乗った。
そして車に乗った途端「あいつはどれ程なんだ?金持ちの息子か?」と話し出すギュミンに「彼の話は止して。早く行きましょう」 と急かした。
その頃ジュンヒ( チョン・ヘイン )の方は自転車を停めて、ジナからの ボイスメール を感動で涙を浮かべながら聞いていた。
ジュニ、ジュニ、私よ。あなたの携帯をもっていたら突然言いたくなったの。
ありがとう。私を大切にしてくれて愛してくれて。
これまで誰かにこんなに愛されることがあるなんて知らなかった。
私がどれだけ感謝して幸せか知らないでしょうね。
あなたを惜しみなく愛します。ソ・ジュニがしているように。ジュニ、愛しているわ。
とても…。ずっずっと永遠に、あなたを愛し続けるわ。
ジナの愛のメッセ-ジを聞き終えたジュンヒの顔に明るい微笑みが浮かんだ。
その後車でメッセ-ジを再生しながらコーヒー店に向かう間も、ジュンヒは微笑んでいた。
その頃ギョミンは、ソウルの街を暴走し郊外へと向かっていた。
「どこへ行くの?止めて」と言うジナを無視して不敵に笑いながらスピードを上げた。
シートベルトを外してドアを開けたジナは、危険過ぎて降りられず又ドアを閉めた後、車を停めるようにギュミンを説得した。
そして、コーヒー店でジナの不在を知りジュンヒが不安になっていた頃、ジナは「死ぬつもりだ。君と一緒に」 と言うギュミンに凍りついていた!!
次回のお話は⇒よくおごってくれるお姉さん 8話 あらすじ感想
前回のお話は⇒よくおごってくれるお姉さん 6話 あらすじ 感想
ソン・イエジン 韓国ドラマ よくおごってくれる綺麗なお姉さん 7話 感想 「 愛の証 」
7話ではラブリーな二人の姿は少なめでしたが、他の人たちの色々な愛を見せてくれましたね。
ベストパフォーマンスは、1.サンギ 2.ボラ 3.スンホ 。
サンギは、本音を隠して娘を庇う父性愛の強さを見せてくれました。
二人に同情的で協力するボラと、二人を受け入れる姉思いのスンホ。
このドラマでは、主役の二人だけではなく、脇の登場人物も魅力的に描かれていると思います。
最低なのは、狂気の愛のギュミン。
ジナ大丈夫なの?とハラハラしましたが、予告で無事な姿が流れてホッとしました。
でも元カレで、しかもストーカーギュミンの車に乗るのは危険すぎです。
レストランでジュニに嘘を言わずに相談し、二人で解決すべきだった気がします。
ですが悪いのは被害者のジナではなく、もちろん加害者のギュミンの方。
ここまで来ると病的なので適切な処置をするしか他に方法はありませんね。
サンギやスンホのように簡単ではないと予想できる二人、ギョンソンとジナの母ミニョン。
二人を襲う大嵐は、これからでしょうか?
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