韓国ドラマ よくおごってくれる綺麗なお姉さん 14話 あらすじ 感想 後半
* 和解
ギョンソン( チャン・ソヨン )のコーヒーショップへ行き、ジナ( ソンイエジン )との仲直りと父親の出発を告げるジュンヒ
だがギョンソンの反応は「じゃあ、父親と息子になった訳ね?ジナのおかげでね…。私って感謝すべきなの?」と冷淡だった。
ギョンソンは「父さんは、もっとやることができたのよ!でも一番のショックは、あの家族が私たちをどのように扱ったかよ。」
「ジナのためだろ?でも別の家だったら、違うと思うか?」
「あなたには自尊心ってものがないの?私はもうあの家族を見たくもないのに…。」
その後2人は「何でそうなんだ!」「なんでそうなの?」と互いに非難しあった。
嘆願するジュンヒに、ギョンソンは「自分がやりたいことをする。もう私に何も頼まないでよ。」と怒って席を立った。
*
その頃家で眠ろうとしていたジナは、突然現れたミヨンに、自分が貯金のために渡していた貯金通牒を投げつけられ、家から出るように宣告されていた。
スンホから2人が一緒の所を見たと聞き、騙されたことを悟ったミヨンの逆襲だった。
「このまま一緒に1つ屋根の下に暮らしたら、その内1人が死ぬわ。」
「本当にそこまでしなきゃならないの?」
「あなたが幼稚で怖いから、ここできちんと終わりにしましょう。」
そう言われてジナは茫然とした。
一方のジュンヒ(チョンヘイン)は、口喧嘩して別れていたギョンソンが居酒屋へ出かけるのを見て、話をするために付いて行った。
先日の光景を思い出したギョンソンは「そう言えば父さんもバカにしてたわね…。ジナが自慢でスンホをさらに自慢してる。なぜって?もちろん博士号の勉強中だから。もし私がお金持ちと結婚すれば、きっと今より扱いが良くなるのよね」
「止めろよ。一体僕にどうしろと?ジナとつきあうな!そういうことか?」
「好きなようにしなさいよ。」
「僕だって辛いんだ。大丈夫って言ってるけど大丈夫じゃない。全てを破壊したいほどカッとなっていても、それもできないんだからな。」
「私も、同じ気持ちよ。あの家族を理解しようとしたけど、どうしても見逃せないわ!」
ギョンソンは、ユン家を断固として拒否した。
「姉さん、要求しすぎだと分かっているけど耐えてくれないか?」
「あなたを見ても腹が立つのに?誰かに心臓を掴まれて引きちぎられているような気分よ…」
そう言って涙を流すギョンソンに、ジュンヒは絶望して目を閉じた。
”たった一人の男に全ての愛を捧げる。そんな女性でいることが難しい時もある。♪”
*
翌朝、エレベーター前で朝の挨拶したジナは、そこにいた女性社員たちに無視されて、何かがおかしいと感じながらオフィスに入った。
そして日常業務に付いた途端、部下の男性社員に呼ばれて二階の休憩室に上がった。
そして髪を振り乱して掴み合いのケンカをしているカン・セヨン(チョン・ユジン)とクム・ボラ(チョ・ミンギョン)を見て止めに入った。
セヨンがセクハラの原因はジナの方にあるとし、告白したら世間に公開されて解雇になると女性社員に話したことを聞いたボラは「女性として彼女をサポートする必要があるのに、妙なことを言いふらして」」と憤然としていた。
これに「エレベーターで無視した原因はこれなの?」と尋ねたジナは、女性社員たちが頷くとがっくりとした。
そしてセヨンに「悪いと思ったら遅すぎないから私を助けなさい。とっても苦労してるのよ。」と告げてデスクに戻った。
その後、これを知ったチョン・ヨンウン(ソ・ジョンヨン)部長は、ジナを屋上に呼び出して「負担が大きすぎるなら諦めても大丈夫よ」と話した。
だがジナは「続けたい。あの人達は自分たちのしたことに対して罰せらえるべきです」と話した。
チョン部長は「思ったより難しいけど、一つだけ約束するわ。決してあなただけ傷つくような事にはしないから」と約束した。
*
レストランでセクハラ事件のその後を訊かれたジナは、「もうすぐ何かが始まると思う」とジュンヒ( チョン・ヘイン )に打ち明けた。
「大丈夫なんだろ?」
「大丈夫でもないけど…。難しいけど、避けられないんだったら前に進まなきゃ。でもどうして急にそん事訊くの?これについて話したかったの?」
「一週間中国への出張へ行くんだ。」
「それでなの?心配しないで。ソ・ジュニがいなくても、助けてくれる人が周りにいるから」
「それなら安心だな。良かった」
「それで…実は…」
「この雰囲気だと、別のトラブルがあるみたいだな」
「私ね、独立するの。家を出て一人暮らしをすることになった。”自由の女神”になるの」
「誰が言い始めたんだ?お母さんがそうして欲しいと言ったのか?」
「そうじゃない。家を出る話は前からあったの。それでそういう事に…」
「家から追い出されたんだな」
これに「いいえ」とジナは答えるが、「僕のせいだな…」とジュンヒは動揺し顔をくもらせた。
「あなたのせいじゃない。」と言って乾杯しようとグラスを出すジナに、ぼんやりと乾杯するジュンヒ。
*
その後2人は憂鬱な気分のままレストランを出て、通りを歩き始めた。そして家まで送るというジュンヒ( チョン・ヘイン )に、ジナは地下鉄に乗るからと断った。
「なんでそんなふうなんだ?」
「気分が悪いから」
「何でだ?」
「どうして大丈夫なふりをするの?怒っているなら怒ってよ。’”君の家族はどうしてそんなに酷いんだ”とストレートに言ってよ。我慢しないで」
「それで何か変わるのか?」
「じゃあ気付かれないようにして。会社と家族とあなたと…。私にどうしろと言うの?私だって人間なのよ。わーっと爆発したい時だってあるんだから」
「すまなかった。動揺してたんだ」
「ソ・ジュニは バカね」
「そうかもしれないな…」
そう言ってジュンヒはジナに微笑んだ。そうして2人は地下鉄に乗るか、送っていくかを冗談を言いながら歩いた。
*
家に戻ったジナ( ソン・イエジン )は、両親に家を出ると宣言し、アパートを探す時間がいるので少し時間が欲しいと頼んだ。
「ジュニと一緒に暮らせて嬉しんでしょ?」
「私が嬉しいかどうかを知りたい?追い出すのは母さんの方よ。私の未来について考えたんじゃないの?これからはギョンソンやジュニに何も言わないでください。母さんには何の権利もない。父さんも同じよ」
そう言ったジナは「もう絶対にそんな事はさせないから!お母さんと戦って出ていくけど、これは私にとって良い機会なの。自分で世界に出ていくわ。」と決意を告げた。
”たった一人の男に全ての愛を捧げる。そんな女性でいることが難しい時もある。♪”
翌朝、早速2人は不動産屋めぐりを始め、係員と幾つかの物件を見に行った。
最初のアパートは立地も良く綺麗な部屋だったが、ジナは高すぎるとそこから出た。
そして次の二軒は、あちらこちら壊れて汚れていてり、台所が付いていなかった。
係員は家賃は安いしペンキを塗ったらきれいになると説明したが、ジュンヒはどちらも断った。
ジナの提示した金額だと物件は限られてくると言係員に、ジュンヒはまた連絡すると答えて別れた。
車の中で、ジナが全ての物件を断っていたら見つからないと文句を言うと、ジュンヒが「一緒に暮らそう」と誘った。
これに「何考えてんの?」と答えるジナ!
(この返事は何?省いていますが、この返事に対して屋上でボラに叱られるジナ)
*
チョン部長とジナをオフィスに呼んだチェ・ギョンシク(キム・ジョンテ)代表は、セクハラ問題が会社内の雰囲気と社員へ与える影響が大きすぎると話した。
だがジナは、静かに処置できると主張し、彼らの罪に対して罰することだけを望んでいると伝えた。
そして、本当にそう処置できるかどうか尋ねる代表に、代表ができるかどうかをジナは問い返した。
「加害者を処罰しなければなりません。さもないと代表が罰金を課せられるでしょう。」と付け加えた。
チョン部長は「ジナを解雇したら、代表は刑務所に行き、さらに大きな罰金を課せられるでしょう」と訴訟の覚悟があることをほのめかして圧力をかけた。
代表は「二人共多くのことを学んだな。どちらも僕には打撃だ。めまいがする。」と返事をした。
その後、チョン部長はコン・チョルグ(イ・ファリョン)次長とナム・ホギュン(パク・ヒョクグォン)理事を会議室に呼んで「忘れているようですので…」セクハラ現場のビデオ映像と2人が女性社員に送った嫌らしいテキストを見せた。
興奮して立ち上がったナム理事は「これは何だ!背後にいるのは誰だ?私は危険な男だなんだぞ」とチョン部長を脅した。
そして「私は間違って告発されているのです。全てナム理事の指示でしたことなんです。」と懇願するコン次長の襟首を掴み「私がユン・ジナのお尻に触れるように言ったのか?」と怒声を上げた。
そうして2人が大声で罪のなすり合いをしてる中、入ってきた代表は「一体何の騒ぎだ!」と大声を上げた。
その夜、酒の席で無実を主張するナム理事に、代表はチェ・ジュンモ(イ・チャンフン)を呼び入れて「取り返しがつかなくなる前に抜け出す方法を見つけ出さなければならない」と話した。
そしてジュンモに「理事を助けろ」と指示を出した。
代表は「会社の事が家族に広がることを望んでいない。助けようとしているのではなく、ただ家族問題を持ちたくないからだ」と理由を説明した。
その後ジュンモは行動を開始した。
先ずセヨンに会い会社にとっての最善策を話しながら、会社で昇進できるように助けると巧みに誘って、仲間に引き入れた。
そうしてセヨンは指示通りに女性たちに個別に会い噂を広げ始めた。
ジュンモはジナと親しいイェウォンを何度も呼び出しナム理事と共に圧力をかけ、遂にジナがタンバリンを持って踊っているカラオケのビデオを入手するとニタリと笑った。
*
その頃ジナ( ソン・イェジン )は、少し酔った声をしたジュンヒの電話を受けて彼の元へ向かった。
落ち込んでベンチに座っているジュンヒの前に膝をついたジナは「どうしてこんなになるまで連絡しなかったの?怒っていたから?」と覗き込んだ。
そして立ち上がったジナをジュンヒは背中から抱擁した。
ジナはジュンヒの膝の上に座り「ジュニ」と呼んだ。
だがジュンヒは何も言わず、ただジナを抱きしめていた。その後しばらくして、ジュンヒは家までジナを送り去った。
”something in the rain ♪”
目を閉じたままエレベーターに乗っていたジナは、ゆっくりと歩き出した。だが又エレベーターに戻った。
そしてジュンヒを追いかけて、近道の秘密のフェンスへと向かった。
"...ラ・ラ・ラ... ...リトルスウィートメロディー...♪"
そこでジュンヒを見つけたジナは、ゆっくりと近づいて深く抱きしめた。
そうして暫く2人は立ったまま抱擁を続けた。
ジナはジュンヒの背中をさすりながら「大丈夫よ。私は大丈夫だから。ソ・ジュニだけが必要なの。」と告げ、ジュンヒは目を閉じてただジナを抱擁した。
*
翌日、ジュンヒは「できるだけ早くアメリカに行きたい」と代表に願い出た。
そして3年間になると言われると「長いほうがいい」と答えた。
「一度も中国に行きたいとは言わなかったのに…」といぶかしがる代表に「一緒に行くんです。彼女と」と打ち明けた。
その頃ジナは、明るくて清潔なアパ-トを発見していた。
不動産業者から、午前中に契約すると言った別の客がいたが契約を遅らせていると聞くと、ジナは「これにします」と即決した。
”たった一人の男に全ての愛を捧げる。そんな女性でいることが難しい時もある。♪”
次回のお話は ⇒よくおごってくれる綺麗なお姉さん 15話 あらすじ感想
前回のお話は ⇒ よくおごってくれる綺麗なお姉さん13話 あらすじ 感想
チョン・ヘイン 韓国ドラマ よくおごってくれる綺麗なお姉さん 14話 感想
あまりに酷い母親の暴言にパニックになり、別れると言ったものの、我に返ってジュンヒに謝りに行くジナ。
ジュンヒへの謝り方がユニークで、あれじゃあジナにベタぼれのジュンヒには怒っていられませんよね。
でも2人の仲直りがさらなる家族の亀裂へとなり、ジナは家から追い出され、ジュンヒはギョンソンにユン家を完全拒否と宣告されるはめに!
大学を諦めてジュンヒを養護したギョンソンは、親なし子だとジュンヒを罵ったミヨンを許せないでしょう。
あんなに爽やかでラブリーに始まった恋が、家族を失うビターな悲恋へと変わってしまい残念ですね。
2人の恋では言葉の暴力の凄さに驚きでしたが、セクハラ事件の方は集団圧力の凄さがじわじわと染み込んできています。
セヨンは昇進に目がくらみ、イェウォンは圧力に負けて相手側につきました。
味方なのか敵なのか分からなかった代表の本当の顔が遂に出てきて”やっぱり”と思ってしまいました。
かなりの劣勢に立たされているジナとボラ、そしてチョン部長。
予告だとナム理事とコン次長が反対にジナを訴えるかもしれない、と出てましたがどうなるのでしょうか?
チョン部長がどこまでジナを応援して頑張れるのか見ものです。
そしてジナに訊かずにアメリカ派遣を代表に頼むジュンヒ。
ギョンソンからの拒否と、自分のプロポーズと同棲に真剣にならなかったジナの態度に追い詰められていると思いますね。
後来週の2回を残すだけとなりましたが、できれば(笑)ハッピーエンドを望みますがどうなるでしょうか…。
次回が楽しみですね。
『よくおごってくれる綺麗なお姉さん』を見逃してしまった方は、いまなら31日間、無料トライアル中のU-NEXTで視聴可能です。
チョンヘインのドラマ一覧⇒チョン・ヘインドラマおすすめランキング
ソンイエジンのドラマ一覧⇒ソン・イェジンドラマおすすめランキング
チョン・ヘイン出演作⇒ あなたが眠っている間に ある春の夜に 半分の半分 スノードロップ
ソ・ジョンヨン、キム・ナムギル主演の医療ドラマ⇒ 医心伝心
キルヘヨン、パクソジュン、パクミニョン主演のラブコメ⇒キム秘書がなぜそうか
チョン・ユジン、ウィ・ハジュン、 イ・ジョンソク主演のラブコメ⇒ ロマンスは別冊付録