韓国ドラマ よくおごってくれる綺麗なお姉さん 11話 あらすじ 感想 ソン・イエジン チョン・ヘイン 「 家族の絆 」 視聴率5.637%
素敵なお姉さんの11話は、家に押しかけてきた鬼母ミヨンとジュンヒ、ジナの対決やカナダから久しぶりに帰ってくる父親の登場と、複雑な家族模様が描かれています。
それでは ソン・イエジン チョン・ヘイン 韓国ドラマ よくおごってくれる綺麗なお姉さん 11話 あらすじ 感想 ( パッ チャル サジュヌン イェプン ヌナ / 밥 잘 사주는 예쁜 누나 )をご紹介します。
主な登場人物
ユン・ジナ ( ソンイエジン )
ソ・ジュンヒ ( チョンヘイン )
ソ・ギョンソン ( チョン・ソヨン )
ユン・スホ (ウィ・ハジュン)
その他のキャスト⇒ キャスト 登場人物 視聴率
画像はjTBC公式サイト ⇒よくおごってくれる綺麗なお姉さん
韓ドラ よくおごってくれる綺麗なお姉さん 11話 あらすじ 前半
ユン・ジナ( ソン・イエジン )からの「ドアを開けて~」のテキストを受け取ったソ・ジュンヒ( チョン・ヘイン )は、ドアを開けその途端に飛びついてきたジナとキスをして部屋の中に入れた。
その頃キム・ミヨン(ギル・ヘヨン)の方は、ジナの空のベッドを殺人鬼のような目で睨んだ後リビングルームに歩き、ソファに座った。
そうして考え込んだ後、ロングカーディガンを着てタクシーに乗った。
土砂降りの雨の中、ミヨンは、タクシーの運転手に速く運転するように頼み窓の外を見つめた。
*
ドアベルが鳴りシャツを着ながらドアにむかったジュンヒは、チェックをして驚きで目を見張った。
ドアベルの音を切り少し考えた後、電気を付けて脱ぎ散らかされたジナの服を拾うと、どうするべきかをジナに尋ねた。
「スンチョルが来ている。布団から出ないで。直ぐに帰るように言うから。出るなよ」と布団の中にいるジナに嘘をつき、ドアを開けた。
外に出たジュンヒは、中に入ろうとするミヨンに立ち塞がってドアを閉めた。
そして開けるように叫ぶミヨンに「すいません。開けません」と丁寧だがきっぱりと告げた。
それでもドアノブに手を掛けるミヨンに、ジュンヒは「姉さんを先に出させ下さい。」と頼んだ。
「こんな事がまかり通ると思う?娘の傍にいるあなたを私が喜ぶと思う?」
ミヨンはいらただしげに頭を振った。
「姉さんがお母さんを見ればとても傷つくでしょう。これは僕のためではなく姉さんのためです。先に行かせてやって下さい。すぐに戻ってきますから」
ジュンヒは頭を下げてミヨンに懇願した。そしてミヨンが十分離れるまで待って家の中へ入った。
”サムシング イン ザ レイン♪byレイチェル・ヤマガタ”
*
寝室のベッドが綺麗に整えられているのを見たジュンヒ( チョン・ヘイン )は、ジナが隠れているはずのクローゼットに近づいた。
そして沈んでいた顔を明るくして扉を開け「帰ったの?」と尋ねるジナに「いや飲み物を買いに行くように頼んでおいた」と嘘をついた。
これに「わかったわ。今すぐ急いで出るから」と立ち上がったジナをジュンヒは抱きしめた。
そしてジナの後に続いて家を出て駐車場まで送った。
車のドアを開けたジュンヒは「悪いな」とジナに謝った。
「謝らなくていいから」ジナはそう言ってジュンヒにキスをして車に乗りこんだ。
「スピード出しすぎるなよ」と注意するジュンヒに手を振り、ジナは走り去った。
その後ジュンヒは、ドアに外で待っていたミヨンに向かって走り、家の中に入れた。
紅茶を飲みたいかどうか尋ねるジュンヒに「何もいらないわ」とミヨンはソファにどかっと座った。
そしてジュンヒが自分の前に正座すると、いきなり彼の頬を平手打ちした。
その後ジュンヒの前に同じく正座して、彼の顔を覗き込んだ。
「ジュニよ。私があなたたちをどれだけ大切に思ってきたか言わなくても分かっているわよね?それなのにこんなことをするの?誰だって間違いを犯すものだけど…」
「ジナ姉さんと会うことは間違いではありません。」
「今はそう思っているかも知れない。だからこうなったんでしょう。だけどこの先を見ましょうよ。あなたとジナは、将来別の人生が待っているのよ。だから時間を無駄にするべきじゃない。私の言う事に不満かもしれないけど、私たちは家族のようなものだから言ってもいいわね。起こってはいけないことは起こってはならないの。」
「僕たち二人を普通の男と女として付き合っている。そういう風に見て頂けないでしょうか?」
「わかってちょうだい。お願いだから。」
ミヨンはジュンヒの手をつかみ繰り返し懇願し、床に顔を擦り付けた。
「お母さん。どうかゆったりと座って下さい。」
「 私が言ったことを分かってくれたわよね?」
そう説得するミヨンに、ジュンヒは「いいえ…」と俯いたまま答えた。
「僕が十分ではないことは分かっています。だから僕の良い所を見せたいんです。どうか僕を信じて一度だけチャンスをくれませんか?」
「 そうね。あなたには何も隠せない。私の基準を知っているんだから。あなたは私の基準を満たしていないの。」
ミヨンは深々とため息をついて、先を続けた。
「人は財産を気にする母親を物欲家と呼ぶけど。私はそんなこと気にしない。なぜって?だって母だもの。誰だって子供により良いものを与えたいと思うものよ。子供を持ち上げているわけではなくて、ジナとスンホに永遠に素敵な人生を送ってもらいたいと願っているからなのよ。」
「僕はまだ若いので‥これから」
「私が言うことを理解していると分かっているので、ここで止めるのよ。」
「 申し訳ありませんが、僕は姉さんを諦められません。何をおっしゃってもできません。」
「ここで止めなさい。傷つけ合うべきじゃないわ。私達…。私も気分が悪いのよ。だから問題を解決して幸せに生きましょう。」
「すいませんが、そのつもりはありません。」
「 続けるつもりなの?」
「はい。そうです」
「もっと心の広い人だと思ってた...」
「申し訳ありません。生きられないんです。姉さんなしじゃ」
その時突然ドアが開き、現れたジナに、2人は驚愕した。
車中でジュンヒに電話したジナは、答えないジュンヒが気になって引き返してきていた。
「なんでウソつくの?なんでよ?」
そう叫びながら部屋に入ってきたジナの腕を、ジュンヒは落ち着かせるように取った。
だがミヨンはその腕を振り払い、ジナに出て行くように言った。
「こんな事をする必要あったの?これが母さんの基準なの?」
「そんな言い方を親の私にするんじゃない!」ミヨンはバシッとジナを叩いた。
「何か私が悪いことをしたの?何が悪いの?」
「何も悪いことをしてないだって?ここで何してたの?」
「何を想像しているの?何でよ?私から詳しく教えてもらいたいの?」
これにカッとなったミヨンがジナを何度も叩きだすと、ジュンヒはジナを体で庇い代わりにミヨンに打たれた。
そして「ヌナ。大丈夫だ。」と言うジュンヒに、ジナは泣きながら「何で?何でいつも大丈夫だと言うの?」と見つめた
そこでミヨンが出ていくと2人は黙って見つめ合った。ジュンヒは落ち着いた声で「僕なら大丈夫だ」と繰り返してジナを安心させた。
「私も大丈夫よ。すべて耐えられる」ジナも真っ直ぐにジュンヒの瞳を見つめて気持ちを伝えた。
そして、ドアへ行きかけて停止して、戻ってジュンヒにキスをして去った。
その後、ジュンヒはぐったりとリビングの床に座り込み、小さなテーブルの上で頭を抱えた。
韓ドラ よくおごってくれる綺麗なお姉さん 11話 あらすじ 2ページ目に続く