韓国ドラマ 麗 8人の皇子たち 19話 あらすじ 感想 カン・ハヌル IU イ・ジュンギ
チョリョンの無残な死の後ギクシャクしたままのへ・スとワンソ。仲直りできるのでしょうか?
それでは 韓国ドラマ 麗 8人の皇子たち 19話 あらすじ 感想 カン・ハヌル IU イ・ジュンギ ( 月の恋人-歩歩驚心 麗 ボボギョンシム、リョ )をご紹介します。
れい 主な登場人物
ワン・ソ役 イ・ジュンギ
へ・ス役 IU
ワン・ウク役 カン・ハヌル
ワン・ジョン役 ジス
その他のキャストは⇒ キャスト・登場人物・視聴率
写真は⇒公式SBS 画面カプチャー
韓ドラ 麗(れい) 19話 あらすじ 感想 前半
チョリョンの死後、茶美院の階段で茫然と座りこむへス( IU )のそばに来て、一緒に戻ろうと手を差し伸べらるワン・ソ( イジュンギ )
だがその手を空ろな目で見つめて、部屋には戻れない、と拒絶するへ・ス。
「チョリョンのためにそうするな。そなたを騙したんだぞ。一度だって本心だったことはないのだ。」
「チョリョンは本心でした。陛下が何と言おうと、本心でした。」
「では、私よりあの女の方を信頼するというのか?」
「皇宮を出たいのです。もう耐えられません。」
「私はどうなる?そなたは絶対に私から離れられない。」
主のいない空っぽの部屋に戻るワン・ソ。その顔は苦悩で歪んでいた。
*
「チョリョンの家族を探しだしてこれを…」とジモンに風呂敷包みを渡すへ・ス。
「陛下がお怒りになるかも」と心配するジモンにヘ・スは言う。
「死ぬ間際まで家族を心配していたわ、陛下は反対しないから」と。
そこへ陽気な調子で部屋に入って来て、やあ、とジモンに挨拶するウォン( ユン・ソヌ )を睨みつけるヘ・ス。
「チョリョンが死んだというのに、そんなに落ち着いて平然としているなんて…。あんたのせいでしょ!」
「あんただと?気でも狂ったか?」
「後悔する事でしょう。チョリョンをあんな目にあわせたのだから…。後悔する時が必ず訪れるでしょうよ。」
「陛下の情人だからといって何かできると思うのか?」
「情人?」
顔色を変えるへ・スと顔を曇らせるジモン( キム・ソンギュン )。
*
話をジモンから聞き、ヘ・スに側室の階位を与えようとするワン・ソ( イジュンギ )。
「そうすれば、正室の次の妻として扱われ子供が生まれれば第二正妻だ。」
だが「出宮は品階の為ではないのです」と答えるへ・ス。
かたくななへ・スの手を握り、説得を試みるワン・ソ。
「争うのはやめよう。私達がどれだけ長く離れていたか忘れたのか?小さな喧嘩で私達の関係を捨てるべきじゃないと私は言っているのだ。」
だが手を振りほどき涙を浮かべるへ・ス。
*
「狩…、その背後にはどんな意味が…?だが陛下が狩に出るのなら付いて行くしかないか…」と呟くワン・ウク( カン・ハヌル )。
それを聞き「陛下を絶対信頼せず自衛を怠るな」と言った後「手脚を斬りとらなければならない…」と提案するワン・ウォン。
「ペグアのことか?」
「皇宮校坊(キョバン)の舞妓(ギセン)と恋仲だから、王から彼を遠ざけるのは簡単ですよ。」
*
市井の中を歩くウヒ(ソヒョン)とぺガ(ナム・ジュヒョク)
結婚を渋るウヒを必死で説得しているペガ。
「母もそなたに会いたいと言っている。それに後百済の奴婢を解放するよう言ったから大丈夫だ。」
と彼が言った矢先…、柱に括りつけられた後百済からの逃奴婢の姿を目撃するウヒとペガ。
その場を去ろうとするペガの手を振り切り、ウヒは茫然と彼らの無残な姿を見つめる。
*
百済の奴婢が起こした暴動について話し合われている天徳殿。
既に10の豪族の家が放火され亡くなった者の中に勢力のある家門も入っているので、見てみぬふりはできない、とジモン。
兵を出動して欲しいとの要望が出されいる、というワン・ウクと開国に貢献した家門を救ってくれという豪族たち。
兵を送らなければ自分達の兵を集めることでしょう、とワン・ウク。
「王座について間もないから流血は避けたい刀と短剣を捨て槍を使え!」と言うワン・ソに進言するワン・ウク。
「13皇子ペグアが鎮圧の兵を率いるべきです。高麗の民に流れている噂があります」と続けた。
「陛下の関心は高麗の民ではなく、新羅ペグアと後百済の舞妓だと。高麗家の養女にして二人は結婚しようとしているのですから。」
もう許可を出したというワン・ソに、陛下の側近が後百済の誰かに操られていると言う意味ですかな、とワン・ウク。
「馬鹿げた非難をするでない!」
とワン・ソが怒声を上げている所へ現れるペガ。
*
皆を下がらせて2人っきりになると、ワン・ソは、出兵すると言い出すペガに声を上げて反対した。
「許さない!楽器しか持ったことがないお前がどうやって刀を振るのだ?」
「嫌なのです。後百済の奴婢問題でウヒが疑われたり陛下が窮地に落ちいったりするのが…。大丈夫、死にませんから。」
*
茶美院でウヒの髪を結いながら出兵の事を告げた後「戻ったら結婚しよう、そなたは私の永遠の伴侶だ」と言うとペガは、ウヒに口付けた。
ーこの瞬間、後百済の娘じゃなければ良かったのに…と、どれほど願ったか。ええ、私は心からあなたの伴侶。
と心の中で呟くウヒ。
*ウヒ( ソヒョン )の死
市井をねり歩く百済の暴徒たちが、壁に皇帝からの張り紙を見つけて読み上げていた。
「高麗王は後百済の民に約束する。奴婢達は攻撃されないと。問題解決を正しい方法でしようと探している。戦争で奴婢にされた者は開放され異邦者にも階位を戻そう。…等々」
犬や豚のように扱っておいて馬鹿にするな!と全く信じようとせずに暴徒たちは前進した。
城壁で待機している鎮圧兵とペガ。そこへやって来るジョン。
鎧をペガに着せながら「私を送るべきだったのに…、死ぬんじゃないぞ!」 と言うジョンにヘスから頼まれた簪の事を言い出すペガ。
「簪は受け取ったが、文もなく意味が分らなかった」 と答えるジョン。
「へ・スは”望む”、と伝えてくれと私に頼んだ。」
「望むと?へ・スが本当にそう言ったのか?」
「そう、そう言った。ヘ・スが必死にそう望んでいる、とな。何が望みかは知らぬが助けてやれ。私はどうなるかわからぬ。へ・スの良き友でいてやってくれ。陛下にもな。」
「誰も見送りに来ないのか?」と言うジョンに「ウヒには来ない方がいいと言ったのだ」 とペガ。
そしてジョンが去った後…、城壁に” 高麗・後百済・新羅・三韓一統 ”、の垂れ幕とその横に立っている白装束姿のウヒを見つけるペガ。
その時なだれ込んで来た暴徒たちも城壁を見あげ一斉に叫び始めた。
「公主ウヒ様。危ない!降りてきてくだされ。」
塔を駆け上がり止めようと近づくペガ「後ろを向いて! 見ないで見ると忘れられなくなるから」 と言い残しウヒは飛び降りた。
ー知らないふりをして暮らせると思っていたけれど…、私の民を見捨てるはできない。高麗と百済、ギョンフォンと太祖ワン・ゴン全ての罪を私の命で償う。これが私が生まれた意味。ペグガ、あなただけが唯一の私の伴侶…。
その後ウヒの体を抱え涙を流しながら名前を繰りかえすペガと泣き叫ぶ百済の暴徒たち。
*
その翌日、ワン・ソを問い詰めるペガ。
「医員を送ろう、ゆっくり休め」 と労うワン・ソに「陛下はウヒと取引したのですか?」 と訊くペガ。
「何をするつもりかは知らず、私が信条を書けばお前を救えるとだけ言ったんだ。そなたを救いたかった。藁にもすがる思いでそう書いたのだ。そなたが大事だから...」
「分っています。よく分っていますが受け入れられません。陛下のお側にはいられません。」
「私が悪かった」 と言うワン・ソにペガは 「私では陛下をお守りできないという事です。お許し下さい。それではお気をつけて兄上...」 と背を向けた。
「ペガ!」と虚しくその背に叫び続けるワン・ソ。
韓ドラ 麗 19話 あらすじ 二ページ目に続く