韓国ドラマ 麗8人の皇子たち 13話 あらすじ 後半
*天徳殿での戦い
日の出と共に兵を率いて天徳殿へ現れるワン・ヨ( ホン・ジョンヒョン )とウク。それを迎えるワン・ソ( イ・ジュンギ )とパク・スギョン。
「皇帝の居所に兵を向けるとは何事だ!これは謀反でありますぞ!」
そう叫ぶスギョンに言い返すヨ。
「母上を天徳殿から解放しろ。さもなくばお前が皇位を狙っていると見なすぞ!」
そうして二つの陣営が対峙する中、前に出たウクとワン・ソの一騎打ちが始まった。
その後、しばらくして後方の門より突如弓矢が放たれ、倒れ始めるヨの兵士たち。
そこへ禁軍と共に正胤ムとペガが現れると、ウクはワン・ソに向けていた剣をヨの首に当てた。
そして「裏切るつもりか!」と睨むヨに「一度も同じ側にいた事はない」と返事をした。
こうしてワン・ヨ勢が制圧され直後、天徳殿から出てきて太祖の死を伝えるジモン。
「陛下がただ今崩御されました。正胤を次期皇帝にと遺言を残された事を、皆々様にお伝えいたします!」
「父上……」
と絶句する正胤に向かってサーッと地面に跪き挨拶するウク。
「新皇帝陛下に御挨拶申し上げます。万歳、万歳、万々歳!」
その後ワン・ソも、そしてスギョン( ソン・ドンイル )の合図で兵士達も、一斉に正胤ムに万歳を唱えた。
*
ワン・ゴン( チョ・ミンギ )の亡骸に佇む皇子達とヨナ。信じられないと漏らすウォンと亡骸にすがりついて涙するジョン( ジス )。
そして、この皇室を自分の物にしてみせると決意を新たにするヨナ。
*
告別に行こうとするウン( EXOベクヒョン )を止めるスンドク。
「病気だから行ってはダメです。死にかけているのですから葬儀には行けません!そうすれば生きられます!」
何のことやら全く分からず唖然とするウンに、自らの鎧を押し付けるスンドク。
「なんで僕が死ぬのだ?わかるように言え!」
「新皇帝は、先ず皇位を脅かす兄弟と甥を全滅させる事でしょう。だから生きたければ、忘れてくれる様ひっそりと暮らさなければなりませぬ!」
「お前の鎧を着てか?夫を見下すな!何故死ななければならぬ?一緒に生きよう!生死は運の問題だ」
そう言うウンに、嬉しくて飛びつくスンドク。
*物見台でウク( カン・ハヌル )と話をするとヘ・ス( IU )。
「正胤の側にいながら、わざと嘘をつかれたのは、私を試すためですね?」
「そして、そなたはソへ向かった!」
「まさか四皇子様を討つおつもりだったのですか?」
「皇帝になりたいと言ったのは嘘ではない。その道に邪魔者がいたら消しておいた方が良いからだ」
「お変わりになられました。もう私が知っているお方とは違う...」
「お前こそ、真実を陛下の崩御を、私に隠したではないか!言ってくれるのを望んでいたのに...。私が死んでも構わなかったのか?」
「陛下は正胤を次期皇帝に願われていました。その命に反する事など私にはできません。それに四皇子様は皇子様の命を取らぬとお約束を...!」
命乞いをしたと告げるヘ・スに茫然となるウク。
その後、新皇帝に頼んで松岳を去り穏やかに暮らそうと誘うヘ・スに「皇帝になる以外に道はない」ときっぱりと断るウク。
「では私の為とおっしゃったのは?皇子様は自身を偽っておいでです。それではもう以前のような気持ちでは、いられません」
「四皇子のためか?」
「一瞬でも私の気持ちを確かだと...、皇子様は私を今までに完全に信頼された事はおありですか?」
「私の元へ戻らせてやる」
「思うようにはいかないでしょう...」と去っていくヘ・ス。
*
山の中に逃げたワン・ヨ( ホン・ジョンヒョン )を追いかけるワン・ソとウク、ジョン。
崖まで追い詰めた所で、弓でとどめを刺そうとするウクを止め、説得すると前に出るジョンを押さえたワン・ソは、剣でヨに向かった。
「降参しろ!」
「お前ならそうするか?」
そうしてワン・ソと戦った末に胸を刺されて崖から落ちるヨ。
その後ジョンからヨの最後を聞いた皇后劉氏は、そんなはずはないと取り乱した。
「私はここにおります。母上のお側に...」と泣き叫ぶ母親を抱き抱えるジョン。
*
池辺りでぽつんと座っているワン・ソ( イ・ジュンギ )に近づくヘ・ス。
「どうされたのですか?」
「そなたなら、許すとは思えないが分かってくれると...。俺は兄上を斬ったんだ」
そう言うワン・ソの背中をそっと叩き、静かに抱き寄せるヘ・ス。
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韓国ドラマ 麗 8人の皇子たち 13話 感想
ウクの裏切りによって、反逆に失敗するワン・ヨ。最後に崖から落ちますが、死体が発見されていないので死んだかどうか…。
韓ドラの王道だと生還してくるのですが、”麗”はどうでしょうか?
宮殿を出て静かに一緒に暮らそうというスの誘いを、皇帝になると言って断るウク。
ずっとそれを待ち望んでいたはずなのに、権力に目が眩んで忘れてしまったのでしょうか?
ソへの反発からなのか太祖の崩御を隠したスを信頼できなくなったのか、とにかく互いへの信頼を失ったウクとスの関係は終わりでしょう。
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