韓国ドラマ 麗 9話 あらすじ 感想 ナム・ジュヒョク IU イ・ジュンギ
雨を降らせた後振り返ったワン・ソを見て、彼が光宗( クワァンジョン )になると悟り愕然となるへ・ス。
それでは 韓国ドラマ 麗 (れい) 9話 あらすじ 感想 ナム・ジュヒョク IU イ・ジュンギ ( SBS 月の恋人-歩歩驚心-麗 )をご紹介します。
レイの主な登場人物
ワン・ソ役 イ・ジュンギ
へ・ス( コ・ハジン )役 IU
ワン・ウク役 カン・ハヌル
ワン・ウン役 EXOベクヒョン
その他のキャストは⇒ キャスト・登場人物・視聴率
画像は ⇒SBS月の恋人‐歩歩驚心
韓ドラ 麗 花萌ゆる8人の皇子たち 9話 あらすじ 前半
どしゃぶりの中、祭壇に向かって祈祷を続けるワン・ソ( イジュンギ )の姿を見ながら茫然とするへ・ス( IU )
ー4皇子様だった。
ワン・ソ皇子様がクワァンジョン( 光宗 )なんだ。
兄弟、甥そして旧臣達を全て皆殺しにしたと言われている…。
光宗は…、彼なんだわ。
と
*
「 皇子様は私達の救い主だ!感謝致します。」と歓声が上がる市井の中を輿で抜けていくワン・ソ。
民に混ざりその様子を目で追うへ・ス。
ー私のせいで彼が皇帝になるの?私が傷を隠したから?
いいえ、名前は既に歴史に刻まれていたんだから、私に関係なく彼は皇帝になっていた筈よ。
でも…ソ皇子様が本当に…?
その時急に傍に現れて「 雨だ!皇帝は恩赦を出されるだろう。スヤ、どうしたんだ?」と尋ねるウク( カン・ハヌル )に、へ・ス反応できなかった。
ワン・ソを見ながら「 私のせいで皆亡くなるの?私のせいで彼が…、皇子様はご無事でないと!」と独り言のように言った。
*
皇后劉氏の部屋で怒声を上げているワン・ヨ( ホン・ジョンヒョン )
「 天が彼を選ぶはずがない!私だったはずだ!私の座だったんだ!私が雨を降らすはずだった!」
そこへ入って来た皇后劉氏は、ワン・ヨに近づくといきなり頬を平手打ちした。
「 絶好の機会を逃して!お前の物を誰かが取ろうとしたら相手の喉を掻き切っても自分の座を守れ!」
「 失敗。失敗したんだ。私も失敗くらいするさ!」
「宮女のへ・ス!あの娘(こ)が化粧をして傷を隠したに違いない。茶美院!茶美院!茶美院の女達はなんて面倒なの!あそこを燃やしてやる!」と毒づく皇后劉氏。
*
帰還したワン・ソは、正胤ムと皇帝から「 この国を救った 」と功績を讃えられた。
「 あの場で雨乞いの儀式をしただけですので... 」と謙遜する彼に、正胤ムは「間に合わなかった私の代わりをやってくれたんだ。」と感謝した。
「お前が父に顔を見せたのは何年ぶりだろうか。傷を隠してから本当に長い年月が過ぎたものだ。」
「ご心配お掛けしました。父上」
頷きながら諭すようにワン・ソに言う皇帝。
「これからはお前の素顔を堂々と世に示すが良い。正胤が良い国作れるよう一身を捧げよ。お前を信頼しているぞ。」
「御下命謹んでお受け致します。」
*
雨宿りをしているウク( カン・ハヌル )とへ・ス( IU )。
放心状態のへ・スの手を取り「 お前がソの傷を隠したのか? 」と尋ねるウクに、ぼんやりと頷くへ・ス。
「 心配するな。ソは正胤の代わりをしただけだから何も変わらない。それと…、きっと宮女開放の恩赦が出されるはずだ。 」
が、その言葉には全く耳をかさず、探しださなきゃと雨の中へ飛び出すへ・ス。
*
その後ジモンの元へと駆け込んだへ・スは「…あの次の皇帝は誰か分っておいででしょうか?」と訊いた。
「 順当にいけば正胤でしょう。」
「 では、次…、その次は…」
「 クァンジョンだと言われてますが…。ワン・ソ皇子様をクァンジョンと先ほどお呼びなさった?」
「 考えもなしに口走っただけです。」と混乱しているへ・ス。
これに深いため息をついたジモンは、「4、5歳の頃溺れ、一度死んだが翌日蘇った。その後年齢に値しない知恵ある人になっていた 」と過去を打ち明けた。
「 誰にも言ったことはないのですが、大きな鳥が空で人を運んでいる( 飛行機 )光景や動く部屋( リフト )を見たのですよ。 」
目を輝かせてそう言うジモンを見ながら心の中で呟くへ・ス。
ー彼も私と同じ様に現代人なんだわ…。多分若すぎたから覚えていないのね。
「 お嬢様も一度死んで蘇ったと聞きました。私と同じ様に予知の力がお有りかと思います。それで...お嬢様が本当に知りたい事は何でしょう?」
心の中を渦巻く問いを訊く事はできず、私はどうすれば?とジモンを見上げるだけのヘ・ス。
「 何も...何もしてはいけない。何か見たとしても物事の流れに任せ関らない事です。」
「 もし私が変えられるとしたら?問題が起こるのを防いだり、悪い事を良い事に作りかえらたりできるでしょう?」
「 お嬢様は既にワン・ソ皇子様の顔に手を加えなされたんです。」
「 では皇子様の将来は変わるのでしょうか?」
「 運命が変わったのか元々そうだったのか、誰にそれが分るのか?人は天の意思からは逃れられぬ者です。だから流れに身を任せるのです。ご自分の安全の為にも。」
*
雨を眺めながら話しているウクとヨナ( カン・ハンナ )。
「 雨を降らせたソ兄さんは、皇帝の信頼を得る事でしょう。良い機会を逃してしまいましたた。」
「 ソに与えられた場なのに欲を出すものではない 」
「 皇帝の寵愛を得たからには、きっと違う考えを頭に浮かべることでしょう。」
「 へ・スもソが変わるだろうと...お前もそう言っているのか?ソが皇帝の信頼と信任を受けるべきではないと?彼が受けてきた今までの酷い扱いを考えてみろ。仮面を外すのを助けたのはヘ・スだ。それで何か起こるのではと恐れている。私にも与えられた場がある筈だが、それが何なのかと興味がわいてきた。」
*
どしゃ降りの雨の中を歩いていたへ・スは、突然誰かに引き寄せられて悲鳴を上げ突き飛ばした。
「私だ…。」
「急に…急に来るから。他意はないんです。とっても驚いたものですから。申し訳ございません。」
「謝ることはない。私が悪かった。初めて陛下を父上と呼んだ。15年ぶりに私の顔と目をしかと見て自信を持てと言って下さった。その言葉で今までの辛さが全て消えていった。誰も恐れたり獣呼ばわりしない。こんな自分が好きにだ。そして私をこうしたのはへ・ス、そなただ。」
満足そうなワン・ソの様子を見つめてへ・スは複雑な心境だった。
ーこんな人があの残忍な君主になっていくの?そんな筈がないわ。ジモンは巻きこまれるなと言ったけど、私が助ければ光宗の未来が変わるかも知れない…。
そう思ういながら、ヘスはワン・ソを見上げて頼んだ。
「どんなに腹が立っても我慢して誰も殺さないで下さいね。今後、傷つけられる理由は全くなくなったのです。皆、皇子様を特別なお人として扱われ、お好きになるでしょうから良いですね?」
「あっ?そなたのお小言!あ~あ…良いな。」と笑みを浮にかべて雨に手をかざすワン・ソを眺めるへ・ス。
私にだってできるわ。私が誰も傷つけさせたりしない。
*
皇子たちにお茶が配られている所へやって来るワン・ゴン。
皆良くやっているな、と労った後ワン・ソへ向き直ると「 褒美を与えたいが望みはあるか?家を建てるための土地と田畑はどうだ?」と尋ねた。
これに「 他に欲しい者があります。茶美院の宮女ヘ・スを私にお与え下さい。」と返事をするワン・ソに、「 えっ!」と声を上げるへ・スと茫然とするウク。
「 そうか...。まあお前を助けるよう側近くに置くのも良いかもしれぬ。茶美院へ・ス、お前の功績を讃えて尚宮へ昇格させよう。そしてこれより4皇子付けの者とする。」
「 はい、陛下の仰せのままに」と答えるへ・ス。
そして、降雨を祝って皇子の婚礼を行うべく日取りを選んでいると告げるワン・ゴン。
「 大将軍の娘スンドクと10皇子のウンとの婚姻である。」
途端に強張った顔になって「 僕…、したくありません 」と言い出すウンに、顔を見合わせる皇子たち。
苦笑いをした後ワン・ゴンは「姻戚を持ち皇族としての責を担うべきであるぞ」と叱責した。
「嫌です。お断りします。僕は婚姻…絶対に拒否します。陛下、御命をお取り消し下さい。婚姻するくらいなら死んだ方がましだ!」
と平伏し訴えるウンに、ワン・ゴンは不快そうに眉をあげて確認した。
「 私が頼んだ事をするよりも死ぬとな?父の名を汚した代わりに死ぬんだな?」
そんな緊迫した中、正胤ワン・ムから態度を改めるように助言されたウンは、辛そうにへ・スをちらりと見た後、渋々受け入れた。
*
「 頂いた腕輪へのお返として…、出宮のお祝いとして…」とはにかみながら風呂敷包みをウクへ渡すへ・ス。
「 姉さんに言われたのです。皇子様は心配事が多いから良く眠れるよう作って差し上げる様にと。」
包みを開け枕を触りながら礼を言った後、胸元から書を出すウクに「 本ですか…?一生懸命勉強します」と引きつった顔で言った。
これに笑いながらウク( カン・ハヌル )が書をぱらぱらとめくって見せると「これっ!知っています。ご自分で描かれたのですか?凄いわ~。」とスは( IU )歓声を上げた。
「ウンの婚姻があるから宮女は開放されないだろう」と言いにくそうに告げた。
「 次の機会がまた来るでしょう。」
「 だがいつ次の機会が来るか分らない。」
「 もし皇子様が待たれるおつもりなら私も待てます。」
と断言したスは、二人で雪の中を歩く姿が描かれた絵を又ぱらぱらとめくった。
ー心配だと言いたくなくて皇子様に待つと言いました。何かが上手く行かない、そんな気がしていたからなのです。
「 雪が又降ったら歩こう。二人だけで…」
「 待っています。」と涙ぐむへ・スを引き寄せて、お前を愛していると抱きしめるウク。
韓国ドラマ 麗 9話 あらすじ 感想 2ページ目に続く