韓国ドラマ 僕を溶かしてくれ 最終回16話 あらすじ 感想ネタバレ 後半『 私を溶かして 』視聴率 2.3%
主な登場人物
マ・ドンチャク役 ( チ・チャンウク )
コ・ミラン役 ( ウォン・ジナ )
ナ・ハヨン役 ( ユン・セア )
ファン・ジフン役 ( チェ・ボミン GoldenChild)
キャストと日本放送の情報は⇒ キャスト 登場人物 視聴率
画像は ⇒ tvN公式サイト
ストーリー動画は ⇒ Youtube tvN
その日、本局に復帰したハヨンとロビーで遭遇したドンチャンは、笑顔で彼女を迎えた。
他の6人の冷凍人間が既に目覚めたと聞いていたハヨンは「 今度はミランさんの番だ。難しいことはわかっているけど、すべてうまく行くと確信を持って ! ミランさんは必ず乗り越えるから。」とドンチャンを励ました。
その後、ファン・ガプス( ソ・ヒョンチョル )博士から、新薬の臨床検査が成功したと電話で聞いたドンチャンは、この朗報を直ぐにミランの両親に伝えた。
解凍後正常体温に回復させる新薬を投入し30分後手術となることから、ミランの体への負担が大きく、生死は不透明だった。
さが「 僕がミランならどうするか考えてみました。ミランなら目覚めて現実を克服する決定をするはず」と説得するドンチャンに、ミランの両親はミランが耐えてくれると信じて、手術に同意した。
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こうして解凍と新薬の投与のあと手術が始まると、 ミランの両親とドンチャン(チ・チャンウク)は、ファン博士とチョ博士と共に手術が終わるのを外で待った。

tvN 画面キャプチャー
だが、その後出てきた担当医から、手術後ミランが予想に反して目覚めないためICUに移すと聞いたドンチャンとミランの両親は、悲しみに沈んだ。
その後、一度だけミランが瞳孔反応を見せたが、担当医は患者の意志を待たなければならないとドンチャンに告げた。
屋根裏部屋に戻ったドンチャンは、ミランの携帯電話を渡して「 姉さんは直ぐに目覚める。諦めないで ! 」と励ますナムテを抱きしめた。
その後、ミランの携帯電話のラブダイアリーというアプリをクリックしたドンチャンは、キスをした日、二人がカップルになった日、最初のデートの日、ドンチャンの母の誕生日をミランが携帯に入れているのを見て泣き出した。
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翌日、ミランの体温が落ち始めると、連絡を受けたファン博士は治療を始めた。
ミランに希望が見えなくなると、ユ・ヒョンジャ( キル・ヘヨン )は、疲れ切っているドンチャンを家に返そうとして彼の服の整理を始めた。
「 ドンチャンは十分にやってくれた。あんなに素敵で誠実な男性はいない。だからミランは自分を犠牲にした。」と涙を流しながら…。
だがこれを見たドンチャンは「 僕をどこへ行かせると?目覚めたミランが知ったら僕が怒られるんです。追い出そうとしないでくれ ! 」と怒った。
その夜、体温が上がったというミランの声を聞いて目覚めたドンチャンは、ファン博士に電話して病院へ急いだ。
予想通りミランの体温が正常になっているのを知ったドンチャンは、ほっと胸をなでおろした。
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それから程なくして、ミランが目を覚ました知らせを受けたユ・ヒョンジャは、直ぐに済州島に出張していたドンチャンに連絡した。
その後、仕事を放り出してソウルへ戻ってきたドンチャンは、タクシーに飛び乗り病院へ直行した。
そして、牡丹雪が降る中、3年ぶりにミラン(ウォン・ジナ)に対面した。

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「 大丈夫か?とても会いたかったよ。」というドンチャンに、ミランは涙を溢れさせ「 寒いの。やさしく溶かして。」と頼んだ。
ドンチャンは、そんなミランを抱擁し、感激の涙を流した。
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その後、ドンチャンの家族と再会したミランは、結婚の予定について聞かれると、海外研修へ応募するつもりでいる事を明らかにした。
驚いたドンチャンが「 僕はカプセルに入っていた君を3年間待っていた。それなのに海外研修だって?冗談だろ?」と問い詰めると、ミランは「 一生懸命勉強して良いPDになりたい 」と答えた。
大学院に進んで卒業するには5年かかるというミランに、結婚したいドンチャンは「 利己的だ。自分の事しか考えてない。それじゃあ、40歳になってしまうだろ ! 」と嘆いた。
そこで「 60歳でしょ ! 」とマ・ドンジュ( チョン・スギョン )が口を挟むと、ミランは顔をひきつらせた。
その後「 先に結婚して子供を産んでから二人で研修に行けばいい。ドンジュが子供を看るから。それ以外の解決策がある?」と言い出すユン・ソクファ( キム・ウォンジュ )に、家族全員がぎょっとした。
ドンチャン(チ・チャンウク)は、この提案への口論が始まると、食事をしようと切り出して、家族会議を終了させた。

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その後ミランを家まで送っていったドンチャンは、ミランが冷凍カプセルに入っている間に書いた日記を渡した。
そして「 君を待っている間どう感じていたと思う?運命を信じるようになったよ。運命通りにしかならないと...。だから運命に任せて 」と伝えた。
その夜、部屋でドンチャンの日記を読んだミランは、止めどなく涙を流した。
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翌日、ドンチャンから待っているから留学すればいいと言われると、ミランは「 一緒にいたい。離れて暮らしたくなくなった。」と海外研修を放棄しようとした。
これに夢を諦めるなと反対していたドンチャンは、その時姪のソヨン( オ・アリム )から受け取ったテキストを見て「 一緒にいられる方法があると思う 」と目を輝かせた。
それから 2か月後、ドンチャンとミランは二人のYoutubeチャンネル” Melting Me Softly ”を開設して、海外からのニュースを投稿した。

tvN 画面キャプチャー
この日、シアトルにいた二人は、300,000人のフォロワーに「 自分の愛する人の温かさを楽しんで生きろ ! 」とメッセージを送った。
前回のお話は⇒ 僕を溶かしてくれ 15話 あらすじ 感想ネタバレ
初回のお話は⇒ 僕を溶かしてくれ 1話2話 あらすじ 感想ネタバレ
韓国ドラマ 僕を溶かしてくれ 最終回16話 感想ネタバレ
結末についての感想
ミランが冷凍カプセルに再度入ってしまい一時はどうなるかと思いましたが、平熱に戻った二人が再会し、一緒に海外からニュースを送るという暖かいハッピーエンドでしたね。
牡丹雪の中での再会はビジュアルとしては美しかったのですが、凍結から目覚めて大手術をうけたミランがジャケットも着ずに外を出歩くというのはどうでしょう?
病室で待ちきれなかったとしても、無謀というかありえない気がしました(笑!)
作品全体についての感想
”冷凍人間”という設定は新鮮だったのですが、体温が上がると命取りになるせいで、ロマンスの進展にブレーキがかかってしまった…そんな感じがします。
恋の始めはそれでもときめくのですが、カップルになった後も関係が進まなかった点が残念でしたね。
ロマンスの吸引力は低かったのですが、元恋人ハヨン、ミラン、ドンチャンの三角関係は興味深く、その上にイ・ヒョンドの陰謀が加わったバランスの良い作品だったと思います。
液体窒素を使って超低温で人体を冷凍する人体冷凍保存(クライオニクス)が現実化している中、近未来の興味深い設定でした。
出演者についての感想
チ・チャンウクが、PDのカリスマから、元恋人ハヨンへの切ない痛み、運命の相手ミランとの涙と笑いのロマンスまで、幅の広い演技を披露してくれました。
独特のメローな目での多種多様な感情表現とコミックでの笑い。さすがの演技力だったと思います。
序盤のにわか雨キスとカップルになってからのシャワーキスでは、キス職人の姿もしっかりと見せてくれましたね。
ユン・セアは、報道局長のカリスマから報われない愛に苦しむ一人の女性までをしっかり演じてくれました。
独特な上品さがある綺麗な女優さんですね。
初めて見るウォン・ジナは、弟ナムテとドンチャンに愛を注ぐミランを明るく演じていました。
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