韓国ドラマ 医心伝心 15話 あらすじ 感想 ミョンブルホジョン 前半
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ホ・イム( キム・ナムギル )にさせようとしていた不正医療がばれたマ・ソンテ( キム・ミョンゴン )は、窮地に陥っていた。
病院前でマスコミに囲まれて糾弾され、助けを求めたVIP患者からは無視された上に、さらに会長職も危うくなったマ・ソンテは「 ホ・イムめ。殺してやる!」 と罵った。
そこへ現れたジェハは「 それは出来ないですよ。」 とホ・イムが患者を助けに朝鮮時代へ戻ったことを伝えた。
「 周りの誰もが去り一人になったら連絡して下さい。僕にはお祖父さんしかいないので…」と言い残しジェハは、マ・ソンテのオフィスを後にした。
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ヨニが目を覚ました後、ホ・ジュンと話をするホ・イム。
「 ヨニがどうしてここにいる?」と尋ねるホ・イムに、ホジュンは「 お前が消えた後、あの娘に何があったかを知ったから世話をした。あの娘に何かあればお前が医者として生きてはいけないと思ったからだ 」答えた。
鍼筒を見つめるホ・イムに「 それは私のものではないし、秘密も知らない。だがそのおかげで医者に戻れた。それはこの時代の医者を守っているのではないか…」とホジュンは持論を語った。
そして「 獲得した悟りと医者としての進歩により鍼筒に模様が刻まれていく。ここかあちらの世界か決心する時が近づいている 」と教えた。
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その頃現代のヨンギョン( キム・アジュン )の方も、意識を快復したチョンスルと話をしていた。
「 とてもハードな手術だったから健康で長生きしてネ 」とチョンソルの手を握るヨンギョンに「 この病院で働いているお前を見て思った。ここがお前のいる場所だとな。人はいるべき場所に居る時に最も輝くものだと思わないか?」と尋ねた。
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動けるようになった庭に出てきたヨニは、ホ・イム( キム・ナムギル )に残念そうに話した。
「 医者になっておじさんがしてくれた様に私みたいな子供を治療したい。でも戦で沢山の子供が苦しんでいるから今医者だったらいいのにと思う。私が大人になるにはまだ時間がかかる 」
その頃ホ・イムが去る前に言い残した「 200数え終わるまでには帰る!」を思いながら200まで繰り返し数えているヨンギョン。
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” 奴婢じゃなかったら ”と言ったドチルと” 子供じゃなかったら ”と言ったヨニ、そして” 鍼筒が戦乱の世に現れお前を守っているのには意味がある ”と言ったホジュンの言葉。
さらに壬辰倭乱( 文禄の役 )で死傷した民たちを思い起こしているホ・イム。
それぞれ庭の縁台( ピョンサン/平床 )に寝た二人は、離れてしまった相手を思いながら夜空を見つめた。
「 ここは満点の星だ。ソウルは真っ黒だが…」
「 朝鮮時代にはあんなに沢山の星が輝いていたのに、ここには一つもないわ…」
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翌朝台所でおにぎり弁当を作っているホ・イム( キム・ナムギル )を見つけたチェ・ヨンギョン( キム・アジュン )は、信じられない思いで立ち竦んだ。
「 おはよう!弁当ができるから待ってくれ!」 というホ・イムの背中に抱きつくヨンギョン。
「 待てと言っただろ?」と笑ったホイムがヨニを救ったことを教えると「 他に誰を助けたの?」 と尋ねるヨンギョン。
兵になったドチルと仲間を治療したことやマクゲが男装に戻ったことを伝えた後ホイムは、ヨンギョンの手を外し向き直り「 会いたかった 」と抱擁し髪をなぜた。
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見舞いに来たホ・イムと冗談を言い合うチョンスル。
「 タクシー代をまだ貰っていないぞ!」と言うチョンスルに「 ずっとただ働きでしたよ!」 と言い返すホ・イム。
その後チョンスルの手を取り、これで安心だと言うホ・イム。
「 お前も大変だったと顔色を見れば分かる。しなければならない事は終わったようだが、私のヨンギョンは強い。自分の心に従いなさい。」
ホ・イムの様子から何かを察してそう助言するチョンスル。
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病室から出てきたホ・イムを誘って彼の作った弁当を一緒に食べるヨンギョン。
その後朝鮮時代について訊かれたホ・イムは「 漢陽は占領された。容赦なく斬られていく民をどうすることも出来ない。奴婢が民を刀で守り、子供が他の子供に心を痛めている。こことは大きく違う 」と遠い目をした。
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その夜、チョンスルとホ・イムの会話を盗み聞きしていたヨンギョンは、ホ・イムが去ろうとしてるのではないかと不安に思いながら病院前の庭をぐるぐると歩いた。
朝鮮で本来の姿の医師として必要とされ輝いているホ・イムと、現代の彼を比べながら” 人はいるべき所へいてこそ最も輝く ”と言ったチョンスルの言葉の意味を悟り涙を流した。
その後家に戻ったチェ・ヨンギョン( キム・アジュン )は「 ソウルの人気スポットへ行きましょう~」とホ・イム( キム・ナムギル )を誘った。
ヨンギョンは、初めだというホ・イムをケーブルカーに乗せ夜景を楽しみながらN( 南山 )ソウルタワーヘ向かった。
タワー内でゲームをして遊んだ後、恋人たちの人気スポット” 愛の南京錠 ”に向かい名前を書いて錠を嵌め、思い出づくりをした。
そうしてホ・イムが別れを切り出すのを待った。
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「 話があるんだ。今しか言えない気がする…」と切り出したあと涙ぐみながら謝るホ・イム( キム・ナムギル )に、チェ・ヨンギョン( キム・アジュン )は先を続けた。
「 ありがとう。戻ってきてくれて…。私にサヨナラを言わせてくれて…。でももういるべき所に戻らないないとね。私はソウルを守るから、あなたは朝鮮を守って。これからは其々の道を行きましょう。」
と涙笑いを浮かべるヨンギョンを悲哀に満ちた目で見つめるホ・イム!!(号泣)
次回のお話は ⇒ 医心伝心 最終回16話 あらすじ 感想
前回のお話は ⇒医心伝心 14話 あらすじ 感想
韓国ドラマ 医心伝心 15話 感想 ミョンブルホジョン
実在の有名な鍼灸師ホ・イムの話なので最初から朝鮮時代に戻るとは思ってましたが、とうとうこの展開がきてしまいましたね…。
お互いを助けあって傷を癒やし成長した後、其々が能力を発揮できる場所に別れることにした二人でした。
終盤になるにつれ別れがチラつき、ラブコメ度が低くなっていますが、少し笑わせて終わらせてくれるといいですよね。
最終回、サッドエンドとハッピーエンドの予想は半々ですがどうなるでしょう。
針筒はまだあるので何らかの理由で死んで現代ヘ戻るパターンも十分あるような気もします。
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