韓国ドラマ 医心伝心 10話 あらすじ 感想 後半 名不虚伝 ミョンブルホジョン
翌朝、コッブンの病室は子豚のボンシクの出現で大騒ぎになっていた。
そこへ回診に来たヨンギョンは 「 コッブンが息子に会いたがっているから連れてきた 」と言うおばあさんに「 他の患者さんの迷惑だから 」と諭して病室から連れ出させた。
その後診察を終えたヨンギョンがホ・イムの姿を見て中に入る様に言うが、ホ・イムはただ扉からコッブンの様子を伺い、元気な様子に微笑んだ。
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ナースセンターで出くわしたジェハ (ユン・ミンギュ)とホ・イムは 「 仕事中にこんな所でうろうろしていいのか?」 とお互いを牽制しあった。
予約をキャンセルされたからと答えるジェハに、その患者は私に予約したと教えるとホ・イムは、にたりとした。
「 今晩、君の歓迎会を兼ねたチームの食事会をするので参加してくれ 」
それに対して同意しておきながら、ジェハが去った後「” チームの食事会 ”とは何だ?」 と尋ねるいい加減なホ・イムに、看護婦のイエウォン( ソ・ジョンヨン )は呆れるばかりだった。
一方のジェハは、探偵からホ・イムの海外ボランチィアワークが偽りだったことを報告されていた。
増々ホ・イムへの疑いを強めたジェハは、食事会で彼に罠を仕掛けることを計画した。
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パク会長の息子は、父親の意に反してホ・イムの治療を求めて、家に呼び寄せた。
そして治療を終え道具をしまうホ・イムに「 治療が終わっていないのは分かっている。僕やってみるよ 」と決心を告げた。
先日病院から彼を運び出した時、車から彼を引きずり出したホ・イムは、忠告していた。
「 一体いつまで他人に身も心支配されたまま生きるつもりだ!このまま一生こうして生きて、約束も守れず会いたい人にも会わないまま生きるのか?生きている理由を考えろ!」
そんなホ・イムの言葉に心を動かされた彼は、ヨンギョンの元で治療を受ける決心をしてパク会長を説得した。
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イム( キム・ナムギル )にブレスレットを買わせるオハラ ( ノ・チャンイ )
彼の変化を見て満足したあと、オ・ハラからの誘い電話を受けたホ・イムは、ほくほく顔で駆け出した。
カフェで待ち合わせをしたホ・イムは、バーコードで支払うオ・ハラに目を丸くしたり、SSC( ストロベリーチョコレートクリームケーキ )の美味しさに感動したりした。
その後公園に行き自転車の二人乗りを楽しんだ後「 私、欲しいものがあるの 」と言うオ・ハラに付き合って宝石店に行った。
「 キラキラして興味深いな…」 と目を輝かせるホ・イムを呆れてみながら、ハート飾りのついたブレスレットを買わせたハラは、店から出るとヨンギョンにプレゼントしろと渡した。
「 これはお前のなのに…どうしてヨンギョン先生に?」と驚くホ・イム。
これに「 喧嘩したんでしょ?先ず謝ってそれからプレゼントを渡すものよ。じゃあね~」と手をふり笑いながらオ・ハラは去って行った。
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その夜ジェハは、予てからの計画通りホ・イムと同じ医大を卒業しカンボジアのボランティアに参加した知人をチームの食事会に連れてきて紹介した。
「 初めてお目にかかりますね。私を知っていますか?」
と尋ねられたホ・イムが答えに窮している中、現れたマ・ソンテは、大学の教授の推薦だと口を挟んでその場をごまかした。
その後、ボンタクに干渉するなと警告するマ・ソンテに、ジェハは「 では、父さんにしたように僕も罠に掛けて追い出すんですか?でも言っときますが、僕は父さんと違いますよ」 と宣言した。
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食事会を終えた後、ヨンギョンへプレゼントを渡そうと思いったったホ・イムは、シンへ病院へ向かった。
だが玄関前に停まった救急車からオ・ハラが搬送されていくのを目撃し、手術室へと走って行った。
「 ハラ!聞こえるか!生きる意志を決して諦めるな!戦うんだ!」とホ・イム( キム・ナムギル )は手術室ヘ向かって必死で叫んだ。
だが倒れてから発見されるのが遅かったため、ヨンギョンの懸命な処置で出血を止めることはできたが、ハラを助けることは出来なかった。
そんな中、オ・ハラの死を目撃し衝撃を受けたヨンギョンの頭の中で、父親のバイク事故の光景がフラッシュバックされた。
バイクに二人乗りで走っている途中、ヨンギョンが落としたぬいぐるみを拾いに行った父親がバスと衝突し即死していた映像を…。
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その後、泣きながらオ・ハラの死亡宣告をした後、手術室の外で待っていたオ・ハラの両親にヨンギョンは深々と頭を下げ詫た。
泣き叫ぶ母親の声が響く廊下をホ・イムにも気付かず茫然と歩き過ぎ部屋に入ると、ヨンギョンは ” 夢を見たい ” と言っていたオ・ハラを思いながら床に崩れ落ちて号泣した。
ヨンギョンの痛みを感じ取ったホ・イムは、病院の外でヨンギョンを待っていた。
そこへマ・ソンテがVIP患者の治療を連絡してきたが、それを断り病院から出てきたヨンギョンの後ろを付いて行った。
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家に戻ったヨンギョン( キム・アジュン )は、庭でチョンスル( ユン・ジュサン )に泣きながら話し始めた。
「 息子を殺した孫と暮らして今まで大変だったでしょうね。なのに命を救うために医者になるなんて... 」と話をしようとするチョンスルに背を向けた。
「 あなたの言う通りだった。私には医者の資格がないわ。助けなければならない人を助けられなかった 」
ヨンギョンは、門に立っていたホ・イムにそう告げると家を出た。そしてそこへ現れたジェハの車に乗った。
チョンスルは、自分と喧嘩をした後飛び出すように家を出て事故にあってしまった息子を思い出し嘆いた。
「 ヨンギョンが罰を受けている。私が受けるべきなのに、父親の私が…」
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タクシーに乗りジェハの車を追いかけて行ったホ・イムは、気分が悪くなり車を降りてきたヨンギョンの傍に駆け寄った。
そうしてジェハと揉み合いになっている内に、ヨンギョンは道路上にフラフラと歩いて行き、近づくトラックの前で足が竦んで動けなくなった。
だがヨンギョンが車に跳ね飛ばされる直前、体を張って庇うホ・イム!!
次回のお話は ⇒ 医心伝心脈あり恋あり 11話 あらすじ
前回のお話は ⇒ 医心伝心脈あり恋あり 9話 あらすじ
韓国ドラマ 医心伝心 10話 感想
待っていると言ったヨンギョンや、初心を忘れるなと励ましたチョンスルのお陰で、VIP患者を治療しながらも完全に悪人とはならず少し自分を取り戻した様なホ・イム。
青年は救えたけれどオ・ハラを失い二人共つらい状況になりました。
その上父親の死の責任を感じて自分見失うヨンギョン!
ホ・イムを助けようとしていたチェ・ヨンギョンが、反対の立場になりました。
助けが必要なヨンギョンをホ・イムは支えてあげられるのでしょうか?
ラストでトラックにぶつかりますが、死ぬはずはないので(笑!)多分タイムスリップして朝鮮時代へ行くのでしょう。
ですが苦難の連続の朝鮮時代で、二人がどんな状況に立たされるのか心配ですね。
次回が楽しみです。
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