韓国ドラマ 無法弁護士 最終回16話 あらすじ 感想 イ・ジュンギ ソ ・イエジ 視聴率8.9%
逃亡前に刺されるアン・オジュと証言前に失神するナム・スンジャ。この危機をボン・サンピルはどう切り抜けるのでしょうか?
それでは イ・ジュンギ 韓国ドラマ 無法弁護士 最終回16話 あらすじ 感想 tvN(무법 변호사 /lawless lawyer ムボプ・ビョノサ ) を 日本語 せりふと ストーリー 動画付きネタバレでご紹介します。
主な登場人物
ボン・サンピル (イ・ジュンギ)
ハ・ジェイ ( ソ・イエジ )
チャ・ムンスク ( イ・ヘヨン )
アン・オジュ ( チェ・ミンス )
その他の登場人物は⇒ キャスト 登場人物 視聴率
全ハイライト画像は⇒ Youtube tvN 16話
写真は⇒ tvN 無法弁護士
韓国ドラマ 無法弁護士 最終回16話 あらすじ 前半
クァンドンとアン・オジュ( チェ・ミンス )
キム秘書に刺されたオジュを見て救うためにタックルしたソク・クァンドン (チョ・デフン)は、代わりに数回刺されてしまった。
ちょうどそこへ到着したサンピルがキム秘書と戦い制圧したが、キム秘書はその場から逃げ、クァンドンは「最後まで生き残ってくれ」 とオジュに告げて亡くなった。
「裁判はどんな具合だ?」と尋ねるオジュに、サンピルは「休廷中だ。これはお前に証言をさせまいとしたチャ・ムンスクの仕業だ」 と話した。
これに頭を振りメガネをかけたオジュは「知っている」 と答えて歩き出そうとするが、よろけて床にずるりと落ちた。
そして法廷で証言する機会があるかどうかを尋ねるオジュに、サンピル( イ・ジュンギ )があると答えると、オジュは起き上がり全てのお金を詰めたカバンを引きずって出て行った。
裁判所の執務室でキム秘書から電話を受けたムンスクは「途中でボン・サンピルが現れてオジュを始末できなかった」 と報告されて顔色を変え「すぐに見つけ出しなさい」と指示をだした。
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ナム・スンジャ (ヨム・ヘラン)から「何をすべきか分からず時間稼ぎのために気絶したふりをした」と説明されたジェイは「永遠に引き伸ばすことはできない。絶対にチャ判事を信じてはいけない」 と注意した。
そこへ現れたサンピルが裁判所にオジュがくると明かすと、スンジャはショックを受け「アン・オジュが法廷に来て証言する?」 と何度も繰り返した。
これにサンピルは「これが最後のチャンスだ。どちらの側に着くかをよく考えて選んだほうがいい」 とスンジャに選択を迫った。
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その後チョン・スンボム ( パク・ホサン )検事に会いに行ったサンピルは、サソリがムンスクの名を出さなかったのは「ナム・スンジャに言わせたいからだった」 と教えた。
スンボムは「アン・オジュを法廷に召喚した。指名手配は外されたが国を出ることはできないので裁判所に来るべきだ。それからハ弁護士の母を法廷に召喚するつもりか?」 と尋ねた。
これにサンピルは「それはチャ・ムンスクの答え次第だ」 と話した。
その頃面会に来たカニに「私がこんな事になって、私のカン検事のキャリアがどうなるのか全くわからない」と心配するスンジャ。
これにヨニは「チャ判事に謝って許しを乞うべきだったのよ。それなのにこの有様は何?」 と非難した。
「チャ判事の傍で上を目指せと言ったけど、前科者の母を持つ検事にそんな事が可能だと思うの?ボン・サンピルなんて忘れて!私がチャ判事に会って嘆願する。チャ判事しか母さんを救えない」
そう言って涙を流すヨニに、スンジャは衝撃を受けた。
ジェイの方は、ユ・キョンジン記者に会い「この裁判で全て明かされます。隠されていたチャ・ムンスクの悪事が明らかになり、全ての不正が暴かれるでしょう。」と話した。
そして「外信記者たちを裁判所に連れて来て欲しい。真実が歪曲されずに報道されるように…」と頼むジェイに「わかった。裁判所で会いましょう」 とキョンジンは笑顔を浮かべた。
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危機感を感じたムンスクは、コ・インドゥ (ジョン・ジンギ)と共にナム・スンジャ (ヨム・ヘラン)に会いに行き圧力をかけた。
そして「ボン・サンピルがアン・オジュが証人として法廷に現れるとでも言ったの?でも彼は絶対に現れない」 とスンジャの手を包みこんで説得した。
そして「ボン・サンピルを信頼してはいけない。ナム女史を本当に気にしているのはボン・サンピルじゃない」 動揺しているスンジャの顔を覗き込んで諭した。
面会室から出た後「完全にこちら側に来たようだ。」と笑うインドゥに、ムンスクは「私はナム女史を信じない。2人を無能力にしなければならない」 と冷淡に指示した。
*
翌朝、裁判所のロビーでチャ・ムンスク( イ・ヘヨン )と向かい合うサンピルとジェイ。
サンピルは「アン・オジュは証言台に立つつもりはなかった」とムンスクの判断ミスを指摘した。
ジェイは「今日で法廷は終了です。裁判官としての最後の裁定になるでしょう。尊敬するチャ判事さま」と皮肉交じりに宣言した。
そんな2人に、ムンスクは「私がこれまで法廷を作り上げてきた。それは何も変わらない。」 と変わらぬ自信をみせて去った。
法廷に入った2人は、外信記者とユ・キョンジン記者に挨拶を交わして弁護側の席に付いた。
「ヨニは、私が苦しんだとしてもチャ判事から離れることはないと思っている。完全にチャ判事の影響下にある」と娘を心配するスンジャに、ジェイは「チャ判事にコントロールさせないで。」と励ました。
*
タイの指圧師監禁及び殺人教唆事件 第4次公判
第4次公判が開始された。
スンジャが殺人を指示しているビデオが法廷で再生された後、スンボムは、ビデオの証拠としての信憑性について証言台に座ったコン・ジャンス (キム・グァンス)刑事に質問した。
これに「法医学研究所の検証済みで100%本物です」 と彼は返事をした。
その後反対尋問に立ったジェイは、ビデオの入手経路をコン刑事に確認した。
「チョン地区検事長から入手しました」
「30年刑事として働いている中で、どのくらいの頻度で検事長が証拠を提供しましたか?」
「今まで一度もありませんでした」
「渡す時に入手先を話しましたか?」
「いいえ話されませんでした。」
「それを隠すのが一般的ですか?」
「弁護人は事件そのものに集中して下さい。証人の職務経験は裁判の進行とは何ら関係ありません。」と危機感を持ったムンスクが警告を発すると、ジェイはチョン地区検事長の証人陳述を依頼した。
これにチョン地区検事長は立ち上がって証人席に近寄った。
「入手先は未知の人だ」と話すチョン検事長に、サンピルは「情報提供者の身元を保護される理由は何でしょう?もしかしてあなたよりも権力がある人だからですか?正直にお答え下さい」
これを遮って質問の目的を尋ねるムンスクに、サンピルはサソリの証言を持ち出して説明した。
「指圧師の殺害犯の証言は”被害者が死ぬ前に名前を明かした。高い地位にいる人だと…”というものでした。あなたは不正選挙資金の情報の時も情報源が不明だと。保護したい証人は誰ですか?」
「答えません」 と拒否するチョン検事長に、サンピルは「情報者の身元は今日この法廷で明らかになるでしょう。最後まで法廷にいて下さい。証人」 と予言した。
ナム・スンジャ( ヨム・ヘラン )の証言
次にナム・スンジャが証人席に呼ばれた。
「証人、この裁判の目的が何であるか正確に分かっていますか?」
「タイの指圧師の監禁及び殺人教唆に対するものです」
「被告人は指圧師の殺人を依頼したのですか?」
これにヨニとムンスクを見つめたスンジャは眼鏡を外し「はい、私がしました」 と答えた。
法廷の真ん中に立ち傍聴席を振り向いたサンピルは「被告が容疑を容認しました。刑は殺人犯と同じになるでしょう」 と聴衆に伝えた。
そして「被告が容疑を認めた以上、もはや質問する必要はない。検事の反対尋問がなければ証人を下がらせる」と遮るムンスクに「お待ち下さい。一つだけ重要な質問があります」と手を挙げた。
「続けて下さい」
「全てを自分一人でしたのですか?」
危機を感じたムンスクがスンジャの証言を終わらせようとしたが、サンピルは質問を続行した。
「答えて下さい。指示した人がいるのですか?」
「私は指示に従っただけです。自分一人ではやっていません。」
「殺人はあなたの考えではなかったというんですね。前回の公判で証人が言及した人と同じ人物ですか?」
「はい、同じ人です。」
「ではどうして、今までその人の名を言わなかったのですか?」
ムンスクが誘導尋問だと遮ったが、スンジャは答えた。
「怖かったんです。権力を恐れていました。権力があれば真実も嘘も全て隠しおおせるからです。」
そうしてムンスクを凝視したスンジャは「そんな権力を持った人がこの法廷にいますか?」とサンピルに問われて「ここにいます。キソンで最も権力のあるチャ・ムンスク判事です」と暴露した。
傍聴席がどよめき、チャ・ムンスクは小づちを打ち鳴らし法廷を鎮め、速記者に証言の削除を命じた。
そして殺人の依頼をしたかどうかを尋ねているサンピルを無視して「弁護側と検事側にこれ以上質問がないのなら尋問を終了します。被告人は席に戻りなさい」と命令し、コ・インドゥ弁護士を呼んだ。
証人席に座りアン・オジュの顧問弁護士だと自己紹介したインドゥ(ジャン・ジンギ)は「ナム・スンジャの汚職を明らかにするために来ました」 と話し始めた。
そしてゴールデンシティエリアの土地売買を巡ってのアン・オジュとナム女史の不正を暴露して証拠のデータを提出した。
「アン・オジュとナム女史はプロジェクトで最大の利益を得ることになっていた。ナム女史は土地も所有している」
これに興奮して立ち上がったスンジャが「コ・インドゥ、あなたの土地も私の土地の隣でしょ!」 と叫ぶが「それは真実ではない」 とインドゥは笑った。
証言台に立つアン・オジュ( チェ・ミンス )
こうして裁判の成り行きにサンピルとジェイが視線を合わせていた時、法廷の後方のドアが開き、アン・オジュが入ってきた。
これに直ぐに反応したサンピルは「この事件を全て明らかにしてくれる人、アン・オジュを証人席に呼びたいと思います」 と発言したが、ムンスクは2人を席の前に呼んだ。
だが「目撃者として検事側も申請しています」と即座に同意するスンボムに、ムンスクは「証人を認めます」と発言した。
*
「宣誓します。我アン・オジュは自分の良心に従い真実を伝えると誓います。もし嘘があれば、処罰を受けます。」
宣誓を終えたアン・オジュに向かってサンピルは尋問を開始した。
「どうやって真実を明らかにするつもりですか?」
「俺の50年の生涯そのものが証拠だ」
「どういう意味か正確に伝えていただけませんか?」
「俺はチャ・ムンスク判事の父チャ・ビョンホ生存当時からのチャ家の忠犬でした」
これにムンスクが裁判と無関係な問題で法廷をブロックするのを止めるようにと指示すると、立ち上がったスンボムは「それは違います。アン・オジュの証言はとても重要なので続行を許可して下さい」と主張した。
サンピルは尋問を続けた。
「アン・オジュ、イ・ヨンス元市長、チェ・デウン、刑事ウ・ヒョンマンそして18年前から行方不明中のゴールデンシティの組合長、チェ・ジネ弁護士を殺したか殺させた。これが全てチャ・ムンスクの命令だと告白しました。本当ですか?」
「本当です。あそこに今座っているチャ判事に直接命を受けました。猟犬の様にチャ判事が依頼する度に殺したり埋めたりしました。」
だがムンスクは、これまでの証言からアン・オジュがナム・スンジャの共犯である可能性が高いと指摘した。
「それなのに弁護人は証人の自白の信憑性を疑わないのですか?二人でシナリオを作って無実の人に責任をなすりつけようとしているのではないですか?」と尋ねるムンスクに、サンピルは18年前の画像を再生した。
「それは合成画像だ」と主張するムンスクに、サンピルは尋ねた。
「ではあなたの部分は偽物と見なしましょう。ではアン・オジュ証人、あなたはここに写っていますか?」
「はい。あれは私だ」
「車内の人物は誰ですか?」
「判事席に座っているチャ・ムンスクです。」
「それでは、どういう状況だったのかを話せますか?」
「あそこに座っているチャ・ムンスク判事が車で人を轢いた後電話してきて、死体を始末するように私に求めた時だ」
ノ・ヒョンジュの登場
「どうやってアン・オジュ証人の言葉を信用したらいいのでしょうか?どう証明するのです?」
「チャ判事は証明する方法がないと本当に考えているのでしょうか?」
「信憑性に欠ける証言と偽の写真です。他に何がありますか?」
これに立ち上がり法廷の真ん中に進んだジェイは「証明できる証人がこの法廷にいます。チャ判事」と発言した。
これに笑いを浮かべたムンスク( イ・ヘヨン )は「ハ・ジェイ弁護士、これはジョークか何かですか?」と尋ねた。
傍聴席に近づいたジェイは「あここにいる女性ノ・ヒョンジュ。チャ判事の家で働き監禁され死亡したとされている指圧師です」 と後方で立ち上がったヒョンジュを紹介した。
「あの写真は、18年前に彼女により犯罪現場で撮られたものです。ノ・ヒョンジュは、18年前の事件の唯一の目撃者。そして私の母です」
そしてムンスクの方に振り向いたジェイは「 私の母の誘拐を指示したのはチャ・ムンスク判事、あなただ!」 と叫んだ。
韓国ドラマ 無法弁護士 最終回16話 二頁へ続く