韓国ドラマ 無法弁護士 3話 4話 あらすじ 感想 後半
無法弁護士 4話 あらすじ
ショック状態のジェイ( ソ・イエジ )を腕に抱えてトンネルから連れ出したサンピル( イ・ジュンギ )は、病院へ運んだ。
その後、ベッドで目覚めたジェイは「なぜあれほど激怒したの?止めてなかったら、大問題になっていたかもしれない。いつもと別人の様見えたわ。」 と告げた。
そこへ現れたカン・ヨニの事務官は、サンピルがヒョンマンの弁護士かどうかを確認した後、同行する様に話した。
尋問室で、サンピルは「市長殺害の真犯人は別にいる。死亡した男が地下鉄に飛び込む直前に市長殺しを自白した。」 と事務官に打ち明けた。
だが電車に飛び込んだために証言の録音をする時間はなかった、と話した。
事務官は、ヒョンマンのアリバイを証明する映像の証拠としての信憑性について評価中だと教えた。
「非常に確かな証拠なのに奇妙だ」とサンピルが言うと「ヒョンマンが確かな殺人者だ」 と事務官は断言した。
その後「あなたが殺人犯だと主張する男は、本当に自殺だったのか?あなたは彼を押して自殺のように見せかけたのではないか?」
とサンピルを問い詰める彼に、怒って立ち上がったジェイは「何も発言しないように。ここから出ましょう」とサンピルに言った。
そして「逮捕したい場合は令状を持ってきてください。証拠もないのに疑いをかけるな!」 と事務官を睨みつけた。
その後廊下で「死亡した男から携帯電話を見つけられなかった。携帯電話を持って行ったのか?」と尋ねるカン・ヨニ検事に「殺人者扱いの後は盗人だと?ボン弁護士を軽く見てない?」とジェイは言い返した。
そして「そうですな。確かに強盗のように僕を扱ってますね」と言うサンピルに、ヨニはこの事件にそれほど執着する訳を尋ねた。
これにジェイは「弁護士が事件に勝ちたいと思うのが不思議なの?それに理由が必要?」 と問い返して去った。
サンピルも「事件に勝訴した後理由を教えよう」と答えて後に続いた。
*
その後玄関でアン・オジュ( チェ・ミンス )を見かけたサンピルは、近づいて自己紹介をした。
「元市長と友人だった。友人の殺人犯の無罪を主張する弁護士と話すのは奇妙だ」
そう言うオジュに、サンピルは「真犯人は死亡した。だが死の直前イ・ヨンス市長を殺すようにいった人の名前を告白した。興味ありませんか?」 と挑戦的に尋ねた。
これに「私の名でも言ったのか?ハァッ?なあ、生きている人を信じることさえしないのに、誰が死んだ人を信じる?そんな嘘の区別さえできないのか?弁護士でありながら…」とオジュはせせら笑った。
これに声を上げて笑ったサンピルは「死ぬ間際は、誰でも真実を言うものだ」 と言い返し、自分がキソン出身であることを唇を震わせながら打ち明けた。
その後オジュは追跡装置ボタンに気づいた秘書を「ボン・サンピルにしてやられたか!」 と打った後、密航請負ブローカーを始末するように指示した。
*
その夜ジェイを家まで送ったサンピル( イ・ジュンギ )は、寝ているジェイと写真館の窓の中に飾られてあるで家族の肖像画を見つめた。
目を開けたジェイから「ちょっと前に気がついていたの。私の母親の絵を見ていたのはなぜ?」 と尋ねられたサンピルは「考えてたんだ。あれが、ハ事務長のお母さんなのか〜って」とごまかした。
「地下鉄の後ショックだったので眠れて良かった。あんなことの後平気で色々できるあなたに言葉もない」とコメントするジェイに、笑った。
その後店から出てきた父親のハ・ギホ( イ・ハンウィ )は、サンピル( イ・ジュンギ )を家の中に招待し、お茶を出した。
そして、利息を取り払い店の中を綺麗に片付けてくれたことに感謝するギホに「なぜ言わなかったの?」 と驚くジェイ。
ギホに両親について訊かれたサンピルは、母親が一人で育ててくれたが、幼い頃に亡くなったと答えた。
そして同情するギホに「大丈夫です。母も弁護士だった。僕とは全く違う良い弁護士だった」 と答えた。
「ジェイも母親なしで育った。私の夢は、ジェイがチャ・ムンスク裁判官の様なキソン市を代表する裁判官になってくれること。きっとボン弁護士さんのお母さんも同じ様に思っている」
そう話すギホに、サンピルは沈黙したままお茶を飲んだ。
*
事務所に戻ったサンピルは、死んだ殺し屋の携帯をグァンスに渡してロックの解除を指示した。
だが「指紋認証機能を備えた新しいタイプだから、解除に3日はかかる。」 と答えるグァンスに、アナログで行こうと答えた。
「もし携帯に証拠がなければ、密航請負ブローカーだけが勝利へ導く鍵になる。市長を殺した男は死に、頼んだ男が市長になろうとしている。急ごう。」 と話した。
一方、車の中で密航請負ブローカーを張り込んでいたグム・ガンは「彼は電話の誰かに向かって叫んでいる」 と報告した後、事務所に戻った。
*
翌日グム・ガンとグァンスは、殺し屋の死体が安置してある葬儀屋に向かった。
「これがアナログスタイルなのか?死者を見るのは初めてのことだ。」と怖がるグム・ガンにグァンスは笑い、死体安置室に入った。
その後、冷蔵庫から死体を引きだし彼の携帯を取り出したが人の声がしたために、2人は死者と共に冷蔵庫に入った。
(驚き!)
そして冷蔵庫の中で死体の親指を携帯の上に置いて、彼の携帯のロック解除に成功した。
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その夜、事務所でオジュが市長になろうとしていると聞いた叔父チェ・デヨン( アン・ネサン )は「頭がおかしいのか?オジュのような奴を市長?そんなことが可能なのか?」 と驚愕した。
これに「チャ・ムンスクがいる限り可能だ」 とサンピルは話したが、そこへジェイが現れたために話を止めた。
名刺を渡してデヨンが去ったあと、ジェイは「あなたが何を明らかにしようとしているのかが知りたい。あなたの隠された物語も。」と見つめた。
その後グァンスがロック解除した携帯をサンピルに渡し、最も頻繁に選んでいる番号がアン・オジュだと分かると、サンピルは笑った。
そして「では携帯を披露しに行くとするか。明日法廷で会おう」とジェイに言うと出かけた。
その後、ジェイは今までのサンピルの言葉や行動を思い返して疑惑を抱き、ネットで検索を始めた。
*キソンの7人会
その夜ムンスク(イ・ヘヨン)は、綺麗に飾られたテーブルに豪勢な食事を用意して、キソンの裁判官、検事局長、報道局長、政治家たちを歓待していた。
オジュを市長にするために開いた「7人会」 の秘密会談だった。
シャンパンをそれぞれのグラスに注ぎだオジュは「韓国では、最初は人、2番目は企業、3番めは政治ですかな?ハハっ。私は2番めの位置だったのに3番めに落ちました。」とジョークを飛ばした。
その場にいた誰もが、オジュに調子を合わせて笑った。
ムンスクがアン会長へのサポートを全員に頼むと、報道局長は「私達がキソンでできないことはない。君はもう市長だ!」 と叫び、又誰もが笑った。
だが、検事局長が「政治について何も知らない人が常に政治を行いたいと言う。」 と懸念を表すと「その理由でオジュを助けるべきだ」 とワイングラスを持って立ち上がるムンスク。
これに即座に全員立って乾杯した。
オジュは、この会議に出る前に市長殺害の目撃者を殺した悪事を完璧に隠した。
「市長になったらオジュグループを諦めてキソン市に自身を捧げる。死ぬまでチャ・ムンスク裁判官のサポートをします。」
続けて「ただでは何も求めません。干し魚を準備していますので、家で息子さんたちと一緒に焼いて食べてください。」 と干し魚の下に現金を詰めたアタッシュケースを配った。
その後、ムンスクの金庫にお金を運び入れたオジュは、床に頭を擦り付けて検事局長を差し置いて市長に推薦してくれたことをムンスクに感謝して支援を頼んだ。
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その夜、死んだ殺し屋の携帯電話からオジュに電話するサンピル。
電話を受けとった秘書に「何を言うために殺し屋に頻繁に連絡をしたんだ?これからは私の電話を頻繁に受けてくださいよ」 とオジュを頭に浮かべて呼びかけた。
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翌朝、ムンスクは、ヒョンマンがカン社長といるアリバイのビデオ証拠の棄却と、左陪席裁判官の無交換をサンピルに告げた。
そして理由を尋ねるサンピルに「私の法廷をこれ以上偽の証拠で混乱させれば、法廷に入れなくする。」 と警告した。
これにサンピルは「次の公判では、私の証拠を否定できないでしょう。」 と不敵に笑い、部屋を出た。
そして廊下で「オジュは前市長を殺して市長になろうとしてる。我々は真実のために戦っているのではないのか?」 とカン検事に告げて去った。
その後、ジェイがヒョンマンに会いに留置所へ行ったと聞くと顔色を変えて追いかけて行った。
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サンピルは「ムンスク裁判官は証拠を受け入れない。俺が自由になることを許すはずがない」 とヒョンマンに言われて驚いているジェイを、面会室から連れ出した。
「本当のチェ・ムンスクを知っているか? 」 とジェイに問いかけて、ムンスクが証拠ビデオと証人の両方を棄却したことを告げた。
その時、ジェイの母ノ・ヒョンジュの失踪を調べているコン・ジャンス ( キム・グァンギュ )刑事がジェイの姿を見て声を掛けてきた。
探しているが手がかりはないという彼に、ジェイは感謝し、諦めていはいないと告げて別れた。
*
その後サンピルとジェイ( ソ・イエジ )は、ビーチへ行きそれぞれの母親について話しあった。
ジェイは「母さんはハーモニカを買いに出かけた後帰らなかった。でも翌日、ハーモニカが壊れてなかったことが分かりとても後悔した。いつでも傍にいると思っていた母さんが急に失踪したことを今でも受け入れられない」 と打ち明けた。
そして、同じ気持ちだと言うサンピルに「チャ・ムンスク裁判官は私にとって母のようなもの。だから私が騙されていると言うなら証明して。それまで私はあなたを信じない」 と告げた。
その後屋台でトーストを注文したサンピルが「今日は君のおごりか?」と尋ねると、ジェイは「割り勘にしましょう」 とちゃっかり答えた。
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事務所に戻り、正義の女神像を回してプロジェクターを作動させたサンピル( イ・ジュンギ )は、幼いジェイと母親の画像の前で「君のお母さんが僕の命を救ってくれた。だから君を守らなくてはならないんだ。」と誓った。
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翌日、チョ・ビョンホ裁判官の像の除幕式に参加するため車で向かう途中、オジュはサンピルの身元調査の報告を秘書から受けていた。
そして彼の母親が18年前にキソンの人権弁護士だったと聞いたオジュは、直ぐにチェ・ジンエの名と「会ったのはこれが初めてではない。キソン出身だ」 と言ったサンピルを思い出した。
ウ・ヒョンマンの嘘に気づいたオジュは「あ奴18年間この俺を騙していたのか!あのボン・サンピルが弁護士となりキソンに戻ってきたんだ」 と怒った。
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除幕式に参加したオジュは、ムンスクの感動的なスピーチの途中にマイクを取り壇上に上がると、市長への出馬表明をした。
これにムンスクが眉を潜める中、乱入したサンピルは「この男がイ・ヨンス市長を殺すための殺し屋を紹介した人物だ」 とカーレ-スの末に捕えた密航請負ブローカーを聴衆の面前へ引き出した。
そして「真実を見つけることはあなたの仕事です」 とカン・ヨニ検事に彼を引き渡し、その場から出て行くムンスクの後を追いかけた。
法廷に入ったサンピルは「 こんなふうに私に歯向かった初めての人だとでも思っているのか?」 と脅すムンスクに「僕があなたに初めて終わりを見せます」 と宣戦布告した。
その後ムンスクは、呆然として見ているジェイに気づいたが、何も言わずに傍を通り過ぎた。
次回のお話は⇒無法弁護士 5話 あらすじ 感想
前回のお話は⇒無法弁護士1話2話あらすじ感想
イ・ジュンギ 韓国ドラマ 無法弁護士 3話 4話 感想
ジェイの母ノ・ヒョンジュの失踪を調べているコン・ジャンス (キム・グァンギュ)刑事が登場しました。
今後、サンピルを助けるために、隠れていたヒョンジュもキソンに戻ってくるのではないかと予測します。
ヒョンジュがサンピルに手帳を送ってきたのがではないかと思っているのですが、どうでしょうか?。
サンピルと同時期に殺されかかったヒョンジュは、何か重大なことを見たか知っていると思われるので、彼女が現れるとサンピルの大きな助けとなりそうです。
そしてサンピルの正体に気づいたムンスクが、4次公判でどう彼と戦うのか気になります。
ムンスクの正体に気づいたジェイは、サンピルと組んで悪と立ち向かうのでしょうか?
派手なアクションとスピーディな展開で人気が出ているのか、ケーブルでありながら地上波並みの高視聴率をキープしています。
米国リメイクの法廷ドラマ⇒『スーツSUITS』
イ・ジュンギの前作⇒『クリミナル・マインド コリア』
イ・ジュンギ、IUの大型時代劇⇒『麗・レイ』
イ・デヨン出演の犯罪ドラマ⇒「トゥーカップス」