韓国ドラマ 無法弁護士 12話 あらすじ 感想 後半
ヒョンジュの正体を知るジェイ
事務所に戻り、オジュがチェ・デウン( アン・ネサン )殺害を指示する映像を確認したサンピルは、検事に届ける前にネットで流すように指示した。
そうしてアン・オジュの裁判が始まる前に、茶色のメモ帳の主をおびき出すつもりだった。
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その後テレビで、オジュ( チェ・ミンス )がチェ・デウンの殺害を命じている映像と「アン・オジュに命令されてやりました。」と自白している声がインターネット上で出回っていることについて報道された。
これに無法法律事務所の誰もが満足する中、ジェイはなぜ自分に言わなかったのかとサンピルを責めた。
「後で伝えるつもりだった」と言い訳するサンピルに「ボン弁護士と話がある!」と言ってジェイは外へ出た。
そしてビーチまでくると、次々と疑問をぶつけた。
「最近どうしたの?アン・オジュの事をどうして私に話さなかったの?一緒に働くんじゃなかったの?私が知ってはいけないことが何かあるの?」
だが「すまない。だが今は何も話すことができない」 と沈黙するサンピルに、落胆して背を向けた。
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オジュのニュースを見たチャ・ムンスクは、チョン地区検事長を呼び出した。
そして「狂った犬が噛む前に狂った犬を屠殺する必要がある。アン・オジュの息の根を止めてちょうだい」と話して、彼の選挙資金の資料を渡した。
ニュースで一連の事件報道を見たヒョンジュは、迷いながらもジェイを昼食に誘った。
ビーチから事務所に戻っていたジェイは、快く返事をして直ぐにレストランへ予約を入れた。
レストランに現れたヒョンジュに、ジェイは「タイ出身だからこの場所を選んだ。ここで良かったですか?」と尋ねた。これに「何でも食べられます」と答えるヒョンジュ。
そうしていくつかの料理を注文し、2人は食べ物を分けて食べ始めたが、お店からサービスとして出されたフライを一口食べた途端、ジェイ( ソ・イエジ )はアレルギー反応を起こした。
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直ぐにフライの中身を調べたヒョンジュは「ジェイ、エビよ!」 と叫んで直ぐにお店の人に救急車を呼ぶように頼んだ。
「どうして私がエビアレルギーだと知っているんです?」
だがナム・スンジェがらの電話が入ってきたのを見たヒョンジュは、ジェイの問いに答えることなく去った。
その後ジェイの電話に「急に出ていってごめんなさい。大丈夫ですか?」と尋ねるヒョンジュに、ジェイは泣きながら「私のアレルギーを知っているのは母さんしかいない」と告げた。
これにヒョンジュは直ぐに電話を切り、レストランを振り返った。だが直ぐに向きを変えてムンスクの家ヘ向かった。ジェイはヒョンジュを探して周りを走った。
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ヒョンジュは、”ムンスクの家にいる”とサンピルにメッセージを送ったあと、ムンスクのハーブティーの中に薬を混ぜた。
そしてムンシクがマッサージルームに入ってくると「お茶をお飲みになっている間に準備を整えます。」 と言った。
だがお茶のカップの皿に粉末を発見したムンシクは「お茶は飲まないわ。」 とベッドに座った。
そして首のメッセージを始めたヒョンジュの手を振り払ったムンシクは「スパイをしているあなたをいつまで我慢すると思っているの?あなたを救った人はキセンに戻るなと言ったでしょ!」と叫んだ。
「あなたのせいで、私がどんな人生を生きなければならなかったか知っていますか?18年間も!」
「そうよ!その運命を受け入れるべきだったのよ!!ナム女史!」
「この悪魔!」と置物で殴ろうとしたヒョンジュを、そこへ現れたスンジェと警護員が捕えて部屋から連れ出した。
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その頃、ヒョンジュのテキストを読んだサンピルは、部屋の中で彼女のパスポート見つけて胸ポケットにしまっていた。
そこへ現れたジェイは「なぜここにいるの?お母さんだと知っていて黙っていたの?どうしてそんな事ができるの?どうして私に隠したの?」と涙を流しながら叫ぶと外へ出た。
そして追いかけてきて腕を掴んだサンピルに「電話が切れている、何かが起こったのかもしれない。」 と腕を振り払い、ムンスクの執務室へ向かった。
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ノックもせずにいきなりドアを開けたジェイ( ソ・イエジ )は「私の母さんはどこ?」 と言いながらムンスクに近づいた。
「 ジェイ!ここであなたのお母さんを探すべきじゃないでしょ?18年前に疾走したんだから」
「チャ・ムンスク。話しなさい。どこに私の母さんを連れて行ったの?」
「家族っていうものは、人を愚かにするものだとつくづく思うわ。あなたやあなたのお母さんようにね。だから私は家族を作らなかった。決して取り除くことのできない弱点になるから。」
「くだらない話はやめなさい。チャ・ムンスク!あなたに家族の意味は決してわからない。どこに母さんはいるの?教えなさい!!」
だがそこへ警備員が現れてジェイを捕まえた。その時ジェイを追いかけてきたサンピルは警備員に手を放すように様に叫んだあと「僕が連れて行きます」 とムンスクに告げた。
「すごく怒っているからちゃんとエスコートしなさい」というムンスクに「私のお母さんはどこ?どこなの?」と叫び続けるジェイの腕を引っ張り、外へ連れ出すサンピル。
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その後ロビーで、ジェイは母親を隠していたサンピル( イ・ジュンギ )に怒りをぶつけた。
「復讐があるから母さんについて話さなかったのね。私の母さんも利用しているんでしょう?」
「君が何を言っても、何も話すつもりはない。」
「許せないわ。ボン・サンピル!全ては復讐のためだったのね?私を観察してあなたの法律事務所に採用したのも何もかも、ただ復讐のことしか考えてなかったのよ。もうあなたを信頼できません。」
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廃墟に呼び出されたスンジェは「チャ・ムンスクが選挙資金の資料を検察に渡したので調査が始める。担当はカン・ヨニ( チャ・ジョンウォン )ではなくチョン・ソンボム検事だ」とオジュに教えた。
これに「お金を取り戻したいのなら協力しろ。」と告げるオジュに、スンジェは「確かに、お金ほど重要なものは他にない」と答えた。
これにオジュは「18年前の事件現場にいたのを忘れてないな?俺のあとはお前が攻撃される。お前は自分が安全だと思っているのか?」 と警告した。
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その夜ソンボム( パク・ホサン )は、チョン地区検事局長から渡されたオジュの選挙資金の資料をテーブルに置くと「これでオジュは辞任に追い込まれるだろう。お前の仕業か?」と尋ねた。
「残念だが、僕じゃない」
「他にもアン・オジュをダメにしようとする気狂いがいると言っているのか?」
「もう一人いると分かったばかりです。この資料を見て…。」
「誰だ?」
「この資料が僕の疑惑を全て解決してくれました。チャ・ムンスク判事です」
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スンボムが去ったあと二階に上がったサンピルは、「メモを送ってきたのはチェ・ムンスクだった」 とクァンスに告げた。
「チャ・ムンスクが僕をキソン市に連れてきた。僕の復讐心が必要だったから。アン・オジュを排除するために…。秘密を知る全ての人間を僕という刀を利用して排除しようとしているんだ。その刀が自分を狙っていると知りながらな。」
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イ・ジュンギ 韓国ドラマ 無法弁護士 12話 感想
チャ・ムンスクの壮大な悪行プランが明らかになってきました。
私もサンピルと同じ様にあの茶色の手帳はヒョンジュからのものだと思っていたので、ムンスクからと分かり唖然としました。
そうなると、ムンスクもサンピルと同様に18年間プランを練っていたことになりませんか?
もしそうなら、ムンスクの計画を打ち破るのは、相当厳しくなると想像できます。
それにしても18年前の犯行現場写真流出からのムンスクの立ち直りが早い!タフすぎます。
母親を探してムンスクの所へ行ってしまったジェイは、ヒョンジュを見つけるどころか生存を知っていることを暴露しただけでしたね。
これでサンピルが救助に向かう前にヒョンジュが消される可能性もでてきました。
今まで悪党側は無傷で、善人側が一人づつ亡くなっているので、ヒョンジュには何とか生き延びてほしいと思っていますが、どうなるでしょうか。
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