韓国ドラマ 王は愛する 10話 あらすじ 感想 後半
主な登場人物
イム・シワン : ワン・ウォン役
ユナ ( 少女時代 ) : ウン・サン役
ホン・ジョンヒョン : ワン・リン役
パク・ファニ : ワン・ダン役
詳しいキャスト情報は⇒ キャスト 登場人物 視聴率
画像は⇒ MBC 王は愛する
ブヨンと共に秘密の部屋で過ごしているソン・インの元へ報告に来たチェ宦官は「 ウン大臣は捕えられていないが娘を拘束してる。彼の富はすぐに王妃様のものになるでしょう」と報告した。
それを聞き不機嫌そうになりながらサンの様子を尋ねるソン・イン。
「 あの娘を尋問するかどうかを王妃様は未だ考慮中のようです」と聞くと、妓房へ取引に訪れたサンを思い出してにやりとするソン・イン。
お茶会の前、ソン・イン( オ・ミンソク)はサン( ユナ )から取引を持ちかけられていた。
父親を守ってくれるなら、貧しい民のために10年間援助しても良いと条件を出したサンに、一度に全てを与えない理由をソン・インは尋ねた。
すると「 鶏の腹を引き裂いても玉子を得ることはできない。毎朝玉子を得るためには忍耐強くなければならない 」と膝の上で拳を握りながら答えていたサン。
その会合を思い出し声を出して笑うソン・インを見て「 あなた様が他の女のことで笑うなんて嫌です。」とブヨンは嫉妬した。
そして、王と寝たのかどうかを尋ねるソン・インに首をふった。
これに「 ではなぜこれまで男を誘惑する手管を覚えたのだ?」と厳しく尋ねるソン・インに「 何でもやります 」と涙を流しながらブヨンはすがりついた。
*
早朝目覚めた忠烈王に、ブヨンは、貢女を避ける為に身元を隠していたウン大臣の娘がサンだと嘘を話し、ウォンがワン宰相の娘を世子嬪 (セジャビン)に選んだ事を伝えた。
「 三つの内二つ。世子邸下はウン大臣から富を、ワン宰相から権力を手に入れたと噂されているのです 」と聞いて、憎悪に満ちた顔になる王。
その頃、ソン・インの方はムスクを伴ってウン大臣の元へ訪れていた。
「 サンが援助を申し出たので最後の機会を与えよう 」と言うソン・インに「 準備しておいたお茶を運べ!」とコ・ヒョンに叫ぶウン大臣。
だがその後、コ・ヒョンは台所ではなくヨンベクの書斎へ入り、隠し戸棚から全ての財産目録と譲渡書類を取り出して逃げた。
その後ろ姿を見て追いかけている途中でビヨンを見つけたムスクが気を取られる隙きに、屋敷から出るコ・ヒョン。
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お茶会の前、ヨンべクは土地臺帳を含め財産の全てを譲渡する書類を作成して秘密の戸棚ヘ保管していた。
「 王とソン・イン側と王妃側のどちらも財産を狙っているので、命の安全を保つ唯一の方法は両側から財産を守ることだ 」とサンに言われたからだった。
「 世子様は見る目がある御方です。お嬢様が世子嬪 (セジャビン)になれば、全て解決するのではありませぬか…」
そう残念そうに言うコ・ヒョンに、目を伏せたサンは「 父上に何かあったら私は生きてはいられません 」と答えた。
だが父親から、自分の安全を尋ねられたサンは困った顔をしてうつむいた。
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サンと取引したのにも関わらず、ソン・インはヨンベクに勝手な要求を突きつけていた。
「 毎朝一つの玉子では満足できませぬ。私は全ての財産を頂きたい。そうすれば助命を王に願い出よう 」
だが、高笑いしたヨンべクは「 そうしたいが、私は小さな屋敷一つを所有しているだけで、後は全て娘に譲渡した。私ではなく娘の命を救うべきだな 」と土地臺長( 台帳 )を見せた。
すると顔色を変えて立ち上がったソン・インは 「 探せ。紙を焼くことは出来ぬ。必ずどこかにあるはずだ! 」と遅れて現れた兵に命を出し、ウン大臣を縄にかけた。
そして、姿を消したコ・ヒョンを探すようにムスクに指示をだした。
その時ムスクは、ヨンベクに近寄ろうとして突き飛ばされて地面に座ったまま悲嘆にくれているビヨンを見ていた。
( この二人に何か? )
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ソン大臣に喚く忠烈王( チョン・ボソク )。
「 一つ目はワン・ヨン!彼を得れば大臣たちを全て手に入れられる。そして二つ目は高麗の2割の財を持つウン・ヨンベク! そのために娘の命を救ったのに違いない!」
「 父親の財産を全て任されたあの娘はまさに歩く棚ぼたですな。」と言った後、世子宮か元成宮のどちらかにサンが潜んでいると耳打ちするソン大臣。
これに「 ウン大臣の財産を欲しがる理由は何だ? 」と独り言を言った王は、ウォンを軟禁( 禁足令 )してサンを探すために兵を出せと指示した。
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禁軍が現れたことを知らせるキム宦官と兵に周りを囲まれていると駆け込んでくるチャン・ギ!
そして、ウン大臣が捕まり家がくまなく探されていると報告するジン・グウァン!
王がサン( ユナ )の正体に気づいた事を悟ったウォンは、素早く三人に指示を飛ばした。
ウォンは、チャンギに「 母上の所にいるリン( ホン・ジョンヒョン)の所へ急げ。そしてソワを連れて逃げるように伝えろ!」と指示を出し、ジン・グウァンに「金華亭の私兵の発見を防ぐように」と命令した。
そうしてソン大臣( チェ・ジョンファン )が兵を連れて現れた時、時間稼ぎの為に女装したキム宦官を連れてウォン( シワン )は出ていき、身元を尋ねる彼を無視して殿内に戻った。
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金華亭へと向かった禁軍は、秘密の扉から裏へと足を踏みいれた。だが空っぽの訓練場を発見しただけで終わった。
その様子を隠れて覗いているコ・ヒョン。そんな彼の傍に荷車引きの二人は近づき、ウォンの私兵が既に退散したことを耳打ちした。
その後コ・ヒョンから、ソワがウン大臣の娘だと打ち明けられて驚きで固まる二人。
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世子殿内に入ってきたソン大臣は、抗議するウォンに王の勅書を見せ禁足令を宣告した。
その時に女性の黒い靴を見て不振に思ったソン大臣は、顔を覆う薄布を取りさった。そして女装したキム宦官の姿を発見して舌打ちして出て行った。
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床に座ったままうたた寝しているサン( ユナ )の様子を覗いた後、静かに部屋に入って来るウォンソン公主。
「 寝床も椅子もない部屋で居心地が悪かったであろう 」と声をかける王妃に飛び起きるサン。
そうして話があると言う王妃に、サンは椅子の代わりに自分の上衣を広げて座るように勧めた。
サンは初めて世子に出会った時、彼が世子だとは知らず、とても失礼な態度をしていた事を打ち明けた。
すると王妃は、幼い頃ころからウォンが世子であることを嫌っていたと呟くと、懐から簪をを出した。
「 それを頂いた時はからかわれていると思っていました。世子嬪 ( セジャビン )決まったので返すつもりでした 」
「 そなたの心の中の世子は何なのか?」と尋ねる王妃に、一瞬ためらってから返答するサン。
「 私はこれからもずっと世子様を友として好きでいると思います。世子様とリン様の友情が羨ましかった。それで私も仲間に入りたかったのです 」
そんなサンを複雑な表情で見るウォンソン公主。
その後突然お腹の痛みに襲われた王妃の傍に寄るったサンは、深く息をするように言いながら手と肩、そして背中を必死に擦った。
そんなサンを一瞥して簪を返したウォンソン公主は「 リン、連れていけ! 」と命じた。
唖然としてリンを見つめたサンは「 不思議だわ。私が捕まると必ずあなたが迎えに来る 」と微笑んだ。
着替えをサンに渡したリンは、見ないようにチャン・ギ共に壁側に頭を向けた。
リンの衣に着替えた後「 ちょっと、これ大きすぎるみたい 」と声をかけるサン。
長すぎる下衣の裾を自分の簪の紐で結んだリンは「 怪我もなく元気な姿に安堵した 」と告げた。
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その夜ウォンソン公主の命により、サンの師匠であるイ・スンフェを連行した(と思っている…)フラタイが王宮へ戻って来た。
だが籠の中を確かめて空だと告げる門の番兵。イ・スンフェが逃げた事を知り慌てるフラタイ。
*
リンがサンとチャン・ギと共に裏門から出た直後、禁軍( クムグン/王の護衛 )が元成殿へ一斉になだれ込んでいた。
屋根の下に隠れたリンは「 必要になるかもしれない。だが貸すだけだ 」とサンに短剣を渡した。
その後兵に囲まれたが、チェ宦官が手招きする方へ罠だとも知らず チャン・ギを残して二人は向かった。
だが門戸を開けて「 この道へ行って下さい 」と入った場所で兵に囲まれる二人。そこへ現れる忠烈王とソン大臣。
「 罪人、ウン・サン!王の前であるぞ。地面に座らぬか!」と二人に向かって叫ぶソン大臣。
そうしてサンが命に従い座る中、突然現れたウォンがサンの傍に座った。禁足令を破ったとしてウォン( シワン )に憤怒する忠烈王。
「 父上、全て説明いたします 」と頭を下げるウォンに、王は「 多くの者がお前を不審に思うと忠言しても信じてはいなかったが、一体お前は何をするつもりなのだ? 」と怒鳴った。
さらに「 罪人を牢に入れ貢女の名簿に載せろ。焼印をつけろ! 」と命令する王に立ち上がるウォン。
「 触るのではない!お前たち死にたいのか?今直ぐ手を放せ!!」と怒声を上げるウォンに「 王命だ!」と言う王。
だが彼を無視して「 聞こえないのか?放せ!」と兵士に続けるウォン。唖然とウォンを見つめた後、彼に駆け寄り平手打ちをする王。
「 私の手で死にたいのか? 」と激しい剣幕でがなり立てる王に、怯まず薄笑いを浮べて対峙するウォン!!
次回のお話は⇒王は愛する 11話 あらすじ 感想
前回のお話は⇒王は愛する 9話 あらすじ 感想
韓国ドラマ 王は愛する 10話 感想
権力を嫌っていたウォンが、自分の大事な人たちを守るまえに” 権力を持つ ”と決心しました。
” 蛇の様にずる賢くなる ”と宣言したウォンが今後どんな風に変わっていくのか楽しみです。
ウォンソン公主は病気なのでしょうか?もしかして毒とか?折角ウォンと和解した所なのに残念ですね。
それから、ビヨンとムスク(ソン・インの密偵)の関係は何でしょうか?ちょっと無理やりな気もしつつこの二人の展開も気になります。
母親に助けを求めるシーンとラストで「 手を出すな! 」と父親に反抗して薄ら笑いを向けるウォン。
迫力のシワン君でした!続きが気になりますね。
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