韓国ドラマ 王は愛する 17話 あらすじ 感想 シワン ユナ (少女時代) ホン・ジョンヒョン 視聴率6.1%

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いよいよダン(パク・ファニ)と婚姻するウォン(シワン)
それでは 韓国ドラマ 王は愛する 17話 あらすじ 感想 シワン ユナ ホン・ジョンヒョン ( 왕은 사랑한다 The King Loves )をご紹介します。
主な登場人物
イム・シワン : ワン・ウォン役
ユナ ( 少女時代 ) : ウン・サン役
ホン・ジョンヒョン : ワン・リン役
パク・ファニ : ワン・ダン役
詳しいキャスト情報は⇒ キャスト 登場人物 視聴率
画像は⇒ MBC 王は愛する
韓流時代劇 王は愛する 17話 あらすじ 感想
ウォン( シワン )とダン( パク・ファニ )の婚儀。
東宮殿を出たウォンは、新婦の父ワン・ヨンに挨拶をした後、” 親迎 ”( 六礼/王世子が別宮を訪れて新婦を宮廷に連れてくること )の儀式の為に別宮を訪れた。
そして場所を移した二人は、それぞれが持ってきた雁を隣に並べた。
ダンは一つがいになった雁の可愛らしさに思わず微笑むが、硬い表情のまま視線を合わせようもとしないウォンを見て顔を曇らせた。
その後、公式の婚礼式である” 同牢宴(新郎新婦の固めの杯/六礼) ”に向かうが「 公事に追われているため参加できない。 」とウォンは立ち止まり、王と王妃が待っていると言うダンを置いて去った。
*
東宮殿にウォンが戻るのをリンは待ち受けていた。
ウォンは「 よくも王世子の行先を遮ったな!引きずり出されたのか!」と不機嫌そうに言って道を塞ぐリンを退けた。
二人のキスを目撃したウォンは、衝撃を受けた上に裏切られたと傷ついていた。
だが無理やり殿内に入り込んだリンは「 サンお嬢さんと私の結婚をお許し下さい。 既に両親の許可も得ております。 」とウォンに願い出た。
そして「 女性と財産を得るために人を殺したと噂が立っている。サンお嬢さんを行かせて下さい 」と頼んだ。
だがウォンは「 ヨンベクの職を与え臣下とした。 サンは私の傍で命に従わなければならない。 」と拒否した。
「 かごの鳥にして餌や水を上げる。 それがそんなに面白いのですか?」と非難するリン。
その言葉に頭に血が上ったウォンは「 お前の為に私が何を諦めたのか分かっているのか!何が欲しい?サンか私の座なのか?」と詰め寄った。
「 父上と江陽公( カンヨングン )と三人で何を相談していたんだ?」とさらに畳み掛けた。
それに対して「 もう何を言っても...。 」と目を伏せるリンに向かって「 もう遅い!」とウォンは話を打ち切ると、逃亡罪と噂を広めた罪で投獄するように命じた。
だが東宮殿を出ていくらも行かない内にムスクと部下が現れて、リンは王の元へ連れて行かれた。
*
王宮から逃げようとしていたサンは、王命だと言われて兵に囲まれ身動きができなくなってしまった。
それでも、見張り番の気を反らせて抜け出したが、そこでウォンと出くわした。
ウォンが「 行こう 」と手を取ると、サンは「 ネックレスをもらったから約束を果たすために見に来たのです。 お会いできたので行きます。 」とその手を外し去ろうとした。
だが、ウォンはサン( ユナ )を強引に引き止めると宮廷を案内した。

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ウォンは、幼い頃からの父親との確執を打ち明け、追い詰められていると話した後サンを説得した。
「 誰かがそなたを傷つけるのではないかと不安だよ。 だから守れるように見える所にいてほしい。 私にはその力がある。 」ともう一度サンの手を握った。
だがまた手を外し拒むサンを見て、ウォンは深いため息をついた。
✳︎
ムスク達に忠烈王( チャン・ボソク )の元へ連行されたリンは、すっかり具合が悪くなり臥せっている彼を傍で励ましていた。
侍医を呼ぼうとするリンを「 ムビが傍にいれば大丈夫だ。 」と忠烈王は止めた。
だがムビが傍を離れるやいなや、悟られないように声を潜めて「 あの娘(サン)を救ってやれ。そして私も 」とリンに頼んだ。
王の寝所から出たリンは「 臣下として仕えると言ったな。 」とソン・インに確かめた後、幾つかの指示を彼に与えた。
*
東宮殿に連れて来られたサンは、居心地悪そうに部屋の中に佇んでいた。
だがウォンが書き物を始めると、サンは傍で炭をすり始め「 終わったら嬪宮(ピングン)様の所へ行って下さい。 」と話した。
それを無視したウォン( シワン )は「 話すことが沢山あるから...。 」とサンに座るように勧めると、いつになく真剣な表情を浮かべた。

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「 私の一番はそなただと覚えているか?あの時はそう思ったが今は違う。 そなたは私の最後だと思っている。 皆追い出したのでもうそなた以外誰も私の傍にはいない。 」
だがサンは「 宮に戻ってきたのはネックレスの約束を守るためではなく、連れ去られたリン公子を助けてもらうためだった...。 」と話した。
「 私の知る限り、リンは連れ去られた訳じゃない。 母上がそなたの父親を殺したと思っているからそんな態度を取るのか?では父上の仇を取るのを理由にして私の傍にいないか?」とウォンは尋ねた。
顔をしかめるサンに、ウォンはさらに続けた。
「 時として人は二者選択を迫られるものだ。 そなたも例外ではないのだ。 」
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「六礼」とは?
婚姻の六つの儀式のことで、王室の求婚が行わ れる「納采」、求婚が受け入れられる「納徴」、婚姻の日を発表す る「告期」、王妃・世子嬪を冊封する「冊嬪」、「親迎」、公式の婚礼式である「同牢宴」 からなっている。
最後の儀式だけが宮廷で行われ、その他の五 つの儀式は一般的に別宮で行われる。koreanaより引用
六礼の手順として、王室は婚礼に使われる雁 を別宮に贈っていた。 現在は木製の雁を使っているが昔は生雁。
韓国では雁は死ぬまで一 生同じ相手と連れ添うと考えられていて、結婚生活の”節操”を象徴していたようです。
*
ヨンベクの死に対する調査のために、元成殿から臣下が連行されて行くと、ウォンソン公主は助けを求めに東宮殿へ向かった。
だがウォン( シワン )は「 立ち入り禁止令を破れば容赦なく切り捨てる! 」と冷たく追い返した。

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部屋の中で、ウォンは寝ているサンの傍に座り、手を取った。
「 一日で二度私の手を拒んだが、やっと静かになった。 もしこんな風に寝させてやったら...。 もしそうしたらいつも穏やかに暮らせるのだろうか?そうならずっと寝たままで居てくれ...。 」(悲壮…涙)
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ウォンが閉じ込めたイ・スンフェを助けに行ったリンは、そこで彼に相談を持ちかけているウォンソン公主と対面した。
” 判府事の死は妃殿下( ワンビママ )が背景で操っていると申されたのではないのか...” とリンは呟いた後「 イ師匠を沈黙させる為にここにいるのでしょうか?」とウォンソン公主に挑発的に尋ねた。
そしてイ・スンフェを連れて行こうとするが「 話したいことがある。 」と彼はリンを止めた。
イ・スンフェは、ウォンソン殿の尚宮が、家族を盾に脅され判府事の待っている部屋で香を焚いたことを自白した直後殺されたことを話した。
そしてウォンソン公主は「 この宮殿で香に詳しい人を知っている。 殿下の傍にくっついているあの妖女!あの女が殿下を骨抜きにして息子と私の間に亀裂を作って破壊した。 そしてお前と世子の間にも入り込もうとしている。 」と告げた。
そして「 そなたたちはいつも友だと申していた。 ならば友人として世子を助けてやってほしい...。 」とリンに頼んだ。
だがリンは「 遅すぎる。 その妖女は私の仲間になり、世子邸下はもう私の友ではありません。 」と拒否した。(えっ?)
そこへ乱入してきたムスク一味と共謀してイ・スンフェを連れ去るリンの背中に向かって「 私には分かっていた。 そなたがずっと世子を騙しているとな! 」とウォンソン公主は唸り声を上げた。
*
王の命により勤政殿に現れたウォンは「 アバママ( 父上様 )はどこだ?」と居並ぶ大臣達に尋ねた。
そこへソン大臣の「 殿下は進行を監視する代理人を立てられました。 」と言う声とともに現れるリン!
大臣の真ん中へ進んだリンは、判府事の死の調査究明をすることとウォンの指導力を公平に大臣達に評価せよという王命を読み上げた。
*
その頃、ジョンはソン・イン( オ・ミンソク )の襟元を掴んで「 どういうつもりだ!なぜ私ではなくリンが朝廷にいるんだ!」と問い詰めていた。

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これに薄笑いを浮かべたソン・インは「我々が長年打ち負かそうとして無駄に終わったことをリンは数日で素晴らしい成果を収めている。 リンが世子邸下を除去した後に王の座に就かせてあげます。」と淡々と約束した。
*
ヨンベクの死について証人尋問が行われていた。
二軍の将軍は、兵糧米事件の隠蔽し何も行動を起こさなかったと非難する証言をし、ヨンべクの死は待っていた部屋で炊かれた香により心臓発作を誘発されたものと、侍医は証言した。
どちらも元成殿から起因しているとして、ウォンソン公主に説明していただこうとリンは言う。
*ウォンソン公主( チャン・ヨンナム )の死
王が有害な香の元で眠らされているその傍らで、大胆にもムビとソン・インは反逆の企みを話していた。
そこへ突如現れ、二人のしどけない姿を目撃したウォンソン公主は、はしたないふるまいだと憤怒した後、忠烈王を起こして二人の不実を見せようとした。
だがどんなにウォンソン公主が呼びかけても無反応の王!
忠烈王の傍で焚かれていた香の瓶を振り払って落とした後二人の拘束を命じたウォンソン公主を、護衛の代わりにムスクが率いる兵士たちが取り囲んだ。
そして「 刃物を持った暗殺者が王の寝所に忍び込み、守ろうとした護衛は皆殺しにされた 」
と勝手なシナリオを語ったソンインは、ウォンソン公主の目前でフラタイを含めた護衛を部下に皆殺しにさせた。
衝撃で自失状態のまま部屋に戻ったウォンソン公主は、花瓶からシャクナゲの花を一本手に取るとがっくりと椅子に座った。
そうして静かにその生涯を終えた。
*
「 世子邸下、王妃様( ワンビママ )が崩御されました!」とキム宦官は頭を床にすりつけた。朝廷に居た誰もが皆、膝をついて平れ伏した。

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その頃、ピヨンの持ち込んだ兵士の衣装に着替えたサンは、ビヨンが護衛の目を惹き付けている隙きに東宮殿を抜け出していた。
だがリンとの待ち合わせ場所へ向かっていたサンは、にわかに騒がしくなった周りの様子を不審に思う。
そして引き止めた尚宮の口からウォンソン公主の死を知らされて驚愕した!!
*
” シャクナゲの花の存在を知らないままでいたらと何度願ったことか...。 どんなに美しくても愛するべきじゃなかった。 ”と言った母上の言葉は、私の心の中に深く刻まれていたのに、私は理解していなかった。
なぜ私は母上のシャクナゲの花になろうとしなかったのだろう?シャクナゲの花になる代わりに私は棘になった。親しい人と同様に己自身をそれで刺している。
目に涙を溢れさせ茫然と朝廷の中を見回しているウォン!!
次回のお話は⇒王は愛する 18話 あらすじ 感想
前回のお話は⇒王は愛する 16話 あらすじ 感想
韓国ドラマ 王は愛する 17話 感想
シャクナゲの花( 忠烈王 )を愛していながら最後までその愛を成就することなく色々な思いを残して逝ってしまったウォンソン公主でした。
最後は仲違いでしたが、その前にウォンが母親に力を借りに行き共同で動いてい時間があった事が唯一の救いでしたね。
ウォンも母親と同じで、好きになるべきじゃなかったサンへの報われない愛を追いかけています。
でもリンを斬ってしまった以上サンからの愛を得られる可能性は”ゼロ”になった様な...。
母親の例から学んで籠の中からサンを放すべきなんでしょうが、どういう結末になるのでしょう。
悲劇的な終わりなのか救いがある終わりなのか。 狂気的になったウォン、ソン・インと激動の終盤に入り面白くなってきました。
小心者の忠烈王への報われない愛で苦しんだ悲劇的な元の公主ウォン公主、チャン・ヨンナム さん本当に熱演でした。