韓国ドラマ 花郎ファラン 13話 あらすじ
真興(チヌン)王を捜すソヌ( パク・ソジュン )
「大丈夫か」と自身に近づくサムメクジョンに「 何故お前が心配する?」と言いながら突如剣を抜くソヌ。
だがサムメクジョンの首に剣を当て「 答えろ!お前が本物の王か?」と凄んでいるソヌの前に立ち塞がるアロ。
「 巻物を信じているの?王だって馬鹿じゃないわよ。こんな敵だらけの所に王はいないわよ。どんな恨みがあるのか知らないけど...」と言ってアロはサムメクジョンを庇った。
そんなアロに怒り手を振り払おうとして誤ってアロの腕を切ってしまうソヌ。
それでも引き下がらないアロに、強張った顔のままソヌはその場を去った。
その後「 心配はいらない。兄上は私が言った事をきっと信じてくれる 」と言ってサムメクジョンを安心させるアロ。
*
薬房で傷ついた腕の手当をしながら話すサムメクジョン( パク・ヒョンシク )とアロ( アラ )。
「 兄さんだろう?どうしてそこまで反抗できるんだ?」
「 兄上に( 王 )を殺させるわけにはいかないでしょ?だから...」
「 私のせいで君を危険な目に合わせていると思うと、自分に腹が立つ」
「 自分を責めてどうするんです?たとえ惨めで弱かったとしても自身を信頼すべきではありませんか?」
そう言って慰めるアロをじっと見つめるサムメクジョン。
*
アロを傷つけてしまいショック状態のソヌ。
その前に現れたスクミョン公主が「 剣のテクニックはないけれど勝負強さがあるわ 」と言うと「 王族はなんと恥知らずなんだ。矢を射っていながら全く反省の色がない 」とソヌは言い放った。
だがそんな非難には屈せず、剣を教えようと提案するスクミョン公主を拒否して、その場を去るソヌ。
*
その夜、ソヌに首を絞められる夢にうなされて、目が覚めるサムメクジョン。
垂れ幕の事件以来、自身が王である事がばれる恐怖に怯えるようになっていた。
一方のソヌは混乱した気持ちで眠れず外にいた。そこへ現れたウィファ公は、王を探している理由をソヌに尋ねた。
これに「 悪縁だ 」と答えるソヌに「 深遠を知っているか?池の静かな表面だけを見て誤解するな。物事はそれが全てではないのだから。間違いを犯すな! 」と忠告するウィファ公。
* 南扶余 ( 百済の国号 )へ
南扶余( 百済の国号 )からの度重なる挑発が論争となっている朝廷。
羅済同盟(和親同盟)は既に破られていると主張する太后反対派と、この機に乗じて南扶余を奪うか公主を送る事を進言するヨンシル公。
戦いではなく和親を選んだジソ太后は、その目的ならば禁軍ではなく花郎の方が適しているとし和親使節団に送ると告げた。
*
アロ( アラ )を避けているソヌの姿をふと目撃するハンソン( 防弾少年団V )。
「 ソヌを裏切ったのか?どうして?誰のため? 」と面白そうに訊くハンソンを振り切り、ソヌを追いかけるアロ。
「 医者だから庇っただけなのに、避けないで私を見て話してよ!何て心の狭い人なの 」となじるアロを前に、複雑な心境を抱えたまま立ち去るソヌ。
*
回廊でサムメクジョンに腕を引きとめられたソヌは、感情を爆発させ胸倉を掴んだ。
そんな彼に「 もし私が王なら、友ではいられないのか?」と静かな眼差しで問いかけるサムメクジョン。
だがソヌは「 王だとはっきりしたら殺す。俺に触るな!」と言い放って去った。
*
集会の場へ入るソヌを凝視する花郎徒。
王だという噂に加えて真剣勝負のこともあり、増々注目を浴びるようになっているソヌ。
そんな中ウィファ公は「 和親の使節団に同行する勇士を募るゆえ熟考せよ 」と伝えた。
丁度その頃、ジソ太后から和親目的の南扶余行きを命じらたスクミョン公主は、アロを医員として同行させる事を条件として承諾した。
その3日後、ウィファ公に遅れて壇上に上がったスクミョン公主は「 医員を連れた小隊で行くが、同行者は誰だ?」と花郎徒に尋ねた。
アロを守るため直ぐに挙手するソヌとソヌを守るとジソ太后と約束したスホも志願した。
続いて、ヨンシル公に南扶余のチャン太子への密書を託されたバンリュと、最後にサムメクジョンも使節団に志願した。
*
その後、南扶余行きを前に家族や友に別れを告げる四人。
父親に言い出せず、涙ながらに手紙を残したアロ( アロ )。
そしてスヨンは、バンリュに髪の毛を切って入れた巾着を渡し「お帰りをお待ちしています」と涙ぐんだ。
そんなスヨンを引き寄せて別れのキスをするバンリュ(ト・ジハン)。
ハンソンは「 付いて行くから風月主に頼んで~! 」と駄々をこねてソヌを困らせた。
そんなハンソンを引き離したダンセは、主人としてお仕えしたいとソヌに言った。
パオは年甲斐もなく泣き、出発の最後の瞬間までサムメクジョンを引きとめて困惑させた。
そしてスホは、自ら志願した事を褒める父親に「 王を守ることは太后様を守ることですよね?父上 」と言って別れた。
そうして和親使節団一行は仙門での出立式の後、南扶余に向けて出宮した。
*
暫く進んだ後の休憩場所で、休んでいるスクミョン公主に近づいて、アロを連れてきた理由を尋ねるソヌ。
「 連れて来たのはアロではなく、私が信頼できる花郎だ。そして今そなたは私の目の前に立っている 」
「 妹をつれてくる必要はなかった 」と非難するソヌに「 医女と宮女が必要だったから 」と淡々と答えるスクミョン。
その言葉に怒りを感じながらも、前回の蛇と同じく蜂をスクミョン公主の傍から追い払うソヌ。
その直後、突如として呼吸困難( 喘息? )に陥り倒れこむスクミョン公主を、ソヌが咄嗟に支えている所を目撃して嫉妬するアロ。
*
その夜、宿に入る使節団の一行。
部屋に案内するソヌに、昼間の礼を言った後「 誰にも見られたくはなかったが...」と告げるスクミョン。
自分にも突如失神する持病があるソヌは「 良く分かっている 」と理解を示した。
昼間の2人を見て誤解したアロは、ソヌに「 私の為ではなく公主様のために来たの?私はあなたを恋しがっているけどあなたはそうじゃないんでしょ?」と尋ねた。
「 お前のせいではなく、俺自身に怒りすまないと思っていたからお前を見られなかったんだ。」
「 では、私に会えなくて寂しかったの?」
「 お前に会いたいという気持ちは、切実でいつも強かった 」とソヌはアロを抱きしめた。
そんな中、突如なだれ込んで来る農具を武器に持った農奴たち。
その場を逃げようとしたが囲まれて、危機を迎えるソヌとアロ!!
次回のお話は⇒花郎ファラン 14話15話 あらすじ感想
前回のお話は⇒花郎ファラン 10話11話 あらすじ 感想
ソ・イエジ パクソジュン 韓国ドラマ 花郎ファラン 12話13話 感想
ソヌの正体が明らかになったあと、めでたくアロと相思相愛になりました。
今後サムメクジョンが王で有るとわかった場合、親友マクムンの敵を取りたいソヌはどうするでしょうか?
そして最大の秘密、ムミョン(ソヌ)の出生の秘密へと話しは進むのでしょうね…。
ジソ太后は四回ほど結婚しているので、スクミョンとサムメクジョンは異父兄妹。
そうなるとソヌは、アンジ公に急接近しているフィギョン公の血筋か、法興王(前王)の側室の息子。
聖骨( 両親共に真骨 )が、サムメクジョンとソヌの二人になり権力闘争が始まるのでしょうか?
そして13話で遂にサムメクジョンに剣を向けるソヌ。
ですがこのまま二人の友情が消えてしまうとは思えず、和親使節団で共に行動する内に新たな関係を築けるのではないでしょうか。
ラブラインの方は、アロとソヌ、バンリュとスヨン、共にお互いの気持ちを確認をし順調に進んでいます。
ですがバンリュがヨンシル公のしがらみから抜けない限り、今後悲劇が起こるかもしれません。
ソヌの失神症に続きスクミョンの呼吸困難( 喘息? )、聖骨を守るため近親結婚を繰り返した末の病ということでしょうか。
農奴に襲撃される場面でエンド!次回が楽しみですね。
- パク・ソジュンドラマおすすめランキング
- パク・ヒョンシクドラマおすすめランキング
- コ・アラドラマおすすめランキング
- パク・ソジュンの出演作⇒『 梨泰院クラス 』『 サム、マイウェイ』『 キム秘書はいったいなぜ 』
- パク・ヒョンシクの出演作⇒『力の強い女トボンスン』『SUITS/スーツ』
- コ・アラチョン・イルの時代劇⇒『ヘチ王座への道』
- ソ・イェジ キム・スヒョンのサスペンスロマンス⇒『サイコだけど大丈夫』
- チェ・ミンホ出演のメロドラマ⇒『都会の男女の恋愛法』