韓国ドラマ 彼女の私生活 3話 あらすじ 後半
スキャンダルの余波
「 写真を載せるのか怖くなったよ。ズームして見るファンがいるなんてな... 」とマネージャーから言い訳を聞かされたシアン( Oneチョン・ジェウォン )は「 展示会のせいだ。だから僕は参加したくなかったんだ 」と顔を曇らせた。
その頃スキャンダルのニュースを知ったライアンは、様々な悪質コメントを読んでドクミを心配した。
「 I will find you. I will kill you.」という脅迫メッセージから空港で襲われた場面が頭に蘇り、危機感を持った。
その後、ユ・ギョンア( ソ・イエファ )が恋人の写真をSNSで公開して熱愛説を封じる様にドクミに助言するのを聞いたライアンは、ガラス戸を叩いて話を中断させた。
シアンへのオタ活がばれそうになり困っていたドクミは、ソンジュとの同性愛関係を誤解して助けたライアンのおかげで、秘密を隠し仰せた。
( ライアンの勘違いは、いつ解けるのでしょう... )
その夜、熱愛説に対するシアンの事務所の声明文を読んだライアンは、” 家を去る前にシアンが短時間だけジャケットを貸した ”となっている文を読んで気分を害した。
だが記事の間違いを抗議するライアンに対して、マネージャーは「 世界にたった数枚しかないジャケットがこの家に二枚あったと言う話を信じるファンはいない 」と説明した。
そして「これでスキャンダルが静まり展示会の開催もできるのだから上手くやりましょう」と言われたライアンは、それ以上の追求を諦めた。
だが翌日、シアンの家で張り込んでいた時に限定品のジャケットを着たまま去るドクミの写真を撮っていたシンディがファンカフェにその写真を載せたために、さらなる騒動が勃発した。
ウンギから「 熱愛説に歓喜の踊りをしろ! 」とメッセージを受け取ったドクミは「 絶対にしない。アイドルとファンは販売者と消費者。疑似恋愛を売っているアイドルが恋愛をしたら商売倫理の問題だ 」とファンの気持を語った。
ドクミは熱愛説よりも、シアンへのオタ活や” シアンは私の道 ”のホムマ( ホームページの管理人 )であることがバレるのではないかと恐れていたのだった。
*
顔も身元も公開されてしまったドクミに、ライアン( キム・ジェウク )は「 最初に記事が出た時に誤りをきちんと正すべきだった。僕のせいだ 」と謝罪した。
だがドクミは「 時間が解決してくれるでしょう。館長の責任ではありません。全てはサセンペン※のせいですから!ファンと言うよりストーカーの!」と答えた。
※사생(サセン)ペン:芸能人の私生活まで侵害して追いかける過激ファンの意味。ここではシンディ
その後退勤していたドクミは、待ち伏せていたシアンのファンから生卵とピンポン玉鉄砲で一斉に攻撃された。そこへ駆けつけたウンギが体で庇ったものの、首や手首に傷を負うドクミ。
その後ウンギは、遅れて出てきたライアンにアレルギーショックの時、病院へ運んだことを話したあと「 ドンミのオッパです!初めまして! 」と言いながら手を差し出した。
だがその手を握れないライアン。そこへ服を着替えて現れたドクミに、ライアンは帰宅して休むように言うと家まで送ることを提案した。
だがそれを断って、ウンギと共に警察に向かうドクミ。
*
警察で「 姉さんがシアンにプレゼントした服を着たから。その意味が分かりますか?好きな人に着てもらうためにあげたのに...姉さんが...」と涙を流しているファンを見たドクミは、厳重処分の要求を止めた。
ファンの心を理解して「 大した怪我ではありませんから、もう帰らせて下さい」と刑事に頼んだ。
そして「 チャ・シアンさんとはあの日に初めて会った。ジャケットはシアンさんのものではなく別の人のものだった。シアンさんとは何の関係もないと誓うわ!」とファンを安心させた。
*
アイドルとのスキャンダルを知ったオム・ソヒョ( キム・ソニョン )前館長は、ライアンを尋ねてドクミを解雇するように告げた。
「 スキャンダルが本当かどうかは重要ではない。私の顔に泥を塗った。美術館の品格を守るべきキュレーターが、そんなゴシップネタになってしまうとは!直ぐに解雇しなさい! 」
だがそう続けるソヒョに、ライアンは「 どんな資格があって従業員の解雇を指示されるのですか?チェウム美術館の従業員についてあなたに何も判断しないで頂きたい 」と断言した。
それでもドクミの解雇を主張するソヒョに、上海の競売で購入したイワノフの作品の書類がないのは妙だと横領疑惑を示唆して脅した。
その後車に乗り込む前にドクミを発見したソヒョは、ビンタを浴びせて「 これから目を光らせているから覚悟して! 」と警告した。
ライアンも競売にいたことを知らなかったソヒョは、ドクミがイワノフの作品について報告したのだと勘違いしたのだった。
これを遠くから見ていたライアンは、赤くなった頬を髪で隠して建物に入ってくるドクミに「 帰宅するように言ったのになぜ戻ってきたんだ! 」とイライラとした。
そして送付書類があったので戻ってきたと答えるドクミに、ため息をついた。
*
退勤しようとしていたライアンは、辛い時に絵を眺めるのが癖になっているドクミの姿を館内に発見した。
その後ドクミの傍に座ると「 どんなに素晴らしい芸術より生きている人の方が素晴らしい。壁にかかっている絵より私の方が立派です。生きていて、これからも生きていくから... 」と言うドクミを見つめた。
そして養子として海外へ渡った自分が受けた傷を語ったあと「 絵だけは褒められた。だが絵よりも自身の方が偉大だと思ったことは一度もなかった。生きているだけで絵も描けないのに…。だからありがとう。教えてくれて... 」と言った。
その上オム館長が平手打ちした理由は、イワノフの作品について言及されたからだと説明してドクミに謝罪した。
*
ドクミと別れて家に向かっていたライアン( キム・ジェウク )は「 I will kill you. 」いう脅迫文や美術館の駐車場で不審な車を見たことを思い出してUターンした。
こうしてドクミを轢こうとしていた車の前に自分の車を突っ込んで、ドクミの危機をかろうじて救った。
呆然としているドクミに「大丈夫か?」と声をかけて無事を確認したライアンは、黒い車に近づき運転席の窓を激しく叩いた。
そして「お前は何だ!あの女性は僕の恋人だ!僕の人だ!!」と血相を変えて怒鳴るライアンに、びっくりするドクミ!!
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放送情報は⇒キャスト・登場人物・視聴率
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韓国ドラマ 彼女の私生活 3話 感想
世界に数枚しか存在しないジャケットのせいでスキャンダルに巻き込まれてしまうドクミと助けるライアンの姿が描かれていた3話。
攻撃をしてきたファンの人たちの心に共感をして許したり、平手うちされた自分に惨めになるかわりに「私は壁にかけられた絵よりも素晴らしい」と笑顔を浮かべるたくましいドクミが魅力的でした。
そして、最初才能はあるが直ぐにドクミを解雇したりする放漫な男に見えたライアンが、ドクミの芸術に対する情熱と世界観に共感して心を開いていきましたね。
幼くして海外に養子に出て苦労したためか典型的な御曹司の性格ではなく、実は謙虚で誠実なライアンの性格が素敵です。
絵が描けなくなった原因がイソルの絵にあるとして、シアン所有の絵を見たいライアンとその絵をミーティングに来た二人から隠したシアン。
同じ趣向を持つシアンとライアンの関係が気になりますね。展覧会を通して一緒に仕事をするようになれば、二人の共通点がもっとでてきそう…。
そしてラストのライアンの迫力のセリフ!
ドクミを傷つけようとした相手への単なる脅し以上の所有欲丸出しの発言は、穏やかに淡々と話すライアンの普段の姿から離れたものでした。
先週の予告に出ていたライアンの疑似恋人への提案は、この後4話で出てくるようです。次回が楽しみですね。
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