ヘチ 韓国ドラマ 王座への道 11話 あらすじ 感想ネタバレ ( 獬豸 カイチ ) 後半
主な登場人物
ヨニン君イ・グム役 ( チョン・イル )
ヨジ役 ( コ・アラ )
パク・ムンス役 ( クォン・ユル )
タルムン役 ( パク・フン )
ト・ジグァン役 ( ハン・ジハン )
キャストと日本放送の情報は⇒ キャスト 登場人物 視聴率
画像は ⇒ SBS公式サイト
ストーリー動画は ⇒ Youtube KOKOWA
韓流時代劇 ヘチ 11話 あらすじ 後半
平服で朝廷に現れた景宗は、イ・グムを廃位させるという諫言を一切受けつけないと断言した。
これにミン・ジンホン(イ・ギョンヨン)は「 世弟様を受け入れられません。王様も殺主契( サルチュゲ)を庇護なさると?両班を敵になさるおつもりか ! 」と激怒した。
そして「 世弟は殺主契( サルチュゲ)を庇護しているのではない ! 」と反論する景宗に「 全てをご承知で世弟様に一任されたのか ! 殿下は両班を捨てられたのだ」と声を張り上げて、他の重臣たちを驚かせた。
※殺主契( サルチュゲ):両班を殺害する秘密組織
*
景宗が重臣たちと議論している間、耆老宴(キロヨン)の壇上に立ったイ・グム(チョン・イル)は、覚悟を決めて殺主契( サルチュゲ)について話し始めた。
殺主( サルチュ)になった子供たちが人身売買犯によって清に売られるのを避けようとしていたことを説明し、両班の収奪が民に子供を売ることを強いていると両班を批判した。
さらに、国が土地を所有する両班でなく、土地の小作料を既に払っている民に税を課す不条理についても!
「土地を耕作する者がいなければ、両班は暮らしては行けぬ。誰のおかげで生きているのか考えよ!世弟である私が王になれば、土地の税は地主に払わせる。」
その宣言を聞いたヨジと民たちは感動した。だが両班たちは、一斉に反発した。
牢から開放されたアボンとパク・ムンスは、世弟を処罰するように叫ぶ両班の集団を眺めて愕然としていた。
そこへ現れたヨジは「 止めようとしたのですが、民を思いやるお心に感銘を受けて何も言えなくなりました 」と言って涙を流した。
こうして、両班からの猛反発を受けたイ・グムがいよいよ廃位危機に置かれると、民はイ・グムの擁護を始めた。
*
その夜、チョ・ヒョンミョン(イ・ドヨブ) 同知事(トンジサ)と王宮の塀に塗られた両班からの上訴文を眺めていたイ・グァンジャ(イム・ホ)は、1通の手紙に注目した。
それは、号牌(ホペ)※を添付した ”世弟邸下を廃位しないでくれ” という内容の民の檄書(ギョクソ)だった。
※号牌(ホペ):名前、出生地、地位、居住地が記録されていた身分証明書。
その後朝までに、何百人もの民のホペが積み上げられ、その数は急激に増えていった。
号牌(ホペ)の山を確認に現れたムンスが「 見ても信じられぬ...」と感動していると、タルムンは「 皆命がけです。これは誰にも操れぬ真の民心です。」と言った。
そうして二人も自分たちの号牌(ホペ)を投げた。ホペがない人々は、石や木片に名前を書いて置いていった。
*
ヨジ(コ・アラ)は、”コンニム”という名前が書かれた石をイ・グムに渡した。
殺主契( サルチュゲ)の少女(アン・ソヒョン)から、号牌(ホペ)の山に追加してくれるように頼まれたからだった。
コンニムの言葉 ” 感謝しています。お心遣いを忘れません ” を聞いたイ・グムは、王宮の塀に積み上げられたホペを見ながら、感動の涙を流した。
*
その夜、民心を得たイ・グムを支援することにしたかどうかを尋ねるミン・ジンホンに、チョ・テグ右議政は「 たとえ短い勝利でも、小論が勝った 」と笑った。
そしてミン・ジンホンが渡した老論派の要望に同意した。
ミン・ジンホンは「 世弟は運が悪い。ここで退いておけば、命だけは助かったものを...」と意味深な言葉を告げた。
そんな中、イ・グムの側に立つことを決意したチョ・ヒョンミョン とイ・グァンジャは、号牌(ホペ)の山に自分たちの号牌(ホペ)を置き、二人で笑った。
イ・グムの方は、号牌(ホペ)を手に握りしめて、民の名前と説明を暗唱していた。
*
数日後、チャドンを連れてムンスの様子を見に来たイ・グムに、未だ足の怪我が癒えていないムンスは、無礼な座り方をしていることを謝罪した。
これに「 そなたは最初から無礼だった 」と冗談を言ってイ・グムは微笑んだ。
そして「 未だ分別がなかった時のことです。今は己の力のなさを悟りました。司憲府の監察になっても何もできずにいます。」と力なくうなだれるウンスに「 身につまされる。だが諦めないだろ?」と慰めた。
*
その後帰る途中でヨジに会ったイ・グムは、ヨジから「 宮女(クンニョ)になります。邸下をお守りしたいのです 」と頼まれてため息をついた。
そして「宮女(クンニョ)になれば...」とヨジ(コ・アラ)の手を握り「こういうことも...」と言ってヨジの手を握りしめ、「こういう事も...十分に起きうる」と言って、顔を徐々に近づけた。
次回のお話は⇒ ヘチ 王座への道 12話 感想ネタバレ あらすじ
前回のお話は⇒ ヘチ 10話 あらすじ 感想ネタバレ
放送情報は⇒ キャスト・登場人物・視聴率
韓国ドラマ ヘチ 王座への道 11話 感想ネタバレ
殺主(サルチュ)、他国へ売られそうになった子供たちが自国に留まるまるために暗殺者になるという重い話でしたが、最後に全く期待していなかったイ・グムとヨジの甘い瞬間がきました。
長い間、ヨジに対する感情と戦っていたイ・グムが、気持ちを否定したくなくなったとしても当然ですよね。
宮女になれば、どんな義務が訪れるのかを正確に説明しようとして近づくグムを、ヨジが全く避けようとしていないので、この”義務”を嫌がってはいない…そんな感じがします。
イ・グムと仲間の状況が悪化することは予想していましたが、子供たちへの暴力に対して、イ・グムが何もできないと事は、残念でしたね。
そして、それに耐えなければならなかったイ・グムとムンスをチョン・イルとクォン・ユルがの完璧な演技で見せてくれました。
お互いに交わした目線だけで、二人の絶望、恐怖、衝撃、等々が伝わって本当に胸を打たれました。
強力で良心的な王になり、まるで粛宗のようにイ・グムを守ろうとする景宗も素晴らしい。
民心だけではなく、今まで反対していた重臣、王の心も掴んでいるイ・グムのこれからの活躍に期待したいですね。
では次回まで...♪ (*^^*)
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