韓国ドラマ ヘチ 1話 2話 あらすじ 感想ネタバレ ( 獬豸 カイチ ) 後半
主な登場人物
ヨニングン 君イ・グム役 ( チョン・イル )
ヨジ役 ( コ・アラ )
パク・ムンス役 ( クォン・ユル )
タルムン役 ( パク・フン )
キャストと日本放送の情報は⇒ キャスト 登場人物 視聴率
画像は ⇒ SBS公式サイト
ストーリー動画は ⇒ Youtube KOKOWA
韓ドラ ヘチ 王座への道 2話 あらすじ [ 計屍録ケシロク ]
敵に囲まれているヨジを発見したイ・グム(チョン・イル)は「私と勝負しろ!」とイ・タンを挑発して、矢を向けた。
これにイ・タンは恐れをなして座り込んだが、イ・グムが射たのは背後のイノシシだった。
その後イ・グムは、イノシシの出現で混乱しているすきに、ヨジの手を掴んで逃げ出し森へ逃げ込んだ。
そして、妓房で会う約束を交わしたあと、追っ手を自分に誘引してヨジを逃して戦った。
武術に長けていたイ・グムは、襲ってくるイ・タンの兵を難なく制圧した。だがその光景を目撃した粛宗は「 またお前か ! いつもお前だ...」と呆れた。
*
その夜、 義禁府(ウィグムブ)※ で取り調べを受けたイ・グムは、王室の恥になるから揉み消すようにと要請した。
そして、イ・タンの物を盗んだ男装の女人を捕まえると主張する官吏に「 王室がさらに恥をかくから止めてくれ ! 」と止めると、男色家だからといってごまかした。
その後、外で待っていたヨルリョン君イ・フォン(ノ・ヨンソク)が吏曹判書(ジョパンソ)ミン・ジンホン(イ・ギョンヨン)から「国王の座は一人では務まらない」と言われている姿を目撃したイ・グムは、「 私のせいですまない...」と謝罪した。
「 吏判書と手を組んだらどうだ?世子様は配位される。世継ぎになれねばお前は死ぬことになる ! 」
と警告したが、イ・フォンは王権を軽視する老論(ノロン)派を拒絶した。
そんなファンに、イ・グム(チョン・イル)は「” タンの計屍録(ケシロク) ”を知っているか?私が役に立てるやも...」と意味深に告げた。
※義禁府(ウィグムブ): 王命により 罪人の取り調べを行う官庁
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その夜、ヨジからタンの箱を受け取って中身を見たイ・グムは、枯れ葉と花ビラを見て「 やつならありえる。変なやつだから...」と思わず呟いた。
そして、正体を尋ねるヨジを拒否して去ろうとした。
だがヨジは、自分が司憲府の茶母だと明らかにして「 王様の次子、ヨニン君様ですよね?」と見つめた。
その後外へ出たイ・グムは、ヨジから連絡を受けて捕まえにきたパク・ムンスに胸ぐらを掴まれた。
その光景を見たヨジ(コ・アラ)は直ぐに間に入り、知らないふりをするイ・グムに、ノ・テピョンについて言及した。
「 君大監(クンテガン)、ノ・テピョンの代術をしたのなぜですか?ノ・テピョンの姪がミルプン君様の辱めを受けて自害しました。ですが我々はミルプン君様が殺めたと推測を...」
これにイ・グムは「いかにも、私は君大監だ。だから私に手出しはできぬ。今宵の無礼は大目にみよう」と告げて去った。
イ・グムの正体を知ったパク・ムンスは「 誠に王子か?今度こそ私の人生は終わりだ...」とへなへなとへたりこんだ。
イ・グムの方は、”代術(代理受験)をさせたのはノ・テピョンの口止めのためだ。だがどうして、及第したのに、彼は姿を消したんだろう...”と思索した。
*
翌日、 科挙に壮元(チャンウォン・首席)で合格したノ・テピョンが 及第証の受けとりに来なかった事を知ったイ・グムは、一計を案じて、チョホンを通じてイ・タンの噂を広めさせることにした。
街の語り部から、この話を聞いた頭のタルムンは都中の噂になるように指示を出し、この噂は都だけではなく瞬く間に粛宗の元まで届いた。
その上、イ・グムから「遺体を隠したのか?遺体が見つかれば王にはなれぬな」と挑発されたイ・タンは、山の中の遺体を移すように手下に指示した。
そんな中、噂を信じた司憲府のハン・ジョンソクは、イ・タンを捕えるために、ノ・テピョンの遺体を発見しようとした。
この時、イ・タンの箱の中の葉や花が戦利品だった事に気づいたヨジは、最も乾燥していない紅葉を見つけ出して、単独で捜査を始めた。
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その夜、イ・タンの手下を尾行して山に入ったイ・グムは、危機に陥った所でパク・ヨンスに救われた。
その後、パク・ヨンスを連れて尾行を続けている内に、イ・タンの手下が土を掘り起こすのを目撃した。
その時、松明を持って現れたヨジが敵に囲まれると、パク・ヨンスとイ・グムは難なく敵を追い払い、号牌(ホペ)※によりノ・テピョンの遺体を確認した。
※号牌(ホペ):名前、出生地、地位、居住地が記録されていた身分証明書。
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イ・タンの悪行を知った粛宗は、イ・グムを宝慶堂(ポギョンダン )※に呼び出して死期が迫っている事を告げた。
そして「お前はこの上なく聡明だった。それゆえ余計に胸が傷んだ。お前が王の器だと知るにつれ…。もう少し自重して、称賛に値する姿を世間に見せてくれぬか?」とイ・グムに頼んだ。
宝慶堂(ポギョンダン )※ グムの母、淑嬪崔氏(スクピンチェシ)の居所
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ハン・ジョンソクから、イ・タンの指示で代術したことを証言して欲しいと要請されたイ・グムは、「証言すれば私が罪に問われる!」とあっさりと拒絶した。
その話を聞いたパク・ヨンスは怒り、「あんまりです!今更手を引く理由は何です?やはり王族の肩をもつんだな!」と扉の外から怒声を浴びせた。
粛宗の言葉を思い浮かべたイ・グムは、酒に酔うか夢に酔うかで悩んだ。
翌日、ミン・ジンホンの指示で、房主監察(パンジュ カムチャル)に任命された ウィ・ビョンジュは、 齊坐(チェジャ)※を開く様に、イ・イギョム大司憲(テサホン)に提案した。
そして驚くイギョムに「証拠もなくミルプン君様を疑うハン監察を吊るし上げるのです」と説明した。
※齊坐(チェジャ):司憲府の最高会議
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齊坐(チェジャ)庁で審問が始まると、ハン・ジョンソクは、ノ・テピョンに脅迫されたイ・タンの指示で、代術をしたという証人(言根:オングン)がいると発表した。
そして、イ・タンが罪人であることは公然の事実だと指摘したあと「民は司憲府を見ています。我々が努めを全うしてくれることを切望しています」と訴えた。
だがイ・イギョム大司憲(キム・ジョンス)は、証人(言根:オングン)を連れて来なければ認めないと叫んだ。
この時扉をあけて現れたイ・グムは「そのオングン(証人)とやらは、ここにいる...」と告げた。
次回のお話は⇒ ヘチ王座への道 3話 あらすじ 感想
放送情報は⇒ キャスト・登場人物・視聴率
韓国ドラマ ヘチ 1話 2話 感想ネタバレ
1話と2話で描かれていた、完璧な善人と悪人は誰もいないというキャラクター描写が良いですね。
殺人者のイ・タンは、甘やかされて育った子供で病人、強い者には逆らえない小心者。
ヨジは頭が良くて決断力はあるけれど、リスクを顧みず突進する傾向がある。
ジョンソクは善良で道徳的に立派な人ですが、真正面過ぎて、自身や周りの人を危険にしている。
イ・グムは弱気を助けるというヒーローの面はありますが、軽率な態度をしたり、トラブルに巻き込まれるという欠点。
キャラそれぞれが持つ良い点、悪い点が分かりやすく示されていました。
とくに厳しい王と思われた粛宗が、実は愛情深い父親で、穏やかな感情の人だと2話の後半でわかり、驚きました。
粛宗から、王の器だといわれた事と彼が死にかけている事により、イ・グムは、覚醒したのではないでしょうか?
これから、老論(ノロン)派がどんな攻撃をしかけてくるのか、それに対してイ・グム、ヨジ、ムンスの三人組がどう対処していくのかに注目したいですね。
では次回まで...♪ (*^^*)