韓国ドラマ 悪の花9話10話 あらすじ 感想ネタバレ (レビュー)イ・ジュンギ ムン・チェウォン 視聴率9話3.54%10話3.67%
韓国ドラマ悪の花9話10話の主な登場人物
ト・ヒョンス役( イジュンギ)
チェ・ジウォン役(ムン・チェウォン)
キム・ムジン役(ソ・ヒョヌ)
ト・ヘス役(チャン・ヒジン)
ペク・ヒソン役(キム・ジフン)
悪の花の放送情報は⇒キャスト 登場人物 視聴率
画像は ⇒tvN公式オンライン写真展( 韓国 )
15年間眠っていた本物のパク・ヒソンが目覚めました。事故の真相が明らかになるでしょうか?
本物のペク・ヒソン(キム・ジフン)との混乱を避けるため、9話からこれまでのヒソン(イ・ジュンギ)をト・ヒョンスと表記します。
それでは イ・ジュンギ ムン・チェウォン 主演の 韓国ドラマ 悪の花9話10話 あらすじ 感想ネタバレ (レビュー)をご紹介します。見逃してしまった、内容が気になる、そんな時の参考になさって下さいね♪
韓国ドラマ 悪の花9話 あらすじ 膨らむ疑心
GPSでヒョンスがムジン(ソ・ヒョヌ)の家にいることを知って現れたジウォンは、ムジンの背後から「キム記者さん、どうしましたか?」と何食わぬ顔で出てくるヒョンスに、ここにいる理由を尋ねた。
そして、ヒョンスがト・ミンソクがどんな金属工芸家であるか知りたいと言われて助けていると冷静に対応すると「夫と会うことを隠すなんて...どうせ後で分かるのに...。 」とムジンに文句を言い、中に入った。
その後、ヘス(チャン・ヒジン)を認識できなかったジウォンは、パク・ギョンジュン事件で以前会った事があると挨拶をするヘスに「あの時とあまりにも雰囲気が違うので分かりませんでした。 」とコメントした。
そして、当時捜査に協力的ではなかったと謝罪し、ムジンと幼馴染なので共犯者捜しを手伝っていると釈明するヘスに「取り調べに来たのではないから説明は要りません。 」と答えて窓に近づき、ムジンの箇条書きメモを読んだ。
その後、お互いに助け合うことを提案し「罠」とはどういう意味かと尋ねるジウォンに、ムジンは、ド・ミンソクが罠を仕掛けるのが好きだったとヘスから情報を得たと答えた。
そして、ヒョンスの合図を受けて、共犯者の音声ファイルを聞いてほしいと頼んだ。
その後、共犯者の脅迫メッセージの背後に流れるトントンという不思議な音を聞いたジウォンは、警察の音声分析機関に持ち込んで調査を依頼することを決めた。
そんな中、家に帰ると立ち上がるヘスに、ジウォンは「本当に共犯者を捕まえたいのですか?ド・ヒョンスかもしれないのに...。 」と指摘した。
そして「私のヒョンスはそんな子じゃない!」と怒るヘスに「あなたが知ってるト・ヒョンスと私が知ってるト・ヒョンスとでは違うようです。 」と反論し、ヒョンスの子供時代のセラピストから聞いた言葉を明らかにした。
「感情を感じることはできなかったが、人と関係を築く能力は高かった。きっと人を操るのことが上手な大人になるでしょう。 」と。
それでもヒョンスを庇うヘスに、何かを感じたジウォンは、立ち上がって言いたいことがあるのかどうかを尋ねた。
これに「刑事さんにヒョンスではなく、私が何をしたかを知ってほしいです。本当はカギョンリの...。 」と里長殺人事件の告白を始めるヘスに、ヒョンスはとっさコーヒーをムジンのラップトップの上にこぼし、ジウォンの気を反らせた。
これにムジンは、慌ててラップトップに走り寄って大げさに泣き言を言い、「もう帰って下さい。1人になりたい...。 」と謝罪するヒョンスを追い出した。
その後、ヘスは「催眠術を受ければ共犯者を思い出すかもしれない。何とかしてヒョンスを助けたい。 」とエレベーターまで送りに来たムジンに告げた。
そして「ヒョンスに助けが要らなくなったらどうする?昔のように僕と一緒に遊ぶか?」と尋ねる彼に「ヒョンスがもう私を必要としなくなったら、私は必要なことをするつもり。すべきだったのにしなかったことを...。 」と告げてエレベーターに乗った。
*
一方、車中で、ムジンに協力していることを言わなかったことを謝罪するヒョンスに、ジウォン(ムン・チェウォン)は「夫婦でも全てを言う必要なない。 」とひんやりと応対。
その後、ヒョンスが共犯者を見たかもしれないというジェソプの言葉が思い浮かんだジウォンは「あなたがト・ミンソクだったら、どうやって鍵を共犯者に渡す?」とヒョンスに尋ねた。
そして、ト・ミンソクが息子をアリバイとして使い、他の誰かに彼の車を使って犠牲者を誘拐させたという警察の見解を話した。
その後、ジウォンから、チャン・ミスク事件当日のミンソクとヒョンスのタイムラインを聞いたヒョンスは、15h40のアートギャラリーから、ファミリーレストラン、バー、事件後の深夜に映画館を去るまでの記憶を鮮明に思い出した。
一方、ヒソンが奇跡的に目覚めたことに、コン・ミジュ(ナム・ギエ)が混乱し傍に近づけないのに対し、ペク・マヌ(ソン・ジョンハク)は歓喜した。
目覚めてからつきっきりでヒソン(キム・ジフン)を看病していたマヌは、歩けるようになるかどうかを尋ねるヒソンに「歩けるだけじゃない。 好きな仕事に就き、良い人と結婚し、可愛い娘を持つ父になって幸せな人生をおくれる。 」と保証した。
( 息子を怖がっているようなミジュと、ヒソンとの”普通の生活”を夢みているようなマヌ。 奇妙な家族ですよね。 )
*
その夜、ヒョンスが屋上で5周年パーティーを開くと、嬉しくて興奮してるウナを眺めながらジウォンは、沈黙した。
そして「以前はこういうの好きだったけどもうつまらないか?」と尋ねるヒョンスに「楽しんでるわ。 でもあなたがこれまで費やしてきた苦労に気づいたの...。 私が見たいことだけを見せるのは簡単じゃなかったはず、感謝してる。 」と答えた。
そんな中、音声分析所から音声ファイルを処理した結果、カツッという音についてはわからないが、別の男性の声が聞こえたいう電話を受けたジウォンは、メールで結果を送るよう頼んだ。
その後「灰皿はいかがですか?」という男の声を聞いたヒョンスは、ミスクが誘拐された夜に、バーで腕に刺青のあるバーテンダーがミンソクに灰皿を提供し、アイスピックで氷を叩いていた光景を思い出した。
その上さらに、その時、黒いコートと帽子を被った通りすがりの人がミンソクのコートを落とし、それを拾ってミンソクに渡した姿も!
あの時に車の鍵を渡していたと気づいて青ざめるヒョンスを見て、ジウォンは、眉をひそめた。
その後、皿洗いをしながら「無理して笑っているように見える。 どうしたんだ?」と優しく尋ねるヒョンスに、ジウォンは「変わったみたい。 あなたへの私の心が...。 」と淡々と告げた。
これに「僕の気持ちは同じだ。 」というヒョンスの言葉が一度も愛したことはないと聞こえたジウォンは「もうあなたが好きじゃない。 あなたが私を喜ばせようとする姿が嫌なの。 別れましょう。 もうあなたと一緒に寝たり食事をしたりできない。 」とキッパリと告げた。
そして何とか衝撃を抑えて「理解できない。 どうしたらいいのか教えてくれ。 直すから...。 」と懇願するヒョンスに、何もしないように言うと事件ファイルを手に取った。
すると「僕たちの問題より重要か?」と引き止めるヒョンスに、ド・ミンソクの犠牲者を見るたびに何も知らない自分に罪悪感を感じると言い、その場をあとにした。
*
翌日、早朝押しかけてきたヒョンスから「ジウォンが倦怠期のようだ。 どうしたらいいのか分らない...。 」と聞いたムジンは「そんなことを議論するために俺を起こしたと?」と呆れた。
そして、深刻な顔で考え込んでいるヒョンスに、花やキャンドルの贈り物と愛の言葉でアプローチするよう助言した。
すると、ジウォンが今一番望んでいることを考えて「共犯者を見つけたらジウォンは幸せになる。 」と言うヒョンスに「連続殺人犯で倦怠期を克服すると?」と眉をひそめるムジン。
しかし、ヘスは「あなたにとってジウォンさんはとても貴重な人なのね。 」と理解を示した。
その後、ムジンを屋上のアパートに招待したヘスは、暗くて空っぽの部屋を見て引っ越しの途中だと勘違いする彼に、いつもこんな風に暮らしていると教えた。
そして「あまり電気を点けないから、電球が消えた事に気づかなかった。 不眠症で時々一晩中泣いたり、何日も家を出なかったする。 私は壊れている。 だから昔に戻ることはできない。 」と告白し、ムジンを追い払った。
しかし、ムジンはその後しばらくして、新しいランプやら電球やらを買いこんで戻った。
( 上手くいくといいですね。ムジンにとっては昔の過ちを償うチャンスだし、ト姉弟にとっては力強い助っ人になるので....。 )
*
一方、チョン・ミスク(ハン・スヨン)拉致当日にミンソク(チョ・ビョンモ)と来た古いバーを見つけたヒョンスは、バーに座るとバーテンダーの腕の刺青を認識した。
そして「以前父と来た時と変わっていない。 」と呟いて、おすすめをロックでと注文した。その後出された飲み物を見て「父さんと来た時は手で氷を彫ってくれたのに...。 」と指摘した。
すると、特別な顧客だけにそうすると答えるバーテンダーに、共犯者の録音を再生し、声を認識できるかどうかを尋ねた。
そして、知らないと答える彼に、何か分かったら連絡がほしいと告げてペンを借りた。
それがミンソクの作った物で「いつも素敵な原材料を提供してくれる友人へ感謝の印に贈る。 」と言っていたことまで思い出すと、素早くバーを飛び越えて「トミンソクの物を持っているのに知らないのか!」と叫んだ。
そして、何も知らないと主張するバーテンダー(チェ・ヨヌ)をペンで攻撃して脅し、この状況を解決できる人は誰なのかを問い詰めた。
そして、バーテンダーに案内させてサンチョルの職業紹介所へ…。
*
その頃、仕事を探していたミスクが職業紹介所から連絡を受けてバス停を去ったと推定した第3班は、ミスクの通話記録に載っている番号へ電話をかけ始めた。
そんな中、ファン・ジョンスン(キム・ミファ)という女性と話したジウォンは、求職者のふりをしてモーテルで面接を受けることに同意した。
その通話を傍で聞いていたヨム・サンチョルは、メディアがト・ミンソクについて再び報道しているので、運が悪ければ捕まるかもしれなとジョンスンに警告した。
しかし、ジョンスンは「意気地がないのね。」とせせら笑い、分け前を受け取って去った。
( ジョンスンが連れてきたインス少年(8話)は、どうなったのでしょうね...。 )
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一方、怪しげな職業紹介所の中で、サンチョルからミンソクの好きな飲み物を聞かれたヒョンスは「飲み物を注文したことはない。 予約したというだけだった。 」と答えて、息子であることを証明した。
そして「殺人罪で指名手配中なんだろ?」と尋ねるサンチョルに「それなら俺が共犯者を捜している理由が分かっているな。 俺を悩ませる奴に代償を払ってもらうから共犯者について教えろ。 」と主張した。
そして「俺はただのビジネスマンだ。 物を売買するだけ。 なんでも全て。 」と答えるサンチョルに5000万ウォン(470万円)を提示し、共犯者を引き渡すよう交渉した。
*
その頃、ジウォンから、14歳で家出して以来家族とは音信不通だと言う作り話を聞いたジョンスンは「この仕事でたくさんのお金を稼ぐことができる。 危険でもないし配達をするだけでいい。 」と保証した。
これに、何を運ぶのかと尋ねたジウォンは「やればわかる。 」と笑って斡旋手数料を要求するジョンスンに、いくらかのお金を渡した。
そしてジョンスンが受け取るやいなや、労働法に違反していると告げて手錠をかけた。
しかし、ジウォンがジェソプたちを入れるためにドアの方へ行ったすきに、ジョンスンはベランダを乗り越えて逃げようとして転落した。
救急で病院へ搬送されたジョンスンが生死にかかわる状態になり、これによりおとり捜査がバレた第3班は、ユン(リム・チョルヒョン)係長から叱責を受けることに...。
その後、動揺して署の外へ出たジウォンは、困難な時、どれほどヒョンスに慰められたかを思い出して携帯を出し、彼からの未読メッセージを読んだ。
そして、新居での初めての夜「決して変わらないで。 今のように僕を愛し続けてほしい。 僕は必要なのは君の信頼だけ。そうすれば一生君のためだけに生きる。 」と誓うヒョンスを思い出して電話をかけた。
しかし、その時、共犯者にヒョンスを引き渡すことを選んだサンチョルに、薬を飲まされようとしていたヒョンスは「忙しい。 」と冷たく答えて電話を切ろうとした。
その言葉に、何かがおかしいことに気づいたジウォンは、”はい”又は”いいえ”で答えるように指示すると、助けが必要かどうかを尋ねた。
そして、「いいや。 」と答えるヒョンスに「1時間だけあげる。 一時間以内に戻らなかったら捜すから。あなたがいなくて寂しい。 」と告げた。
これに「ああ」と答えるヒョンス!!
韓国ドラマ 悪の花9話 感想ネタバレ視聴率3.539%
9話は、自分を愛していないとヒョンスが言うのを聞いたジウォンが、自分の世界から彼を外そうと試みる切ない展開が続きました。
長年騙されていたことに対してヒョンスを恨んだり責めたりする代わりに、事件に集中し、ヒョンスとの愛のない生活を捨てる事を潔く選ぶジウォンでしたね。
しかし、幸いにも、最後にヒョンスに電話することを選び、まだ完全に諦めたのではないことを示してくれたのが救いでした。
また、ヒョンスとの通話で、すぐに彼が困難な状況に陥っていることを把握するジウォンの姿に、ヒョンスへの深い愛情が感じられました。
一方、ジウォンから、もう愛していないと言われて悲嘆に暮れるヒョンス。
ヘスに一度もジウォンを愛したことはないと言ったヒョンスですが、それが初めてのことで、単に自分の気持ちに気づいていないだけではないでしょうか?
ジウォンから別れを告げられた時の彼の態度は、言葉とは裏腹に、ハッキリとジウォンを愛していると示していましたね。
又、考え直してほしいとジウォンに懇願し成功しないとなると、翌朝早くからへスを呼び、ムジンの家へ押しかけて”倦怠期”だと真顔で相談するヒョンス。
さらに、共犯者を捕まえてジウォンを幸せにすれば全てが解決すると笑顔になる彼の姿は、人身売買や夫婦崩壊が持ち上がったストーリーに少しホッとする一コマを添えてくれました。
サンチョルから薬を飲まされそうになっていたヒョンスですが、どうやって危機を脱出するでしょうか?
韓国ドラマ 悪の花10話 あらすじ ヒョンスの作戦
ヒョンス(イ・ジュンギ)が電話を切った後、サンチョルは「ヨム代表と読んでくれ。」と言い、ソファに座った。
そして「お前が誰で理由が何なのか、原材料で何をするつもりなのかに興味はない。 俺がお前を信じるより、お前が俺を信じることが一番重要だ。 」と言ってバーテンダーにノートパソコンを持って来させて、映像を見せた。
そして小さな部屋に3人が手と足を結束バンドで縛られている映像を見たヒョンスは、驚きを抑えてインソ(キム・ギョン)を求めた。
その後、ヒョンスは、サンチョルが書いた1000万ウォン(94万円)という値段を1億ウォン(940万円)に変え、ミンソクの共犯者の名前と写真を提供する条件を出した。
これに応じたサンチョルは、お金を受領後に品物と共犯者情報を渡すというルールを説明し、守らなければ囚人を殺すと警告して連絡用のガラケーをヒョンスに渡した。
*
一方、ヒョンスの電話を切ったあとGPSで彼がジェリム洞にいることを知り、安否を心配していたジウォンは、ヒョンスから連絡が入ると署から近い公園へ来るよう伝えて、待ち合わせ場所へ...。
一方、ヘス(チャン・ヒジン)は、家の中で電球を替え買ってきたランプを組み立てるムジンに、里長を殺し、ヒョンスに責任を負わせたことを思い出させて、外へ飛び出した。
そして「一番重要なのは、ヒョンスが大事に思っている人が彼を冷酷な殺人者だと思っていることよ。 私は真実を明らかにしなければならない。 邪魔しないで!」と叫んだ。
そんなヘスに、ムジンは「話すのは止めろ。 どうして僕に何もできないと?困った事があったら僕に連絡を。同情でも寄りを戻したいのでもない。 君が一人で全てに対処しているのを見るのが嫌なんだ。 」と話して去った。
その後、ヘスはジウォンに連絡をし、カギョンリ里長事件の真犯人を知っていると伝えると「時が来れば、あの日実際に何が起こったのかを話します。 」と約束した。
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ヘスの電話を切った直後、駆け寄ってくるヒョンスを見たジウォンは、立ち上がって彼を迎えた。
そして、2分余裕があると冗談をいうヒョンスを見つめ、”あなたが持っていたのは私だけだった。 そして今でも、私はあなたが持っている全てなのね。 ”と心の中で呟いた。
その後、ジウォンは「別れたいと言ったのは本心じゃない。 嫌いだというのも本心じゃない。 」と告げ「わかってる。 」と答えるヒョンスを抱きしめた。
そして「どれだけ私が愛しているかを感じてほしいから、一日だけ体を変えたい。」と言い「何があったんだ?」と心配するヒョンスをギュッと抱きしめた。
署へ帰り道、おとり捜査についてヒョンスに打ち明けたジウォン(ムン・チェウォン)は、事件終了後に警察を辞めて田舎でウナを育てようと話した。
しかし、ジウォンがIDを受け取ったときの喜びようを覚えているヒョンスは「今日は少し変だ。 」と答えた。
その後、真夜中にサンチョルから「取引は明日の深夜。 俺のオフィスに1億ウォン(940万円)を持ってこい。 」という連絡を受けたヒョンスは、マヌにお金の工面を頼んだ。
( とりあえず2人が元の鞘に収まったのでホッと一息ですね♪)
*
翌朝、目覚めて隣で眠っているジウォンに毛布をかぶせたヒョンスは、ジウォンが結婚指輪を指につけていることに気づいた。
その後、バスルームで笑顔の練習をしている時に、突然胸の痛みに襲われて床に崩れ落ちるヒョンス。
そんな中、ジウォンが起きてきた気配に気づいたヒョンスは、ふらつきながらバスルームから出て行くと、ほとんど眠っていないと心配そうにジウォンを見つめた。
そして「ファン・ジョンスンが亡くなった。 」と説明して去りかけるジウォンに、昨日の電話について何も聞かない理由を尋ねた。
これにジウォンが「あなたが教えたいときに教えて。 」と微笑んで去ると、ヒョンスは結婚指輪を外した。
*
署に戻ったジウォンは、ファン・ジョンスンが認知症の母親が入所している養護施設に毎月送金していたこと報告した。
そして、昨日のジョンスンの居場所を調べたジェソプがジェリム洞の市場へいた事実を報告すると、ヒョンスと同じ時間に同じ場所にいたことに疑いを持った。
そんな中、ヒョンスから、ボイススクランブラー※を使った声で「ヨンジュ市連続殺人事件に関する重大な情報を持っている。 」という電話を受けたジウォンは、凍りついた。
その様子を見て電話を替わったジェソプに、ヒョンスは「こちらはト・ヒョンスです。 」と名乗ったあと、共犯者の捕獲を手伝えると伝えた。
ボイススクランブラー※盗聴や傍受を防止するために音声を聞き取れなくする装置
その後、追跡装置に接続して電話に変わったイ・ウチョル(チェ・デフン)チーム長に、ト・ミンソクと共犯者と取引している人身売買業者の情報を教えて警察が取引場所を襲撃する機会を与えると伝えた。
そして、場所と時間を尋ねる彼に、ヒョンスは、自分の身元を明かさないこと、この電話からの情報を捜査後に破棄することを条件に出した。
さらに、自分がト・ミンソクの共犯者ではないこと証明するためにだと情報提供の理由を証すヒョンスに、ジウォンとウチョルは条件を受け入れた。
これに満足したヒョンスは、ヨム・サンチョルの名前を告げると「警察が関与していることを知ったら囚人と僕を殺すでしょう。 」と警告した。
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1人になれる場所に移動したジウォンは、ヒョンスに連絡して、今夜夕食に出かけようと誘った。
そして、知人の葬式へ行くので家に帰らないと告げるヒョンスに「行かないで!昨日悪夢を見たから...。 」と主張した。
しかし、ヒョンスが「君にふさわしい人になりたい。 」と言うのを聞いて、涙を流しながら、午後10時頃に電話することを告げて電話を切った。
その後、サンチョルの身元調査の結果、1997年刑務所から仮釈放されたサンチョルがヒョンスが治療を受けた青少年精神保健センターでボランティアをしていた事が判明し、ト・ミンソクとの関係が明らかに...。
さらにジェリム洞周辺のCCTV映像を介して、ジョンスンがジウォンに会う直前にサンチョルの職業紹介所にいた事が確認され、ヒョンスが提供した情報の正当性が証明された。
こうして、サンピョルとミンソク、ビョンスンの3人の繋がりが解明すると、ジェソプは興奮した面持ちでヒョンスを見つけて逮捕することを提案した。
「警察が殺人犯を保護する?そんな法律はない!」と主張し、ト・ヘスのDNAを使ってヒョンスの身元を確認する計画を立てるジェソプに、ジウォンは言葉を失った。
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一方、共犯者を捜すために催眠療法を受けて父親の葬儀場を再訪したヘスは、彼が腕に電話番号を書いた時に、爪が以上に短かったこと、緑色のシリコンバンドを手首につけていたこと思い出した。
しかし、共犯者が暗記するかのように自分の顔を見つめていたことに怯えるヘスを見て、セラピストは直ぐに催眠療法を中断し、ヘスを起こした。
ヘスは、心配したセラピストから連絡を受けて迎えに来たムジンに、患者の許可なく携帯を見て連絡する人は信用できないと不平を言い「ムジナ」から「キム記者」に登録名を変更した。
その後、ヒョンスと合流した2人は、本名で人身売買業者について警察に通報したことを告白されてショックを受けた。
しかし、サンチョルにバレたらただではすまないと指摘するムジンに、ヒョンスは「ジウォンが僕の立場だったら決して犠牲者を見捨てないはず。 」と言い、ムジンに助けを求めた。
そんな中、第3班から連絡を受けたヒョンスは、取引が2箇所で行われること、第1現場でサンチョルに現金を渡し第2現場で犠牲者を受ける手はずになっていることを伝えた。
しかし、第1現場での取り引きを1人で行い、第2の場所を警察に連絡すると説明するヒョンスに、ウチョルは危険すぎると主張し、保護を申し出た。
さらに、ジウォンも信頼してほしいと懇願するが、ヒョンスは「いかなる場合でも警察と接触するつもりはない。 拉致された人々を救うことに全力を尽くしてほしい。 自分の面倒は自分でみる。 」と拒否して電話を切った。
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マヌは(ソン・ジョンハク)は、1億ウォン(940万円)をチェックしているヒョンスに事態を改善するどころか悪化させるのではないかと心配した。
そして「解決します。 」と答えるヒョンスに、お金を10倍与えるので家族のことは任せて跡形もなく姿を消してほしいと頼んだ。
するとヒョンスは「お断りします。 」とキッパリと拒否した。
そして「院長に家族を任せたくない。 院長は僕と同じ。 目標を達成するためには手段を選ばない人だ。 」と理由を告げるヒョンスに、マヌは「お前が正直で安心だ。我々のような人間が共通の目標を持っていることは幸せだな。 」と答えた。
その後「ヒョンスよ、さようなら。 」というマヌに、ヒョンスはお辞儀をして去った。
( 何だか違和感のある微妙なあいさつでしたね。)
その頃、催眠療法で思い出した緑のシリコンリストバンドをネットで検索していたヘスは、父親の葬儀で見た共犯者が着用していた物がイルシン大学病院のロゴの入ったリストバンドである事実を発見!
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その日の22時、署の屋上からヒョンスに電話をかけたジウォンは、ナム・スンギルの妻から所持品の入ったスポーツバッグを受け取ったことを説明し、カセットテープの声が誰のものかを尋ねた。
そして、1997年に失踪する直前に録った母親の声だと聞いて驚愕した。
ヒョンスは、母親が行方不明になったあと、警察が彼女の持ち物をすべて没収したので、テープも取られるのではないかと恐れて誰にも言わなかったと答えた。
すると、母親をとても愛していたに違いないと言うジウォンに「精神科医が僕には共感と感情を感じる能力が欠けていると診断しました。 だから説明できません。 」と話した。
その後「ト・ヒョンスさん、気をつけてください。 」と懇願して電話を切ったジウォンは、セラピストの録音がヒョンスの暴力の引き金になっていると言う言葉を信じてテープを燃やしてしまったことを自責した。
*
一方、修理に出していた業者から、カギョンリのオ・ポクジャ( パク・ソンテ )が与えたムジンのボイスレコーダーを受け取ったジェソプは、署への帰り道、車中で内容を聞いた。
そして「どうやってト・ヒョンスがペク・ヒソンになったんだ?」というムジンの録音を聞いて顔色を変え、車を脇に停めた。
さらに「ジウォンは何も知らない。 僕の過去も普通ではないことも...。 」というヒョンスの答えを聞いたあと、ジウォンがヒョンスの逮捕に強く反対したことを思い出し、激怒した。
その後、署に戻ったジェソプ(チェ・ヨンジュン)は「外に出ろ。 」とジウォンの手首を掴んで捜査本部から引きずり出した後「全てを知っていたんだな。 」と対峙した。
そして「知っていて、俺たちを操作し騙していたんだ。 」と続けるジェソプに、ジウォンは震えながら涙を浮かべた。
韓国ドラマ 悪の花10話 感想ネタバレ 視聴率3.659%
ジウォンの結婚指輪は元の場所に戻ったけれど、今度はヒョンスの方が結婚指輪を外すという展開になりましたね。冒頭からラストまで緊張が続いた面白い10話でした。
警察に共犯者を捕まえさせるために、ヒョンスが正体を明かすことを余儀なくされました。残念ながら、里長殺害犯として疑われたままで…。
ジウォン以外の警察が彼を追っているのに加えて、ヒソンの身分を取り戻すためにヒョンスを排除しようとしているマヌもいるので、ヒョンスの問題は倍増している…そんな感じがします。
しばらくの間、ヒョンスが嘘をついたことに腹を立て、さらに殺人者だと確信していたため”警官モード”だったジウォン。
しかし、ヒョンスが不当なレッテルを貼られて過ごしてきたこと殺人者ではないことを知った今は、妻モードで彼を守るために必死です。
又、ヘスもヒョンスを助けるためにできることをしています。催眠療法を受けた後、イルシン大学病院とマヌについて思い出しましたね。
サンチョルの言っていた、”バーに長い間来たことがない男”というのは、もしかして長い間昏睡状態だったヒソンを意味するのでしょうか?
連絡用のガラケーの所持、さらに緑色のシリコンリストバンド発見で、サンチョルとの関係が明らかになったマヌとその息子のヒソン。
とても怪しいペク一家。誰が良い人で誰が悪い人なのかを早く知りたいものです。
ジェソプがヒョンスの正体とジウォンがその事実を隠していたことを知ってしまった事が、ヒョンスの計画に影響するかどうかも気になります。
ヨンジュ市連続殺人事件を完全に解決できることを願っています。それがヒョンスが汚名を晴らして、献身的な夫と父親に戻れる唯一の方法ではないでしょうか?
注!)本物のヒソン(キム・ジフン)が目覚めたので、イジュンギの方の表記をヒソンからヒョンスに替えています。
以上 韓国ドラマ 悪の花9話10話 あらすじ 感想ネタバレ (レビュー)をまとめてご紹介しました。
それでは、次回をお楽しみに...♪ ( *^^* )
- 次回のお話は⇒悪の花11話12話 あらすじ 感想ネタバレ
- 前回のお話は⇒悪の花7話8話 あらすじ 感想ネタバレ
イ・ジュンギのドラマ一覧⇒『イ・ジュンギドラマランキング』
イ・ジュンギ出演作⇒『アゲイン・マイライフ』『無法弁護士』『 麗(れい) 』『クリミナルマインド コリア』
チャン・ヒジン出演の時代劇⇒『赤い袖先』
ナム・ギエ、パク・ミニョン共演作⇒『天気が良ければ訪ねていきます』
※『韓国ドラマ 悪の花9話10話 あらすじ 感想ネタバレ (レビュー)』の記事内の写真と著作権は、放送局tvNにあります。