クリミナル・マインド韓国版 8話9話あらすじ 感想 イ・ジュンギ ソン・ヒョンジュ ムン・チェウォン主演の韓国ドラマ
銃乱射事件、拉致事件と子供が関係した犯罪が続いているのが、少し辛いですね。
視聴率は8話が3.156%、9話が2.292%でした。
それでは韓国ドラマ クリミナル・マインド韓国版 8話9話あらすじ 感想 をどうぞ。
クリミナル・マインド韓国版 8話あらすじ
事故現場のCCTVの映像を見直したヒョンジュン(イ・ジュンギ)とソヌ(ムン・チェウォン)は、車に残ったライフル銃の弾痕が全て違うとし、犯人が密造銃を使ったものと断定していた。
被害者二人の間に何の繋がりもないことから、無差別の銃乱射事件としてNCIチームはプロファイルを開始した。
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ギヒョン(ソン・ヒョンジュ)が「この二つの犯行は、表面的には何の動機もないように見えるが犯人にはある」と言うと、イ・ハン(コ・ユン)は「内面の葛藤を暴力的な行動で解決する”感情敵犯行”だ」と分析した。
何が犯行のきっかけだったのかが重要なポイントだと思われた。
イ・ハンは「強い武器を使う犯人は大概保身的で臆病者だ。怒りを外に出すことができないんだ」と言うと、ギヒョンも「自分に自信がなく長年怒りを抑圧していたに違いない。」と付け加えた。
そしてミニョンの提案に同意しギヒョンは、陽州洞(ヤンチョンドン)の40代から50代の精神病男性患者リストを要請した。
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警察の銃乱射事件担当デスクに本部が設置され、プロファイラーと刑事は合同して捜査に当たる事となった。
犯人が次の犯行に及ぶと推測したヒョンジョン(イ・ジュンギ)が、これまでの犯人像を発表して公開捜査にしてはどうかと提案した。
だがソヌ(ムン・チェウォン)は犯人の出方が分からないと反対し、ギヒョンも、軽はずみには動けないとソヌに同意した。
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そんな中ヒョンジョンとソヌは、意識を快復した最初の被害者の病室へ向かった。
ソヌが被害者に目を閉じて事件当時に戻らせ現場を再現するように促すと
「子供を迎えに行く時間が迫りイライラしてた時に、動かない前方車にクラクションを鳴らして追い越すと後を追いかけてきた」と言う。
ヒョンジョンが「その時犯人は何か言いましたか?呪いの言葉を叫んだり脅したりしましたか?」と訊くと
「何も言わせませんでした。運転している時は、弱みを見せたくなくて強気の性格になる」と被害者の女性は答えた。
やはり最初は偶発的な犯行であると思われた。だがヒョンジョンは「この手の犯行はドラッグの様なものだ」と言い
「犯人はもう次のターゲットを探しているわ。もう制御ができなくなっているに違いない」とソヌは予言した。
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そうして第三の犯行が起こった。
二番目の犯行と同じように犯人は、又夜中に車を運転する女性に乱射した。
だがその女性が生き残ったのを見ると、犯人は車から降りて歩いて行き被害者に留めをさすと逃げる前に車のブラックボックスを撃ち証拠を消した。
早朝に、現場の11号線に到着するNCIチーム。
犯行現場を眺め、公開捜査を主張したヒョンジョンの言葉を思い浮かべながら沈黙するギヒョンと「プロファイルは犯人を捕まえられるほど完成していない」と呟くソヌ。
そんな二人に対して「犯人の分析を完成させることよりも人命を救うほうが優先だ!」とヒョンジョンは反論した。
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製薬会社の販売マネージャであるチャン・ギテは、短期間の内に豹変していた。
以前の様な臆病な姿を捨てたギテは仕事の業績を伸ばして上司に認められるようになり、同時に自分を罵る同僚に対してやり返すようになった。
ナナと犯行現場を調査していたヒョンジョンは、犯行が工事のために臨時に車線を減らした道路上で行われていることを発見し捜査本部で発表した。
そうして目撃者の証言を取りに工事現場に向かうヒョンジョンとソヌ。
その日勤務だった工事の警備員は、チンピラの格好をしながら慎重に運転する奇妙な男性ドライバーを見つけ眺めていたと言う。
その男がブレーキをかけた時、誰もいない助手席に腕を伸ばし守るような仕草をしたのを見て、変だと思ったとことを警備員は告げた
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警察の捜査チームも含め一同を集めると、NCIチームはそれぞれに分析した犯人像を発表した。
犯人は、家族から蔑視されている臆病な中年男性で、数台の車を所有し犯行付近に詳しい人間だと断定された。
ヒョンジョンは「犯人はコントロールを失っている。起こりうる最悪のシナリオは、犯人が身近な人を殺すことだ」と結んだ。
その後、ミニョンが記者会見を開で犯人像を公表すると、まもなく犯人は割れた。
ニュースを会社で見て血相を変えて飛び出したチャンを見た会社の同僚が、警察へ通報してきたのだ。
そしてナナの調べで、妻のハン・ミヨンの名を借りた犯人が密造銃のサイトで銃を注文していたこと、幼い娘ジスを不注意の事故で失くしてしまったトラウマを抱えていることも判明した。
家族の危険を察したNCチームは、直ぐにチャン・ギテの家へ向かった。
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会社から一旦家に帰ったチャン・ギテは、妻と娘を銃で脅し車に乗せた。
そして亡くなったジスを巡り妻と激しく口論したあと観念したチャン・ギテは、ハンドルから手を外し車ごとガードレールに突っ込んだ。
「助けてくれ。家族が車の中にいるんだ!」と頼むチャン・ギテに、ヒョンジョンは助けると約束し銃を降ろさせると素早く捕まえた。
だが彼の車中には誰もいなかった。殺害され既に遺体となっていた彼の家族をNCIチームが家の中で発見していた。
現実を受け入れられず発作を起こしたチャン・ギテを、NCIチームは茫然と見つめた。
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銃の乱射事件が解決された頃、一人の少女が家族連れで賑わう遊園地で失踪する事件が起きていた。
母親は目の前で子供を探している女性を見て気を取られている隙きに、娘のユナがいなくなっていたと警察で証言した。
そこに別の母親が現れ、8年前同じ方法で失ったジウを探して!と懇願したが、警察官はまともに取り合わずその母親を署から追い出した。
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数日後、ベク局長はギヒョンを某料亭へ呼び出しチャン・ギテの精神鑑定の結果を渡した。
「お前も知っている様に、チャン・ギテはまともな決定のできない状態で惨劇をしでかした」と告げた後、別の封筒を渡し「検査結果は違わない」と指摘した。
そしてヒョンジョンが公開捜査を提案した時に無視した理由を尋ねた後、上層部がギヒョンの決定能力を疑っていると話した。
そしてチームから離れて静養する事をギヒョンに勧めた。
大丈夫だと答えるギヒョンに、ベク局長は畳み掛けて訊いた。
「こんな状態でリッパーが現れたら理性的な判断ができると思うのか?お前の個人的な感情がチームメンバーを危険に陥いらせると思わないのか?!」
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クリミナル・マインド韓国版 9話あらすじ
8年前のジウの失踪と遊園地で拉致されたユナの事件に関連性があると感じた担当刑事は、事件ファイルをNCIに持ち込んだ。
ヒョンジョンは、二つの事件の類似性を見て同一犯人による犯行で、8年間に別の被害者がいる可能性もあると推測した。
そうしてソヌとヒョンジョンは、8年前子供を誘拐されたと主張する母オ・スンヨンの元へ向かった。
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子供が戻ると信じているオ・スンヨンは、立ち退きに同意したにも関わらずアパートを出ようとせず、数年前からアルコール中毒になっていると近所の女性は二人に話した。
二人を迎え入れた後、オ・スンヨンは8年間全国でビラを配りジウを探しながら、同じ地域で失踪した子供たちを調査したと告げた。
ヒョンジョンはオ・スンヨンの情報を元に調査した結果をNCIチームに発表した。
だがギヒョンは「失踪・誘拐の担当チームが警察にある。予想不可能な要素が多すぎて結論が出ない。我々の管轄外だ」とこの事件の受け入れを拒んだ。
これに対してヒョンジョンは「子供を探すふりをして母親の気を散らさせて子供を誘拐する。こんな手の込んだやり方は犯罪のサインです」反論した。
続いてイ・ハンも「もしジヌとユナの事件、そして同じ地域の失踪した子供達の間に関連を見つけたら連続拉致事件となりますね」とギヒョンに指摘した。
だが何も言わず部屋を出ていくギヒョン。
そんなギヒョンをソヌは追いかけ、過去命を救ったヒョンジの写真を見せながら「あの時誰もが諦めろと言ったが、チーム長は生きているチャンスがほんの僅かでもある限り探すと言われました!」と説得した。
ソヌの言葉に気持が動かされたギヒョンは、プロファイルの開始をメンバーに指示した。
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そうして事件現場の遊園地に行ったソヌとヒョンジョンは、プラファイルを通して犯人が少なくとも3人はいると断定しチームに報告した。
それを聞いたギヒョンは「グループであれば、長期に渡って拉致犯罪が行われている可能性がある」と眉をひそめた。
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イ・ハンは「児童誘拐事件の場合24時間以内に見つからなければ生存の可能性は低い。子ども達は生きているでしょうか?」と疑問視し、ミニョンも「生きていればジウはもう16歳。隠す事ができるのでしょうか?」と訊いた。
それに対してギヒョンは、子供達を常に暴力と刺激にさらすのが目的なら生かしているはずだと答えた。
「拉致された時八歳だったジヌは、生き延びるために犯人たちの下僕になっているのだろう。もし分析が正しければ子ども達は全員生きている。大事なのは、子ども達が隠されている場所を見つけ出すことだ」と二人に指摘した。
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その後、誘拐されたユナの家に到着したギヒョンは、事件は今後NCIチームの管轄の元で捜査すると去りかけていた担当刑事に告げた。
事件後52時間を過ぎた事から救出の可能性はないと見ている刑事に、ソヌは「子どもたちは身代金や性的暴力のためではなく、全く違う目的で集められた可能性がある」と話した。
ギヒョンは、連続拉致事件として扱い8年前の事件も含めての再捜査をするとして警察の協力を求め、ユナの家に捜査本部を設置した。
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その夜、警察のCCTVの映像に怪しげな男ユン・ソクホを見つけたとナナから報告が入り、ソヌとヒョンジョンは彼の自宅に向かった。
そして暗い家の中に踏み込んだヒョンジョンは、裏口から逃亡したユン・ソクホを追跡した。
表玄関にいたソヌも遅れて後を追った。
その頃ユナは、犯人たちがジヌと一緒に別の子供を拉致に向かった隙に他の子供達と建物から逃げ出したが、そんなに歩かない内に犯人達に見つかり引き戻されていた。
その時ちょうど付近にいたソヌは、目と鼻の先で子供たちを見落としてしまった。
その後、ヒョンジョンと共にユン・ソクホの逮捕に成功し動機も発見された。
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ユナの父親BNIの契約社員だったソクホは、妊娠していた妻に自社製品である加湿器の殺菌剤を危険と知らず使用して死なせてしまい、社長への恨みによる犯行と見られた。
そして証拠として大量のユナの写真も見つかったが、パニック症候群を患っているソクホに人混みでの犯行は不可能だと判明した。
尋問したソヌとヒョンジョンは、拉致犯は他にいるとしてソクホの逃亡理由を模索した。
ヒョンジョンは「もしかして真犯人について何かを知っているかも知れない。だが社長を苦しめる為にユンホは白状しないだろう」と推測した。
そんな中、ユンホの隠し撮り写真を見ていたソヌは、灰色のバンが何度も映っているのを発見しヒョンジョンに見せた。
拉致を計画し6ヶ月もの間ユナを追い回していたソクホは、その内にユナを狙っている人間の存在に気がついていたものと思われた。
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ソヌの部屋を再訪問したソヌは、アレルギーで動物を飼えないユナが代わりとしてぬいぐるみを部屋中に飾っている写真を取ってチームメンバーと意見の交換をした。
「沢山の子供隠すために郊外に家を持っているのではないか」とヒョンジョンが推測し,ソヌは「時間のフレキシブルな専門職の人間だ」と告げた。
「10年に渡り拉致を続ける今までにないケースだ。これだけ長期間拉致をしている事から、犯人の中に家族又は夫婦がいる。子供の頃虐待された事がトラウマとなり犯行に及んでいるのだろう」とギヒョンは分析した。
「犯人は人形のコレクターの感覚で子供たちを集めている。ホーダー(溜め込み病症候群)の可能性もあります」と指摘するミニョン。
「犯人がもしホーダーなら子供の誘拐と遺棄に慣れているな」と同意するヒョンジョン。
そこでギヒョンは、長年の間に犯人が拉致に失敗したケースがあると判断して、犯人像の公開を決めた
そうしてミニョンは連続拉致事件の犯人像を公開する記者会見を開き、似たような経験を持つ又は聞いた事がある人々への捜査協力を求めた。
クリミナル・マインド 韓国版 あらすじ 10話11話 イ・ジュンギ
感想8話 銃乱射事件
元々従順で温厚なタイプの男性が、幼い子供を死なせたことがきっかけで抑圧していた怒りを爆発させ殺人犯へとなってしまった哀れなお話でした。
ドラマなので殺し方は派手で乱暴ですが、動機と事件の背景がリアルでありえる話だと考えさせられました。
感想9話 児童拉致殺害事件
9話は、今までのように一話の中にいくつか事件が起こるパターンとは違い、児童失踪事件に集中したお話でした。
いつでもどこでも起こりうる子供の誘拐、ほんの少し目を話した隙きに子供を失う・・・(恐怖!)。
親にとっては細菌テロ事件より怖い犯罪ではないでしょうか。
人形コレクターのように子供たちを集める犯人たち、やはり子供の頃の虐待がトラウマとなって犯行に及んでいるようです。(このパターンが多いですね。)
犯人逮捕は勿論ですが、ギヒョンの言葉『ほんの僅かな可能性でも探し続ける!』をモット-に子供の救助に焦点を当てていますね。
ラストシ~ンで小さな子供を助けようとして犯人たちに引きずられて行ったジウが、悲惨な目に会わなければ良いですが‥・
ドラマ情報はこちら⇓です。
[クリミナル・マインド韓国版]キャスト 感想 あらすじ イ・ジュンギ
クリミナル・マインド 韓国版 あらすじ 6話・7話 イ・ジュンギ