クリミナル・マインド韓国版 10話11話あらすじ 感想 イ・ジュンギ ソン・ヒョンジュ ムン・チェウォン主演韓国ドラマ
児童拉致連続事件がいよいよ大詰めです。
犯人たちと長年行動を共にしているジヌは、母親の元へ戻れるでしょうか。
視聴率は10話3.7%、11話2.3%(ニールセンコリア)と残念ながら少し下降気味です
それでは クリミナル・マインド韓国版 10話11話あらすじ 感想 をご紹介します
クリミナル・マインド韓国版10話あらすじ
児童拉致連続事件
ミニョンの公開捜査の呼びかけを見た過去拉致されそうになった少年とその母親が、NCIチームに捜査協力に訪れていた。
未遂事件の現場は、ショッピングセンターで拉致する手口が同じであることから同一犯人グループによるものと推測された。
ギヒョン(ソン・ヒョンジュ)にモンタージュ写真を見せられた少年は、シルバーのバンの運転手としてジヌを選んだ。
ジヌが共犯だと分かり、NCIチームはプロファイリングを始めた。
「犯人たちはジヌを家族として受け入れている。そしてジヌは、他の子供たちを守ろうとして犯人たちの傍に残っている」とギヒョンは、ジヌが犯人から逃げない理由を告げた。
同じ地域の出身という意外に拉致された子供たちの間に共通点が見つからず、容疑者の確定は難航していた。
だがユナのCCTVに映っていたシルバーのバンが、動物愛護協会の車だと分かり糸口を見つけた。
そうして拉致された子供たちの殆どが、年に一度協会が開くカンファレンスに参加したことが分かると、ソヌ(ムン・チョウォン)とヒョンジョン(イ・ジュンギ)はソン・ミスに会いに協会へ向かった。
だが二人が到着した時は、ソン・ミスは既に殺された後!
その後、協会の従業員を調べた二人は、チャン・ジファンの机の周りのゴミを見て、彼がホーダー(溜め込み病症候群)ではないかと疑いを持ち、自宅のアパートへ向かった。
だが、そこに住んでいる形跡はなかく、アパートの管理人は、たまに郵便を取りに来ているだけだとヒョンジョンに話した。
ナナ・ファンは、容疑者チャン・ジファンの妻イ・ソンヒが、養子縁組され同じ家で育った妹だと言う事実と、養父母から暴力と虐待を受けていた病歴を見つけた。
さらに、二人が遊園地で遺棄されたことも!
「犯人たちは自分たちの虐待の過去を反映することに子供たちを利用してる」と言うギヒョンに、イ・ハンも「自分たちがされた事をそのまま子供たちに経験させている」と同意した。
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そうしてナナ・ファンから連絡を受けたヒョンジュンとソヌは、犯人たちが虐待されながら育った養父母の家へと向かった。
タンスの上に沢山の子供たちの写真が飾られ、ソヌが居場所を訊くとベンチで殴ろうとしたチャン・ジファンをヒョンジョンは現行逮捕することに成功した。
その後、庭の花壇の中に子供達の名が書かれた立て札や子供たちを隠していたと思われる薄暗い地下室も発見し犯行を確定したが、チャン・ジファンは警察の目を盗んで風呂場で自殺した。
子供たちの移送先をNCIチームが検討してる中、イ・ソンヒが以前ペット専門の葬儀社を経営していた事が分り、そこへ向かった。
ジヌは、ユナを棺桶に入れ生きたまま燃やす準備をしているソンヒに注射を打って倒した。
そこへNCIチームが到着し子供たちを救い出した。
そうして子供たちはNCIで待機していた親達の元へ戻り、ジヌもオ・スンヨンと8年ぶりに再会を果たした。
その後ジヌは、ギヒョンの頼みを受け入れ亡くなった子供たちの葬儀に飾るモンタージュ写真に協力し、助けられなかった子供たちと家族への償いをした。
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休みの日、ヒョンジョンは、キッズカフェにソヌを呼び出しハンビョルと楽しい時を過ごした後、ギヒョンの家に送って行った。
「そう言えば、何か話たいことがあると言っていたが…」と尋ねるギヒョンに、「私が話します」と代わりに答えるヒョンジョン。
するとギヒョンは、「リッパーの事か?」と言って、コ・ヨンマンの遺体に付けられたヘウォンのピアス(7話)の写真が含まれている事件ファイルを渡した。
そしてヒョンジョンが知っていながらこれまで話さなかった理由を尋ねると「お前たちも話さなかっただろ?」と訊き返した。
さらに「これは自分ひとりで解決する問題だ。私に考えがある。お前たちは手を引くんだ。」とギヒョンは二人に指示した。
タロットカード殺人鬼事件
新たな事件が発生していた。
その夜、被害者夫婦を殺害した犯人は、二人の家から予告電話を警察に通報後、犯行に及んでいた。
ミニョンは、最初に電話を掛けてきた通報者は助けを求めていたが、電話を代わった犯人はこの家の罪人を全員殺すと予告したことから複数犯の可能性を指摘した。
そして5分弱で警察が現場に到着した時には、二人は既に殺された後だったと事件の概要をギヒョンに報告した。
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ギヒョンはこの事件を調査することに決め、全員を集めてプロファイルを始めた。
犯行現場のタロットカードを見たイ・ハンが「テミス!ギリシャ神話の正義の女神は、法の神のシンボルだ」と説明すると、ギヒョンは「自分たちが作り上げた法に基づいてを処刑している」と指摘した。
ヒョンジョンは「こういうタイプは、捕まるまで犯行を繰り返すでしょう。」と次の犯行を予告した。
*
その後ヒョンジョンは、イ・ハンと共に犯行現場でプロファイルを進めていき刑事たちに伝えた。
先ず二人は、ベッドの上に置かれた”正義"の女神テミス”のタロットカードと犯人が自身を”執行人”と呼んでいる事を話した。
「犯人は使命感で殺人を犯し、罪人を処刑することがミッションだと思っている」とイ・ハンが言えば、
ヒョンジュンは「妙な自分だけの基準で人を殺して正義だと信じている」と付け加えた。
次に、ヒョンジョンは「主犯格の犯人は、先ずユ・ソンジンの喉をナイフで掻っ切った後お風呂場に隠れた妻も同じ手口で殺した。指紋を消したのは臆病な共犯の方だろう。」と現場を歩きながら分析を伝えた。
もう少し早ければと後悔する担当刑事に、イ・ハンは「平均5分は掛かる所を4分以内で到着していた」と告げ、
ヒョンジョンも「犯誰にも犯行を防げなかった」と慰めた。
その後ネットの非合法ビデオの共有サイトで殺害場面のビデオを発見したとナナ・ファンから現場へ連絡が入った。
ベッドの傍のパソコンで”執行”の画面が映されると、現場にいた誰もが犯人の異常性に凍りついた。
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クリミナル・マインド韓国版 11話あらすじ
ギヒョンは、犯人が被害者夫婦をターゲットに選んだ理由と彼らとの接点を模索していた。
被害者の背景を調査したミニョンは、経済的な問題もなく評判の良い夫婦で恨みを買う様なタイプではなかったと報告した。
検死結果で動物を殺す方法とこの事件の殺害方法が一致すると分かったソヌは、屠殺場の労働者リストを入手してギヒョンに渡した。
そのリストから被害者と接点がある者を探せと指示を出すギヒョン。
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NCIチームは、現場から収拾した殺害現場の映像を見ながらプロファイルを進めていた。
そのビデオの中で、最初の通報者は「彼が言ったんだ。この世の中は欲で溢れている。だから法に基づいて厳しく審判しなければならないと…」とメッセージを伝えていた。
ソヌが、第三の共犯者の可能性を示唆すると、ギヒョンは「彼と言うのは、”正義の女神テミス”か”7人の罪人と正義”の本を意味しているのだろう」と分析した。
さらに犯人は「この世に正義をもたらすために、7回罪人を処刑する」と予言も残していた。
その後会議室でNCIチームは、これまでの捜査を通したプロファイルをして意見を交わした。
「犯人の一人は、幻覚幻聴を伴う統合失調症(旧精神分裂症)ではないか。そしてもう一人はコンピューターの専門家でしょう」と発言するソヌ。
それに対して、ギヒョンは「法に基づいての処刑にも関わらず、最初の通報者は主犯の命令に従わず犯行を止めようとしてる」とプロファイルの疑問点を表した。
その後、通報を受けたソヌとミニョンは、事件の目撃者の家へ向かった。
*
そんな中、二度目の犯行事件が起こり、ヒョンジョンとイ・ハン、そしてギヒョンは現場へ向かった。
同じ手口で殺された被害者の男性の遺体は寝室で見つかり、女性のユン・ジュアンは拉致されていた。
彼の傍に置かれていた”浮気”の意味を持つタロットカード悪魔から、今回は浮気の罪に対して刑が執行されたものと分析された。
犯人がパターンを変えて女性を連れてに逃げた事をヒョンジョンは疑問視し、
ギヒョンは「この事件には主犯格と共犯が存在する。支配者と従属者の関係のはずだが、交差している所を見ると犯人は一人かもしれない」と指摘した。
イ・ハンは「もし多重人格者なら犯行現場に残った相反する証拠も頷ける」と同意した。
そんな中で、犯人が拉致した女性を犬に殺させている映像を送ってきた所から、犯人は屠殺場ではなく犬の繁殖場を生業にしているとNCIチームは悟った。
そうしてドッグーフード販売業者から調べていった結果、10年前に司法試験に受かったあと法の世界での勤務記録が全くないキム・イルホが浮かび上がった。
そして映像に映っていた年齢に合致する息子のキム・ミンスに辿り着く。
彼がソヌ達が会いに行った通報者だと悟ったギヒョンは、NCIチームと警察と共にキム・ミンスの家へ緊急出動した。
*
通報者の家についたソヌとミニョンは、呼びかけに誰も応じないが家に明かりがあることから周辺の捜査を始めた。
そして犬の声に誘き寄せられて洞窟に入ったソヌは犬に出くわし戦い、ミニョンは犯人に襲われて家の中に拉致された。
遅れて到着したNCIチームは、洞窟の中で負傷したソヌを保護できたものの、ミニョンを連れて行かれた。
その後ギヒョンは、キム・ミンスの家に捜査本部を設置して捜査を進めた。
ミンスが犬に与える麻酔薬を大量に購入していることをイハンが見つけると、
ギヒョンは統合失調症の90%が親に虐待されているとし、彼が過去の記憶を消すためにドラッグを使用したのだろう分析した。
その後、ドラム缶の中に死後半年経った父キム・イルホの遺体を発見し、イルホの日記から彼が自身を審判し息子に殺害を指示していた事が判明した。
ヒョンジョンは、イルホの死後もミンスが彼の日記を書き続けていた事の意味を「イルホの人格をミンスが引き継いだ」と解釈した。
続けてギヒョンは「父イルホの命に従い彼を殺すべき所をできなかったミンスが、その矛盾を埋めるために殺人鬼である”執行人”の人格を作り出した」と分析した。
そうしてミンスが、罪人に審判を下す父イルホの人格とその命に従い執行する殺人鬼の人格、そして素のミンスの多重人格であると結論づけた。
そんな中、ミンスのパソコンに侵入していたナナ・ファンが、ドラッグを打たれもうろうとしながら椅子に縛られて座っているミニョンのライブ映像を見つけた。
キム・ミンスは、ミニョンに三人のモニターを見せ「この中から殺したい人を選べ。さもないと最初にお前が死ぬ」と脅した。
それに対してミニョンは「三人の中から生き残る人を二人選ぶ」と答えて時間稼ぎをした。
ミニョンはミンスに三人の身元と罪状を話させNCIチームにメッセ-ジを送った後、状況に合わないハンティングの話をして居場所の確定を助けた。
そうしてハントが可能な3ヶ所のエリアに警察の援助を要請しNCIチームは出動した。
*
その後現れた審判のミンスは、ミニョンの殺害予告をした後ライブ映像を切った。
絶体絶命のピンチに陥ったミニョンは、そこで一計を案じて素のミンスに呼びかけた。
そして憤った執行人のミンスがナイフを振り上げた瞬間、「私が守るから。出てきて!」とミニョンが叫ぶと素のミンスが応じた。
だが彼がミニョンの縄を切った後に、また審判のミンスが人格を乗っ取りミニョンを捕らえてしまった。
(多重人格シーンで三人のミンス!)
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ナナ・ファンは、ミンスの母親の死を巡りイルホとミンスの証言が食い違っている事を発見すると直ちにメンバーに連絡を入れた。
ミンスは自殺と証言していたが、イルホは死ぬに値するペテンを働いたから処刑されたのだと警察で答えていた。
ヒョンジョンは、「パソコンに貼ってあるタロットカードの中で”ペテン”を意味するのはどれだ?」とナナ・ファンに尋ね、それが墓だと分かると母親の墓へソヌと向かった。
そうしてミニョンの首に縄をかけ木に吊るそうとしているミンスと現場で争った末に、ソヌが彼を射殺してミニョンを救い出した。
クリミナル・マインド 韓国版 あらすじ 12話13話14話 イ・ジュンギ
クリミナル・マインドKorea感想10話児童拉致殺害/タロットカード殺人鬼事件
公開捜査からジヌが共犯であることが分かりショックを受けましたが、結局NCIチームが到着する前に犯人たちから小さな子ども達を救いました。
多くの子供を失った悲劇と子供たちを救えた喜び、悲喜交交のお話でした。
そうして息を付く間もなくリッパーの話とともに新たな殺人事件、自分で作り上げた法に元づいて犯行を実行する信念犯の登場でした。
今回は犯罪の導入部分だけだったので、次回は続きのプロファイルですね。
どういう分析が出てくるのか楽しみです。
クリミナル・マインドKorea 感想11話 タロットカード殺人鬼事件
今回は、犯人が多重人格の殺人鬼になるまでと彼を発見するまでが丁寧に説明されていて興味深かったです。
犯人本人の狂気も怖かったですが、それ以上に彼を作った父親が脅威だった!
20話の内、半分が終わりましたが、子供の頃の体験がトラウマで犯罪者になることが多いこと!!
ドラマとして楽しんで見てますが、親として考えさせられる点も多いです。
毎回新たな事件が起こり、見事(過ぎる?笑)に解決していく爽快感があります。
犯罪者役の方々の熱演も光っていドラマです。
こちらに⇓感想とドラマ情報があります。
[クリミナル・マインド韓国版]キャスト 感想 あらすじ イ・ジュンギ
クリミナル・マインド 韓国版 あらすじ 8話9話 イ・ジュンギ
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