愛の不時着 最終回16話 あらすじ 感想ネタバレ ヒョンビン

韓国ドラマ 愛の不時着 最終回16話 あらすじ 感想ネタバレ 後半 視聴率21.7％

主な登場人物

リ・ジョンヒョク役 ( ヒョンビン )
ユン・セリ役 ( ソン・イエジン )
ソ・ダン役 ( ソ・ジヘ )
チョ・チョルガン役 ( オ・マンソク )
ク・スンジュン役 ( キム・ジョンヒョン )

キャストと日本放送の情報は⇒ キャスト 登場人物 視聴率
画像は ⇒  tvN公式サイト
ストーリー動画は ⇒ Youtube tvN

韓流ドラマ 愛の不時着 あらすじ 最終回１６話 後半 視聴率17.1％

ジョンヒョクと破談となったダンは、最後のあいさつをするために彼に会いに行った。

ダン( ソ・ジヘ )は、ジョンヒョクが不在中にスンジュンが家に滞在していたことを打ち明け、リングを渡された最後の夜を思い出しながら「彼は二度と戻ってこない所へ行きました」と伝えた。

 

「 ク・スンジュンにはたくさん助けてもらった。だが彼と連絡できなくなった。どうしてだ？」と尋ねるジョンヒョクに、ダンは「 さあ、わかりません。人生では殆どの事が起こる理由を説明できないもの｡ 」と淡々と答えた。

そして「 スイスに行った時、私は理由を知らなかった。どうしてあなたが風景ばかりの写真を撮っていたのかを...｡ でも最後にこの家に来た時、スイスであなたが私を見なかった理由を悟りました｡ こういうことだったのかと...｡ 」と意味深に微笑むと、修理した彼のカメラを差し出した。

ダンが去ったとカメラの写真を確認したジョンヒョクは、橋の上で撮ったセリの写真を発見した。セリを思い出し、画面上のセリの顔に触れながら涙を浮かべた。

＊

ジョンヒョクのメッセ－ジは続き、セリは、そのおかげで日常の中に小さな幸せを見つけていた。

その日、植木鉢を受け取ったセリは、数週間で発芽するという植物を育て始めた。

そして、水や太陽光についてだけではなく、” 最も重要なことは、1日に10の良い言葉を言わなければならない ”というジョンヒョクの細かい指示にため息をつきながらも、指示に従った。

又、オフィスで体操をしたり、踊ったりすることも始めた。

” 常に仕事をせず、合間にストレッチしたり運動したりするほうがいい｡ ”というジョンヒョクの助言だった。

携帯の呼び出し音で、会議を中断した部下さえ怒らなかった。

流れた曲がジョンヒョクの好きなショパンのノクターンだったため「 私の好きなショパンね。じゃあ休憩にしましょう 」と明るい笑顔を見せた。

変わりゆく季節の中、ジョンヒョクのメッセージを読みながら、セリは心の中で誓った。

彼と一緒に春を過ごしたことも、夏を過ごしたこともないけれど、数日ごとにプレゼントの様に届く彼のテキストのおかげで、どの季節でも一緒に過ごしているように感じる。私が悲しければ、彼も悲しくなると思うから、私は、精一杯笑い、感謝し、幸せになるよう努力すると...｡ 

＊

雪の降る真夜中、セリはジョンヒョクからのメッセージを受け取った。

” 誕生日おめでとう。予約投稿できるメッセージが1年間なので、これが最後になる。去る時間のようだ。花が咲いたどうかわからないが、エーデルワイスの花だ。花が咲く国で会おう。僕と君の二人で努力すれば運命が我々を導いてくれる ”

その漠然とした約束に、セリは「 これって何なの？...」と呆然とし、エーデルワイスを見つめた。

一方、国立オーケストラからピアニストとして召喚され除隊したジョンヒョク( ヒョンビン )は、社宅村の奥様たちが開いた夕食会で、そのニュースを伝えた。

そして「 この家に新しい隊長が住むので、助けてあげてください｡ 」と頼んで、後任のピョ・チス( ヤン・ギョンウォン )を紹介した。

この宣言にがっかりする奥様たちを、ジョンヒョクは平壌の公演に招待すると約束して慰めた。

その後、皆で食べて、おしゃべりして笑って、最後の時間を楽しんだあと、家を去った。

＊

実家でセジュン夫婦と母に会ったセリは、ゴルフ三昧の生活をしているセジュンを「兄さんの生涯で最高の選択だった。プロのCEOを雇って会社を任せるなんて！」と皮肉った。

これに「僕なしでは会社は崩壊する。僕は持ち株も多いし、長男だから、未だにパワーを保持している。」と豪語するセジュン( チェ・デフンに )、会社のイメージアップに良い仕事があると持ちかけた。

そして、世界中のクラッシック音楽を学ぶ才能は有るが恵まれない家庭の子どもたちを支援する奨学財団を発足し、音楽の天才が集まるスイスの大学へ送る計画を提案した。

これに「 あなたが世界中の芸術の天才をサポートするのね！なんて素晴らしいの！」とヘジ( ファン・ウスレ )に褒められたセジュンがその気になる姿を見てて、セリはほくそ笑んだ。

＊

 一年後、奨学金支援事業を通じてスイスを訪れたセリは、ジョンヒョクと出会った吊橋、ピアノを弾いていた桟橋を訪れたが、ジョンヒョクには会えなかった。

それから何度も会えないまま戻ってくるセリ( ソン・イエジン )を、ジョンヨンは「落胆して帰って来るあなたをみるたびに胸が痛む」と心配した。

 「 セリ－ズチョイスとクイーングループが音楽の天才の支援をしていることを宣伝し、年に一回スイスでコンサートを開催するという信号を送っている。彼がそれを読むかどうか、スイスに来るかどうかの保証はない。でもいつか私をみつけてくれる｡ 」

そう言ってセリが涙ぐむと、ジョンヨンは「 そうよね｡ あなたをサポートするから...」と慰めた。

その翌年、スイスを訪れたセリは、あてもなく街を歩いた。

” エーデルワイスの花言葉は、大切な思い出。でも私はあなたを思い出にする事ができない。だから今年が無理なら、来年。それもだめなら再来年。あなたが私を見つけるまで待っている｡ ”と思いながら...｡ 

その後公園でピアノを弾いているジョンヒョクを発見したセリは、喜びの涙を溢れさせて近づいた。

だが群衆の中をかき分けて進んでいくと、違う人だとわかり失望したが、ジョンヒョクが同じ気持ちなら会いに来てくれると信じて疑わなかった。

そんな中、パラグライダーに乗ったセリは、スイスの美しい景色を眺めたあと着地に失敗しパラシュートを被ると「 いつもこうなんだから。着地の直前までは素敵なのに...」と愚痴った。

そして「それほど悪くなかった。今回は着陸するはずだった所に着陸した。会いたかったよ」と微笑んでいるジョンヒョク( ヒョンビン )に走っていき飛びついた。

「 わかっていた｡ あなたなら私を捜してくれると...｡ でも...どうやってここに来たの？とっても困難で危険だったでしょ？どうやってここまで来たの？」

そう言って感涙するセリに、ジョンヒョクは「 間違った電車に乗った。間違った列車が僕をここに連れてきた。毎朝、毎晩、僕が来たかったここへ、僕の目的地へ｡ 」と告げた。

そして、パラグライダーが周りを舞い続ける中、二人はお互いを抱きしめたままキスを交わした。

 

初回のお話は ⇒ 愛の不時着 １話 あらすじ感想ネタバレ

前回のお話は ⇒ 愛の不時着１５話あらすじ感想ネタバレ

韓国ドラマ 愛の不時着 最終回１６話 感想ネタバレ

結末についての感想

最初、スンジュンの死と絶望するダンのシーンやジョンヒョクとセリの別れのシーンで泣かされました。

そしてジョンヒョクからの一年間に渡る暖かいメッセージとそれを実行するセリの姿に感動させられ、最後はスイスでの再会でしたね。

エピローグで、スンジュンが実は生きていて、ロシアでダンと再会するシーンがあるかもと期待しましたが、残念ながらありませんでした。

ですが、シングルライフを謳歌するダンの姿や、毎年２週間スイスで一緒に過ごすセリとジョンヒョクの姿が描かれていて、素敵なハッピーエンドでした。

作品についての感想

突風に巻き込まれて北朝鮮にパラグライダーで不時着するという奇抜な出会いが描かれた初回から、スイスでの感動的な再会で終わる最終回まで、あっという間に終わってしまった感じがします。

ラブコメのキュートな面白さと軍隊内の殺人事件からくる緊張感、家族愛、権力争い、友情などの色々な要素による相乗効果で毎回話が盛り上がり、中だるみのない面白いドラマでした。

人気と実力を共に備えたヒョンビンとソンイェジンの熱演だけではなく、ロケ地モンゴル、スイスのスケールの大きい自然美、又助演の方々のベテラン演技の総合力から産まれた素晴らしいドラマです。

最終回の視聴率21.683％(ニールセンコリア有料プラットフォーム)で、tvN歴代ドラマ1位の座を獲得しています。

キム・ウンスク作家の「鬼・トッケビ」の最高記録20.5％を上回る記録！

『愛の不時着』は、これから国内外で長く愛されるドラマの一つになることでしょう。

愛の不時着の日本放送は、2020年2月23日よりネットフリックスで可能です。

それでは、次作で …♪ (*^^*)