韓国ドラマ ただひとつの愛 最終回16話 あらすじ 感想ネタバレ 後半
主な登場人物
ソ・ヨンソ役 ( シン・ヘソン )
キム・ダン役 ( エル キム・ミョンス )
チ・ガンウ役(イ・ドンゴン)
クム・ニナ役 ( キム・ボミ )
キ・ジュンス役 ( イ・ジェヨン)
キャストと日本放送の情報は⇒ キャスト 登場人物 視聴率
画像は ⇒ KBS公式サイト
ストーリー動画は ⇒ Youtube KBSWorld
韓ドラ ただ一つだけの愛 最終回16話 あらすじ 後半 7.2%
その夜、夢の中で人魚姫の物語を呼んでいたダンに、ヨンソ( シン・ヘソン )は、悲しい結末を幸せな結末に変えるように要求した。
そして、” うるさい鐘 ”だと苦笑いして読み続けるダンに、「 これは夢なんでしょ?」と尋ねると、ゆっくりとダンの胸に手を置き、心臓が動いていないことを指摘した。
だが、幻かどうかを尋ねるヨンソに、ダンは「 幻じゃない。本当に僕だ。」と答え、天に戻ることを拒否してさよならを言うために来たことを教えた。
そして「 私はもうすぐ死ぬのね?だから最後のさよならを ? 」というヨンソに頭を振った。
「 最初は混乱し、神を恨んだ。でも考えてみると、僕たちが受けた時間は、贈り物だったんだ。あの日死なずに100日をもらった。君に出会い、知って、愛することができた。これで十分... 」とヨンソに気持ちを打ち明けた。
続けて「 たくさん笑って欲しい。泣きすぎるな、踊りを続けて幸せでいて。生きて、人間らしく...ずっと愛している 」とヨンソに最後の願いを告げた。
その後ダンは、天使としての新しい人生を完全にヨンソに与えると願いながら、ヨンソにキスをして消滅し、ダン( キム・ミョンス )の涙で、ヨンソは目覚めた。
*
三ヶ月後、記者会見を開いたヨンソは「 ファンタジアバレエ団の新代表に就任しました。まだ踊ることはできませんがトレーニング中です。」と挨拶をして、後期公演を再開することを発表した。
その後、三ヶ月間外出しなかったヨンソを心配するガンウに「 妄想かもしれませんが、又ダンに会える気がするんです ! 」と答えた。
ガンウがハンカチの羽が黒くなっていることを指摘すると「 監督のハンカチも同じじゃないですか?でも監督は生きています。」ときっぱりと言い返した。
*
この日、チェ・ヨンジャに懲役17年、クム・ギチョンとパク室長に禁固6年の刑が言い渡された
そして、無期懲役の判決を受けたルナ( キル・ウネ )の元へ訪ねていったヨンソは「心から哀れに思うわ。誠実な心を知ることもなく。一生ここで生きるのだから...。お元気で」と告げて去った。
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ヨンソがダンのハンカチを失くして爆発したり、雨が降る度にダンと出会った公園に走って行くのを見たチョン・ユミ( ウ・ヒジン )執事は、ヨンソの精神状態を心配し、主治医を家に呼んだ。
家の中で、ダンがまるでそこにいるかのように話している事を指摘されると「 今見えているダンは、本当のダンじゃないかな?」と答えるヨンソに、医者は薬を処方するので必ず飲むように告げた。
その夜、ヨンソが薬を飲まない事を知っていたチョン執事は、薬よりもマシだと言ってお酒を勧めた。
そして、ハンカチを盗んだと非難するヨンソに、ダンが置いていった手紙箱を差し出した。
ダンは、毎年結婚を祝うメッセージを30周年まで書き、全てに”愛している”と書いていたのだった。そのカードを読んだヨンソ( シン・ヘソン )は、泣きながらお酒を飲んだ。
その後、完全に酔ったヨンソがダンを見ていると主張すると、チョン執事は、薬を飲んでカウンセリングを受けるように頼んだ。
そして 「 嫌だ。もし狂っててダンが見えるのなら、狂ったままでいたい。幻でもダンを見たい。ダンの香りが恋しい...」と泣くヨンソを抱きしめた。
その夜、ヨンソが寝た後、自分の部屋に入ったダンは、天使のレポートに、ヨンソの傍に留まることを許してくれたことを感謝すると書いて、神に送った。
( ハンカチの羽が青いのは ! 何? ! )
*
翌日、ニューヨークへの出発前、別れの挨拶に来たヨンソに、心の平和を取り戻したかどうかを聞かれたガンウは、笑みを浮かべて頷いた。
そして、玄関で待ち伏せしていた団員たちと記念写真を撮り、にこやかにファンタジアに別れを告げた。
その後、ニナが子供を教えている小さなバレエスタジオへ訪れると、心が変わったら連絡するように伝えた。
そして「 引退したバレリーナの訓練專門なんだ ! 」と冗談を言うガンウに、ニナは明るく笑い「 次に会うときには、バレリーナとしてではなく人としてお会いしたい 」と告げた。
*
一方、公園へ向かうヨンソの傍を歩いていたダンは、ヨンソが「 どこかであなたが見ていると思って元気に生きるわ...」と言うのを聞いて悲しそうに笑った。
そして、ベンチに座ったヨンソが落ち葉を掴んで、任務が書かれていないことに失望するのを見つめた。
ダンが以前やっていたように、葉の上に”今日、ここに...”と使命を書き始めた後ため息をついたヨンソは「ダンと過ごしたのは、たったのワンシーズンだったのに、何でこんなに空っぽなの?」と涙を流した。
そんなヨンソの涙をダンが拭った。
するとその瞬間から、ヨンソは天使であるダンの手を感じ、姿を見ることができるようになった。
その後、立ち上がったヨンソがダンの胸に手を置いて、ダンの心臓の鼓動を感じていると、その間にダンのポケットの天使のハンカチは消えた。
ヨンソは「 僕が見える?そんなことって...」仰天しているダンに「私にはわかってた。あなたがいるって!」と抱きついた。
こうして人間になったダンは、喜びを噛み締めながらヨンソを抱きしめ、心の中で神へ誓った。
役目が終わると、すべてが元の場所に戻ります。人間は死んで消えますが、天使は永遠に飛び回っています。これは神の、宇宙の摂理です。その摂理の通り、僕たちは幸せに生きます。奇跡のように巡り合った愛の中で、別れの時がくるまでキラキラと輝いて…
了
前回のお話は⇒ ただひとつの愛 15話 あらすじ 感想ネタバレ
初回のお話は⇒ ただひとつの愛 1話 あらすじ 感想ネタバレ
ただひとつ愛最終回16話 感想ネタバレ
結末についての感想
ダンがヨンソの守護の天使で終わっても、ほろ苦いサッドエンドとして満足だったと思いますが、最後はダンが人間になって現れるというハッピーエンドでしたね。
最後まで諦めず奮闘したカップルに値する結末だったし、ダンがヨンソの元に戻って来たことは、とても良かったのですが、少しプラスアルファが欲しかったです。
抱きついて終わりだけ…、散々苦んだ後の再会が、最後の瞬間なのが残念。
二人が家で寄り添う姿とかチョン執事に許しを請うダンの姿とかも見たかったような気がします。さらに最後のキスも!(笑!)
出演者(キャスト)についての感想
エルのビジュアルと雰囲気は、間抜けでイタズラ好きな天使ダン役に完璧だったと思います。
白いスーツ(天使の羽も笑!)がこんなに似合う俳優は、他にはいない...そんな感じがします。
人間ではない役というのは難しいと思いますが、これに挑戦したエルを称賛しますね。
2019年KBS最優秀演技賞を受け取ったシン・ヘソン。賞に値する申し分のない演技でした。
ダンでもガンウでもルナでも誰といても、ヨンソには説明しにくい激しさがありましたね。本当に底力のある素晴らしい女優さんだと思います。
ただひとつの愛 ドラマ全体についての感想
最初は、天使と人間が恋に落ちるという設定が少し幼稚かなと不安でしたが、それを吹き飛ばす、可愛くて力強いロマンスが描かれていました。
ただ、人間を罰したり、天使や人間の願いを受け入れない等々、神がかなり厳しく描かれていたのが少し気になりました。
私的には、神はもっと静かな存在...だと思いますが...。
最初から最後まで強力で、何があって揺れないダンとヨンソのロマンスが美しいバレエの映像とともに描かれたポップでアートな作品でした。
このドラマは、『星から来たあなた』『青い海の伝説』『僕の彼女は九尾狐』のように、多くの人に愛され、時々見たくなるファンタジードラマになるのではないでしょうか。
では次回まで ...♪ ( *^^* )
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