韓国ドラマ アルハンブラ宮殿の思い出 13話 あらすじ 感想 後半
* チャ・ビョンジュン( キム・ウィソン )に無実を証明するジヌ( ヒョンビン )
警察への出頭時間、チャ・ビョンジュン教授の講義室へ向かったジヌは、サーバーを再開させてログインした彼と同盟を結んだ。
「 生き残りたければ、ここを離れてゲームIDの削除をして下さい。でもどんなに怖くてもサーバーは閉じないこと!僕がクエストを終えるまで」
そう警告して、ビョンジュンに剣を振り上げた” Dr.チャ ”を銃で撃ち殺した。
「 何でこんなことが...信じられん!」
と恐怖に怯える彼に向って「 それは、過去一年間僕がした質問です 」と告げたジヌは、車でソウルを離れるようにビョンジュンに勧めた。
その後、エレベ-タ-の中でスマートレンズを外しても攻撃してくる刺客たちからジヌに助けられたビョンジュンは、腕を斬られて車に逃げ込んだ。
そして高速でゲームが中断された瞬間、血が流れていた腕が治るのを体験して、ジヌが正しかったという事実に衝撃を受けた。
一方、刺客たちを制圧して大学を出たジヌは、ヤンジュに「 レベルを早くあげたいから強敵と戦いたい 」と電話をして驚かせた。
「 ニュースで大騒ぎになっているのに、ゲームしている場合ですか!」と電話の向こうで叫んでいるヤンジュに「 命に関わると言ったろ?助けてくれ 」と頼んで強敵の地図を受け取ると戦場に車を走らせた。
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その夜別荘へ身を隠したチャ・ビョンジュンのも元へ空港から直行したパク・ソンホ( イ・スンジュン )は「息子が怖くて逃げてきた 」と告白されて驚愕した。
そして「 まさか本当に見たんですか!ヒョンソクを!ジヌが正しいのか!」と仰天して危険なゲームのサーバーを閉じようとして、ビョンジュンに止められた。
「 ジヌが正しいなんて言えると思うのか?ジヌが何とかするそうだからサーバーは開けておこう 」と指示するビョンジュンに、ソンホは絶句した。
* ファティマの手と天国の鍵( イスラム伝説 )
ジヌが警察からの呼び出しに応じず市内を徘徊していたというニュースを見たとオ・ヨンシム( キム・ヨリム )から聞いたヒジュは、ジヌが心配になりログインして車に乗り込んだ。
そしてヤンジュから聞いた明洞で車を降りると、ジヌのいる方向を示す矢印に従って行き、血まみれの姿でレストランで座っているジヌを発見して、泣き始めた。
「 休憩中だから一時間だけいて。セジュを見つけたいのにレベル95から上がらない。」と言いながらヒジュの後ろに現れた敵を撃ち殺したジヌは、 外でログインしないようと注意した。
「 どうしてこんな生活を?」と涙を拭うヒジュに「 これしか方法がない。心配しないで。僕が一番強いから皆怖がっている 」と慰めて、エマについて尋ねた。
これにヒジュ( パク・シネ )は「 話すのは難しい。何を聞けば良いのか…でも気になる物が見えたんです。エマの右手の装飾品に見覚えがあった。」と話し始めた。
エマと対面したあと家でガイドブックを見たヒジュは、アルハンブラ宮殿の” 裁きの門 ”の入り口にある絵と似ていることに気がついたのだった。
「 ファティマの手※に見えました。セジュが私のガイドブックからヒントを得て作ったんだと思う。よく見てましたから...」と言うと、ファティマ伝説についてジヌに説明した。
「 イスラム社会では、天国の鍵とファティマの手が出会えば門が開いて宮殿が崩れると言われている」と聞いたジヌは、セジュのアイテム” 黄金の鍵 ”を取リ出して茫然と見つめた。
ファティマの手※ マホメットの4女のファティマ。イスラム社会ではファティマの手が幸福を呼ぶお守り又は魔よけとして、女性の装身具や家屋のドアノックとして用いられている。
そして、セジュがシタデルの鷹を飛ばして地下牢に導いた理由は天国の鍵を模造して作った特殊アイテム” 黄金の鍵 ”を発見させるためだった。セジュは自分で隠れているのだと思うジヌ。
*
マルコから逃げて森に入り撃ち合いの末に勝った時、セジュは、アルカサバカフェからのヒョンソクの電話に「 マルコは行けません。トラブルがあって...」とパニックになりながら答えた。
これに「 マルコと代われ。来ないなら殺してやる!」と脅し始めたヒョンソクに「 契約できません 」と言うと電話を切った。
その後、死体からジヌの電話番号メモを抜き取ったセジュ( EXOチャニョル )は、マルコの部屋からARゲーム ” アルハンブラ宮殿の思い出 ”のデータファイルをメールでジヌへ送った。
以来NPC” マルコ ”から追われるようになったセジュが死の危険から自身を守るために自ら隠れている。
” マスターの黄金の鍵 ”がエマの手に渡るのを待ちながら...。そこでクエストは終わるんだ、と思うジヌ。
*
「 役に立った?大した話じゃないかと...」とジヌの顔を見つめるヒジュに、ジヌは「 役に立ったかどうか気になる?あとは僕がうまくやればいい 」と笑みを浮かべた。
だが” 黄金の鍵 ”を” ファティマの手 ”に渡せばいいと解明して喜んだのも束の間、レストランの客が送ったSNSの写真から居場所を突き止めた警察に追われて逃亡するジヌ!!
次回のお話 ⇒ アルハンブラ宮殿の思い出 14話 あらすじ 感想 へ続く...
前回のお話 ⇒ アルハンブラ宮殿の思い出 12話 あらすじ 感想 へ
ヒョンビン パク・シネ 韓国ドラマ アルハンブラ宮殿の思い出 13話 感想
沢山の回想シーンが入り今まで解明されてなかった部分が明らかになると同時にいくつか疑問も出てきました。
安全地帯でマルコが本物のナイフでセジュを刺した時に、それを見た平和の象徴のエマが反応して、ゲームが異常現象※を引き起こした。
異常( グリッチ )現象※プログラム上のバクに限らず、異常なゲーム画面が現れた状態
これにより、マルコとセジュは仮想武器でお互いを傷つける事ができるようになってしまった。
お金に困っていたマルコの欲とゲームを売って家計を助けるつもりだったセジュが仲間割れしたことが悲劇の発端でした。
マルコの死後、ヒョンソクと話して脅されたセジュがジヌにファイルを送るのですが、どうしてでしょう?
会ったこともないジヌがヒョンソクよりも善良な人間だと思った理由は?命の危険を感じてジヌに一縷の望みかけただけなのでしょうか?
チャ教授やスンホの企みでもなくゲームの異常現象だった様なので、推測していた誰かの手によるプログラム操作説は外れました。
回想シーンが多いと話が前後して解りづらい部分もありますが、13話で過去に戻って謎だった部分がわかり、スッキリしましたね。
14話の予告では、逃亡するジヌとログインして追いかけるヒジュの姿、そして警察へ出頭して虚偽の証言をする元妻コ・ユラが描かれています。
次回が楽しみですね。
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