カン・ハヌル IU イ・ジュンギ 韓国ドラマ 麗 8人の皇子たち 17話 あらすじ 感想
皇帝になると決心するワン・ソ(イ・ジュンギ)と、彼を援助すると決めるヘス。
それでは カン・ハヌル IU イ・ジュンギ 韓国ドラマ 麗 8人の皇子たち 17話 あらすじ 感想 (月の恋人-歩歩驚心 麗 ボボギョンシム、リョ)をご紹介します。
麗の主な登場人物
ワン・ソ役 イ・ジュンギ
へ・ス役 IU
ワン・ウク役 カン・ハヌル
ワン・ジョン役 ジス
その他のキャストは⇒ キャスト・登場人物・視聴率
写真は⇒公式SBS 画面カプチャー
韓ドラ 麗 花萌ゆる 8人の皇子たち 17話 あらすじ 前半
「皇帝になられるでしょう。私にはそれがわかっています。ですが...絶対、絶対に兄弟を傷つけるのをお避けください。」
と頼むヘ・スに微笑みを浮かべて頷くワン・ソ。
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震える手を押さえてお茶を入れるヘ・ス。
これに「何を隠している?」と尋ねて茶碗を投げ飛ばし、ヘ・スを睨む定宗( ホン・ジョンヒョン )。
「全てはお前から始まった!ム、ウニ、ウニの夫人そして太祖までが私を苦しめている。全てお前のせいだ!私が皇帝になると決めたのは、お前がソの傷を隠したから、私のいるべき場をソが奪ったからだ!」
ほら貝の音と兵士達の声が部屋の中にも聞こえてくる。
とそこへ現れて「ワン・ソが攻めてきた!ジョンに譲位しろ」と定宗に紙と筆を渡す皇太后劉氏。
だがそれを拒否して「 皇太后をここから退かせろ!」と叫ぶ定宗。
そして、劉氏の後に続き出ようとするヘ・スに茶碗を投げつけた。
*
外の異変に気づくヨナと皇太后ファンボ氏。
兄上と連絡が取れないと言うヨナに決心する様に告げるファンボ氏。
「もし皇宮を手に入れたいのなら何かを諦めなくては...。天下を手に入れ愛を失うか、愛と共に小さな世界で暮らすか!」
フフッと不敵に笑い「私が天下を望んだら?」とヨナ。
「ウクを捨てることになる...」とヨナを見つめる皇太后ファンボ氏。
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天徳殿の門を馬上から見るワン・ソとペグァとパク・スギョン。
「 これまで守って来た宮殿に攻め入るとはな... 」と呟くスギョン。
そして刀を抜き後ろの兵たちに合図をするワン・ソ。
そうして中へ侵攻しようとした丁度その時、開門と同時に外へ出て挨拶をするヨナ。
「 私が、兄上の無血入場をお助けします 」
「 そなたの忠心を覚えておこう 」と中に入るワン・ソ。
*
「あいつが全てを奪うと分かっていた。私はただ生きようとしただけだ。完璧だと母上は言ったのに...全てお前のせいだ!誰に譲位するか選べ!ウク、ペグァジョンそれともソか? 」
気が狂ったかの様な定宗の様子に怖さで震えるヘ・ス。
その目前で、遺言を書きなぐった直後に胸を押さえて倒れ、そのまま息を引き取る定宗。
*
寝所に入ったワン・ソは、他界した定宗の手から遺言を取り読んだ後破り捨てた。
その後、入って来る皇太后劉氏とジモンそして兵士たち。
そんな中で「 新皇帝に拝謁致します。万歳、万歳、万々歳! 」とヘ・スがワン・ソに平伏し、ジモンと兵士達も後に続いた。
唖然と立ち竦む皇太后劉氏に向かって「 陛下は私に譲位されました 」と言い渡し、ついに皇位の座を仕留めるワン・ソ。
*
光宗( クァンジョン )に即位するワン・ソ( イ・ジュンギ )
即位式には出られず庭で待っていたヘ・スの元へ姿を見せるワン・ソ。
微笑を浮かべる彼を見て、ヘ・スは心の中で誓う。
もう血塗られた皇帝として歴史に名を残すことは無いわ。私がお助けしますから……。
*
全て終わった頃、西京から戻って来るウク。
皇太后ファンボ氏から、これからはヨナを皇后とする事に家門をあげて全力を尽くすので皇族から離れていろと告げられるウク。
そこへヨナも現れ…
「皇后になって借りをお返しします。そして今までの兄上が背負ってきた重荷を私にお分け下さい。どうかお力添えを... 」と頼んだ。
*
皇帝として最初の命令を下すワン・ソ。
その傍には、記録補佐のペグァが座っている。
「西京への遷都を中止する。工事に駆り出された民に支払いをした後に故郷に戻してやれ。死亡又は負傷者の家族にも保障をするのだ 」
*
待っている間に居眠りをしてしまったヘス(IU)を起こし、ペグァ(ナム・ジュヒョク)と共に食卓を囲むワン・ソ(イ・ジュンギ)。
お肉を乗せるワン・ソに恐縮して立ち上がりお礼を言うペグァに、兄で良いと言うワ・ンソ。
だが、陛下と言い続けるペグァに悪戯をするヘ・ス。
俯いて食べるペグァの椀に今度はヘ・スがおかずを乗せるが、気づかず又立ち上がるペグァ。
そんな彼に大笑いをし「 家族の食卓は良いものだな 」としみじみと言うワン・ソ。
*
その後、寝入ってしまったワン・ソだが、急に飛び起るとヘ・スを抱きしめた。
「お前が去っていったかと…… 」
「お眠りになったら行きます。長い一日でお疲れでしょう 」
「どうして行ったり来たりする?一緒に寝よう 」
そう言って寝床に寝かせるワン・ソを振りほどくヘ・ス
「良くない噂が出ますから……明日また来ます 」
「ここに居てくれ。落ち着かないんだ。1人だと息が詰まりそうだから傍に居てくれ。いいだろ?何か話を…… 」
そう言って膝枕をするワン・ソに「 では...陛下の出るお話をしましょうか? 」と尋ねるヘ・ス。
「俺の話? 」
「大きな狼が赤ずきんの少女を食べるお話です。昔昔、その昔、小さな可愛い私の様に大きな目をした女の子がいました。 」
*
ウヒを呼んで愚痴るヘ・ス。
「待つことが辛くて皇帝になってもらいたかったけど、これからはもっと待つ事になりそう…… 」
「言葉に気をつけて。皇后の座を狙って、あなたを引きずり落とそうとするでしょうから気をつけるのよ! 」
そこへ呼びに来た皇太后劉氏の宮女についていくへ・ス。
皇太后劉氏の傍らに立ち、ヘ・スの前に定宗の遺言の切れ端を突きつけるジョン。
「そこに書かれていたのは、ソの名前だったのか?前皇帝は本当にソ譲位したのか?話しなさい! 」
そう皇太后劉氏が命令する傍で「正直に話してくれ」と尋ねるジョンに、そうだと返事をするヘ・ス。
「嘘をつくな!ヨは決してソに譲位などしない 」
と激昴した皇太后劉氏がヘ・スの体を揺っている所へ
「お止め下さい。私にお訊き下さい 」と入ってくるワン・ソ。
「では、どうしてお前は遺言を破ったんだ? 」
「私が破ったと誰が言ったんです?兄上がどうして遺言を破ったのかは分かりませぬが、私に譲位したのは確かです。」
そう言いながらヘスの手をぎゅっと握るワン・ソ。
「息子ではなく何故弟に譲位したのか… 」と尋ねるジョン。
「そんなに気になるならあの世で兄上に尋ねてみるんだな! 」と応酬するワン・ソ。
そして前皇帝の葬式の準備を進める様にと皇太后劉氏に告げた。
「皇太后と私を呼ぶのは止せ!皇位に就いたからと言ってそう呼ばれたくない! 」
「私も母上の息子…、そう呼ぶのが自然です 」
「お前は私の息子から皇位の座を奪った盗人だ! 」
そう言って睨みつける皇太后劉氏の部屋からヘ・スの手を握ったまま引きずる様にして部屋を出るワン・ソ。
「今後は呼ばれても行く必要はない。先ず私の許可を取るんだ。わかったか! 」
とヘ・スを叱り大殿に入るワン・ソ。
*
「あらゆる方向から噂が回っています。キョンチュン院君が皇位に就くべきだとか、パク・ヨンギュに至っては、陛下が遺言について嘘をついているとさえ……」
と報告するジモンに「 殺せ!皇位継承に疑いを持つ者達を一人残らず始末しろ」と命じるワン・ソ。
*
両親からの贈り物のノリゲを握りしめ、パク・ヨンギュとの出来事を思い出しているウヒ(ソヒョン)。
皇帝から追われる身となったパク・ヨンギュに呼び出されるウヒ。
「皇帝が遺言を改ざんしたと噂を流しておいて無事で済むと思ったの?」
「公主様が、4皇子とペグァの密偵だったと明かそうか?私が一人で死ぬとでも?」
そう言って脅した後背を向けたパク・ヨンギュを、ウヒは刺し殺したのだった。
その事を思い出し、恐ろしさに手が震えノリゲを落とすウヒ。
そこへ現れたペグァは、ノリゲを拾いウヒに渡した。そして言いにくそうに婚姻の話を持ち出すペグァ。
「お前の両親にはすまないが、結婚する前に豪族の養女とならなければならない。祖母の家族がキョンフォン(後百済の王)の統治下で殺害された記憶が生々しいと言うんだ。生まれる前のことなのに...」
だが、ウヒの頭の中をパク・ヨンギュの言葉がよぎる...。
" お前はキョンフォンの孫だ。お前との関係が暴露されれば、ペグァ皇子も無事ではすまぬ "
「高麗王が私の両親を殺し、祖国の王があなたの家族を殺した。それでも共にいて良いのでしょうか? 」
「私の過ちでもそなたの過ちでもない。二人の事だけ考えよう 」
*
玉座に座り、皇帝になってからの日々を振り返るワン・ソ。
「パク・ソギュンが去った。皇室にうんざりし私を恐れていると言い残し...。お前も誰の名前が書かれていたか、遺言が気になるだろう? 」
「最も気にしない人が私です 」と答えるヘ・スに、空欄だったから更なる混乱を避ける為に破ったんだと語るワン・ソ。
正しい事をされたと励ますヘ・スに、辛い気持ちを吐露するワン・ソ。
「ペグァは俺を兄ではなく皇帝としてだけ見るようになった。ジモンにとって俺は大兄上の死の復讐者であり、ジョンは兄弟殺しだと見ている。母は私を盗人だと...お前は正しかったよ。皇位の座は恐怖と孤独な所...」
「私がいます。私は去りません 」とワン・ソのてを握り身を寄せるへ・ス。
韓ドラ 麗 花萌ゆる8人の皇子たち 17話 二ページ目に続く