韓国ドラマ 悪の花最終回16話 あらすじ 感想ネタバレ イ・ジュンギ ムン・チェウォン 視聴率16話5.715%
崖っぷちで響く2発の銃声!緊迫した状況で迎える最終話ですね。一体どんな結末が待っているでしょうか?
韓国ドラマ悪の花最終回16話の主な登場人物
ト・ヒョンス役 ( イジュンギ )
チェ・ジウォン役 ( ムン・チェウォン )
キム・ムジン役 ( ソ・ヒョヌ )
ト・ヘス役 ( チャン・ヒジン )
ペク・ヒソン役 ( キム・ジフン )
悪の花の放送情報は⇒ キャスト 登場人物 視聴率
画像は ⇒ tvN 公式オンライン 写真展( 韓国 )
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イ・ジュンギ ムン・チェウォン 主演の 韓国ドラマ 悪の花最終回16話 あらすじ 感想ネタバレ をご紹介します。見逃してしまった、内容が気になる、そんな時に参考になさって下さいね♪
本物のペク・ヒソン( キム・ジフン )との混乱を避けるため、ヒソン( イ・ジュンギ )からト・ヒョンスへ表記を変更しました。
韓国ドラマ 悪の花最終回16話 あらすじ
ジウォンを全身で庇い、ペク・ヒソン( キム・ジフン )に撃たれたヒョンスは、病院へ救急搬送された。その直後、ヒソンは、ホジュン( キム・スオ )に撃墜されて現場で死亡した。
その後、担当医から、弾丸が頭蓋骨をかすめたために頭蓋骨骨折と脳震盪があるが、一日ほどで目を覚ますと言われたジウォン(ムン・チェウォン)は、ホッと胸をなでおろした。
そして、記者が押しかけて来ているので心の準備をするよう注意するジェソプに「大丈夫、一緒にすべてを乗り越える。 」と笑みを浮かべた。
しかし予想とは異なり、1ヶ月過ぎてやっと目覚めたヒョンスは、ヒソンに車ではねられた直後の2005年だと思ってた。
ヒソンとして生きていた人生の記憶をすべて失い、ジウォンとウナのことを忘れ、15年前警察を避けて生きているときだ...と。
そのため、ヒョンスは、ジウォンの首にかかったIDカードを見て逃げ、連続殺人事件の捜査に協力したヒーローに、群がる記者たちに仰天するしかなかった。
*
その4ヶ月後、記憶が戻らないまま裁判所でジウォンと対面したヒョンスは、姉の罪を背負って耐えていたかわいそうな男と同情されたり、身元を偽って妻をだましていたサイコパスと非難されたりしていると語った。
そして「決して僕を許すべきじゃない人が僕を嫌ってないようだ。しかし、今の僕は1つずつ状況を受け入れることで精一杯で、刑事さんが聞きたいことを言うことはできません。 」とキッパリと伝えた。
これにジウォンは、彼の結婚指輪を見つめながら「気にしないで下さい。 ごめんなさい。 今日はト・ヒョンスさんを応援するために来たのですが、負担を感じさせたようです。 」と謝罪すると、練習通りにするよう勧めて席を立った。
その後、18年前のカギョンリ里長殺害犯ヘスの初公判が始まると、ヒョンスは、正当防衛を主張する弁護側の証人として入廷した。
そして、里長が死んだ直後納屋に到着して悪魔払いを止めるよう頼みに来て襲われた事を知ると、ヘスから凶器のはさみを取って指紋を自分のシャツで拭き取り、犯人になったことを証言した。
弁護士から、正当防衛として法の助けを借りなかった理由を聞かれたヒョンスは、父親が連続殺人犯だと判明したあとだったので、誰も助けてくれるとは思えなかったと答えた。
又、里長が悪魔払いに自分を連れ去った日、ヘスが眠れず食事もできなかった事を明らかに...。
こうして、一旦は陪審員からの同情を得ることに成功したヒョンスに対し、検事は、ヒョンスが長年妻を含む全ての人を完璧に騙していた事実を指摘した。
そして「罪悪感はないのですか?」という質問に答えられないヒョンスに、傍聴していたムジンは陪審員がヒョンスの言うこと全てを嘘だと思うだろうと心配した。
法廷を出たあと、ムジンから、練習通り" 当時は仕方がなかった "又は" 深く悔い改めている "と答えなかったことを責められたヒョンスは、ジウォンと目が合ったとたん頭が真っ白になってしまった、と答えた。
そんな中、陳述調書を見直したジェソプ( チェ・ヨンジュン )は、里長の甥のヤン・ジンテが悪魔払いの代金をト・ンソクの遺産から払ったと証言していることを伝えた。
そうして、里長が悪魔払いの度に、巫女への支払い額の3~5倍のお金を引き出して横領していたことが分かったジウォンは、ヒョンスと共にジンテの家へ...。
しかし、家の前でジンテから" 申し訳ないが証言できません "というメッセージを受け取ると、直ぐに去ろうとするヒョンスに、ジウォンはジンテの帰宅を待って説得するべきだと主張した。
ちょうどその時雨が降り始めると、笑顔で雨を見つめるジウォン(ムン・チェウォン)に、ヒョンスは魅了され、思わず微笑んだ。
その後、一人でジンテを待つので家に帰るよう勧めるヒョンスに、ジウォンは、ずっと気になっていた結婚指輪をつけている理由を尋ねた。
すると、ヒョンスは、金属加工中に、リングが手のバランスを保つのに役立っていたからだと說明して謝罪すると、リングを外して返した。
そんな中、帰宅したジンテ(イ・ヒョンギュン)が2人を見て逃げ出すと、ヒョンスは、彼を追いかけてエレベーターを停めた。するとジンテは観念して謝罪。
カフェへ移動したあと、ジンテは、叔父のクォン・ソンボクがミンソクの遺産を取るためにヒョンスとヘスの法定後見人になったこと、協力したら大学の授業料を払うと約束したことを打ち明けた。
そして、真夜中に首をカットした鶏を路上に置き、その翌日里の人に見せてヒョンスの仕業だとし、悪魔に取り憑かれているという噂を里で広めた事実を告白した。
しかし、自分に責任があることを認めつつも、教職を失う事を恐れて証言を拒否するジンテに、ヒョンスは「法廷で証言するかどうかは自分自身で考えて決めて下さい。 あなたを許すので、もう罪悪感を持つ必要はありません。 」と寛容な対応をし、席を立った。
その後、車中でジンテを許すことは簡単ではなかったはずだと感心するジウォンに、ヒョンスは、考えを変えさせるための嘘だったので簡単だったと告げた。
そして、良心の呵責に苛まれたジンテから、証言すると聞いて満足そうに微笑むヒョンス(イ・ジュンギ)を見て、ジウォンはショックを受けた。
「刑事さんの考えは読みやすい。 この人は私が知っている男じゃない。 私が取り戻そうとしている男じゃない。 そうじゃないですか?罪悪感を感じることなく、平気で人に嘘がつける男だと分かってないないようですね。 」
その言葉を聞いて「どうしてそんな意地悪を言うの?」と尋ねるジウォンに、ヒョンスは本音を打ち明けた。
「病院で目覚めたとき何も覚えていなかった。 15年間寝ていたように感じたがそうではなく、体がどうやって生きてたかを全て覚えていた。 金属加工のスキルがあること、人の感情を読んで有利に利用する能力があることが分かっている。 さらに、チャ刑事さんが僕から何を聞きたいのかも... 」と。
するとジウォンは「どうして私を忘れたりできるの?私たちがどれだけ愛し合ってきたか、どうやってここまできたかを、どうやったらハサミで切り落とすみたいに忘れられるの?」と涙を流した。
これにヒョンスは自分自身を信用できないことを明かし、知っている男が戻ってくることを望んでいるジウォンに対する気持ちを吐露した。
「僕たちは、ぐるぐる円を描いて回っているようだ。 後ろから追いかけてくるあなたに、僕は正面を見られたくなくて逃げ続ける。 結局、どちらも一歩も前進できないんだ」...と。
*
帰宅したヒョンスに、ムジンは「食べないのに、なぜ買って来る?」と冷蔵庫の中のエッグタルトを見せた。
そして、見るたびにウナの好物を買ってしまうと説明してソファに座るヒョンス(イ・ジュンギ)に、ヤン・ジンテについて尋ねた。
これにヒョンスは、ジンテが証言することに同意したこと、裁判後に子供のことでジウォンと話し合わなければならないことを告げた。
さらに「あの子には会いたくない。 自分を覚えていない父親に会うことに意味があるか?相続財産を全部あの子に与えて終わらせる。 そうしたら、あの人は傷つくだろうか...。 」と顔を曇らせた。
一方、ウナ(チョン・ソヨン)から、離婚したかどうかを聞かれたジウォンは、それを否定すると「パパに幸せになってほしい。 パパは一度も自分らしく生きたことがないの。 パパに自由に生きてほしいの。 」と泣きながら説明した。
その翌日、ヘスに面会したジウォンは、証人を見つけてくれた事を感謝されると、ヘスの犠牲に比べると大した事ではないと言い、ヒョンスを手放すつもりでいることを告白した。
その後、ヘスは正当防衛が認められ、事件当時未成年だったことも考慮され無罪判決を受けた。
*
出所してまもなく、ヘスは、食事の席でスペインへ留学する考えをヒョンスとムジンに打ち明けた。
「高校生の時にガウディの作品をテレビで見てドキドキした。 あの場所で人生を再スタートしたい。 」
そう気持ちを打ち明けるヘスに、ヒョンスは「うれしいよ。 姉さんがしたいことを見つけてくれて...。 」と賛成すると、ムジンもすぐに全面的な支援を約束した。
しかし、実はショックだったムジンは「ハッキリと言っとくけど希望を持たないで。 僕は君を待たないから...。 」と言い、インタビューを言い訳にして去った。
その後ろをヘスに促されて追いかけたヒョンスは、外で泣いていたムジン(ソ・ヒョヌ)の肩をぎこちなく叩いて慰めた。
そして「すべて忘れる ! 」と宣言して記憶を失う方法を尋ねるムジンに、頭蓋骨を骨折するのを手伝うことを申し出た。
それからしばらくして、ヘスはスペインへ旅立った。
*
この日、ヘスの屋上アパートの前でヘスの電話をとったムジンは、まるで連絡日を忘れたかのように振る舞い、動揺するヘスに密かに喜んだ。
そして、周りを眺めながら朝食に何を食べたのかを尋ねたり、キムチを送る事を提案したりしてヘスとの会話を楽しんだ。
一方、ヘスから「私たちはずっと道に迷っていた。 だから二度と迷子にならないためにも出発点が必要なのよ。 」と助言されたヒョンスは、ジウォンと出会った場所で感情を探すことに...。
その後、ふと軒下に立った時、ヒョンスは、ジウォンとの最初のデートで雨やどりした場所であることを鮮明に思い出した。
さらに「もしかしてあなただけじゃないの?私を好きだって...。 」とジウォンが笑ったことさえも !
そんな中、不動産業者から、条件を満たす家があると連絡を受けたヒョンスは、自分の家だとは思わずジウォンが売りに出した家へ...。
そこで工房の下見をしている内に、テーブルの上にあったノートを手に拾い、中身を読んだ。
- 彼女は蛾は嫌いだ。 でも蝶は好き。 なぜ蛾が嫌いなのに蝶が好きなのだろう。 同じ種類なのに...。
- バッグからぶら下がっているティンカーベル人形
- SNSに" ラブレター "と" ノートブック "の映画のポスターを公開。 警官になる試験準備中なのに警官に関連した映画なし...。
- 雨が好き。 雨が降ると興奮し、なぜか笑う。 冷たい雨の感触が好きなのだろうか、それとも、雨が周りの音を消し去るから好きなのだろうか...。
そんな中、不動産業者から連絡を受けて自宅から降りてきたジウォンは、ヒョンスの姿を見て驚きながら話を始めた。
「片付けをしているので、必要な物があったら何でも持ち出して下さい。 全てあなたのものなので...。 でもその日記帳には全て私に関する事が書かれているので、渡すことはできません」...と。
その後ヒョンスは、" 明の明星(ヴィーナス)が休む処 "と書かれた名刺を手に取って、ギリシャ神話とローマ神話に登場する鍛冶の神ヘファイストス※の物語を語り、名前の由来を說明した。
「ヘファイストスはオリンポス山で最も醜い神であり、彼の厄介な性格のために誰もが彼を嫌っていました。 それで彼はいつも工房で時間を過ごしました。 しかし、彼には心から愛した妻がいました。 彼女の名前はヴィーナス、金星。 その惑星の別名は" 明の明星 "として知られている」...と。
※ヘファイストス:ギリシア神話の火と鍛冶の神。ゼウスとヘラの息子とも,ヘラがゼウスの種によらず独力で産んだ子ともいわれる。ひどい醜男であるにもかかわらず,美の女神アフロディテ(ローマ神話のヴィーナス)を妻にめとった。
コトバンクヘファイストス
さらに「僕がほとんどの時間で過ごしたこの空間で、チェ・ジウォン刑事さんのことをいつも思っていた。 」と告白した。
しかし、ジウォンは、その言葉を無視して「新しい場所で新たなスタートを切りたい。 偶然あなたと出くわすことも避けたい。 」と說明し、釜山へ引っ越す計画を打ち明けた。
「どうやって...?僕がやっと刑事さんに向かって一歩踏み出した時に、どうして逃げるんですか?」
そう言って近づいたヒョンスは、もう耐えられないと涙を浮かべているジウォンに「僕が優しくするから。 僕がたくさん君を好きになる ! 」と過去ジウォンが使った言葉で愛を告白。
そして、その言葉にハッとして見つめているジウォンに「君が捜している人を一緒に見つけよう。 彼のことが気になる。 彼のことを知りたいと思ってる。 」と続けた。
すると、ネックレスに付けていた結婚指輪を外して自分の指にはめるジウォンに、ヒョンスは涙を流しながら「君と一緒にいると緊張する。 間違いを犯すのではないかと不安だ。 」と言った。
そして「私も...」と涙を浮かべて見つめているジウォン(ムン・チェウォン)にキスをした。
その後、ジウォンと一緒にウナを迎えに行こうと誘われたヒョンスは「僕のことを好きかな...。 」と久しぶりに会うウナの反応を心配した。
しかし、ウナは「パパ ! 」と叫んで駆け寄り「パパ、とってもとっても会いたかった ! 」とヒョンスに抱きついてプレゼントを催促した。
そして「ゴメンな。 忘れてた。 」と答えるヒョンスに「大丈夫。 ウナの贈り物はパパだもの。 世界でパパが一番大好き ! 」とニッコリ笑うウナ !
そんなウナに「パパ...パパも。 」と感激で声をつまらせるヒョンスに、抱きついて微笑むジウォン。
( まさかのハッピーエンド♪可愛いいウナちゃん♪ )
了
韓国ドラマ 悪の花最終回16話 感想ネタバレ 視聴率5.715%
結末について
前回と異なり、劇的なシーンはありませんでしたが、ヒョンスが記憶喪失になるという予想外の展開が織り込まれた最終話。
ヒョンスの記憶喪失により離れて暮らすようになった2人が紆余曲折の末、お互いへ戻る方法を見つけ出すというハッピーエンドが感動的でした♪
一日もすれば目覚めるという医師の診断と異なり、1ヶ月以上経ってやっと目覚めたとき、記憶喪失になっていたヒョンス。
無意識に、記憶喪失という殻で、嘘のせいで家族を失う痛みから自分を保護しようとしていたのかもしれませんね。
目覚めたあとのヒョンスは、思い出が戻ってくるのを待ち望んでたジウォンを必死で追い払おうとしました。
人を操ることが得意で自己中の本来のヒョンスは、心からジウォンを愛していたことに気づくまで、刑事の夫として生きていた過去を嫌っていましたね。
ジウォンに会っていない本来のヒョンスが、偽装の人格ヒソンと異なり、優しくなく無愛想なのが面白かったです。
見た目が夫であるだけで、これまでの思い出を忘れて離れようとするヒョンスに大変な思いをしたジウォンが、最後に嘘をついたり、物事を隠さない夫を取り戻せてよかったです。
これまでのジウォンの苦労が報われた感動的な瞬間でした。
さらに、ムジンとヘスの屋上の電話シーン、工房での愛の告白シーン、ウナとの再会のシーン等々、新しいスタートに視点をおいた素晴らしい結末でした。
ドラマの感想&考察
ペースが速く、スリルとひねりが満載でありながら、本筋のストーリーが徐々に解き明かされていく脚本が素晴らしかった。
すべてのエピソードの始まりに挿入されていた過去のフラッシュバックの映像がスリル満点で、ストーリー展開を神秘的で謎のあるものにしていましたね。
ヒョンスが殺人者なのか、誰が里長を殺害したのか、誰が共犯者なのか、色々推理しながらハラハラドキドキ、最後まで楽しめました。
ト・ミンソク( チョ・ビョンモ )とヒソン(キム・ジフン)が出てくるシーンは、存在感が半端ではなくスリル満点でしたね!
イ・ジュンギ、ムン・チェウォン、キム・ジフンが『悪の花』でこれまで見たことがない卓越した演技を披露している…そんな感じがします。
ソ・ヒョヌ、チェ・ヨンジュン、チェ・デフン、の助演陣もいい味を出していました。
又、事件の連続で全体的に重苦しい雰囲気の中、時折出てくるムジンとヒョンスの幼馴染コンビの辛口トーク、ウナの圧倒的な可愛らしさで和んだり笑ったりもできました。
里長殺人事件の真相・ヨンジュ市連続殺人事件の共犯者捜しだけではなく、捜査を通して変わるヒョンスとジウォンの関係や心理描写がとてもよく描かれていたドラマでした。
スリル、感動、ロマンスの全てをバッチリと楽しみたいという方に必見のサスペンスラブストーリーですね。
- 前回のお話は⇒ 悪の花15話 あらすじ 感想ネタバレ
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