キム・ユジョン パク・ボゴム 韓国ドラマ 雲が描いた月明かり 13話あらすじ 感想 優しくさよなら
母親と茶山(タサン)の会話を偶然聞いて、自分がホンギョンレの娘だとラオン(キム・ユジョン)が知ってしまうシーンの続きからです。
それでは キム・ユジョン パク・ボゴム 韓国ドラマ 雲が描いた月明かり 13話あらすじ 感想 優しくさよなら をどうぞ。
イ・ヨン( パク・ボゴム )
ホン・ラオン ( キム・ユジョン )
キム・ユンソン ( ジニョン )
チェ・ハヨン ( チェ・スビン )
キム・ビョンヨン ( クァク・ドンヨン )
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韓ドラ 雲が描いた月明かり 13話あらすじ 前半 優しくさよなら
母と二人になったラオンは、無理やり男の子の格好させられ何度も逃げ隠れした訳や何度訊いても教えてくれなかった理由が、逆賊の娘として生きさせたくはなかっからだと分った、と涙ながらに話した。
「 父さんを嫌うんじゃない、良い世界をあなたにあげたかったからなのよ」と言う母に、
「 どうして永遠に隠してくれなかったのか、いや、どうしてもっと早く話してくれなかったのか」と泣き崩れるラオン。
一緒に発つつもりでいる母親に、ラオンはすぐに戻るから王宮に行かせてほしいと頼んだ。
「 だめよ。ラオナ! だめだったら ! 」
「 待っているのよ ! 何も知らないで...。」
と号泣する娘の背をラオンの母は撫ぜた。
*
資賢堂の前でラオンの帰宅を待つヨン( パク・ボゴム )。
近づく足音に振り返り、ラオンの姿を見ると安堵のため息をつく。
「 そなたをみても笑ってやらないと決めていたのだ。私と約束した時間に遅れるとはな...。」
睨み付けながら文句を言うヨンに、罰を与えるつもりですか?とくすっとするラオン。
それがそなたの望みと見えるが、無事にもどってきたから許すとしよう...と抱きしめるヨン。
*
ヨンの身支度を手伝っているラオン。
どうして他の者が誰もいないのだ、と不思議がるヨンに、ラオンは「 邸下が倒れている間会えなかった分を、数日間独りでお世話をさせて頂きます」と本心を隠して言った。
「 許可する。」
と嬉しそうに笑って答えるヨン。彼の手を握るラオンに少し驚きながら...。
「 邸下、お願いがあります。」
「 何であろう?」
「 邸下、今日一日、1歩だけお傍に近寄っても宜しいでしょうか?」
「 良いぞ。」
「 邸下の肩に寄りかかったり膝で休んでも宜しいでしょうか?」
「 構わぬ。」
「 私だけを見て本を見ないでとお頼みします。」
ラオンを見て嬉しそうに頷いた後、今度は私の番だが準備は良いか?、と問うヨン。
「 ええっ ! 何でしょうか?」
目を丸くするラオン(キム・ユジョン)の首を持ち目を覗き込んだヨン(パク・ボゴム)は、キスをされると思い目を瞑るラオンを見て笑った。
「 私に願い事をするのではない。そなたの望みなら何でも適えるから。」
*
東宮殿襲撃について重臣たちと朝廷で談義中のヨン。
居並ぶ重臣達の中に解任した筈のウイギョがいるのを見て怒ったヨンは「 何もなかったかのように来ているそなたの方が襲撃よりも驚きであり心乱される」と言った。
ウイギョを擁護するキム・ホンとそれに同調する重臣達の中で、「 邸下の命令に背くのは不忠義である」とチェ・マニョンが異を唱えた。
その一言に一瞬ざわめく重臣たちと顔を見合わせるキム一派。
だがウィギョの復帰をあくまでも主張するキム・ホンに、声を揃えて、邸下ご理解の程を~、と唱える重臣達。
*
負傷した手で上訴状を抱えながら歩いているユンソン(ジニョン)に、彼の手からこぼれ落ちた書巻を拾い上げて渡すラオン(キム・ユジョン)。
様子を尋ねられ、怪我もしていなから大丈夫と答えるラオン。さらに邸下の具合は……とユンソンが確かめている所へ現れるヨン。
高台の東屋へ行き、話しをするヨンとユンソンの二人。
「 いつからかわからないが、お前自身ではないお前を見ていたようだ。」
「 私がキム家の唯一の相続者だからでしょう。」
「 確かにそれも関係しているのだろう。だが素手で刀を掴み私を守るお前を見てすまないと思った。私はお前との関係を複雑に捉えていたようだ...。」
そう昔のように心を割って話をするヨンに、「 もう遠慮はしない」とラオンについて告げるユンソン。
「 止めはしない諦められるまで全てやってみるんだな」と応えるヨン。
*
書庫に現れたヨンに整理した本について説明を始めるラオン。
「 乾燥させているのはここで、破損しているのはここ、そしてこれは転写の必要がある本です。」
「 知らなければいけないのか?そなた、急に全部する必要はなかったんだ。厄介だったであろう...。」
「 邸下、前にお話したおとぎ話を書き留めておきましょうか?眠れない時いつでも読めるように...」
「 必要ない。聞きたい時はそなたを呼ぶから...。」
そうですね、と言いながら俯き涙ぐむラオン。それからヨンの後ろに回りギュっと抱きつく。
暫くこのままでと甘えるラオンに、ずっーとずっーとこうしても良いぞ、と嬉しそうなヨン。
*
ラオンに恋の悩みを相談しているハヨン。
「 ヨンの傍にいるために感情を隠す。そうすれば愛されないかもしれないが彼を助ける人でいられるから...」
「 辛くないですかか?」と尋ねるラオンに「 辛いかもしれないが、私の愛を受け入れてくれる日が来るかもしれないから」と答えるハヨンを呼び止めヨンのいる書庫へと行かせた。
*
物音に本から顔をあげたヨンは、ラオンの代わりに現れたハヨンを見て驚きを隠せなかった。
「 どうしてここにいるのだ?」
「 申し訳ありません。お友達を頼りにしてここへ参りました。怪我の具合はどうでしょうか、邸下?」
「 大丈夫だ。快復している。」
ヨンの好きな人の話を持ち出し、それについて言い出すハヨン。
国婚を断っている理由は好きだが結婚のできない誰かの為なのか、と確認をした後、国婚が避けられないのなら邸下と殿下を助ける誰かを傍に置かれたらどうでしょうか、と提案する。
「 その誰かと言うのはそなたか?」
「 はい。私と家門を邸下の目的を成し遂げる為にお使い下さい。」
「 私の心をあげる事はできぬが...。」
「 別の女性を愛している人に愛を望むほど愚かな女ではありません。」
家門は繁栄したとしても、自身は孤独で絶望するだろうとヨンに言い切られても、お互いに利益を得る取り引きのためならとハヨンは怯まない。
*
同じ頃、ユンソンに呼び出されているラオン。
いつも一歩遅れて、と自嘲気味に呟いた後ユンソンは、「 直ぐに王宮を去る様に、邸下の元を去る様に」とラオンに勧めた。
私はただ出来るだけ早く安全に助けたいだけだから、と説得しようとするユンソンにラオンは答える。
「 去ります。ですからこの事は漏らさないで下さい。私について知れば知るほど、ナウリに危険が訪れますから。」
「 ホン内官、それはどういう意味?もしかして...」
「 知らないふりをして欲しいと言っているのです。」
「 これはそんな簡単な事ではないんだ。」
となおも続けるユンソンに、行かせて下さいと振り切るラオン。
*
白雲会が襲撃したのではない、とヨンに報告するチョン若様。
刺客は身元を隠す為ではなく、むしろ白雲会の仕業だと印象づけて広く知らせようとしている、と言う。。
白いマスクを付けて現れ襲撃場所にそれを証拠として残し、「雲」と名もはっきりと記している、と文を見せるチョン若様。
そこへビョンヨンが急を告げにやって来たために、義禁府(ウィグムグ・罪人の取調べを行う官庁)へと急ぐヨン。
生き残りの刺客がキム一派により拷問されている所へ現れたヨンは、拷問を止め再度質問しなさい、と命令した。
誰が世子を襲うようお前を雇ったんだ?とグンギョ。
白雲会、と答える刺客。
「 門を開け中へ引き入れたのは誰だ?」とグンギョに訊かれた彼は、「 ホン・ギョンレの娘が白雲会の間者として宮殿内に潜み反乱を準備している」と証言した。
だがそれは、家族の命を盾に脅かされウイギョに言わされた嘘の証言だった。
彼女はだれだ?との問いに答えようとしている最中、キム・ホンに刀で一突きされ息絶える刺客。
段上から怒声を放ち降りてくるヨンに平然としてキム・ホンは言う。
「 反逆罪を白状したのですから…。」
「 だからと言って、お前に王の許可なしで人を殺す正義はない!」
「 殿下そして邸下はためらうばかりですから、私が干渉するしかないでしょう。」
刀を抜いてキム・ホンの首に当てるヨン。
「 お前は王世子の目の前で刀を抜き殺した!それも反逆罪だと知らないのか?」
「邸下、どうか慎んでください」と連呼を始める周りの重臣達。
手を掴み止めるビョンヨンに刀をおろしたヨンだが、憤怒してキム・ホンを睨んだ。
内侍府で食事中、「 東宮殿襲撃はホン・ギョンレの娘が背後だ、間者として彼女は宮殿にいるらしい」噂を耳にして身の置き場がないラオン。
雲が描いた月明かり 13話 2ページ目に続く