韓国ドラマ 100日の郎君様 15話 感想 あらすじ 後半
百日の郎君様の主な登場人物
イ・ユル&ウォンドゥク( EXO ディオ )
ユン・イソ&ホンシム(ナム・ジヒョン)
チョン・ジェユン ( キム・ソノ )
キム・ソへ ( ハン・ソヒ )
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ハイライト画像は⇒ tvN 百日の郎君様
写真は⇒tvN
韓ドラ 百日の郎君様 15話 あらすじ
ソンジュヒョン(縣)から帰ってきていたジュユンとヨン氏は、通りで倒れているホンシム( ナム・ジヒョン )を見つけて慌てて屋敷に運び入れた。
その後暫らくして目を覚ましたホンシムは「信頼できる男が傍にいるのに、とうして自分でしようするのだ。」 と叱るジェユンに、ユルについて尋ねた。
「邸下は記憶を取り戻されたのですね?では誰が彼を殺そうとしたのかとその理由もご存知なのですね?」
そう確認したホンシムは「信頼できるナウリにお願いがあります。宮に行く必要があるのです。」 と涙を浮かべてジェユンに助けを求めた。
*
その後、内人( ナイン*宮廷女官のこと )を着たホンシムは、司書( セソ )からの手紙を届けに来たと偽って宮に入り込み、ユル( EXO ディオ )を驚かせた。
ユルに手紙を渡した後、顔を直視するホンシムをソン宦官は叱責した。
そして一人で話をすると告げるユルに「邸下、見かけたことのない顔なので信頼できません」 と進言した。
だが心配しているソン宦官を「命令だ!」 と睨みつけて、ユルは退かせた。
扉がしまった途端「どうやってここに来たんだ」 とささやくユルに、ホンシムは手紙を渡すために来たとにっこりした。
そして「それは理にかなっていない」 と唖然としているユルに「実は邸下にお会いしたかったので、司書( サソ )ナウリ(ジェユンの事)に助けて頂いたのです。」と告白した。
「ですが、いつまでヒソヒソ声で話すのでしょうか?」
これにユルは「無鉄砲だな。」 と笑顔になった。
「無鉄砲なおかげで邸下にお会いできました。素晴らしい龍袍※服を着ている姿を拝見できました。とっても凛々しいです」
( ※龍袍:ヨンポ、용포王族の服 )
「龍袍( ヨンポ )服を着てなくても私は凛々しいのだ。」
これに笑って頷いたホンシムは、傍に置いてあった” 大学 ”の本を見て感心した。
「四字小学( 子供の本 )が読めなかったパルプンイ( マヌケ・おバカさんの意 )が、こんな難しい本を読めるようになったのですね」
「そなたのおかげだ。そなたに自慢するために読み始めたのだから…」
そう答えて微笑んだユルだが、その後記憶を回復したかどうかをホンシムが確認すると「そうだ」 と目を伏せた。
その後去る前に何でもすると言うホンシムに「何でも全て?それならば...」 とユルは、水剌間( スラッカン王族の台所 )へ連れて行き、村で食べていたクッパを作るように頼んだ。
「水剌間の料理人は皆腕がいいが、誰もあの味を再現することはできない。ここの食材でできるか?」と言うユルに、ホンシムは「ミミズがあればできますよ」 と冗談を言った。
これに「もしかしていつもあれを入れていたのか?」 と驚いたユルが、塩壺に触れて落した。するとその音を聞きつけて現れた歩哨から、二人は急いで身を隠した。
その後犯人にされるのを恐れた歩哨が現場から去ると「何を考えているのですか?耳が真っ赤ですよ」 とホンシムに指摘されたユルは「暑いからだ」とごまかしてパッと体を離した。
その後クッパを作ったホンシムは、あっという間に平らげるユルに「凄い食欲なのに、どうしてやつれて見えるのでしょうか?」 と不思議そうに見つめた。
これにユルは「宮に戻ってきた時とても不快だった。寝る、食べる、全て。」 とユルは静かに告げた。
「もし思い出させる物がなかったならば私たちは、結婚したままだった。毎日一緒に過ごしてお互いを理解するのに長くはかからなかっただろう。」 としんみりとした。
*
その後「去る時間です」というホンシム( ナム・ジヒョン )の膝に、ユル( EXO ディオ )は「ちょっとだけ。」 と食卓をずらして頭を置いた。
ホンシムは「私が本当にウォンドゥクだったら良かったのに…」 と呟くユルの額を優しく撫ぜた。
そして寝入ってしまったユルの背中を優しく叩いた後、宮を離れた。
その後目覚めたユルは、ホンシムが自分宛に書いた手紙を読んだ。
私たちの人生は、私たちが望むようには流れるのではなく、人生自身が望むように流れるのです。運命の出会いだったと思いたかったのですが、反正※パンジョンによる悪縁だったので再び分けられたのでしょう。
私の兄が邸下にお会いしたいと言っております。私のために躊躇しないでください。流れに従って罰っして下さい。反正から始まった悪縁を全て切って下さい。それができる唯一のお方は邸下です。
(反正※パンジョン:失政をする王を廃位させて新しい王に変える政変。武力で王位を交替させること)
*
ムヨン( キム・ジェヨン )の最期
森の中で、ムヨンから「誰もが私と妹を殺そうとしていた。生き残るためだった」とチャオンの暗殺者となった理由を聞いたユルは、自分を殺して何を得るつもりだったのかと尋ねた。
そしてイソの命を救うためだったと聞くと「左相( チャサン )の命で殺そうとした事を証言すれば、お前と妹を救う方法を見つけよう」 と条件を出した。
だがムヨンは「できません。左相が邸下を殺そうとした理由が私にあるからです。全ての罪の罰は私が受けますので、妹と世子嬪( セジャビン )様をお救い下さい。」 と懇願した。
これにユルは「そなたは、キム・チャオンが始めた悲劇的な出来事を暴露して裁く機会を私から奪った。私はこれに関連する人間を全て罰するつもりだ。」 と怒って去った。
その夜、兵を連れてソへの元へ向かったユルは「嬪は、夜他の男に会いに行って殺されたのだ。」 と宣言して、ソヘを宮から連れ出すように指示を出した。
その後宮の外で全ての護衛官を去らせたヒョクは、ソヘに輿から出てくるように伝えた。。
そして地面に座り目を閉じたソヘに「申し訳ありません」 と言うと頭上から剣を振り下ろして素振りした。
その後ヒョクは「世子嬪キム・ソへは今ここでご逝去されました。では行って下さい。これが邸下からの命令です。」 と告げて去った。
その後、一人になったソへの前に現れたムヨンは、ヒシっと彼女を抱きしめた。
” 私はかれらを許した訳ではなかった。だが、これがイソにできる唯一のことだ。私はイソの兄の命を自分で奪うことはできない ” と日記に記しているユル。
*
翌日、家来のふりをしてチャオンの家に忍び込んだホンシムは、偶然出くわしたスジの首にナイフを押し当ててムヨン(キム・ジェヨン)の居場所を尋ねた。
そしてスジから、ムヨンが世子嬪(セジャビン)様を拉致して逃亡したので、チャオンが救出に向かっていると聞いたホンシムは、後を追いかけた。
その頃、妊娠しているソヘを庇いながら森の中を逃げていたムヨンは、チャオンの送った刺客に囲まれて戦っていた。
そして四方から襲いかかる敵を決闘の末に制圧してソへの腕を掴んで歩き始めた所で、胸を3本の矢で射抜かれて倒れた。
「死んではなりませぬ。このような形で死んだら、私は絶対にあなたを許しませぬ。」
と泣き出したソヘに「私はあなたを探しに行く。来世で花に生まれ変わったとしても木に生まれ変わったとしても風になってあなたを訪ねます。」とムヨンは息も絶え絶えになりながら告げた。
そこへ別の刺客たちと共に現れたチャオンは、ソヘを引き離してムヨンの胸に刀を突き刺した。
ムヨンは、”風に乗って飛べば、我々もたんぽぽの様にどこかで花を咲かせることができるだろう。”とソヘと行ったたんぽぽ畑を思い浮かべながら息を引き取った。
その後、誰もいなくなった現場に遅れて現れたホンシムは、ムヨンの遺体を発見して駆け寄った。
「オラボニ、オラボニ?オラボニ?」
と頭の下に腕を入れたホンシムは、何度も繰り返し名前を呼んで「どうして…」と顔を見ながら嗚咽した。
*
その頃ジェユンからマチルの手紙を受け取ったユルは、パク・ソンド( 令監・ヨンガン )が掘り出した鉄鉱石から鉄分を取り出していると知った。
「パク令監は左相( チャサン )の名を使って人々を脅かしています。許可なく鉄を作ることは違法ですが、村人に強制してやらせているのです。」
これにチャオンの部屋で鉄鉱石を見た事を思い出したユルは「戦争…戦争を始めるつもりか?」と呟いた。
その後宮へ戻ってきたソへから、チャオンに心臓に刀で刺されてムヨンが死んだ事実を聞いたユルは、「左相( チャサン )、お前は終わりだ」とチャオンに日記を投げつけて爆発した。
そして平然としているチャオンに「お前がやった全ての悪行を記した私の日記だ。世子嬪が証拠だ。行かせてやれば良かったのに、お前が戻らせた娘が悪事を全て証言するだろう」と言い放った。
だが穏やかな態度で立ち上がったチャオンは「今はそんな個人的な事に構っている時ではない。戦争が始まるとの報告を受けたのです。世子邸下は、国と民を救わねばなりませぬ。」とユルに宣告した。
「戦争?お前がしかけた罠を私が知らぬとでも思っておるのか!」
「罠に陥るしかないでしょうな。邸下は何もできませぬ。ユン・イソ...あの娘は私の手中にある。」とチャオンは薄ら笑いを浮かべた!!
次回のお話⇒100日の郎君様 最終回16話 あらすじ 感想
前回のお話⇒100日の郎君様 14話 あらすじ 感想
韓国ドラマ 100日の郎君様 15話 感想
イソ(ホンシム)の為に、ムヨンとソヘを逃したユルでしたが、ホンシムの兄は結局チャオンの手にかかり死亡しました。
これにブチ切れて日記を投げつけたものの、反対にホンシムを人質に取られて戦争に行けと脅されてしまう大ピンチのユル!
兵判(ピョンパン軍事を司る官庁の長官)が手下のチャオンと戦ってもユルが勝てるとは思えず…
この展開だとまともな史劇ではハッピーエンドが難しい気がしますが…、
それでも『100日の郎君様』では、軽くて幸せな結末が来ると予想(希望?)しています。(笑!)
最大の関心事は、賢いユルとジェユンがどんな計略でチャオンをやり込めるかですね。
恋路を助けてあげた明のチンリン公女とユルが何か頼み事をしていたワン使臣が再登場して助けてくれると良いのですが…どうでしょうか?
最終回、桜の舞い散る樹の下でイソと交わした約束をユルがどんな風に果たすつもりなのか、どんな(幸せな…?)エンディングを迎えるのかに期待しています。
以上、韓国ドラマ 100日の郎君様 15話 あらすじ 感想 をご紹介しました。
それでは、最終回で...。
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