韓国ドラマ 100日の郎君様 12話 感想 あらすじ 後半
百日の郎君様の主な登場人物
イ・ユル&ウォンドゥク( EXO ディオ )
ユン・イソ&ホンシム(ナム・ジヒョン)
チョン・ジェユン ( キム・ソノ )
キム・ソへ ( ハン・ソヒ )
その他の登場人物については⇒ キャスト・相関図・視聴率へ
ハイライト画像は⇒ tvN 百日の郎君様
写真は⇒tvN
100日の郎君様 12話 あらすじ 後編
チャオンからソヘを慰めるように言われたイ・ユルは、ソへの元へ向かった。
だが、尚宮から胎教に良いと言われて出された本を気に入らず、別の本を要求するユルに、ソヒは「その本を読みたくなければお部屋へお戻り下さい」 と淡々と告げた。
そして「慣れず全てに違和感を感じる」と言うユルに、ソヒは「邸下は同じです。私に愛情を注いでくれたことはありません。政治的結婚だったので私達は決して良い関係ではなかった。」 と話した。
「いつも寂しかったので邸下のせいにしていました。でも誰もが私と赤ちゃんを放り出そうとしていたので邸下がいなくてもとても寂しかったです。どうかこの子だけでも愛して下さい。」
その言葉を信じたユルは「今まで心を傷つけていたことを謝罪する。これから努力するつもりだ。私の子を宿している女性を泣かせたくはないから。」 と約束した。
*
王と王世子を操るキム・チャオン( チェ・ソンハ )
その夜チャオンは、自分を暗殺しようとした王に警告に行った。
「暗殺の企てがあったので暫く来る事ができませんでした。ですが世子邸下がお帰えりになったので誰も私を傷つけることはできません。もし誰かがもう一度王世子の義父を攻撃するような事があれば黙って見ているつもりはない。」
と、ユルを自分の手中に収めたことを強調して王を脅した。そして家に戻ると「確認したい事があるのでムヨンを生かしたまま連れてくるように」 に刺客に命じた。
一方のムヨンは、宮殿で起こっている全てのできごとを部下のヒョクから聞いていた後、4日後にサンサン村行きの船がヘンジュ港から出る情報と薬を受け取っていた。
そして別れ際に「兄さんを矢で撃った人はボムなのです。そして命じたのは世子嬪様。」 と教えられた。
その後、森のなかで負傷した肩を手当しているムヨンの前に現れたホンシムは、普通の傷には見えないと不思議がり、次々と質問を浴びせた。
「兄上、これまでどんな仕事をしていたんですか?どうしてあのお方が世子様だと知っていたのです?平民では拝顔することなど叶わぬはずなのに、兄上がどうやってそれを?」
「時が来たら話すから」
「今なぜ話すことができないのです?」
「生きるために大臣たちの使い走りをしていた。その中には汚い仕事も含まれていた。だから出発してやり直したいと思っている。理解できるか?」
「そうね。行きましょう。ここから離れれば多分忘れることができるから。」とホンシムはムヨンに同意した。
*
ホンシムの幻想を見る孤独なイ・ユル( EXO ディオ )
東宮殿の豪華な食前を前にして違和感を感じたユルは「民が食べるものを見たことがあるのか?」 と内官に尋ねた。
これに「平民と比べることはできません。邸下は国本( コッポン:王世子の意味 )なのですから」と聞いている内に、ホンシムの幻想を見た。
「羨ましいわね。内のウォンドゥクが、好きなユクジョン( 牛肉のチヂミ )を好きなだけも食べられて!まさかこんな食膳に不平を言ったりしないでしょ?」
これに目を閉じてホンシムの幻想を消したユルは、食膳を下げさせた。
その後の講書の時間にも、ユルは「何て素晴らしい本なの。こんな本を読む賢いお方にセクシーな小説をコピーするように言ったりして考え知らずでした。でも私と読んだ” 50通りのグレイ ”も好きだったのですか?」と明るく笑うホンシムの幻想を見た。
これに又目を閉じてホンシムの幻想を消したユルは、漢文の講書の時間を暫くしばらく停止することを告げた。
*
その後ソウォン大君と遭遇したユルは話を始めた。
「挨拶に伺いたかったが許可されなかった。私を憎んでいらっしゃるのですか?私があなたの立場を取ろうとしたから」
「空のグラスがあれば、いっぱいにするのと同じように誰かが空席を埋めるべきだ。そなたの責任でもないのになぜ憎む必要があるのだ?」
「私は邸下を憎みます。私が望んでいるものを全てお持ちなので…」
「望んで得たものではない。そして望むものを全て持っているわけでもない。」
「目が違って見えます。同じ服を身につけておいでだが、別の人に見える」
「そうかもしれない。宮殿の外で過ごした100日は長い時間だった。」
*
その頃ジェユンとパク・ソンド( 令監 )は一緒にチャオンと会い、王世子に謝罪させて欲しいと嘆願していた。
「ウォンドゥクが王世子であると全く知らなかった!どうかお目通りを願います」 と必死で許しを請うソンドに、チャオンは「今は会うことはできない。」とあっさりと断った。
そしてジェユンに「なぜお前は世子を認識しなかったのだ?世子から秘密の手紙を受け取ったのではなかったのか?お前が言ったことは嘘だったのか?」 と疑いの目を向けた。
これにジェユンは、人の顔を認識できないので、習慣や衣服や声や態度に基づいて認識しているが、昇進に影響するので隠していたと打ち明けた。
そしてもし王世子であることを知っていたら昇進する為に報告していた。絶対に矢を向けたりはしなかったと説明した。
「この県監は私が信頼できると保証しますので、どうかお許し下さい」 と平謝りするソンドに、チャオンは「王世子に話をするから大丈夫だ。」 と二人を退らせた。
その後、祝杯をあげようと言うソンドに行く所があると断ったジェユンは、その足で直接東宮殿ヘ向かった。
そして内官たちに止められても諦めず、扉の前で名前を叫んで騒ぎを起こし、ユルの部屋に入り込んだ。
イ・ユル( ト・ギョンス )と会うチョン・ジェユン(キム・ソノ)
平伏して王世子だと認識できなかった事を詫びるジェヨンを許したあと、ユルは「あの人はどうなった?市場で別れた。別れの挨拶もせずに…。兄さんが現れたら一緒に去る予定だったのだ。あの人は村を去ったのか?」とホンシムについて尋ねた。
だがジェユンは問いに答えず、ホンシムについて考えないように助言した。
「ソンジュ村で起こったことはお忘れ下さい。さもないとホンシムと父親が危険にさらされます。謀略を企んでいる者の良い餌として。村人は誰もこの事を知りません。それが安全なのです。これをお伝えするために参上しました。」
これに動揺して「私たちは友人だと言ったではないか?」 と尋ねるユルに「もはや友人になれませぬ。世子邸下でいらっしゃるので」 と答えてジェユンは去った。
ホンシム( ナム・ジヒョン )と会うジェユン( キム・ソノ )
その後ジェユンはホンシムの隠れ家に向かった。
結婚したいと言って花束を渡された瞬間を思い出して俯いていたホンシムは、音もなく現れて隣に座ったジェユンにギョッとして「ひっ!県監ナウリっー!どうしてここを?」 と叫んだ。
これに微笑んだジェユンは、さらわれた夜に救おうとしてここまで尾行して来たが、兄だった、と話した。
そして素性がばれたことに緊張するホンシムに「過去はどうでもいいのです。現在についてのみ気にする。これを開いてください。こんな人里離れた所では食べる物がないでしょう」 と三重箱を差し出した。
中の一段目、二段目には、びっしりとおいしそうな食べ物が詰められ、三段目には折り畳まれた紙が入っていた。
ジェユンは、「もうホンシムとして暮らすことはできないので新しい身元が要るだろうと思って作ったのだ。新しい名前はヨン・ファボン。ファボンの意味は美しい花だ。美しいと思わないか?」とホンシムを見つめた。
これに「かなり古風ですね」 と答えたホンシムは、その後候補に上げていたさらに古めかしい名前を言い出すジェユンに微笑んだ。
*
王は、久しぶりに世子嬪( セジャビン )と並んで座るユルに「宮殿の外の暮らしはさぞ不便だったであろう」 と労った。
だが二人が仮面夫婦だと見抜いている中殿パク氏は、直ぐに攻撃を開始した。
「世子が来れないのなら世子嬪(セジャビン)だけでもここへ訪れれば良いものを…。だがこれまで二人が良い関係だったことはないので、期待のしすぎですね?」
これに対し、ユルは「良い関係ではなかったかもしれないが、離れて見てお互いの大切さに気づきました」 と言い返した。
その後、明から来ている使節団の話になり、式典がキャンセルされた事をどう伝えるかが話し合われた。
中殿パク氏とチョン・サヨブは、王世子が健在であることを見せるために使節団を招待して晩餐会を開いではどうかと進言した。
これにチャオンは意外にも同意した。
「死んだはずの王世子が帰還し不安に思っている民に、国を治めるのに邸下が十分強く健康だと言うことを見せる良い機会です。」
だがその後ユルの部屋で、チャオンは「中殿朴氏の企みだと分かっています。ですが部屋に閉じこもっていれば、もっと攻撃をしかけてくるでしょう。ですから自身がいるべき位置に戻る時が来たのです。」と助言した。
そして記憶のないユルのために本を数冊持って来させて、明の使節が詩文唱和※( 詩に基づいて次の王を評価すること )させるので準備するように話した。
だがユルはそれぞれの本のタイトルを読みながら、すらすらと頁と内容を暗唱したあと「全て覚えている。記憶は失ったかも知れぬが知識は損なわれてはおらぬ」 と変わらぬ賢さを示した。
*
その頃、ホンシムはジェユンの助けでヨン氏と再会していた。
「嫌ならすぐ出ていく。お前に見せる顔がないことは分かっているが一度だけ会いたかったんだ。」
「どうして私が父さんを嫌ったりするの?父さんを残してここに来るしかなかったんです。父さん、ウォンドゥクが…ウォンドゥクが…」
「もういい。何も言わなくてもいい。よくわかっているから」とヨン氏はホンシムを抱きしめた。
「ウォンドゥクについて考えると胸が痛い。私のせいだ。可哀そうな娘よ。どこかに行って何も起こらなかったように始めよう。」
これに嗚咽が止まらないホンシムは、ただ何度も頷いた。
*
重臣たちの前では賢く気丈にしていたが、自分の書斎に一人になると、又ホンシムの幻想を見るユル(ト・ギョンス)。
「正直に言って、本を読んでいないでしょ?何か他のことを考えてるんでしょ?落ち込んでいると感じたら、ちょっと新鮮な空気を吸えばいいとあなたが私に言ったんですよ。」
幻だと思い無視していたユルは「なぜ私を見ないの?私の言うことを聞いていないの?ウォンドゥキ、私を無視するの?」と尋ねるホンシムの方へゆっくりと振り向いた。
「龍袍(용포:ヨンポ※王族の服)服を着て…、とっても凛々しい。内のウォンドゥク」
「私はウォンドゥクではない」
「分かってる」
「だからこのように現れてもどうしようもない。私はそなたの傍に行くことができないのだから。私にはずっと以前に結婚した嬪(ビン・妻)と生まれてくる子がいるのだ。」
「だから挨拶に来たの。最後の挨拶に」
そう言ったホンシムの幻は瞬く間に消えた。
*
静かに涙を流したユル(EXO ディオ)は、立ち上がりどんどんと歩いて外に出ると、ヤン宦官に服を準備する様に命じた。
(ヤン宦官を思い出した!?)
そして雨乞いの襲撃で亡くなったと聞いてショックを受けた後、答えた宦官に服を準備する様に再度命じ、止めようとする彼を「この私に三度繰り返させるつもりか!」と睨んだ。
その後クォン・ヒョク(カン・ヨンソク)の助けで門を出たユルは、ホンシムとの会話を思い出しながら家へと馬を走らせた。
「ウォンドゥクではないのにウォンドゥクのように生きようとしているのですか?どうして?」
「記憶を取り戻したくはないのだ。 そなたの傍にいたいので…」
*
家に荷物を取りに戻っていたホンシムは、馬の蹄の音が近づいてくるのを聞いて、家の壁に身を潜めた。
次回のお話⇒100日の郎君様 13話 あらすじ 感想 へ続く…。
前回のお話⇒100日の郎君様 11話 あらすじ 感想
韓国ドラマ 100日の郎君様 12話 感想
12話でtvNの歴史を塗り替える最高平均視聴率11.2%を記録したそうです。
後4話、終盤に入って増々盛り上がっているので、今後視聴率がどこまで伸びるか注目です。
現在、悲劇の真っ只中ですが(涙!)、何とか1話ぐらいで又幸せなお話に返り咲いてもらえると嬉しいですよね?
ヨン氏じゃないですが、あんなに可愛いユルとホンシムを襲った悲劇に胸が痛いです。
今の所チャオンとソへがユルを上手く騙してコントロールをしていますが、時間の問題ではないでしょうか?
愛してはいないもののソへと子供へ責任を感じて世話をしようとしているユルが、お腹の子の父が自分ではないと分かれば急展開となりそうです。
記憶が戻らずチャオンを信じているユルですが、ジェユンが5話で読んでいた 承政院日記(スンジョンウォン:宮殿内のでき事が記された記録簿)を読めば真実はわかるのでは?
ウォンドゥクの時も、そういう場所に忍び込んで調べるのが好きでしたから行けば?(笑!)
12話でヤン宦官の名前もチラっと出てきたのですが、あの宦官が答えたように本当に死亡したのでしょうか?何だか戻ってきそう…。
別れてから泣いているばかりの二人でしたが、先ず妻(子)がいても諦めずに(笑!)ユルが行動を起こしました。
次は悪縁に負けずホンシムが立ち上がる番ではないでしょうか?
二人の共通の敵チャオン打倒に向けて、一緒になった二人に行動を開始してもらいたいです。
次回が楽しみですね。
※EXOのチェンのOST『桜恋歌』が出ました。(良い題名ですね♪)
公式のMVがやっと出たので、キャスト・登場人物・視聴率に載せています。
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