韓国ドラマ 100日の郎君様 11話 あらすじ 感想 後半
百日の郎君様の主な登場人物
イ・ユル&ウォンドゥク( EXO ディオ )
ユン・イソ&ホンシム(ナム・ジヒョン)
チョン・ジェユン ( キムソノ )
キム・ソへ ( ハン・ソヒ )
その他の登場人物については⇒ キャスト・相関図・視聴率へ
ハイライト画像は⇒ tvN 百日の郎君様
写真は⇒tvN
ウォンドク( ト・ギョンス )を調べるジェユン( キム・ソノ )
市場の中を歩いていたウォンドゥクとホンシムに近づいたエウォル( ハン・ジウン )は、貴重な物を失ったので探して欲しいと頼んだ。
そして手を挙げるホンシムに「あなたじゃなくてこの人に頼みたいの。お金を払う客によるんじゃないの?」と言うと、ウォンドゥクを振り返り「見つけてくれたら十分にお支払いします。」 と説得した。
その後、重臣から( 端午の贈り物として頂いた貴重な扇子 )だと説明するエウォルに、盗まれたのではないのなら落としたのだとして二人でエウォルの足跡を辿った。
「漢陽( ハニャン・現ソウル )出身でしょうか?話し方や態度がとても堂々として貴族の様ですね。」
そう言って見つめるエウォルに、ウォンドゥクは軍隊に入って習慣になってしまったが、それが悩ませているならすまない。だが妻がいるので笑顔で見られたら不愉快だ」 と話した。
その後扇子を見つけたウォンドゥクは「偽物なのでその男を信用しないほうが身のためだ。お金は要らぬ」 と去ろうとした。
だがエウォルは「もう少しで心と体を捧げる所でした。間違った男から助けて頂いたのでお礼をしたい」 と微笑んで金銭袋を渡した。
※端午(단오;旧正月、秋夕、寒食と並ぶ韓国の四大名節のひとつ)の扇子:韓国では端午の日、扇子をプレゼントし合う風習がある
その頃、心配して二人を追いかけていたホンシムは、ジェユンに出くわしていた。
「県監ナウリ、心配なさったほうがいいですよ。妓女( キーセン )が夫に恋したらどうします?」
「そなたの郎君がそんなに格好いいと思っているのか?強制的にさせられた結婚と言っていたが、今お互いに好き合っているようだな。」
これに気まずくなったホンシムは、話題を変えて先日の事件について再度謝罪した。
これに「本当にそう思うのなら、急いで赴任してきたので色々調達しなければならぬが、どこで何が売っているのか助けて欲しい」とジェユンは頼んだ。
そうしてホンシムと書房に向かったジェユンは「民意を知るには官能小説が一番だ。そこには全てが書かれてあるから」と言いながら「50通りのグレイ」(5話※イギリスの官能小説)を手にとった。
そして「面白そうなタイトルだ。それに素晴らしい筆跡だ」と本をめくった。
「夫は何か正しい事のために危険を冒したのだと思っています。どうか県監ナウリの夢を実現してください。ここの村人は素朴で暖かい人々です。食べられなくても泣くことはないけれど、両班に泣かされているのです。」
そう頼んだホンシムは、ジェユンが「私が県監である限り、泣かせない」と約束すると、その本は面白いと教えた。
その時居眠りから目を覚ました店主が、ウォンドゥクに又仕事をして欲しいと頼むと、ホンシムは買い物があるとジェユンに断って店から走り出た。
その後店主から、ウォンドゥクが書き写した本が、” 50通りのグレイ ”だと知るジェユン。
その後官衛に戻ってきたエウォルは、扇子を偽物だと見抜いたウォンドゥクを普通の人ではないと伝えた。そして彼の似顔絵を描いて渡した。
そこへ突然、パク令監が現れた為に別室に移った。
漢陽に行くつもりだったパク令監から、左議政が行方不明で、ソウォン大君が王世子に冊封されたと聞いたジェユンは、漢陽に向かった。
*
帰宅したウォンドゥクは、引き出しを売ったお金で端午の祭りのための準備をしていたホンシム(ナム・ジヒョン)に「そんなことは気にしない。もっとお金を稼いできた。これを見てくれ!」と言って袋を差し出した。
だがお金を受け取ろうとせず、石臼を引くように頼まれて傍に座った。
「妓女、どうでした?とても綺麗だったけど…」
「外見は重要ではない。心が大事なのだ。だからそなたなのだ」
「それって…。心は大丈夫だけど、綺麗ではないってこと?」
これに「きれいだよ」と微笑むウォンドゥクに、ホンシムは素直に喜べず顔を曇らせた。
「幸せだから不安なの。記憶を取り戻さないで。どこにも行かないで。他の人を見ないで私と一緒にいて!」
そんなホンシムに、思わず微笑むウォンドゥク。
そして「何?冗談じゃないのよ…」と不安そうなホンシムに、ウォンドクはチュッとして「これが私のスギョル(手形)だ!」と安心させた。
(ツンデレ爆発!笑)
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その後、二人は端午の祭りの贈り物としてスリチィットク※ (韓国のお餅)を配って回った。
※スリチィットク:端午の祭りで食べられる車輪を型押したよもぎ餅。朝鮮時代では高級菓子。
官衛に行きボクンにお餅を渡したウォンドクは、官衛で9年実績を積んだので宮殿に申請して働くように助言した。
その言葉に喜んだあと機密文書を読まれたことを悟って怒るボクンに、ウォンドゥクは何も言わずに歩き去った。
グドルとクニョの元へ行ったホンシムは、お餅をグドルに渡した後クニョに花模様の靴を贈った。
そしてグドルがパクパクとお餅を食べている傍で、ホンシムとクニョは別れを惜しんで抱き合った。
*
宮殿で
強気の姿勢でソウォン大君の冊封を命じた王だが、内心は血まみれの剣を持ったチャオンに襲われる幻想を見るほど恐怖に怯えていた。
そんな王に内密にして大臣たちを招集して現れたチャオンは、王がソウォン大君を次の王世子にするのを手助けするように指示した。
記憶を失ったイ・ユルがソンジュ村で生きていることを知ったチャオンは「王を変えるのは時間の無駄だ。私は自分の孫を王にする。」と宣言して刺客を連れてソンジュ村に向かった。
そしてその事実を手下のヒョクから聞いたムヨン( キム・ジェヨン )も体の回復を待たずの出発。
ホンシムに危険が及ぶことを心配し急いでいたムヨンは、別れの手紙を託しだけでソへに会うことはなかった。
その後、秘密の手紙を受け取ったソヘはムヨンから戻された赤いブレスレットを握りしめ” あなたに似ている子供ができることを願っている。それが私の唯一の願いだ ”を読み、静かに涙を流した。
そんな中、宮殿に戻っていたジェユンの方は、友の従事官クォン・ヒョク( カン・ヨンソク )に会い、エウォルに描かせたウォンドゥクの似顔絵を見せていた。
「これは邸下だ!王世子のような者が貢物を持って宮殿に現れたという噂を調べている所だが…。」
こうしてウォンドゥクが王世子であると確信を得たジェユンは、宿舎に泊まる様に勧めるヒョクに、ソンジュ村に戻ると告げた。
そして別れ際に「邸下とそっくりの男は誰なのだ?」と尋ねられると「邸下の様に見える男は邸下だ」と伝えて去った。
*
その夜、¥三人は全ての準備を終えていたが、結局ムヨン( キム・ジェヨン )は現れなかった。
翌朝目覚めたウォンドゥクは、何か合ったのではないかと心配そうに外でムヨンを待っていたホンシムに、代わりに見ているから少し寝るように言って部屋に戻らせた。
その後、悪い予感がして食事が喉を通らないホンシムに、ウォンドクは探しに行く事に同意した。
だが漢陽のモジョン橋へ行こうと言い出すホンシムに、今夜までここで待ってみようと諭した。
そこへ現れたグドルから、端午祭で賑わっている市場へ誘われたが、ホンシムは行きたくなかった。
だが「これから山か島で暮らすのだから、端午祭を見る最後の機会だったのに残念だ…」 と溜息をつくウォンドゥクを見て「分かった。行きましょう」と同意して市場に向かった。
そして市場で出くわしたモックと一緒にマジックのショーに行き群衆に混ざって座った二人は、マジックショーを見て楽しい一時を過ごした。
マジシャンから魔法の助けを頼まれて参加したホンシムは、舞台に上がって台の上に横たわった。そしてマジシャンの呪文で消滅した。
これにモックに戻ってくると平然としていたウォンドゥクだが、呪文でホンシムが現れないと「私の女人はどこだ?」と顔色を変えて立ち上り「妻がいなくなって怒っている」と群衆に笑われた。
そうして次の呪文で再び現れたホンシムは、群衆の拍手と魔術師からバラを与えられた。
だが初めてバラを手にしたと嬉しそうに言うホンシムに不機嫌になったウォンドゥクは、それを投げ捨てて「他の男からもらった花で喜んで欲しくない。ちょっと待っていてくれ」と花束を買いに行った。
*
背中に隠して戻ってきたウォンドゥク( ト・ギョンス )は「私はそなたと結婚する」と告白してホンシム( ナム・ジヒョン )に花束を差し出した。
これに「あなたは高貴な出て重要な人間かも知れません。あなたの家族が必死で探しているかもしれません。それなのに私と一緒に行って後悔しない?」 とホンシムは尋ねた。
「そなたの元を去るほうがもっと後悔するから。なぜ私に答えてないのだ?」
これに花を受け取ったホンシムは「これが私の答えです」 とゆっくりと近づいてウォンドゥクの頬のキスをした。
その瞬間空に上った花火を眺めて満足そうに微笑んだウォンドゥクが「美しい。まるで私たちを祝っているかのようだ」 と言って振り返ると、ホンシムの姿は忽然と消えていた。
これに「冗談はやめなさい。前回の魔法には騙されたが、今度は私を騙すことはできないぞ。オホ!」と言っても現れないホンシムに、ウォンドゥクは緊張して周りを探し始めた。
そして地面に落ちていた花束を拾っていたウォンドゥクの周りを刺客が取り囲んだ。
その後刺客の後ろから現れて跪いたチャオンに「宮殿に戻らねばなりません。世子邸下」 と告げられて驚愕するウォンドゥク!!
次回のお話⇒100日の郎君様 12話 あらすじ感想 へ続く…。
前回のお話⇒100日の郎君様 10話 あらすじ感想
韓国ドラマ 100日の郎君様 11話 感想
気持ちを確認して幸せそうだった二人の一瞬後の衝撃的なエンドでしたね。
これでウォンドゥクは王世子ユルとして宮殿に戻り、ホンシムは間一髪の所で救ってくれたムヨン(または手下のヒョク?)と再会となるのでしょう。
ウォンドゥクとホンシムが暫くはお互いを見ないことは明らかなので切ない展開ではありますが、韓ドラに時々ある無理な形ではなく、どちらも別れたくない自然な別れでした。
さて、もう一度一緒に戻ってくるまでにどれくらいの時間がかかるでしょうか?(笑!)
一話だけでしょうか?もしユルが自分の記憶を取り戻すまで戻らないとしたら、ユルの記憶は直ぐに戻って来るような気もします。
ここに来て瀕死の状態だったヤン内官がどうなったのか気になりますが、彼と話すか宮殿にいた時に書いていた日記を読むとかすれば、ユルの記憶が戻るのでは?と想像しています。
大きな展開後の次回が楽しみです。
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