雲が描いた月明かり あらすじ6話 秘密を言いたくなる時 パク・ボゴム キム・ユジョン 主演 韓国ドラマ

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風燈祭り夜、ラオン(キム・ユジョン)を連れて行こうとするユンソン(ジニョン)に”私の人”とヨンが(パク・ボゴム)引き止めたシーンの続きから…。
視聴率は18.8%で20%に近づき大ヒットになりそうですね。
それでは、雲が描いた月明かり あらすじ6話 をどうぞ。
雲が描いた月明かり あらすじ6話
ラオン(キム・ユジョン)を巡って対峙するヨン(パク・ボゴム)とユンソン(ジニョンB1A4)。

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「身を引け!」
「許可を頂けないのは、連れて行こうとしているのが私だからでしょうか?」
「そんなに大事なことか?」
と鼻で笑うヨン、では何なのでしょうか…とユンソンは尋ねた。
二人の険悪な雰囲気にいたたまれなくなり困りきるラオン。
そこへ妓女たちが通りかかり、ユンソンとサムノムの名を呼びながら馴れ馴れしく二人に腕をかけた。
二人共ウンジョンガ(雲従街)では有名人士だったのだ。
一緒に遊びましょうよ、と言われ、ユンソンの方は、ばつが悪そうにその腕を払いのけたが、ラオンは「今夜は一緒に楽しく過ごしましょう」と気まずい雰囲気を和らげようとして誘いに乗った。
だが嫌そうな表情を浮かべると、「行け、私はよいから…、」とヨンは背を向けた。
*
妓女たちを振り切り二人きりになった後、ユンソンのは妓房に通っていた理由を説明してラオンの誤解を解こうとした。
だがユンソンが何かを言う前に、ラオンは分かっている風ににっこりした。
「ご心配むようです。一人でしばしば妓房(キバン)へ行っていることに誤解する余地なんてないですから…。」
と完全に誤解しているラオンにため息をつくユンソン。
*
突然背後で慌しい足音が響いた。
それは、盗みに入っている所を気付かれ逃げていく忍び姿の男(ビョンヨン)と追っ手の兵。
彼に放たれた弓矢がラオンに当たりそうになると、とっさに身を挺し庇うユンソン。
二人のいる直ぐ傍の屋敷の壁をその忍び(ビョンヨン)は飛び越えて去った。
その後に落ちていた仮面を拾い、追いかけてきた兵士に渡すラオン。
*
キム・ホンは昨夜の盗賊について、甥のグンギョ、キム・ウィギョ(吏曹判書)から報告を受けていた。一人の盗賊が三箇所盗みに入った、と。
清の使臣の前で騒ぐな、と言ったものの、盗賊が残した仮面を見せられ顔が青ざめる。
中殿の懐妊祝いの日、矢を放った者がつけていた物と同じだったからだ。
市場では、ホン・ギョンレ一派が再び動き出したと言う噂が広がっているとグンギョが言うと、ウィギョも懸念を口にする。
「裕福な家から盗み貧しい民に配るやり方は以前と同じ…。この盗賊、ホン・ギョンレの残党ではないでしょうか」
それを聞いたキム・ホンの目の色が変わる。
*
翌朝、昨日の事で機嫌が悪いヨン。
ヨンの身支度を手伝い帯をつけようとしたラオンの手を振り払い、 謝るラオンに向かって硬い表情で尋ねた。

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「そなた、妓房で楽しんできたのか?」
「ええっ?…はい…」
「そうだったな。私はどうも忘れていたらしい。そなたが男だと言う事を…、内侍でも美しい女性を抱きたいのか?昨日私が言ったことは気にするな。私は二度とそなたに別の人をだぶらせたりはしない。」
冷たい口調でそう言うと、ラオンを部屋から追い出すヨン。
*
礼曹判書チェ・マノニョンは娘ハヨンを連れ宮殿を訪れていた。
三年ぶりの訪問をにこやかに迎える領議政キム・ホン。挨拶の後、ミョンウン公主を訪れよう宮殿内をうろつくハヨン。

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弓を放っていたヨンは、ラオンの顔がちらつき集中できなかった。
そうして放った矢が、そこへ通りかかったハヨンに向かい傍の柱に突き刺さった。
悲鳴をあげ座り込んでしまったハヨンへ走り寄るヨン。
風燈祭りで出会った人が世子だと分り驚いたものの、ハヨンは直ぐに気持ちを切り替えて堂々と挨拶をした。
「チェ大鑑の娘ハヨン、もう一度お会いしたいと思っておりました」
*
秘密結社に盗んだ帳簿を届けるビョンヨン。
だが、ヨンからモク太監の周辺の者達を洗い裏取引を探し出すよう言われたことを思い出し、一冊の帳簿だけ懐に隠した。
そして、国の財源を着服している者共の名簿となる高利貸し帳簿三冊を頭目に渡した。
頭目の次の命令は、10年前に奴婢に売られ孤児になった名簿から、ホン・ギョンレの血縁を探せというものだった。
*
ハヨンは、久し振りにミュンウン公主を訪問していた。
これからは頻繁にまいりますので歓迎して下さいね、とにっこり言う。
ヨンが世子だと分かったハヨンは、ミョンウン公主訪問を理由にして宮殿へ通うつもりだった。
*
ヨンは、部屋の中で気が抜けたように書卓に横たわっていた。自分が遠ざけたはずなのに、ラオンの不在が耐え難かった。
ふと本の中にラオンの落書き、指をかまれた時の絵を見つけるヨン。ぱらぱらとめくっている内に顔には自然に笑みが浮かぶ。
ヨンに呼ばれ東宮殿に参上する侍医。

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「不眠症に効く薬湯を煎じましょう。これは、未亡人病又は修道女病と呼ばれる病気です」
と診断を下す医員。ヨンが説明を求めると…、躊躇しながら説明する医員。
「女と男が出会えば結ばれるのが常ですが…、これは求めてはならぬ人に恋心を抱いてしまう病で…。」
それを聞き、直ぐに出て行け!と声を荒げるヨン。
*
「夜通しでお勤めがあるから先に寝てください」とビョンヨンに告げラオンは出て行った。
その後モク太監に取り入ろうとしているマ内官に、彼の居所に連れて行かれるラオン。
酒を飲んでいるモク太監を見て、慌てて扉から出ようとするラオン。
だが独舞の踊り子だと知っていると脅され、世子の運命は彼の手の内にあると迫られて逃げ出せなくなるラオン。

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と、扉がいきなり開いた。飛び込んで来たヨンは、刀をモク太監に突きつけて威嚇した。
そしてラオンの手を掴み引きずる様にして出て行くヨン。
助けを呼ぶモク太監の怒声は、屋敷の外まで響き、この騒ぎは瞬く間に宮殿中に広まった。
*
ラオンを東宮殿へ連れて帰り、ヨンは大声を張り上げた。
「そなたはなぜ!どうして!あそこに行ったのだ!もし何か起こったら…」
「申し訳ありませぬ。邸下お勤めだと命令されて…」
「おかしいと思ったら、逃げるべきであろう!」
「私のような内侍が命令を断ることなどできませぬ。あのお方は清の使臣なのですから。私が邸下を困ったお立場に立たせることなどできませぬ。」
「何ゆえ、そなたがその様な事を考えるのだ?使臣など構うもんか!そなたが一体誰だと…」
と言いかけ口をつぐむヨン。
涙で溢れたラオンの目を見つめながら…、そなたは何故このように私を怒らせる…と呟くヨン。
そして唇をかみ締めるラオン。
と、そこへ王命でラオンを捕まえにくる武官たち。
ラオンを守ろうとするヨンに「殺してでも連れて来いとの御下命です」と言われては、もうどうにもできないヨン。
*
大殿の前で座り込み、王にラオンの命乞いをするヨン。
モク太監に責任を負わせてください。
そして法を犯した私を罰して下さい。
どうして罪のない内侍の間違いだけを責めて命を奪おうとなさるのか?
どうか御下命を撤回してください。
ヨンの失態に怒りが収まらない王は、ヨンを東宮殿内に軟禁しろと命をだした。
*
マ内官がラオンを引き渡したと知り、ユンソンは私室へマ内官を引き込んだ。
箱を開け、清で得た銃と弾丸を彼に見せるユンソン。そして銃を取り出し、銃口をいきなりマ内官に向けた。

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ホン内侍に構うなと脅し始めるユンソンに「秘密を知っているのですか?」と尋ねるマ内官に引き金を引くユンソン。
轟音に悲鳴を上げるマ内官に、さらにユンソンはすごんだ。
「好奇心を持つな!口にするな!もし誰かにホン内侍の緻密を話したら私はお前を殺す」
*
牢屋の中にいるラオンを窓枠から見舞う同僚のソンヨル。
ヨンが東宮に軟禁され廃位の危機にあると聞き、驚愕するラオン。
*
ビョンヨンとチャン内官の助けで護衛を巻き、ヨンは獄舎を訪れた。
「どうやって…と」絶句するラオンに、15分だけと傍らに座るヨン。
「お戻り下さい。ここへは宮廷護衛官しか許されないのですから。」
「そなた忘れたのか?私は世子だぞ。」
「ですから…、身分の低い内侍の為にご自分の権力を濫用すべきではないのです。」
「権力を濫用してよいのだ私は…、世子なんだから。」
そう言うヨンについ微笑を浮かべるラオン。
やっと笑ったな、と呟くヨンにラオンは恐る恐る話し掛けた。
「あの…邸下、まだ私をお怒りでしょうか?」
「そなたを怒ってなどいない。そなたを見ると腹が立つ己を怒っているのだ。約束しなさい。もう二度と私の為に自分を捨てたりしないと…。」
「はい、約束します。」
*
事態の収拾するために、モク太監の元へ訪れるユンソンろウィギョ。
「恥をかかされて皇帝に顔向けができない、世子の代わりにあの内侍を連れて行き清で裁く」と喚き始めるモク太監。
ユンソンは抗議するが、ウィギョはあっさりとその提案を受け入れた。
ラオンの危機に、ユンソンはその足でビョンヨンを訪れ、友達として助けて欲しいと頼んだ。
*
ラオンが清国へ連行されようとする前、牢屋を訪れるハン尚膳。
世子が命乞いに一晩中嘆願していたと告げた後、ハン尚膳はラオンの家族の消息をたずねた。
ラオンが10年前の暴動で家族を失い18歳だと知ると、考え深げな様子になるハン尚膳。
*
ラオンを連れたモク太監の馬車行列が出発しようとしていた。

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とそこへ現れて、刀を抜くヨン。その騒ぎにキム・ホンも外へ出てくる。
キム・ホンの戒めにも耳を貸さず引き下がろうとしないヨンに、涙を溜めた目で「私、行きます」と訴えるラオン。
「もう約束を忘れたのか?」
と言うヨンを諌めるラオン。
「おやめ下さい。私のためではなく、お国の世子として…」
これに渋々引き下がるヨン。
*
街外れの森にさしかかる馬車行列。
行列を止まらせると家来数人を引きつれ去るモク太監。
闇取引へ行ったのだった。
荷車の上の箱を開け品物を確認したモク太監が満足そうに笑っている中、急に姿を見せるビョンヨンとヨン。
ユンソンに取引場所を教えられて追いかけてきた二人は、あっという間にその場を制圧した。
「皇帝への貢物をくすねた挙句、闇取引とは死刑は免れないな…」
とヨンが告げていた時、ユンソンの手引きで清の検閲官も到着し、万事休すのモク太監。
*
その後木にくくられたラオンの元へ行くヨン。
膝を着き手の縄を解くヨンに「邸下、こんな事ばかりしていては…」と弱々しく抗議するラオン。
「帰ろう。もう戻ってよいぞ。」
「本当でしょうか?」
「そなたは、もう安全だ。」
「清に連れて行かれると思うと、怖くて…。」
「私も怖かった。間に合わないかと思い…。」
と見つめあう二人。

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ラオンを前に乗せ馬の背に跨ったヨンは、背中をぎゅっと抱きしめた。
「私との約束を破るとは、東宮殿に戻ったらそなたを罰っせねば…。」
「私東宮殿へ戻ってもよろしいのですか?」
「勿論だ。」
「でも…、私を見たら腹が立つと申されて…。」
「そう…、そなたを見たら腹が立つ。だが姿が見えないともっと腹が立っておかしくなりそうなのだ。だから私の傍にいなさい。」
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