韓国ドラマ 君の歌を聴かせて 最終回16話 (KBS31話32話) あらすじ 感想 ヨン・ウジン キム・セジョン ソン・ジェリム パク・チヨン
いよいよ最終話!カン・ミョンソクに正義の制裁が下り、ドフンとイヨンは、ハッピーエンドを迎えることができるでしょうか?
それでは ヨン・ウジン キム・セジョン (gugudan) ソン・ジェリム パク・チヨン 韓国ドラマ 君の歌を聴かせて 最終回16話 (KBS31話32話) あらすじ 感想 ( ノエ・ノレルル・トゥリョジュオ )をセリフつきネタバレでご紹介します。
主な登場人物
チャン・ユン役( ヨン・ウジン )
ホン・イヨン役( キム・セジョンgugudan)
ナム・ジュワン役( ソン・ジェリム )
ハ・ウンジュ役( T-ARAジヨン パクチヨン)
キャストと登場人物の情報は⇒ キャスト 登場人物 視聴率
画像は ⇒ KBS公式サイト
ストーリー動画は ⇒ Youtube Drama KBS
韓ドラ 君の歌を聴かせて 最終回16話 あらすじ [ ](視聴率 KBS 31話3.6% 32話4.0%)
ユン・ヨンギルのバッグの中で発見したブラックボックスの映像から、弟イアン( キム・シフ )を殺した犯人がカン・ミョンソクだと悟ったチャン・ユンは、駐車場で彼を待ち伏せし、轢き殺すふりをして彼を脅した。
そして、証拠を出せと叫ぶミョンソクに「ユン・ヨンギルのバッグの中にあった。お前が弟を轢き殺した瞬間のブラックボックス映像が ! 大学での不正資料も見つけた。それがバレるのが怖くてイアンを殺したんだな。」と告げた。
それでも否定するミョンソク( ソン・ヨンギュ )に、ブラックボックスの映像を送って観念させた。
*
その後、病院へ訪れたチャン・ユン(ヨン・ウジン)は、ジュワン(ナムジュワン)から、ユン・ヨンギルのバッグを受け取ったことをホン・イヨン(キム・セジョン)に話した。
「 バッグの中にイアンの最後の瞬間が映っている映像があった。ヨンギルが受け取っていた金袋のイアンが死んだ日に入っていたよ 」
そう言って涙を流しているチャン・ユンに、ホン・イヨンは「 犯人の顔をみたの?カン教授だったんでしょ?」と尋ねた。
そして「 さっき目を覚ましたら、カン教授がベッドの傍で私を見下ろしていた。その時、ユン・ヨンギルの車の後部座席に誰かが乗っていたことを思い出したの。カン教授だった。イアンが私を生かしてくれた。」と告げた。
これにチャンユンは、全てのデータを警察に渡したことを教えると「 調査が始まれば、イヨンさんがイアンを刺した事も明らかになる 」と心配した。
だが、イヨンは「 大丈夫。真実を話せていいと思っているから...」と明るく笑った。
*
翌日、出国しようとしていたカン・ミョンソク(ソン・ヨンギュ)が通りで逮捕され警察へ連行されると、ホン・イヨン(キム・セジョン)は、対面尋問で全てを告白した。
イヨンがイアンを刺したことを認めて、その経緯を説明すると、ミョンソクは「 こいつがキム・イアンを刺したんだ ! 嘘をつくな ! 故意だったんだろ ! 」と叫んだ。
だがイヨンは「 違います。指揮者様からもらったナイフで縄を切って逃げていたんです。私は車の中にいる彼をこの目ではっきり見ました。追ってきた車の後部席に座っていたんです。」と堂々と抗弁した。
これにカッとなったミョンソクが「 どしゃぶり雨で視界の悪い夜だったのに、どうやって私を ! 」と口を滑らせてしまい、犯行現場にいた事を露呈した。
尋問後待っていたチャン・ユンに、イヨンは「 カン教授は罪を否定して、私が刺したからイアンが死んだと主張している」と教えてため息をついた。
これにチャン・ユンは「 そういうやつだ。気にするな ! 」と慰めた。
その後、拘置所のナム・ジュワンに会いに行ったホン・イヨンは「 カン教授がユン・ヨンギルに何かをさせるかもしれないと心配して、私をアシスタントに雇ったんですよね?」と尋ねた。
「 いや、そんな善意でしたことじゃない。僕は悪いやつだ。イアンの死を見て見ぬふりをしてお金を受け取り、常任指揮者の地位を得た。カン教授と僕は同じだ ! 」
そう自責するジュワンを、イヨンは「 私には違って見えます。指揮者様は後悔しているでしょう...?」と本気で慰めた。
その後、ジュワンの祖母を連れて面会に来たハ・ウンジュ( パク・チヨン )は、キム・イアンの殺人犯だと疑ったり、指揮者を辞めさせるように要請したことをジュワンに詫た。
そして「 人生には思いがけない事が起こるもの。だからといって終わりではない。私が傍にいるから...」と慰める祖母に、ジュワンが涙ぐんでいると「 次回は笑って会おうと言ったことを忘れないで ! 」と念を押して去った。
一方、事件の全貌を知ったイヨンの叔母( ユン・ボクイン )から、イアンを負傷させたことを謝罪され、良い人に出会って幸せになってと言われたチャン・ユンは、米国行きを決め、イヨンをキャンプに誘った。
*
事件が解決して久しぶりにリラックスした二人は、バーベキューをしたり花火をしたりして、楽しい一時を過ごした。
だが、初めてのキャンプにはしゃいでいるイヨンの姿を、チャン・ユンは複雑な表情で眺めた。
その後、テントの中で悪夢にうなされて目覚めたイヨンが「 手を握って寝てもいい?」と願うと、チャン・ユンは、微笑んでイヨンの手を握った。
「 私たちの出会いは、辛いものだった。だから絶対に別れずに長く一緒にいましょうね。お互いに飽きるまで...」
その言葉に、イアンの殺害犯を見つけるためにイヨンを利用し、傷つけてた記憶が蘇ってきたチャン・ユンは、悔恨の念にかられた。
*
翌日、家に帰ってきたイヨンを、硬い表情で迎えたホン・スヨン( イ・シウォン )は、隠していたイヨンの日記を渡した。
「 実は、事件の前からチャン・ドフンさんのことを知っていたの。でも彼の弟さんが亡くなったので、あなたが苦しむと思って今まで言えなかった...」
そう打ち明けて、日記に挟んであったチャン・ドフンの写真を見せた。
その写真を見つめている内に、大学時代のアシスタントだった” チャン・ドフン ”に、自分が片思いしていた記憶が蘇り、イヨンは絶句した。
その後、スヨン(イ・シウォン)からチャン・ユン(ヨン・ウジン)が米国へ行くと聞いて、チャン・ユンの家へ行ったイヨンは、彼が残した手紙を読んだ。
”手紙だけ残して去ってすまない。昨日言うべきだったんだが、勇気がなかった。君に大変な苦労をさせてしまってすまない。
僕たちが一緒に過ごした時間は辛いものだった。本当に申し訳ないと思っている。これからの人生を幸せに生きて欲しい。
君がそうしてくれたら、僕はどこへいても耐えていける”
この手紙を読んだあと、去っていくチャン・ユンの車を見たイヨンは、その場に座り込んで嗚咽した。
*
一年後、ホン・イヨンは、ユン・ミレ( ユン・ジュヒ )がCEOになったシニョンフィルの正式な団員となっていた。
出所したナム・ジュワンは、春川( チュンチョン )の青少年オーケストラの指揮者を努め、チャン・ユンはピアニストとして活躍をしていた。
そんな中、コンビニでラーメンを食べていたホン・イヨン(キム・セジョン)は、不意に隣に現れて何事もなかったかのように声をかけるチャン・ユン(ヨン・ウジン)に「私に話しかけないで!」と怒った。
「 こんな風に不意に現れれば私が感動するとでも思った?サヨナラも言わずに去って一年中連絡してこなかったくせに、なぜここにいるの?」
そう言ったイヨンは「 会いたくて戻ってきた。すまなかった 」というチャン・ユンを睨みつけて立ち上がった。
その後ろを追いかけたチャン・ユンは、以前の家に戻った事を告げた。
そして「 歌を教えてくれよ。一週間に一回前払いでどうだ?解約したい場合は、前もって話し合うこと ! 」とイブニングコールの時と同じようにバイトの提案した。
これにため息をついたイヨンが「 まあいいわ。そうしましょ ! 」と返事をすると、チャン・ユンは笑みを浮かべた。
「 もうどこにも行かない。会いたくてここに戻ってきたんだ。黙っていなくなってゴメン。君に大変な苦労をさせてしまった自分が許せなくて去ったが、直ぐに後悔したよ。死ぬかと思った。」
そう言って手を握ると「 いいな ! 久しぶりだ...」と微笑むチャンユンに、イヨンも明るい笑みを浮かべた。
前回のお話は⇒ 君の歌を聴かせて 15話(KBS29話30話) あらすじ 感想
あらすじ全話一覧は ⇒ 君の歌を聴かせて
韓国ドラマ 君の歌を聴かせて 16話 感想 (KBS31話32話)
結末についての感想
悪党カン・ミョンソクに制裁が加えられ、ユン・ミレがCEOに就任して、明るい未来が見えるシニョンフィルの姿が描かれていました。
そして、一旦は別れたものの、一年後再会したイヨンとドフン(チャン・ユンの本名)がかけがえのない相手だと確信して将来を誓う、前向きなハッピーエンドでした。
出演者( ヨン・ウジン キム・セヨン ソン・ジェリム パク・チヨン ユン・ミレ)について
謎の死を遂げた弟が事故死とされたことに苦悩し、殺人者かも知れないと疑いながらイヨンを好きになり、脅しや暴力に屈せずに真実を追求するチャン・ユンをヨン・ウジンが、スマートに演じてくれました。
一見冷淡な感じですが実は心温かいナム・ジュワンが合っていたのか、ソン・ジェリムが演技とは思えないさり気なさで演じていたと思います。
5年ぶりにドラマ復帰した元「T-ARA」のジヨン(パク・チヨン)は、ずっしりとした存在感があるので、もっと凄い悪役又は、大人のラブストーリーができるのではないでしょうか?今後の活躍が期待できそうな女優さんです。
キム・セジュンは、音大を卒業した就活生、年相応の役を明るく元気に演じ、その上過去に苦しみ犯人に追われる多彩な感情表現さえも、頑張っていたと思います。
そして最後はシニョンフィルのCEOになるユン・ミレ。
好きな女優の一人ユン・ジェヒの「神のクイズシーズン1~4」とは異なる、エレガントなキャリアウ-マンの姿が素敵でした。
ドラマ全体の感想
ロマンス・コメディ・ミステリー・音楽とかなりジャンルが混在していたので、楽器の練習も含めて、出演者の方はかなり努力された感じがします。
序盤と中盤では、イアン(キム・シフ)の謎の死をめぐるユンとイヨンの葛藤や信頼と疑いの間で揺れながら恋に落ちるストーリーが面白く、ミステリー度を高めた映像も素晴らしかったです。
ただ、終盤になるにつれてロマンスが少なくなってしまったのと、繰り返される殺人事件の回想が残念ながらドラマの緊張感を奪ったかも…。
少し事件を早く解決させて、ピアニストチャン・ドフンとティンパニストホン・イヨン、ジュワンとウンジュのロマンスがもう少し描かれたていたら良かったかも…そんな感じがします。
幸せな結末を迎えた、温かい気持ちで終われるミステリーロマンス(笑!)でした。
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