あなたが眠っている間に 6話 あらすじ 感想 スジ チョンヘイン

韓国ドラマ あなたが眠っている間に 6話 あらすじ 感想 後半

その夜、なぜかいつものジャージ姿ではなく写真撮影でもあるかのような服を着て掃除機をかけるジェチャン。

ホンジュの夢の中にでてくる事を予想しての行動だったが、急にロボット的に丁寧に話し始めるジェチャンを気味悪がるスンウォン。

そしてジェチャンの髪型と顔のBBクリームに気づいたスンウォンは、ホンジュの夢のためにジェチャンがこれをやっていることを悟り、にやりとした。

「良くもそんなショーができるな」と言うスンウォンに、掃除機を振り上げたジェチャンは、これも夢で見るかもと思い止めた。

 

そして「あの娘はまるで人間CCTVだ！」と敗北してスンウォンの上に崩れ落ちるジェチャン。

*ジェチャン(イ・ジョンソク)の夢の中

大雨が嵐の夜、デヒが血に染まった手で階段を登っている時、スニーカーを履いたチェヒと部屋の角で身を寄せ合って震えているホンジュ。

声を出すホンジュ "ジェチャン！もしこの瞬間を夢で見ているなら…

デヒから逃げるホンジュともう一人の少女。

とそこで汗びっしょりで夢から目が覚まるジェチャン。

雨降りの夜..。

*

午前遅くカフェでホンジュに会ったジェチャンは、夢について話したあと、今関わっている事件について尋ねた。

そして青酸カリ( シアン化カリウム )で猫を殺した人を追いかけていると聞いて安堵するジェチャン。

仕事に戻ったばかりなので新人のように扱われていると文句を言うホンジュに「レポーターとして君が死ぬ夢を僕が見たことについて心配していないのか？」と尋ねるジェチャン。

だが山の中で緑の傘をさした誰かが私に近づいてくる夢以外は気にしないと言うと、ホンジュはジェチャンの手を取った。

 

「あなたが私の手を握って通りの向こうに導いた瞬間に、私は心配を全て捨てた。恐れていたら記者にはなれない」

「変わったな」と指摘するジェチャンに「誰かのためかな？」と微笑むホンジュ。

ジェチャンは、デヒが自由にはならないと保証した後、ホンジュに何かを約束するように頼む。

(この約束が何かは最後に…)

＊

法廷に向かう途中で、床にばらまいた事件ファイルを集めているヒミンを見て突如何かが閃くジェチャン。

ジェチャンの忠告に腹を立てているヒミンに、真剣な顔で「この事件に勝って、カン・デヒを刑務所に送ってくれ」とジェチャンは頼んだ。

そして立ち上がるのを助けるためにヒミンに手を出すジェチャン。

だがジェチャンがローブを踏んでしまったために、また床に落ちたヒミンは、怒ったまま法廷へ向かった。

＊

ジェチャンとイ検事が傍聴席で裁判の行方を見守る中、カン・デヒ被告が電話でサーチした記録を読み上げるヒミン(コ・ソンヒ)。

事故の目撃者を回避する方法、解剖を避け火葬までスピードアップする仕方等々。

 

しかしユボムは同じ検索を使って被告が弟の遺体を完全な状態で保つことを望んでいたと反論し、葬儀に多額の費用を費やすにはあまりにも貧しかったからだと弁護した。

車のブラックボックスの映像には夜空以外に何も表示されなかったが、弟の声は訊くことが出来た。

彼は長い一日の仕事の後に昼寝をすると言っていた。

隠すべきことがあればブラックボックスを取り除いていたと主張したユボムは、この記録で二人が親密な兄弟だったことが明らかになったと告げた。

続いてユボムは、事故当時の犠牲者の怪我が、事故の酷さと一致していないとする救急医療隊員からの証言を引き出した。

彼の体温は35℃と低く、全ての情報が死後約1時間経っていることを示していると救急医療隊員は証言した。

その後、事故前弟が寝ている間に、既に自然に起こった心臓発作で死亡していた可能性とその後に事故が発生した可能性を示唆した。

そして「あり得ない」と叫ぶヒミンを無視して「個人的にどう被害者が亡くなったのか知ることに興味はあります！」とユボムは告げた。

そしてイ検事が座っている傍聴席を振り向いて「唯一全てを明らかにする方法である死体解剖がされていたら、検察及び弁護側双方の確固だる証拠になっていたでしょう」と告げた。

だが実はユボムは「鳴き声が煩わしかった猫を黙らせるために使った青酸カリ(シアン化カリウム)を弟にも飲ませて毒殺した。だが解剖なしで火葬させたから何も残っていない」と真実をデヒから告白されていた。

無罪を勝ち取るカン・デヒ(カン・ギヨン)

デヒの計略通り裁判は進んで行った。

有罪だと信じているにもかかわらず、検察側は死因を証明することはできなかった。

そうして裁判官は、交通事故で殺されたと証明できず被告の動機も明らかでない以上、証拠不十分として殺人容疑を解除した。

こうして自由になったデヒは、裁判所を出る前にユボムと握手をして去った。その様子を上階から見ているジェチャン。

*

その後トイレに入ったユボムは、彼の手を血が出るほど激しく擦って洗った。

鏡を見上げて自分の顔を見ながら「ウジ虫よりも汚い奴！あんな奴と笑顔で握手する必要があったのか？お前も変わったな」とユボムは憤った。

その後トイレの中へ入ってきたジェチャンは、逮捕状を取るためにデヒが弟を殺した方法を教えてほしいとユボムに頼んだ。

デヒが妹にも多額の保険金を掛けていることを指摘し、自由になった彼がまた殺人を犯せばユボムのせいになると主張したが、ユボムは関係ないと否定した。

適切に証明せず勝利できなかったのは、検察側の責任だと言い返しただけだった。

＊

デヒが開放された後オフィスに戻ったジェチャンは、ホンジュの夢を頭の中で何度も反芻してはため息をついた。

（ホンジュは彼を”ズワイガニ”として保存、ジェチャンは彼女を”子犬”として保存）

ジェチャンの電話を受けたホンジュは、猫の調査の為にウタクのいる第三派出所にいると答えた。そして猫殺しの犯人探しに進展はなく退屈していると答えて電話を切った。

その後派出所前で、数人の子供たちが猫にチキンを与えているおじさんを目撃していたが容疑者を特定できなかった事をウタクからホンジュは聞いた。

 

「チキン？！それなら私も見たわ！」

とホンジュは、チキンショップのオーナー、デヒが子猫にチキンをあげているのを思い浮かべた。

*

デヒとホンジュの繋がりを探っていたジェチャンは、薬袋と注射器が夢の中に証拠として出ていた事を思い出していた。

そして猫の殺し屋が青酸カリ(シアン化カリウム)を使用していると言っていたホンジュの言葉を思い出し、デヒが弟を毒殺した可能性があるかどうかをチェ係長に尋ねた。

「”毒”！それであの血の色だったのか！」

と叫んだチェ係長は、死体安置所で見た被害者の血が異常に明るい緋色だったことをジェチャンに話した。

そして”シアン酸カリウム”かと訊くジェチャンに「そうです！青酸カリの中毒の反応です！」と興奮して認めた。

これに慌ててオフィスから走り出すジェチャン！

*

チキンショップに戻ったデヒは、妹のチョヒが待っているのを見て近づいた。

チェヒは検察官が何を言っても兄さんを信じていたと涙を流しながら、裁判を見に行った事を告げた。

そしてブラックボックスの声が二番目の兄さんではなく、どちらもデヒ兄さんだったと指摘した。

「本当に二番目の兄さんを殺したの？」と訊くチョヒを見るデヒの顔に、身の毛のよだつ様な表情が浮かんだ。

その頃、チキンショップの前にホンジュとウタクが現れていた。

ウタクは「何かが起こったら警察に電話するように」と言い残して中に一人で入り「こんばんは店長？何かありましたか？」とゆっくりと二人に近づいた。

するとデヒは、まるで答えようとしているかのようにゆっくりと向き直り、一気にウタクのお腹をナイフで突き刺した！

 

だがデヒが再び刺そうと手を振り上げた瞬間、店の中に入ってきたホンジュは鞄で背後から彼を叩きつけた。

これに次の目標としてホンジュに向かうデヒを、後ろから足を掴み防ぐウタク。

そして逃げるように叫ぶウタクに、ホンジュは躊躇しつつもチェヒの手を掴んで逃げ出した。

ホンジュたちを助ける為に、刺されながらもデヒの脚を掴み続けるウタク。だがデヒは、そんな彼のお腹を残酷にキックして振り払った。

＊

ホンジュは、靴を一足脱いで階段の下へ投げ上階へ走った。二人は屋上の建設現場に着くが、どちらも携帯電話を持っておらず連絡は不可能だった。

ホンジュの電話から警察の声が流れているが、ウタクは答えることもできず目を閉じた。

その後階段の下に靴を発見し階下に降りていくデヒ。

屋上についたホンジュの方は、防水シートの中でチョヒと抱き合っていた。

” 危険が迫ったら、助けに行けるように僕に時間と場所を教えてくれ! ”とジェチャンと交わした約束を思い出すホンジュ。

ホンジュは、建物の住所と日時を告げジェチャンに遅すぎない様に来てと願った。

だが、二人の隠れた場所を見つけたのはデヒ！！

防水シートを払い除けて血まみれの拳を上げるデヒを見て、ジェチャンの名前を叫びながら目を閉じるホンジュ。

その時突然、電気が点灯する屋上の建設現場。

バックライトの中からスローモーションのように近づいてくるジェチャン( イ・ジョンソク )!!

サイレンが鳴リ響く中、逮捕状を出して「カン・デヒ！弟の毒殺及び保険詐欺容疑で逮捕する！」と宣言するジェチャン！！

(何とか間に合いましたね！)

 

次回のお話は⇒あなたが眠っている間に 7話 あらすじ 感想

前回のお話は⇒あなたが眠っている間に 5話 あらすじ 感想

キャスト・放送情報は⇒キャスト 登場人物 視聴率

韓国ドラマ あなたが眠っている間に 6話 感想 イ・ジョンソク スジ

刺されてしまうウタク(チョン・ヘイン)大丈夫でしょうか。

ホンジュがチェヒと隠れている姿は、ジェチャンが夢見ていましたが、ウタクが刺されるのは誰も予知できなかったようですね。

今回ユボムが、裁判所に緑の傘を刺して入ってくるシーンがチラリと映りました。そうなると将来ホンジュを危機に落としいれるのはユボムなのでしょうか？

今回殺人犯を無罪にするユボム。悪徳弁護士とは本当に彼のような人です。

そして、実生活が丸見えになっているホンジュとジェチャン。お互いもう隠すものがない二人の恋の進展が楽しみです。

スンウォンとジェチャンの兄弟シーンには毎回笑わされていますが、6話ではバスローブ姿で踊る恥ずかしいのスジの姿に笑わされましたね。