韓国ドラマ あなたが眠っている間に 4話 あらすじ 感想 後半
ウタク( チョン・ヘイン )とホンジュからの助言
ジュンモの事件で証言をするために検事局に来ていたオ・ギョンハン(イ・ユジュン)は、ウタクに頼まれてジェチャンに電話を渡した。
ウタクと予知夢について話したホンジュは、パク・ジュンモの尋問をチェ係長に担当させるようにジェチャンに助言した。
二人で取り調べの夢を比べた結果、ウタクの夢ではチェ係長が尋問を担当して起訴に成功していたからだった。
ユボムと親しくするチェ係長を見ていたジェチャンがためらうと「あなたではユボムさんに勝てない!」 とホンジュは断言した。
” 僕が取り調べたらギョンモは自由になり、チェ係長に任せたら起訴されるだって!ありえない!”
と葛藤したが、ジェチャンは結局ホンジュの助言を信じて取り調べをチェ係長に任せた。
*
電話を切った後、二人の夢が違う理由を考え込むホンジュ。
「今まで夢が間違ったことはあるのか?」 と訊くウタクに「ジェチャンに会うまではなかった。会ってから変わるようになった。あなたの夢が合っているといいけど…」 と心配そうには答えた。
*パク・ジュンモの起訴
尋問が開始されると、すべての罪に無罪を主張するジュンモに、ジェチャンは衝撃を受けた。
ユボムは、再び殴った場合に巨額な金を払う契約を夫婦の間で交わしていたと言って署名した契約書を見せた。
そしてレストランで録音していたグムスクの会話の中から、都合がいい部分だけを流して聞かせた。
さらにピアノコンサートの後グムスクを蹴ったことも否定し、足のサイズが違うとして全員の前でジュンモの足を物差しで図るパフォーマンスをさせた。
これにチェ係長(キム・ウォンヘ)は、グムスクがスキーでの怪我を利用して夫から金銭を巻き上げる計画をしたという理論を詳しく説明するようユボムに頼んだ。
彼の話が終わると、ジュンモは「私は妻を愛している。一度も殴ったことはない」と否定して涙さえ流した。
(ふてぶてしいですね…)
そんな話に頷いてさぞ愛している奥さんに騙されて悔しい思いをされたことでしょう」とジュンモにティッシュを渡し、完全にユボム側にいるようにみえるチャ係長。
だが急に「奥さんが倒れた直後に暴力を否定するのは変ではないですか?検事さん」 とジェチャンに尋ねた。
これに「そうだ!」と机を叩いて立ち上がるジェチャン!!
「愛している奥さんが倒れたのに、助けを呼ぶのでも心配するのでもなく”殴ってない”と主張!警察に犯人を捕まえてくれとも言っていない!」
そう指摘したチェ係長は、コンサート後に倒れたグムスクの映像を流して、ジュンモが足跡を隠そうとして必死でブレザーの前を閉めていると話した。
「足のサイズが違っている」 と怒鳴り始めるジュンモに、ジェチャンは足ではなく靴を測定するよう要求した。
「それが弁護側が準備している全ての証拠か?」 とユボムを見た後、ヒョンミにカートに積んだ検察側の証拠を持ってこさせてジュンモに圧力を掛けた。
「このまま去るか自白するか選んで下さい」
そう二者選択を迫られて慌てふためくジュンモに、沈黙するように叫ぶユボム。
だがジェチャンは「起訴できる証拠は十分だ。被告人が捜査にどう協力するかで判決が下されるだろう」 とジュンモに言い渡した。
「弁護士が同意書もカルテも偽造したんだ!私は何も知らなかった」と叫ぶジュンモに「先ずどんな罪を犯したかを見ましょう。 」 と静かに宣告するジェチャン!
*
起訴に成功したニュースを聞いたホンジュ(スジ)と母たちは喜びで飛び上がり、ウタクは警察署で拳を握った。
学校では、ソユンがスンウォンの耳に笑いながら良い知らせを伝えた。
ソユンを抱き上げたスンウォンは、皆が見ている前でぐるぐると回して喜んだ。
起訴決定後、コーヒーを渡すチェ係長に「いつも私の側にいると思っていたのに変わったんですね」 と言うユボム。
だがチェ係長は「私は誰の味方でもない。もし私が変わったと感じるのであれば、変わったのはユボム弁護士の方ではありませんか?」 と問いかけた。
別れた後でコーヒーを投げ捨て嘲笑を浮かべるユボム。
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廊下でチェ係長とヒョンミに会ったジェチャン(イ・ジョンソク)は、誤解していたことを誠実に謝った。
早く退勤したり職場からメイルを送っている時、賄賂を受け取ったり証拠を漏らしていると疑っていた言うとお辞儀をして去った。
部長が背後に立っていて、チャ係長が狼狽していることには全く気づかずに…。
*
ヒミン(コ・ソンヒ)は、ソユンの母親が夫から何かを得るために必要になると言って知人のド離婚弁護士の名刺をジェチャンに渡した。
「考えていなかった。先輩はやっぱり経験者だ」とジェチャンが感謝すると、ヒミンはついにジェチャンが”先輩”と呼んだことに喜び取調室での彼のパフォーマンスを真似た。
練習を全部見られていたことを明らかにされて、目を閉じて屈辱に耐えるジェチャン!!
*
その夜、ムンソンは起訴成功を祝うためにレストランを閉じた。
ムンソンが” チョン検事 ”のメモ欄に1点追加するのをちらりと見た後、ウタクは窓から店を覗き込んでいる妙なジェチャンを呼びに出た。
外にいる二人が頻繁に店に来ると指摘するソユンに「料理が好きだからでしょ?」とムンソンは答えた。これに別の理由だと意味ありげに笑うソユン。
*
その頃ホンジュは、ジェチャンをどう迎えるか練習しながらバス停で待っていた。
「よくやった~」と親指を突き出して褒めようかとか、ぶりっ子風に迎えようかとかパフォーマンスの練習に夢中になるあまり、ジェチャンと行き違いになった事に気づかなかった。
そして待っても待っても来ないジェチャンに、ホンジュはバスに乗り込み彼の職場へと探しに行った。
その頃、店から出たジェチャンもホンジュの連絡先をまだ知らない事にため息をつきながら、いつもの出勤ルートに沿ってホンジュを探し回っていた。
そうして店の中を次々とチェックして自分を探しているホンジュを見つけると「何を探しているんだ?」 と声をかけるジェチャン。
*変化する予知夢
その後、桜の散る並木道で二人は歩きながら話した。
「連絡できなくて大変だった。今は休んでいるけど…」とホンジュはSBCリポーターの名刺を連絡先としてジェチャンに渡した。
ジェチャンがジュンモの過去全ての事件まで逆上って起訴したことを聞いたホンジュは「自分の夢が間違っていてホントに良かった!」 と安堵した。
今朝予知夢を教えなかった理由を尋ねるジェチャンに「ただ応援したかったの」 と答えて彼を苦笑させた。
続けてホンジュが探していた理由を訊くと、オフィスから来たと嘘をつくジェチャン。
「へえ?じゃそのエプロンは何なの?お店に行ったんでしょ?あなたのファンションアイテム?それとも暖かいから?」
とポンポンと尋ねるホンジュに、屈辱を感じるジェチャン。(笑!)
そしてジェチャンのエプロンの結び目を解きながら「サポートが負担になると前に言ってたから教えなかった。結果がどちらでも感謝していた」と続けた。
「失望したりしないから応援を断らないで!ファイティン!」 と言うホンジュに笑顔で答えるジェチャン。
そして今朝バスで言った時と同じように「ありがとう」 と言うジェチャンに、目を閉じてキスを待つホンジュ。
だが、ホンジュがつま先立ちになりより彼に近づいて行くと、ジェチャンも近づくことができないようにかかとを上げた。
(つま先ダンスに爆笑!)
「何をしているんだ?」 と尋ねるジェチャンに、ハッとして目を開けるとエプロンを取るホンジュ!
恥ずかしさのあまりジェチャンにくるっと背を向けたホンジュは、自分の見た予知夢と違う事に首をかしげながらスタスタと歩き始めた。
*
翌朝、ソユンから朝食に招待されたスンウォンは「毎朝こんなの食べるのか?」 と食卓に並ぶご馳走を見て口をあんぐりさせた。
ソユンの留学プログラムが確定したと知らされ寂しそうにするスンウォンに「寮にはWifiがあり毎日チャットできるから心配しないで!」 とソユンは伝えた。
「毎日!!」 と途端に顔が明るくなるスンウォン!
(かわいいカップル!)
*
その頃ジェチャンは、両親の納骨堂を訪れてホンジュのレストランで撮ったグループ写真を入れていた。
そしてコンビニで亡くなる前に「ファイティン!」 と検事になるよう励ましてくれた父親の姿を思い浮かべた。
” 父さん検事になりましたよ。父さんを失望させると恐れていたけれど懸命に働きました。辛くても逃げなかったのは、それだけ僕が父さんを愛していたということなんだ ”
その後ジェチャンは、あなたのやり方でを応援する人がいると父親に話しかけながらホンジュの電話番号を保存し、バスの中で眠らせてくれた事を思い出した。
そしてバスの中で見た夢も!
桜の樹の下でエプロンを解き、彼に失望しないことを約束するホンジュを” 上手く言ってもいかなくても大丈夫だと言う人だ。でも僕はうまくやりたいんだ " と思いながら見つめるジェチャン。
目を閉じてかかとを上げて近づくホンジュに、夢の中でのジェチャンは甘い笑顔を浮かべてキスをしていた。
”この気持のせいで揺れてしまう前に、この気持ちが大きくなる前に、僕は逃げたい”
次回のお話は⇒あなたが眠っている間に 5話 あらすじ 感想
前回のお話は⇒あなたが眠っている間に 3話 あらすじ 感想
キャスト・放送情報は⇒キャスト 登場人物 視聴率
韓国ドラマ あなたが眠っている間に 4話 感想 イ・ジョンソク スジ
視聴率が平均9%と伸びてきました。ロマンス&意外性のある展開に納得の数字だと思います。
完璧なできる検事ではなく、自信がなく期待がプレッシャーになる人間味のあるジェチャン。
家族から、友からそして恋人(まだですが…)と皆から何もかも解決するヒーローのように思われたら、負担に思っても当然かもしれませんね。
まだルーキー検事のジェチャンのそんな姿が、予知夢というファンタジードラマにリアリティを加えている様な気がします。
今回の話で、ホンジュが休職中のリポーターだったという事が明らかになり、検事+レポーター+警官の”三龍が飛ぶ”予知夢トリオができ上がりました。
予知夢は三人とも見ても、チェンジしていくのはジェチャンの役目なのでしょうか? ソユンの悲劇を止め、ホンジュのキスを止め…。(笑!)
今回ウタクとホンジュの予知夢が違っていましたが、これが吉か凶か、今後の展開が楽しみですね。