韓国ドラマ トゥーカップス 6話 あらすじ 感想 後半
*ドンタクに憑依したままジアンを救いに出かけるスチャン
署外に出たスチャン( チョ・ジョンソク )は、壁に体当りしてドンタクの身体から何とか出ようと試みたが、ただ痛みを感じるだけに終わった。
頭を打つことも考えたが、最後の瞬間に躊躇して諦めた。
そこへイ刑事が通りがかると「 殴ってくれ」と頼んで彼を困惑させた。
理由を尋ねる彼に「 チャ・ドンタクならソンを助けてあのパクを捕まえられるからだ。それなのにこの身体から出る方法が分からず、呼び戻すことができない」と訴えるスチャン。
その答えに困惑しながらもスチャンの顎を一発殴るイ検事 ( オ・ウシク )!だが何も変わらなかった。
そんな中、パク室長から真夜中ではなく7時までに船が欲しいと連絡を受けたスチャンは、憑依したまま待ち合わせ場所へと車を走らせた。
*
蛇行運転をしながら車を飛ばしていたスチャンは、タク( パク・フン )検事からの電話に「助けてくれ。銃をくれ。ソンが危険なんだ」と言いながら運転を誤り縁石に乗り上げた。
その時、過去の事故のフラッシュバックが!
転倒したトラックに横たわり血を流している父に目を覚ますように叫んでいる自分の姿が、スチャンの脳裏に蘇った。
一人の少年が窓から覗いて中を見たが、” J ”のイニシャルのペンダントを落として走り去った。
(これはまさかジェヒ?)
その直後に現れた別の少年が、スチャンをトラックから引き出して助けた。
(こちらがドンタク?)
*
その後ドンタクの身体から抜け出したことに「 やった!!」と喜ぶスチャンと「 あり得ない!魂なのに見えるぞ!」と驚愕するドンタク!
だがスチャンは「 急げ!今話している暇はない。ソンが危険だから時間を無駄にするな!」と切々と訴えた。
「 僕の身体に入っている間に何をしたんだ!」と尋ねるドンタクに、ジアンが危険だと打ち明けるスチャン。
それを聞いて、ジアンを捜査に巻き込んだ事を悟ったドンタクは爆発した!
「 ソン記者、あの娘に何かあったら魂でも幽霊でも俺が殺してやる!」と言い放った後車に乗り込んだドンタクは、ジアンと少女たちを救いに向かった。
*
待ち合わせ場所に着いたドンタク( チョ・ジョンソク )がお金を渡すと、パク室長は二台のバンがクレーン車で吊るされた場所へドンタクを連れて行った。
「 選べよ!記者か少女たちか! 」
と二者選択を迫りボタンを渡されたドンタクは凍りついた様に立ち竦んだ。
これにスチャンは「 車の中は空っぽだ!ソンも他の少女もここにはいない。もう一度だけ僕を信じてくれ!」と叫んだ。
それを信じたドンタクは、渡されたボタンを両方押して二台とも地面に落下させた。
唖然としながらも「 引っかからなかったか!ワオ~チャ検事」と笑い声を挙げるパク室長!
「 お前の望みは俺だろ?」と自分自身と引き換えに少女たちを開放しろとドンタクは自らの命をかけて交渉した。
これを受け入れて、ジアンと少女たちを連れてこさせるパク室長。
ドンタクは、車を停めた場所をジアンに教えて少女たちを病院へ連れて行くように指示した。
一緒に行こうというジアンに「 待たずに逃げるんだ」と言い含めて現場から去らせた。
*
そうしてパク室長の手下と殴り合いになるが、格闘家の様な強靭な二人に叶わずコテンパンにやられて首を締められ気を失いかけるドンタク!!
そこへ突っ込んできたジアンの車に虚を憑かれる二人とパク室長。
遅れてタク検事と警察も現場に到着して、パク一派は遂に検挙された。
その後ドンタクにいきなりパンチを浴びせたタク検事は、単独捜査と一般市民を巻き込んだとして厳しく非難し「 今日の行動に対して正式に不服申立書を送付する 」と叫んだ。
そのパンチの陰には何か別の感情があるように感じるドンタク。
そして手首を取り連れて行こうとするタク検事を止めたジアンは、ドンタクと話をした。
「 危険な目に合わせてすまない。これからは二度と僕に関わることはないだろう」
この言葉にムッとしたジアンは「 良かったわ。もうこれ以上チャ検事を見ずに済むのね」とドンタクを睨んで背を向けた。
そうして” オッパ! ”と呼んでジェハの車で去った。
その頃、、どうやってドンタクの体から出てこれたのかを考えていたスチャンは、その度にドンタクが出血していたことを思いついた。
*
自宅まで送ってくれたジェヒ ( パク・フン )に、ジアンは負けるからドンタクと争わないようにと忠告した。
だが誰にも負けたりしないと答えたジェヒは、今日のようなことをしないようにとジアンに警告した。
そしてドンタクを避けろと続けるジェヒに、それは難しいとジアン答えた。
「 事件があれば警官が動き、その事件を報告するのが記者の使命だから。同じ場所にいることになる」とジアン説明した。
*
部屋に入ったジアン( ヘリ )は、彼女が記者であることをパク室長に暴露したドンタク( チョ・ジョンソク )に腹を立てていた。
ドンタクの表情と目つきと話し方があまりに違うと思い、チャ・ドンタクが2人いるのではないかと疑惑を抱いた。
*
その夜マ署長は、パク室長が二人の関与について何も言わないと保証してノ局長を安心させていた。
自分たちが警官であることを思い出させるマ署長に、二度と頼まないと誓うノ局長。
だが借りができたとマ署長に感謝の意を表した後、タク地区検事長の弱点を見つけるべきだとノ局長は主張した。
そして、このまま彼の犬であるふりをすることができるが隠されたトランプカードがあった方がいいとノ局長は付け加えた。
*
車で家に戻っている間、ドンタクは自分を詐欺師だと非難したスチャンを思い出し考え込んだ。
子供の頃を思い出したドンタクは、ハッピーエンドの子供がどうして詐欺師になったのかと疑問に思い、車の方向を変えてスチャンの元へ向かった。
病室で彼の身体を見ていたスチャンは、帰還する方法を49日以内に見つけろといったミス・ボン ( リュ・ヘリン )の警告を思い出しため息をついた。
その時病院に着いたドンタクは、病室から出てきたスチャンを川岸に連れ出して話をした。
ジアンを" ソン "と呼ぶスチャンに、ドンタクは彼が自分の体にいた間にそう呼んでいたのかどうかと聞いた。
すると「 身体に乗り移って、これからもそう呼ぶつもりだ!」と反抗的に答えるスチャン。
そんな彼にため息をついたドンタクは「 詐欺師と話をするべきじゃなかった。” 旧友 ”だからと許したのが間違い違いの元だ」と苦々しく言った。
「 一度詐欺師になると常に詐欺師であり、魂も詐欺師だからだ」
と理由を告げるドンタクと” 旧友 ”の言葉に激怒して殴ろうとするスチャン。
だが身体がすり抜けて触ることができないスチャンに「 魂なのに馬鹿じゃないのか?」と背を向けるドンタク。
すると怒りで蹴った空き缶がドンタクの脚の方に飛んだ。
これにショックを受けるドンタクと、とても興奮して怒っていた事を忘れるスチャン。
そして階段に座り、もう一度話しを試みるスチャン!
スチャンは、父親について偽証した男を捕まえると約束しておきながら、その約束を破り逃げ出したとドンタクを非難した。
だが「 僕たちはその男を捕まえただろ!」とドンタクは首をかしげた。
スチャンの父親が酔って運転していたと警官に嘘をついたとキム・ジョンド( 後のタクシードライバー )の電話を盗みきいたドンタクは、スチャンに犯人を見つけると約束して事故現場で発見したペンダンドを渡した。
彼は司祭のふりをして告解室に入リ、キム・ジョンドの懺悔を録音したテープを刑事に渡していたのだった。
*
その時、突然ドンタクは息を吐いた。
「これだ!お前が僕の体に乗り移った理由はこれだったんだ!」
と、16年前のスチャンの父親の事件が二人が一緒に扱った最初の事件だと言うドンタク。
「 解決できなかった唯一の事件だった。だから俺がこの事件を解決するために身体に乗り移ったと言いたいのか?」と尋ねるスチャン。
だがドンタクは、スチャンの父親とパートナーのハンジュン( キム・ミンジョン )の2つの事件があると指摘した。
ドンタクは、スチャンが憑依しないという約束をするなら再び犯人を追いかけるとスチャンに約束した。
スチャンは意図的にやっているのとは違うと反論し、方法もわからないと白状した。
出血で身体から飛び出せるという新しい発見については、言及しなかった。
「 ハンジュンを殺し、スチャンに罪をなすりつけ昏睡状態にした後ドウシクを身代わりにしたヘルメット男は、一体誰なんだ?」と尋ねるスチャンにわからないと答えるドンタク。
だが彼はヘルメット男を捕まえると他のことは全て解決されると信じていた。
キム・ジョンドの死を捜査していたハンジュンが殺されたのは、偶然ではないということに二人は同意した。
「 だから、あんたと僕がこの事件を一緒に解決しなければならないんだな?」
と尋ねるスチャンに「 一緒にあの男を捕まえよう」と言うドンタク!
次回のお話は⇒トゥーカップス 7話あらすじ感想
前回のお話は⇒トゥーカップス 5話 あらすじ 感想
韓国ドラマ トゥーカップス 6話 感想
ついに、スチャンとドンタクが過去の事件を解決するために一緒に働く必要がある理由を理解しました。
" J "ペンダントを落とした白いセーターの少年がジェヒである可能性がでてきました。
そうだとすると彼の父であるタク南部地区検事長( チェ・イルファ)が、息子を保護するために事件の隠蔽を手配したとのではないかと推測しています。
証拠を差し出してスチャンを助けたと思っていたドンタクと、父の濡れ衣を晴らせないまま、ドンタクが約束を破ったと思い続けていたスチャン。
やっと二人の食い違っていた記憶が一致たので、敵対関係が解消できそうです。
そして、出血により身体から抜け出せると分かった以上、ある程度身体への出入りがコントロールができるようになるのではないでしょうか?
それにしてもヘルメット男は誰でしょう?ハンジュンを殺した人でしょうか?
16年前の事件と彼は関係があるのでしょうか?
複雑に絡み合った謎解きが面白くなってきた所で、本格的に刑事と詐欺師の魂との共同捜査が開始するようです。
チョ・ジョンソク カメオ出演作⇒ 『 青い海の伝説 』『 知ってるワイフ 』
キム・ソノ 出演の時代劇⇒ 『 100日の郎君様 』
パク・フン 出演のヒョンビン主演作⇒『アルハンブラ宮殿の思い出』
イ・デヨン 出演のイ・ジュンギ主演作⇒『 無法弁護士 』
イ・ジェウォン 出演のキム・ナムギル主演作⇒『 医心伝心脈あり恋あり 』