韓国ドラマ トゥーカップス 14話 あらすじ 感想 後半
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その頃、証拠を揃えてノ局長( リュ・ホテ )の尋問をしていたジェヒ( パク・フン )は、パク刑事とミンソクを会わせた事や賄賂を渡したことを全て否定する彼に、ごねたりせず簡単に罪を認めるように助言した。
すると簡単な方法は、なぜタク検事長( チェ・イルファ )がドンタクに関心を持っているのかを調べることだとノ局長は、答えた。
「タク検事長をお父さんと呼ぶのですか?もし私があなたら怖くて呼べないな」
と意味深な笑いを浮かべるノ局長(リュ・テホ)に、ジェヒは怒った。
ノ局長は「マ署長のようには決してならない。戦わずして退かない」とジェヒを嘲笑した。
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部屋から出てきたジェヒ( パク・フン )に引っ付いていったスチャン(キム・ソノ)は、彼が本当の” 天使 ”かどうかを尋ねた。
そして自分を殺そうとする理由を知ろうとしたが、ジェヒは勿論答えなかった。
その後車の中で、助手からドンタクがスチャンをの病室を監視していると伝えられ、昨日ジェヒがいた時間に大きな騒ぎがあったと言う。
それにジェヒは、病院へ向かった。
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一方のドンタクは、昨晩天使を見失った路地へ訪れ手がかりを探していた。
細い路地を自由自在に逃亡した彼が、このあたりの地の利がある人間だとは判ったが、どこへ逃げたかは結局掴めなかった。
だが丁度彼が諦めかけた頃電話をしてきたジアンは、ドゥシクの仲間から連絡があったこと内容をえた。
ドゥシクが、ハンジュンが亡くなる前頃から、頻繁にヘルメットの”天使”が落としたマッチ箱の店”イリヤ/日夜”に出入りしていたと言うのだ。
これに驚いたドンタクは、日夜へ訪れタク父子の写真を店の従業員に見せた。
従業員は、良く見る顧客だと2人を認めたが、ドゥシクについては首をかしげた。
その時、出てきた店のオーナーチン・スア( オク・ヤユン )に、ドンタク( チョ・ジョンソク )が挨拶をして容疑者を探して言ると説明したが応答はなかった。
傍にいた従業員は、オーナーが聞くことも話す事もできないと説明した後、ドゥシクについては知らないと答えた。
これをドンタクは疑った。ドゥシクの仲間は、逮捕される前頃ここへ通っていたと証言していたからだった。
そうしてドゥシクとジェヒの繋がりに疑いを持ったドンタクは、関係を調査することにした。
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孤児院を調べていたイ刑事は、手に入れたスポンサーリストから期待通りにタク検事長の名を見つけていた。
16年前の事故後、タク検事長とジェヒは頻繁に孤児院を訪問していた為、その時にドゥシクに会ったのだろうと推測された。
そして孤児院を卒業後も続けられる特別なスポンサーシップが存在することを発見したイ刑事(オ・ウシク)は、タク検事長がドゥシクの後援を続け、その見返りとして殺人の身代わりをさせたのだと憶測した。
だがこれに、それならスチャンもその事を知っているはずだ、とドンタクは疑惑を抱いていた。
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その頃ジアンに頼まれてドンタクが襲われた時のCCTV映像の修復したミナム( キム・ソギュン )は、病院の警備室でダジョン( ムン・ジイン )と一緒にこの映像を見ていた。
その時病院へ調べに到着していたジェヒは、2人が「これは凄い発見だ!」と出て来るのを見て中に入った。
検事の権力を使ってCCTVの映像を映させたジェヒは、スチャンの病室から出てきたバイカースーツの人間がパーキングに現れるまでの映像を目にした。
だが顔がはっきり映っていないことを確認したジェヒは、電話をかけCCTV映像入れたUSBスティックを送るからビデオ上の人物をチェックしてほしいと要請した。(驚き!)
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ボンスク( イム・セミ )は、ベーカリーボーイズのパン屋で仕事を始めていた。
そんな中、パンのトレーを持ってレジに現れたトッコ・ソンヒョク( イ・ホォン/ホヤ )を見て、凍りついた。
ソンヒョクの方も一言も言わずボンスクの視線を避けたままだった。
だがレジをしているボンスクが見ていない時に、ソンヒョクは彼女を盗み見て店を去った。
その後ゴミ捨てに出たボンスク( イム・セミ )は、スリの方がよっぽど儲かると愚痴ったがベーカリーで働くことにときめきを感じると目を輝かせ「ファイティン!」と店に戻った。
彼女がいなくなると物陰から出てきたスンヒョクは「今日は特別にかわいいな」と独り言を言ってその場を去った。
その後、署に戻ったスンヒョクは、ライターの解体が進んでいるかと友人に尋ね、友人は「これはただのタイターじゃない」と返事をした。
ドンタクは、タク検事長が特別に後援をしていた孤児が誰であるかに頭を悩ませて、ジェヒの元へ向かった。(ジアンはないの?)
その途中、マ署長が身体を張って入手したCCTV映像にジェヒの姿を発見したとイ刑事から連絡が入ると、ユン班長( イ・デヨン )はDNDの鑑定結果を取りに行っている所だと伝えた。
そしてスチャンの病室の番人をしていたヨンパリ( イ・シオン )が電話をかけてくると、ドンタクは彼の電話を通してスチャン話をした。
「孤児院を去った後もドゥシクが後援を受けていたのか?」と訊ねるドンタクに「ドゥシクが頑固で誇り高い人間だった」と否定した。
その後ジェヒを訪れたドンタクは、彼が犯人であると疑っていると明らかにした。
そして、犯人の首にある天使の羽の刺青が孤児院の壁画のコピーであることや、” 本当の天使 ”についてドゥシクが遺言を残したことを話した。
ドゥシクが特別スポンサーを受けたのかどうかを尋ねて、それがハンジュンの殺人の身代わりをした理由だったのかと尋ねた。
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その頃孤児院を訪れたスチャンは、子どもたちが外で遊ぶのを眺めていた。その時一人だけ仲間に入れず離れている小さな女の子に気づいた。
その場の子供たち誰もが無視する中、一人の少年がその彼女を見ているのを見たスチャンは、過去にこれと同じ光景を見たことを突然思い出していた。
あの頃にも一人で遊ぶことを好む一人の少女がいたが、少年ドゥシクは壁画の前で遊ぶその子を見て「 天使 !あの子は本当の" 天使 "のように見える!」と叫んだのだった。
スチャンは、死亡する直前にドゥシク( イ・ジェウォン )が途切れ途切れに呟いた言葉を” 本当の天使を見つけろ ”を覚えていた。
その時、スチャンの目の前にオートバイが轟音を立て手現れて壁画の前で駐車した。
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ジェヒはドンタクの非難を、何も言わず目を細めて聞いていた。
だが彼が何かを言う前に、ドンタクに電話をしてきたイ刑事はジェヒと犯人のDNAが一致していないと話した。
その時、ジェヒが要請していた病院のCCTV映像の分析結果がファックスで届いた。
それを取りに行ったジェヒのタートルネックをおろし、ドンタクは首の後ろに天使の羽の刺青がない事を確認した。
ジェヒは、天使の顔が映ったファックスをドンタクに手渡した。
ドンタクは、まるで初めて”本物の天使”を見るかのように手を震わせてその女性の顔を唖然とするドンタク!。
孤児院で、ヘルメットを降ろした” 本物の天使 ”の顔を見たスチャンは、いつもタク検事長にお茶をついでいた日夜のオーナーを見た。
「あなたを見つけたぞ。本物の天使!」 と呟くスチャン!
次回のお話は⇒トゥーカップス 15話 あらすじ 感想
前回のお話は⇒トゥーカップス 13話 あらすじ 感想
韓国ドラマ トゥーカップス 14話 感想
最初の映像で華奢な身体がはっきりと映った時に、女性では?と思われた方は多いかもしれません。
スチャンより随分小さく見えたので…。
それでも最後の、” 本物の天使 ”が女性だったとはっきりとした時は、驚きでした。
いつもマ検事長にお茶を汲んでいた、” 日夜 ”のオーナー兼女将の女性でしたか…。
16年前の事故で2人が孤児担ったはずですが、このオーナーかもしれません。
特別サポートもジアンへなのか、この店主へなのかまだまだ謎は残っています。
多分タク検事長の唇の動きで何が問題かは常に把していたオーナーが自分の判断で殺した可能性もありますね。
もし彼女が” 本当の天使 ”なら多くの人をどんな理由で殺したのでしょうか?
来週に最終回を控えて、このどんでん返しの他にどんな驚きがあるのか最後の最後まで気が抜けなくなりました。
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