韓国ドラマ トゥーカップス 13話 あらすじ 感想 後半
その頃タク検事長は、ジェヒに真実を知るときだと言い屋上に上がっていた。
タク検事長は、 17歳の時に母親が死んだ時、お前が起こした事故について知っていた。3人が死亡したのにお前がその場から逃げ出したことも。
そして恐れて泣いているお前を見た時、キム・ジョンドに嘘をついてもらうように頼んだ」と打ち明けジェヒを呆然とさせた。
そして、その10年後戻ってきたキム・ジョンドが脅迫をして突然死した事とハンジュン刑事 ( キム・ミンジョン )が亡くなった事に関与はしていないが、チャ・ドンタク刑事が私たちを疑っていると告げた。
「 親が子供を傷つけることはない。お前の為にいつでも職を辞する覚悟をしている」 と最後に言うタク検事長に、ジェヒは涙を浮かべてうつむいた。
後に事務所に戻ったジェヒは、16年前の仁川(インチョン)事件の関するバインダーを出すと「 コン・スチャン、お前はいつになったら私の後についてくるのを止めるんだ?」 と呟いた。
*
ボンスク( イム・セミ )はバス停に座って、ソンヒョクに捨てられても気にしないと独り言を言っていた。
そこで隣に座った女の子の財布に誘惑され財布を掴み取ろとした時、彼女のボーイフレンドがソンヒョクに見えて驚き、盗むのを止めた。
その後、職を探しに行ったが前科があり断られたボンスクが腐っている所を車で見かけたスチャンは、ドンタクにカフェへ誘って欲しいと頼み事をした。
ボンスクが本当に仕事をしようとしていることを誇りに思ったスチャンは「 あんた得意だろ。人の心に響くように話すこと。だから続けるようにアドバイスしてくれ 」 とドンタクに頼んだ。
スチャンが自分の身体を使っている間にボンスク( イム・セミ )に会っていたので、ドンタクは実は会ったことがなかった。
だが「 人生に何をすべきの正解はないんだ。でも誰にでも何かエキサイティングするものがあるはずだ。それを探しだせ」 と演説のように話した。
心が動いているのか熱心に聞いているボンスク(イム・セミ)に、スチャンは、誰が泣かしたのか分からないが、その男を掴むべきだと付け加えた。
だがドンタクは、目を覚ましたときに自分自身で話せと言った。
ボンスクが去った後、スチャンは一緒に孤児院に育って以来の仲間だとドンタクに伝えた。
*
その後車中で、自分の夢について語るスチャンに、ドンタクはもう一度死ぬことはないと約束した。
だがスチャンは、看護師ダジョンが攻撃された後不審は人物を見ているがCCTVが壊されていたことを話して心配した。
そんな中ジアンは、CCTVが故障していたとしてもミナムがバックアップファイルを見つけることができると電話してきた。
そして父を非難しないで欲しいというメッセージをスチャンに伝えてとドンタクに頼んだ。だが、傍で聞いていたスチャンは答えなかった。
その時手錠をかけられて攻撃を受けた日のことを考えていたスチャンは「 もし俺が彼らの攻撃対象だったとしたら?あんたではなく?俺を殺したいと思う理由はなんだ?」 とパニックになった。
*
” 天使の殺し屋 ”がスチャンを殺すために病院に行っている途中だ、とヨンパルはドンタクに連絡した。
自分と手下が既に病院にいるが「 急いで来てくれ! 」と彼はドンタクに言った。
面白い事にジェヒがスチャンの部屋に向かうのを見つけたヨンパルがそれを告げると、ドンタクは彼をスチャンの病室から遠ざけるようにとヨンパルに伝えた。
ドンタクは、今まで”バイクのエンジェル”は孤児院出身だと思いこんでいたが、孤児院のスポンサーだったかもしれないと悟った。
そしてイ刑事( オ・ウシク )に電話をかけて孤児院のスポンサーのリストの手配を頼んだ。
その頃スチャンの部屋に行ったジェヒは、眠っている彼の身体を見下ろしていた。
だがヨンパルと手下が騒がしく現れた時クローゼットの中に隠れ、彼らが出ると病室に戻った。
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廊下に出ていたヨンパルたちの前を白衣を着た不思議な医者が出た数秒後、スチャンのモニターが鳴り始めた。
その時丁度、病院のエレベーターに乗りこんでいたドンタクは、急に胸を抑えて苦しみ出したスチャンに異変を感じ病室へ急いだ。
その後、ヨンパル( イ・シウン )に白衣を着た誰かが病室から出ていったことを告げられたドンタクは、警備室へ行きジェヒが駐車場に向かっていると知ると追いかけた。
その後駐車場であてもなく周りを走り回っていたドンタクだが、タイヤの軋む音に振り返り斜面の上で見下ろしている バイク男を遂に見つけた。
バイク男がエンジンを回転させた時、ドンタクの頭には彼にナイフで襲われた時の光景が思い出された。
拳を握りしめると彼に向かって走っていくドンタク!
そしてあわや衝突という瞬間、ドンタクはバイクから横に飛んで衝突を避けた。
そして次の攻撃に構えた時手下とともにヨンパルが現れると、その隙きを利用して天使は逃げた。
*
その後、ジェヒのオフィスに飛び込んたドンタクは「 16年前に事故を起こしたのか?キム・ジョンドとハンジュンを殺したのか?今スチャンを殺そうとしている理由はなんだ」 と矢継ぎ早に質問をぶつけた。
そして全てを否定しているジェヒに、ドンタクは真実を掘り起こすことを宣言した。
ジェヒはドンタクの顔を真っ直ぐに見て、自分の居場所を忘れた多くの人たちが姿を消していると指摘して自身を見守るように言った。
だがドンタクは、一人ではないパートナーがいると答えた。
そして証拠を提示するよう言うジェヒに「 期待に応えるように最善を尽くすので楽しみにしてくれ」 とドンタクは言い返した。
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駐車場のCCTV映像は、またしても完璧に壊れていた。
その後病室に戻ってきたドンタクに、心停止のショックを隠したスチャン(キム・ソノ)は、姿が見えないことを利用して何かを見つけるまでジェヒ( パク・フン )を追うことにした。
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その後ミンソクが尋問を拒否しているという電話とノ局長が話したいと言っていることをユ班長に連絡されたドンタクは署に戻った。
ノ局長は、ドゥシク( イ・ジェウォン )のアリバイを証明するスピード違反の写真を送ったのは自分だと告白した。
そうすれば本当にハンジュンを殺した犯人を捕まえることができると思ってしたと言った。
そうして” 失敗した狩猟犬を調理鍋に入れろ ”というタク検事長の命令を考えながら、マ署長が犯人だと告げた。
( えっ?信じがたい発言... )
ジェヒのオフィスに残ったスチャンは、ドンタクのファイルを眺めている彼の首の後ろを確かめようとした。だがタートルネックを着ていた為に見えなかった。
「 ドンタクのパートナーは誰だろう...」 と呟くジェヒに「 私だ!」と笑いながらスチャンは傍で叫んだ。
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仕事の終わりに、後援している孤児院でイベントを主催すると話すミナム ( キム・ソギュン )に、自分を助けてくれたタク検事長の様に、助けが必要な人々を援助する彼をジアンは讃えた。
父親のファイルを眺め、死んだ日に誰に話をしに行ったのと考え込んでいたジアンは、ふと思いつきタク検察長の元へ訪れた。
*
スチャンが去った後、ドンタクのファイルを読み終わったジェヒは、ドンタクを止める必要があると独り言を言った。
その頃、ドンタクを見つけたスチャンは、ジェヒがドンタクと彼の周りの人を調べていることを知らせた。
その時、ジョンドの妻から奇妙なことを発見したと電話を受けたドンタクは、タバコに触れたこともなかった彼が死ぬ前にライターを持ち帰ったと告げられていた。
ドンタクは、殺されたハンギョン( キム・ミンギョン )がポケットに持っていたのと同じライターかどうか疑問に思う一方で、ライターが全てを結びつける手がかりになるかもしれないと言った。
その時モーターの音が響き、ドンタクの顔に眩しいライトが当てられた。
その光に目をくらまされたドンタクに避ける時間を与えす突っ込んできて地面に倒した”バイクのエンジェル”は、バイクから降りるとドンタクに近づいた。
途中スチャンが浴びせたパンチは、彼の身体をすり抜け失敗した。
ドンタクに跨った”バイクのエンジェル”は、鉄パイプで彼の喉を押さえて窒息させようとしていた。
助けられなかったスチャンは、代わりにドンタクに「 チャ・ドンタク!起き上がれ!」と必死で叫んだ。
そうしてドンタクへの攻撃者の首の後ろ” 天使の羽 ”の入れ墨を見たスチャンは、その場に凍りついたように立ち竦んだ。
次回のお話は⇒トゥーカップス 14話 あらすじ 感想
前回のお話は⇒トゥーカップス 12話 あらすじ 感想
韓国ドラマ トゥーカップス 13話 感想
終盤に入って16年前の事件と現在の事件の繋がりと解明が一気に進んできました。
最初は”バイクのエンジェル”がタク検事長の指示で動く第三者でそれをジェヒは知らないのかと思っていましたが、ジェヒ当人が真犯人の可能性もありますね。
権力を行使し悪の塊の様な人物像で描かれていたタク検事長の方が子供を守ろうとした哀れな父親で、ジェヒの方がバイクで人殺しをするモンスターだったと言う事になります。
ハンジュン刑事の死について彼を疑うドンタクに、タク検事長は本当に驚いたように思えました。
今回,ジアンの同僚のミナムが突然孤児院のスポンサーだといい出して驚かされましたが... 、
これは視聴者を混乱させるためのトリックなのかそれとも、彼が真犯人なのか?
3人の中では善人と思われていたマ署長が、事件の背後にいると言い出したノ局長の発言も意外でした。
2人の共同捜査のシーンは面白く快調ですが、最初ドンタクが憑依を許さなかったり、スチャンも誤解して恨んでいたりするのが長引いて、トゥーカップスになるのが遅れたのが残念でした。
もっと早くこの状態になっても良かった気も来ますね。
終盤になってさらに謎が増えていて真犯人は一体誰なのか?と最後まで色々憶測しながら視聴中です。
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