韓国ドラマ トゥ-カップス 5話 あらすじ 後半
スチャンがドンタクのIDを見せると、顔色が変わるパク室長。
そして署に連絡をしてドンタクの身元を確認すると「 警察は好きじゃない!」と言って示談金を払うことにあっさりと合意した。
だが「 その言葉に気分を害した。プライドを傷つけられたから倍増の倍増だ!」とどんどんと金額を上げ続けて最終的に法外な金額を受け取るスチャン。
その後、スチャンはベーカリートリオを医者のダルホの元へに連れて行き手当をさせた後、パク氏から巻き上げたお金を寄付を求めている修道士に半分寄付した。
そして残りはボンシクへ渡した!
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その頃マ署長( チョン・ヘギョン )は、ノ警察庁ソウル局長( リュ・テホ )と共にタク検事長( チェ・イルファ )と昼食を取っていた。
「 仕事の最も良い事は良い食べ物を食べることと、私の " 家族 "に食べさせることだ 」と言うタク検事長。
そして「 何か素敵なものを食べさせよう 」と不気味に笑った後、ドンタクとの会合を開くように二人に指示した。
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署に戻ってきたドンタク姿のスチャンの前に突然現れたユ(イ・デヨン)班長は、タク南部地検検事長から食事の誘いを受けたことを伝えた。
そして訳を訊くスチャンに「 お前がハンジュンと私の次に尊敬している人じゃないか?」と自分の事のように喜んだ。
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情報課の女性警察官は、16年前の事故の発生した仁川( インチョン )で働いていたすべての刑事のリストをスチャンに渡した。
そして、その内の1人が同年に自殺していると付け加えた。
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パク代表のその後に興味を持つソンヒョクに「 手下は逃走しお金も底を尽いた。その上警察の手が伸びているとなると最後に一山当てて国外へ逃亡するつもりだろう 」とスチャンは予想を話した。
その後、スチャンが作戦に必要な餌についてヨンパリと計画会議している中へ「 私が囮になる!」と入ってくるジアン。
危険だからと止めるスチャンに「 正直に言って!私が年取っているからなの?」と尋ねるジアン。
これに笑りながらも反対を続けるスチャンに「 先日私がもっと注意していればこんな事にはならなかった!」と告げたジアンは計画への参加を主張した。
そうして高校生に扮装したジアンを連れたドンタク姿のスチャン( チョ・ジョンソク )は、他の高校生たちと上手く馴染めるかどうかをテストをしに高校へ入り込んだ。
そうして少年と仲良くしたり、他の女子高校生に一年生だと思われたりするジアンにOKを出した。
だがその夜待っていたパク代表は現れず、ジアンは落胆した。
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実はパク代表が現れなかったのには理由があった。
カフェに入ろうとしたパク代表を引き止めたスチャンは、逃げた職業斡旋人の代わりになるとパク代表に申し出て、本当の計画が何であるかを彼に尋ねた。
そうして人身売買だと自白した彼に、カフェで待っているジアンが記者だ暴露して、お金の為に警察を裏切ると話した。
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その後スチャンは、ジアンを夕食に誘った。
豪快に骨を噛んで食べるジアンに笑い、さらにきれいだと告げるスチャン。
知っていると答えて父親の事を話し始めるが、すぐに話題を変えるジアン。
そこでもう一度計画から降りるように言うスチャンに「 警察だけじゃない。韓国の女性だって勇敢だと言ったじゃないの!」と引き下がらないジアン。
だがその手が震えているのをスチャンは見逃さなかった。
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ボンソクは、自分に妙に親切にするドンタクについて当惑しながら通りを歩いていた。
そこへ車で現れ、再びカフェに連れて行くように主張するソンヒョク。
すると赤スポーツカーに魅了されたボンソクは、あっさりと同意して車に乗った。
そしてボンソクから「 オッパ」と呼ばれたたソンヒョクは、デレデレに!(笑!)
そんな彼を「 食事に行きましょうよ。コーヒーを飲む代わりに食事をするように言われたの」と誘うボンソク。
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翌日パク室長と会った高校生姿のジアンは、嫌悪感を何とか隠して命じられるままに彼の目の前でターンしてみせた。
そうしてOkと言い渡されると、既に3人の女子高校生が座っている後部座席に躊躇しながら乗り込んだ。
その車を尾行しながら強力2班に応援を要請するドンタク姿のスチャン。
その直後パク室長から「 ” 邪魔者 ”を除去して他の女の子たちと向かっている。警察から逃してくれるのは確かだな?」と尋ねられたスチャンは、信じろと答えた。
だがスチャンは、助手席に置いてあった現金袋を持って逃げ出していた。
その後、命をかけても良いほど信頼していると答えたジアンをスチャンは思い出して呟いた。
「 ソン、僕は君に言っていないことがあるんだ。正直言ってパク室長や警察、それに君を僕は全員騙したんだ。」
(どういう事?)
スチャンがそう呟いている中「 パク室長に路上で捨てられた。どこにいるの?」とジアンからのメッセージが届いた。
するとジアンが安全であること安堵して、計画の次の段階に向かう時期だと明るく言うスチャン。
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一方のパク室長は、その頃事故による交通渋滞に巻き込まれていた。
だが事故を引き起こして道路を塞いでいたのは強力2班の刑事たちだった!!
その後バンに近づいてくるソンヒョクに緊張するパク室長。
その頃逃げだしていたスチャンの方は、父親の死を取り巻く謎と同じ時期に自殺した刑事について考えるのを止めることができず立ち止まっていた。
事故に遭った後父親に濡れ衣を着せ偽証したタクシードライバーとそれを隠した刑事が二人共死亡したことが判明した事実が頭から離れなかった。
だがスチャンは、店の窓に反射したドンタクの顔を見ながら彼の様に行動する自分を嫌い、本当の自分は詐欺師だと言い聞かせた。
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そんな時パク( ミン・ソンウク )代表から「 俺を騙したな?だが悪いが、俺もお前を騙したんだ 」と連絡を受けるドンタク姿のスチャン。
その時拉致した女の子たちのふりをしてメッセージを送り追跡から逃れるのがパク代表の常套手段だったことを思いだしたスチャンは、ジアンからのメッセージがパク代表からだと悟った。
その頃ジアンは、廃屋の汚い床の上に縛られて横たわっていた。
目が覚めて縄を解こうとしてもがくジアンと、彼女がどれだけ自分を信じていたかを思い出しながら全力疾走を始めるスチャン!!
次回のお話は⇒トゥーカップス 6話 あらすじ 感想
前回のお話は⇒トゥーカップス4 話あらすじ 感想
韓国ドラマ トゥーカップス 5話 感想
スチャンは、最初からパク室長のお金を騙して取って逃げて、自分の身体に戻ったあと人生を再出発する計画だった!!
だから事を複雑にすると思って、ジアンに巻き込まれて欲しくなかったんですね。
残念ではありますが、詐欺で生きてきたスチャンに取っては自然な流れだったような気もします。
強力2班に連絡を入れて少女たちを救出する手筈はしていたスチャンですが、パク室長にまんまと騙されましたね。
詐欺というものがいつも計画通りに運ばないものだとスチャンは、良く知っている筈だったのに…。
身体を支配しているドンタクを心底憎んでいるスチャンとスチャンが幸せに暮らしていると思いこんでいたドンタク。
同じ事件に対する二人の記憶の違いがこの事件の謎を握っていますね。二人を結びつけている過去の事件で一体何が起こったのか?が気になります。
身体に入るにはドンタクの許可がいるとミス・ボンは助言していたけれど、許可なく入ってしまったスチャン!!
ミス・ボンがそんな忠告をした理由の方が気になりますネ。