韓国ドラマ トゥ-カップス 4話 あらすじ 後半
*
家に入ると、ジアンは男性が利子なしでお金を女性に提供する事の意味をダジョンに尋ねた。
「 それは別れが迫っているか高額利子を後でつけるかのどちらかよ!」
と意見するダジョンに、ジアンはその人は刑事だからありえないと反論した。
その後、ジアンは記念箱を取り出しアルバムをめくった。
赤ちゃん時代から幼い子供の頃までは、自身の写真がいっぱいだったが、その後写真は途絶えた。
そして最後の数枚は、誕生日ケーキの前に一人で座っていた。
" 私の人生でもずっと大人が必要だった…。"と呟くジアン。
*
心停止になった自身を目撃したスチャンは、49日前に因縁を解いて身体に戻ることに真剣に取り組む必要があると認識していた。
そう考えながら路地を歩いている内に、妹分のボンスク(イム・セミ扮)がスリをしている所に出くわすスチャン。
盗んだ財布を見ながら「 心配しないで兄さん。私がスリを頑張って、きっと最高の外科医を雇ってあげるからね」と誓うボンスクに、スチャンは衝撃を受けた。
不注意に盗みを働いて捕まったらどうするんだとボンスクの心配をした。
そして自分の声を聞くことができるドンタクが唯一の選択肢だと再決心しながら、彼がつけている見覚えのあるペンダントに頭を悩ませた。
この時ドンタクも、スチャンと全く同じ思い出を考えながら「 まさかスチャンがあの子?」と頭の中を疑問が過ぎったが、直ぐにその考えを振り切った。
*
同僚のミナムと昼食を取っている間、ジアン( ヘリ )は女子高校生とうさん臭い職業紹介代理店の男性との会話を耳にした。
授業料を払うために仕事をする必要があるという彼女に、高額の手数料を下げたいなら一緒に行こうと卑らしく誘い始めたその男性に、ジアンは切れた。
ツカツカと彼に近づくと「 兄さん私が一緒に行こうか?」と話しかけ「人間性が全くない人に礼儀正しくする必要ないわね?」とまくし立てた。
そして打とうとして手を挙げる彼の前でドンタクに電話し「ロリコン男が私を叩こうとしている」言うジアン。
だがその男が去ると、女子高校生は感謝するどころか仕事を失ったことを嘆いた。
「 料金を下げるためなら、何をしなければならなかったのかは気にしない!」という彼女に、前夜のドンタクのクールな演説を思い出し真似るジアン。
だが「 ちょっとおばさん!私に説教するつもり!」とジアンの言葉に全く感動しない女子高校生!
「 ネイルをする時間があれば勉強しなさい!」
と主張するジアンに「 おばさん、彼氏いないでしょ?その服とメイクじゃね」と批判する女子校生。(凄い!)
その後報道局に戻っても腹立ちが収まらなかったジアンは、休憩室で叫んだ。
それをガラス越しに見ながら、狂ってると唖然とするミナムとナミ。
*
ドンタクは、刑務所のドゥシクの元へ訪れてオービス( 自動速度取締器 )に写った彼の写真を見せた後ビリビリ破った。
「 これがお前が殺人者ではないという唯一の証だった」
と嘘をついた後、「 お前に罪を負わせた男を僕が見つけるまで、決して名前を白状するな」と指示した。
「 誰も庇ったりやしてないさ」と終始余裕の笑顔で答えるドゥシク。
だが去る前に「 誰がこの写真を送ってきたのか好奇心がわかないか?」と尋ねるドンタクに初めて顔色を変えた。
その後証拠保管庫に入ったドンタクは、ハンジョン事件の証拠箱を見つけると、ハンジュンのジャケットで発見されたライターと、ドゥシクのスピード違反写真のコピーを入れた。
*
スチャンはドンタクの帰りを署内で待っていた。
真犯人の顔を本当に見たかどうか聞いてくるドンタクに、そうだと誓うスチャン。
すると顔のモンタージュを要求するドンタク。
だが申し込んで承認されるまでに暫く時間がかかると分かると、ドンタクを驚かせようと背後から急に現れたジアに、モンタージュの絵を頼んだ。
そうして別室の中で、スチャン(キム・ソノ)の言葉をジアンに伝えて仕上がった絵は、ジアン当人だった?!
(なにそれ?笑)
目を閉じた時に心に浮かんだ人物を描写してもらったと言うスチャンに「 ヤー!俺を騙しやがったなー!」と罵るドンタク!
だがそれを” 自分に ”叫んでいると思ったジアンは「 私がいつー??」とドンタクに叫び返した。
*
スチャンは、その後も身体の使用許可を求めてドンタクを追いかけ回したが、拒否を貫くドンタク。
だがそのために、偶然通りかかったイ刑事に向かって「 ダメだ!」と大声を上げ驚かせたり、トイレで「 何見てんだ!~」と叫んでパク刑事を慌てさせてしまう。
その後もスチャンは、尋問室まで追いかけて行きドンタクを煩わせ続けた。
容疑者に質問したりドンタクの尋問に馬鹿げた答えで答えたり、泥棒に名前を尋ねるドンタクを混乱させた。
「 黙ってろ!」と誰もいない方向に向かって怒声を上げる彼の姿をミラーの後ろで眺めていた強力2班の先輩刑事たちは、ドンタクが狂ったのだろうかと疑問を発した。
だが忠実な下僕のソンヒョクは「 新しい尋問技術ですよ。素晴らしい!」と褒め称え、ユ班長はドンタクをベテランだと呼んだ。
*
「 あんたの~♪中に~入りた~い♪」
と一晩中スチャンが歌うせいで、遂に寝ることができなくなるドンタク。
翌朝ベーカリーに入ったドンタクは、あれこれと注文するスチャンに癇癪を起こした。
お店の中で突如叫び始めるドンタクに、お店の従業員達は怯えて固まった。
( ソンヒョクのお友達のベーカリートリオ)
*
絶望的になり、スチャン( キム・ソノ)を取り除く方法を尋ねる為にミス・ボンを訪れるドンタク。
だがミス・ボンは、繋がりが強くなっているため不可能だと答えて、すぐに大きな変化が起こると予言した。
「 返済していない過去の借りをまだ持っているはずです。最初にそれが何かを考えてみて」と助言した。
*
新しい事件が起きていた。
会議が開かれ、ソンヒョクは日中の路地で起きた無差別の窃盗事件だと報告しながらCCTVの映像を見せた。
そして奇妙なことに、犯人が男性を攻撃して盗んだのは鞄に付けていた小さな人形だった。
まだ誰も知らないが、犠牲者はジアンが先日口論したうさん臭い就職斡旋人であり、人形は彼が雇おうとしていた女子高校生の物だった。
CCTVの映像から犯人がコンビニの少年だと悟ったドンタクは、彼を警察に連行した。
少年は恋人のスヨンが誘拐されていると話し、誰が彼女を連れて行ったのかと探していたと告白した。
失望して彼を信じたことを後悔すると告げるドンタクに、少年は怒ったがもう一度信じてくれるように涙を浮かべて頼んだ。
そして彼にもう一度チャンスを与えると決めるドンタク。
少年は、スヨンがパク氏と会った後テキストで別れると送ってきたが、その後行方不明だと話した。
攻撃した男はそのパク氏の仲間だと告げた後、最後スヨンが送ってきたメッセージが口の悪いスヨンが書く文と全く違うので、怪しいと思ったとメッセージを見せた。
ドンタクは、スヨンに買ってあげた赤いドレスを返すように要求する嘘のメッセージを送ってテストしてみるように指示を出した。
少年が送ると、買ってもいないドレスを投げ捨てたと答えるスヨンの偽装者。
その後暫くして、森林地帯に連れて行かれた所で目が覚めたスヨンは、誘拐犯が降りた隙きに車から飛び降りて逃げ出していた。
*
道路の側道で女の子を発見!
の知らせを得て、車に乗り込む強力2班の刑事たち。
すかさずドンタクの車に同乗しドンタクがあの少年を信じる理由を尋ねるスチャン。
ドンタクは同じ年頃の頃、彼と同じように誰からも信じてもらえず希望がなかった過去を話した後、今度はスチャンに詐欺師になった理由を尋ねた。
スチャンは「 本当は刑事になること夢見ていたが、裏切ったゲス野郎に会った後で気が変わった。名前も知らないあのゲス野郎を見つけたら、ただじゃおかない」と毒づいた。
何か覚えているかと聞くドンタクに「 ペンダントだ。俺は彼にそれを与えて父さんの無実を証明してほしいと頼んだんだ。」と答えるスチャン。
その言葉に動揺するドンタク。
その後病院に到着し車を降りたドンタクは「 ヒョン、助けてください」という少年の声が頭の中に響き、手の傷跡に痛みを感じた。
病院で自分に助けを求める少年からペンダントを受取り、彼の父を騙した男を見つけると約束したことを思い出すドンタク。
「 まさか…」と青ざめて、ドンタクはスチャンを振り返った。
ドンタクが自分を見ることができるようになった事に一瞬喜ぶスチャン。
だが彼の笑顔は「 あの子供か?」とドンタクが尋ねた時豹変し「 お前があの時のゲス野郎か?」と唸った。
そんなスチャンをペンダントを握り締め呆然と見つめるドンタク。
雨が降り始める中、警察の無線装置で誘拐された少女のことを知ったジアンが傘を差してそこへ現れ、ドンタクを見て名を呼んだ。
そしてドンタクに向かって走り始めるジアン。
だがどこへ背後から車が向かって来ているのを同時に見たスチャンとドンタクは、どちらもジアンに向かって走った。
ジアンを掴んで車から引き離したドンタクは、大丈夫かどうか尋ねた。
( 何だか声が違ってますが、スチャン? )
頷くジアンに安堵した後、車の運転手を大声で罵ったスチャンは、ドンタクの身体に憑依していることを悟ってニヤリと笑った。
次回のお話は⇒トゥーカップス 5話あらすじ 感想
前回のお話は⇒トゥー・カップス3話あらすじ 感想
韓国ドラマ トゥーカップス 4話 感想
ジアンを挟んでの妙な三角ロマンス?が繰り広げられていますが、そこがこのドラマの面白さともいえます。
ストレートにジアンに言い寄るスチャンが憑依したドンタクは可愛らしいし、それを嫉妬しているような本来のドンタクが面白い。
ジアンにしてみればどちらもドンタクなので三角関係かどうか…(笑)
ドンタクは、魂に嫉妬するのは馬鹿げていると思いつつ、自分の身体に乗り移ってジアンと仲良くするスチャンに気分を害し身体を貸したくなかったのかもしれません。
そして今までの回想だけでは、はっきりとしなかった過去がやっと一部明らかに!
スチャンの”ゲス野郎”がドンタクだったとは!?
ラストにスチャンが戻りました!
丁度スチャンが自分の人生を歪ませた張本人を見つけてカッとなっている所だったので、敵対する前にクールダウンする時間ができたて良いのではないでしょうか?
二人の過去が繋がったところで終わり〜,今後の展開が愉しみです。