韓国ドラマ 悪の心を読む者たち9話10話 あらすじ感想ネタバレ(レビュー) キム・ナムギル チン・ソンギュ主演の犯罪スリラー 視聴率9話8.3%10話6.0%
悪の心を読む者たち9話10話 主な登場人物(出演者)
- キム・ナムギル - ソン・ハヨン役
- チン・ソンギュ - クグ・ヨンス役
- キム・ソジン - ユン・テグ役
- リョウン - チョン・ウジュ役
- キム・ジュニ - ナム・ギテ役
SBS韓国ドラマ キム・ナムギル チン・ソンギュ 主演韓国ドラマ 悪の心を読む者たち9話10話 あらすじ感想ネタバレ をご紹介します。
見逃してしまった、内容が気になる、そんな時にネタバレの悪の心を読む者たち9話10話 あらすじ感想(レビュー)をご利用下さいね♪
目次
韓国ドラマ 悪の心を読む者たち9話 あらすじ - 悪を捕まえるために悪になる
変化の嵐
韓国の歴史上類のない無差別連続殺人犯ク・ヨンチュン逮捕後、警察は同じ失敗を繰り返さないためにク・ヨンチョン(ハン・ジュヌ)事件白書を作り捜査マニュアルを作成することを発表した。
捜査中にヨンチュルの逃亡を許すという重大なミスを犯したキム・ボンシク(ソ・ドンガブ)は左遷された。
記者会見後の会議で、管轄が違って混乱した警察署の初動捜査を機動捜査隊が直接できるように改編すること、既存の捜査方法が通用しなかったことを認めて新しい方法を受け入れることなどの意見が出た。
一方、連続殺人事件解決に貢献した犯罪行動分析チームは、国立科学捜査研究院(国化研)に招かれてヨンチュンのプロファイリングレポートを発表し、情報を共有した。
チェ・ユンジ(コン・ソンハ)がソン・ハヨンとヨンスのインタビューをして書いた記事”21世紀捜査改革の土台になる犯罪行動分析チーム”が注目を浴びると、イム・ムシク(イ・ハニ)記者は、ヒットを狙ってハヨンの同意を得ずに自分の記事にハヨンの顔写真を載せた。
その新聞を見て、ハヨン(キム・ナムギル)とクク・ヨンス(チン・ソンギュ)は憤るがどうしようもなかった。
そんな中、コチョン洞事件が発生して現場に向かい西南部事件との関連性を疑ったナム・イルヨン(チョン・スンウォン)から出動要請が入り、ハヨンとヨンスは事件現場へ向かった。
そこで、犯人の行動を分析した結果、犯人が被害者の表情を見るために明るい所で被害者を正面から攻撃したことが分かると、3人は衝撃に包まれた。
事務所に戻ると、ハヨンは西南部事件の犯人が、人けのない時間に被害者を探したり、苦しむ被害者の顔を見ようとしたりする臆病な攻撃性を持つ30代半ばの男性で、凶器を変え犯行手口を進化させているとプロファイリングした。
ハヨンの推測通り、ナム・ギテ(キム・ジュニ)は、今までのように女性を追いかけず、開いたベランダから家に侵入する方法を変えてパイプレンチで被害者を撲殺するようになっていた。
検察庁は、無差別犯罪に対処するため捜査システムを改善して地方庁傘下だった機動捜査隊を広域捜査隊へ改編し、犯罪行動分析チームをヨンスを係長とする科学捜査係に配属した。
その後、ユン・テグ(キム・ソジン)からプロファイリングを頼まれたハヨンは、進化している犯人が放火や不法侵入で犯罪欲求を満たしている可能性があるので類似事件を調べるよう勧めた。
犯人になろうとするハヨン
無差別殺人犯が凶器を持ってうろついている状況の中、犯人を捕まえようとして様々な工具を事務所に持ち込んでテーブルを叩いてみたり「奴になる」と工具を振り回したりするハヨンをヨンスは、心配した。
ヨンスが長く続けるためにも没頭しすぎない要注意するが、ハヨンは犯人が移動に利用している1号線に乗ったり、犯行時間に鈍器を持って近所を徘徊した。
そんな中、軍浦署管轄で人に見られる時間帯に配達レディが刺殺されると、ハヨンは犯行対象が見つからなかった犯人が行動範囲を広げて殺したものと分析した。
その後、犯人になりきることに執着してオフィスからこっそり包丁を持ち出してプルメ公園を徘徊していたハヨンを不審に思った警察が拘束しようとするとヨンスは、事情を説明して謝罪した。
人一倍感受性・共感力が高いハヨンを誘ったことを初めて後悔し、”奴になる”のは大事だが危険過ぎるとハヨンを叱り、まずは自分を大切にするようにと懇願した。
そして、犯人が野放しにされていると思うと苦しくなり、毎晩被害者の顔が浮かんでくると打ち明けるハヨンのメンタルを心配し、長く続けるためにも数日休みを取るよう勧めた。
現行犯逮捕されるナム・ギテ
時が流れ、1年後の2006年3月、ギテは、冠岳区モグ洞の住居に忍び込んでパイプレンチで眠っていた少女を撲殺し、放火して逃走した。
翌朝、事件現場に入ったハヨンは、子供部屋を選んでいることが臆病な攻撃性を示しているとし、西南部事件と同一犯によるものと推測した。
血まみれのベッドをしばらく見つめた後、手を上げて犯行を再現しようとするハヨンを見たヨンスは、名前を呼んで止めさせた。
その後、冠岳署の刑事たちは、半信半疑ながら、ハヨンのプロファイリングリポートに基づいて聞き込み捜査を開始した。
韓国ドラマ 悪の心を読む者たち9話結末
この日、永登浦区シンフン6洞の家に窓から侵入したギテは、家の中に男性しかいないとわかると、お金を盗んで逃げようとした。
しかし、物音で目覚めた息子と父親と格闘になって制圧され、警察に連行された。
冠岳署から西南部連続殺人事件との関連性ありと連絡が入ると、ベク・ジュンシク(イ・デヨン)刑事課長は、ハヨンがギテに面談したあとで話を聞いてから尋問を始めることを刑事たちに伝えた。
取調室に入ったハヨンは「ク・ヨンチュンを捕まえた人でしょう?」と見つめるギテを見て、追っていた殺人犯であることを直感した。
韓国ドラマ 悪の心を読む者たち9話 感想ネタバレ(レビュー)視聴率8.3%
ハヨンがギテの正体を直感し、ナム・ギテがハヨンをク・ヨンチュンを捕まえた者だと認識して終わった『韓国ドラマ悪の心を読む者たち9話』。
遂に西南部連続殺人事件の犯人が捕まりましたが、果たしてギテは自分がしたことをハヨンに正直に教えるでしょうか?
なぜこんな猟奇的な犯行をしたのかを知りたい所ですが、動機のない殺人だとしたら、恐ろしいことですが理由は特にないのでしょう。
手口や対象者、地域などを変化・進化させて犯行を続けているのため余罪がかなりありそうですが、彼の口から全てを引き出すのは至難のわざとなりそう…そんな感じがします。
第9話では、邪悪な者を捕まえるために邪悪な者になってみようとするハヨンの姿とそれに気づいて警告したり、止めたりするヨンスの姿が描かれていました。
ク・ヨンチュンとの面談後メンタルが揺れているハヨンが、ギテとの面談でさらに不安定にならないよう願うばかり。
以上、韓国ドラマ 悪の心を読む者たち9話 あらすじ感想(レビュー)をネタバレでご紹介しました。
それでは、10話で♪ ((*^^*))
韓国ドラマ 悪の心を読む者たち10話 あらすじ - 心を蝕まれるハヨン
ナム・ギテの分析
最初に取調室に入ったハヨンは、助けに来たと、どんな人か知るために来たと、ソフトな口調で話しかけてナム・ギテのプロフィールを一通り確認すると、イムヨン洞事件を持ち出した。
するとク・ヨンチュンに競争意識を持っていたギテは、すぐに自分がしたと認めた。
自分も内向的だから刑務所ぐらしが大変なことがわかると共感するふりをしたり、冠岳署の刑事は殴ったりバカにしたりはしないと安心させたりして自白を誘引した。
さらに、警戒を解いて、幼い頃町の老人に性暴行されたことを涙ながらに語って独房に入れてほしいと頼むギテの手を握り、ここの刑事は皆彼の話を聞きたいのだと強調して自白を勧めた。
その後ハヨンは、取調室で把握した内容を刑事たちに共有し、西南部連続殺人犯であるギテに対する審問での注意点を伝えて証拠確保に向かった。
ギテが犯行の一部を自白すると、警察は、記者会見を開き、西南部の連続殺人11件と冠岳区、軍浦区などの殺人事件の犯人であるとして調査中であると発表し、現場検証を行った。
そこで、犯行を再現するよう言われたギテは、マネキンを狂った様に刺しながら犯行当時の記憶を思いだして恍惚とする様子を見せた。
一方、現場検証で目を輝かせて写真を撮りセンセーショナルな記事を出すイム・ムシク(イ・ハニ)記者に憤りを感じたチェ・ユンジ(コン・ソンハ)は、被害者や遺族の人々についての記事を書いた。
二度目の面談
ギテの家を捜索したハヨンとヨンスは、西南部連続殺人事件の記事の収集、健康法や逃走方法が書かれたノート、靴底が焼けた運動靴などを発見したが、被害者のDNAが着いた決定的証拠は確保できなかった。
このままでは住居侵入及び強盗で処理されてしまうと誰もが焦る中、ハヨンは執着の強いギテなら捨てたりせずに隠し持っていると主張してその夜再度捜索し、タンスのそこに底に貼り付けられていた包丁を発見した。
その後、パイプレンチからも被害者の毛根と血痕が見つかると、ハヨンは、ギテから余罪を引き出すため、送致される前に二度目の面談に臨んだ。
ハヨンが幼い頃に受けた性暴行についてさり気なく持ち出すと、ギテは10歳の時に山に連れていかれて運動靴の紐で指を縛られたこと、高校時代に2回、軍隊時代に1回性暴行を受けたことを明かした。
その話を別室で聞いていたヨンスは、山・運動靴の紐・強姦殺人で事件を検索するようチョン・ウジュ(リョウン)に要請した。
その後、ギテは「僕の話を聞きます?」と切り出し、タバコは止められても殺人は止められないとか、長生きしないと沢山殺せるようにとか、被害者の顔や身悶えを見ると最高の気分になるなどとおぞましい話を嬉々として語った。
休憩時間になると、ハヨンの苦悩と憤りを察したヨンスは、全てを一人で背負い込まず他の刑事に任せるよう促した。
しかしハヨンは、やり遂げると言い張ってポンウ洞小学生強姦殺人事件の資料を持って取調室へ戻った。
ハヨンがヨンチュンのように他の犯人に犯行を横取りされるかも知れないとカマをかけると、ギテはあっさりと罪を認め、自分の犯行がテレビで報道されると英雄になった気分になる、捕まってしまい殺せなくなった事が悔しいなどと続けた。
その言葉を聞いて限界に達したハヨンは「お前は英雄ではなく、ナイフを振り回すタダのイカレ野郎だ!」と言い放って面談を終えた。
その後、トイレで手を洗っていた時、イム・ムシク記者がジテにインタビューしたいと笑いながら話すのを聞いて怒りが爆発したハヨンは、彼を殴り無断で顔写真を載せたお返しだと言い放って去った。
韓国ドラマ 悪の心を読む者たち10話結末
退勤後、しばらく公園で家族連れやカップルがピクニックを楽しんでいるのを眺めていたが、突然脳裏に面談した犯罪者たちの言葉がよみがえり始めたハヨンは、気持ちを落ち着かせようとして夜のドライブに出かけた。
しかし、彼らの非人間的な残虐性に取り憑かれてパニックに陥り、ガードレールに衝突して車ごと下に落ちた。
血まみれで病院へ搬送されたハヨンは、幼い頃に湖に落ちた時に目撃した死体を思い出した。手を伸ばして助けようとしたができなかった。
その頃、京畿道安養(アニャン)市では別の怪物がバス停で待っていた女性を巧みに操って車に乗せて殺す事件が発生していた。
韓国ドラマ 悪の心を読む者たち10話 感想ネタバレ(レビュー)視聴率10話6.0%
ハヨンが事故で横たわっている中、別の怪物が殺人を犯す場面で終わった『悪の心を読む者たち10話』。
明らかに苦悩しているのに、心の痛みと肩の重みに耐えて頑張っていたハヨンが、自分のことより犯人を捕まえることを優先してメンタルが崩壊してしまいましたネ。
こんなことになってショックですが、この事件がハヨンへの警鐘になればと思います。いつまでも自分をないがしろにしたままではいけないし、これをきっかけに心を開いて仲間に頼ることを学んでほしいと願うばかり。
いつものように、次の殺人事件の予告で終わりました。
あと2話なので彼がこのドラマで扱われる最後の殺人犯(カン・ホスン事件がモチーフ)だと思いますが、正直、彼の手口を知るのが少し怖いです。
これ以上怖い殺人鬼はいないと思うたびに、別の殺人鬼が登場してここまで来ましたが、今回もハヨンと分析チームが心を鬼にして犯人を逮捕してくれることを期待しています。
以上、韓国ドラマ 悪の心を読む者たち10話 あらすじ感想(レビュー)をネタバレでご紹介しました。
それでは、11話で♪ ((*^^*))
- 次回のお話は⇒悪の心を読む者たち11話
- 前回のお話は⇒悪の心を読む者たち7話8話
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