スーツ 韓国ドラマ 5話 あらすじ 感想 後半
ユミ製薬で、前回と同じ財務報告書を提出して「秘密の利益を持っているかどうかを疑っているのか?」と尋ねるミジュに、ヨヌ(パク・ヒョンシク)は「人が死んでいるんです。他に病気の人も出ている」 と訴えた。
「代表は被害者だ。他に何を知りたいのですか?」と尋ねるミジュに、この事件を理解するために協力するように要請した。
その頃桟橋で、ガンソクの方は「我々はよく似ている。お互いこの種の訴訟を嫌っているのだから、法廷に持ち込まずに示談にしよう」とデイビットに持ちかけられていた。
だがガンソクは「和解はしない。ノクシケミカルの工場から排出された煙の中の毒性化学物質により、私の依頼人と家族が癌にかかった。それにより妻が死んでしまった依頼人は激怒している」 と答えた。
だがデビッドは「問題を分かっていないようだな」 と示談書を渡して去って行った。
その夜ガンソクは、情報屋のジェヒ(チョ・ヨンファ)からノクシクケミカル会社韓国支店長とデイビットの会話の録音を渡されたが、違法だとして返した。
保険のために事件を隠蔽したいと話している内容だったが、入手方法を言えないので裁判では使えないと証拠を受け取らなかった。
その後戻ってきたガンソクを建物の正面玄関で待っていたヨヌは、ユミ製薬が簿記情報を表示しなかったと報告して一緒にロビーを歩いた。
ガンソクはデイビットが示談書だと渡した侮蔑言葉の書かれた紙をヨヌに見せた。
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ユミ製薬を訴えた被害者側の弁護士がアメリカでは人の命の価値は8億円だと話し始めると、ヨヌはすぐに「ここは韓国だ。我が国では、10%の8千万円だと言われている。そしてルーゲリック病患者の場合は、3~7年間の命の計算なる」 と修正した。
だが弁護士は「余命のない人の場合は、一日の価値が普通の人よりも高いことを忘れてはならない。懲罰的損害賠償だ」として、法外な金額を要求した。
これにヨヌは「会社を破産させたいのか!」 と驚き、ガンソクは「この薬で生きている患者も殺したいとみえるな」と法廷で争う方を選び示談を断った。
すると彼はユミ製薬についてのニュース記事を示し「裁判となれば会社の株価はさらに低下するだろう。3日間与えましょう。1人あたり2,000万円。裁判となれば世論から厳しい非難を受けるでしょうな」 と脅した。
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その後ガンソクのオフィスに戻り、2つの訴訟について2人は話した。
「あんな悪い弁護士がついた被告側が気の毒だ」と言うヨヌに、ガンソクは「同情するな。完璧な弁護士だ。法律の下だと僅かなお金を得るだけだから法律内で事件を解決しようとしている」 とユミ製薬の相手側に弁護士について話した。
その後ノクシケミカルの集団訴訟の話になり、ヨヌは「依頼人の気持ちを理解しようとしては行けないと言うが、マスクを変更しましょう」 と話した。
これにガンソクも賛同し、イ・ジュンソクとの話し合いを決めた。 だが翌日ホテルに現れたイ・ジュンソクは、昨晩マスクを着けた男たちに家で襲われ斧を床に叩きつけられた話を打ち明けた。
「脅迫があるかも知れないと分かっていたが、恐ろしさに身動きできなかった。最悪なのは娘に目撃されたことだ」と震える手を抑えながら話し、男たちに脅されて集団訴訟の被告人をここに集めたことを打ち明けた。
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ホールに入った二人は、被害者たちに示談書を配って歩いているデイビッドの男たちを見て驚きつつデイビッドに対峙した。
「勝手に被害者にコンタクトを取り集めた。これはテロと犯罪だ」と怒るガンソクに、デイビットは「チョ弁護士は100万円で示談する言っている。」
と涼しい顔で示談金額を大声で叫んだ。
そして「我々はこれに不服な方とお話する十分はお金と時間があるので連絡下さい」と自分の名刺を被告人達にばら撒いた。
そして名刺を取り始める人々をみて「皆、ハイエナだな」 と呟いた。
だがガンソク(チャン・ドンゴン)は「ハイエナはお前ただ一人だ。今まではゲームだったがこれから本当の狩りが始まる。ボールではなくナイフと槍を投げてやる」 と凄んだ。
ホールを出た2人は、デイビットが自分たちの一歩先にいる事実を認めた。
ヨヌは「デイビットになって行動するのが彼より先んじる方法だ」と助言し、ガンソクは「今までにしたことがないスタイルでやることだな」 と話した。
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もう一度情報屋のジェヒに連絡を取ったガンソクは、USBスティックを受け取りデイビットの電話の会話を車の中で聞いた。
その後オフィスに帰ったガンソクは、書類をドサッとヨヌに渡し、ユミ製薬の財務報告書をチャン弁護士に示して財政状況を説明するようにと指示した。
そして模擬裁判のことを言い出すヨヌを無視して先を続けた。
「薬による肝臓への影響や適切に薬が投薬されたかも調べるように。それでもダメなら家族の病歴を 全て取り上げて攻撃しろ」 と指示した。
そこへ入ってきたカン代表に「和解すると思ったが訴訟に持ち込むのか?」と非難されると、ガンソクは口出ししないと約束したことを思い出させた。
そして「死にそうな患者さんたちを裁判に巻き込むことになる。」 と抗議するカン代表に「いつからカン&ハムは同情と哀れみの法律事務所になったんだ?」 と皮肉を言った。
そしてヨヌを出させた後「あなたが話しているのは、依頼人の元妻または会社の代表弁護士のどちらでしょうか?」とガンソクは尋ねた。
これにカン代表は「和解して」と睨んだ。
その後ガンソクは「信頼して会社の金を融通して欲しい。ノクシケミカルは100万円で示談しようとしている。少なくとも3分の1は相手側に行くでしょう。」 とカン代表を説得した。
「あなたらしくない。なぜそこまでするの?」尋ねるカン代表に「私には理由がある。今言えるのはそこまでだ」 と固い決意を告げた。
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ガンソクは” 誰もがジャガーになりたいと思っているが、そのほとんどはただのハイエナだ”と言った デイビットの言葉を反芻した後「 ハイエナを狩るには、腐った肉を餌として使う必要がある」 と呟いた。
そして球を投げる準備はできていると、電話で彼に伝えた。
その頃講義室では、法服を着たカン(チン・ヘギョン)代表が裁判官として壇上に座り模擬法廷が始まろうとしていた。
原告の弁護人として立ち上がったヨヌは、被告側と協議して同意に至ったと発言したが、ソ弁護士は、話し合いはしたが合意できなかったと反論し、訴訟の準備はできていると話した。(裏切られましたね)
こうして示談書もなく裁判の準備もできていないヨヌは、虚を突かれて絶望的な状況に立たされる!
次回のお話は⇒スーツ SUITS 6話 あらすじ 感想
前回のお話は⇒ スーツSUITS 4話 あらすじ 感想
放送情報は⇒ [ スーツ SUITS キャスト 登場人物 視聴率 ]
スーツ 韓国ドラマ 5話 感想
セヒとヨヌの姿を見て、二股をかけられたとでも思ったのでしょうか、ヨヌに怒ったジナは、ソ弁護士側についてしまいました。
元カレのヨヌに未練があるセヒの企みにまんまと引っかかってしまった感じがしますが、どうなるでしょうか…。
未だ出会ったばかりで好感を抱いた状態でのジナとヨヌの恋は、ソヒの侵入で進展が遅れそうですね。
そして訴訟の前に同意したはずのソ弁護士に裏切られ、またしても窮地に陥るヨヌ。
偽りの弁護士になってからのヨヌは、以前とは違いけれど別の意味で危険な綱渡りを続けていて危なっかしいです。
次回、このまま裁判に入ってしまうとしたら、どうやってヨヌが勝訴するのかが面白そうです。
模擬法廷の場で敵と味方に別れてしまったジナに、ヨヌがどう尋問するのかも気になりますね。
ガンソクの方も、裁判でのデイビットとの戦いが始まるようですし、次回が楽しみですね。