スーツ 韓国ドラマ 3話 あらすじ 感想 後半
チョルスン(イ・サンギ) との決別
その後クラブで、チョルスンと殴りあったヨヌは「もう会うのはやめよう。二度と僕に連絡するな」 と宣告した。
その時現れたセヒ (イ・シウォン)が名を呼ぶが、振り向きもせずその場を去った。
その後祖母の病室へ訪れて、ベッドの寄りかかったヨヌ(パク・ヒョンシク)は「疲れたよ。チョルスンとの関係を断った。」 と告げた。

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「新しい仕事は疲れるものだ。私もそうだったから分かる。人間関係を断ち切るのは難しい。大変だったろう。去るべき者を行かせて新しい関係を受け入れなさい」
と祖母に慰められながら、ヨヌはベッドの傍に座ったまま目を閉じた。
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翌日裁判所に新しいスーツを来て現れたヨヌに、ガンソクはIDを投げ与えた。
そして謝るヨヌに「謝まるより良い仕事をしろ。失望させるな」 と話し、セクハラ事件をヨヌに任せた。
社長と弁護士に向かって、「性的嫌がらせは事態は民事ですむが、ベクさんを恐喝して犠牲者として偽装証言させたとなると刑事訴訟となるだろう」 と説明したヨヌは、銀行口座のコピーを二人に見せた。
そして示談に応じようとしない社長に「罪人はどんなに速く走ったとしても罪からは逃れなれない。」 とガンソクの言葉を引用しながら2人に通告した。
「ファン弁護士さんは依頼人に虚偽させた罪で弁護士会から罰せられ、社長さんは偽証と弁護士に違法な仕事を強要した罪で有罪となります。訴訟はカン&ハム弁護士事務所のエースカン弁護士が担当します。」
ファン弁護士 (ファン・テガン)は、社長に合図を送り交渉に応じる姿勢を見せた。
これにヨヌは 不当解雇されたミスクと子供が受ける経済的な損害への保証金と慰謝料、そしてセクハラの罪に対して合わせて725万円の支払いを請求した。
だが代表がサインをする直前用紙を取ったヨヌは「示談金は罪に対する償いに過ぎず、罪を悔いて謝罪する方が重要だ」 と要求した。
これに代表が渋ると、ガンソクはファン弁護士に選択を委ねた。
そして彼に指示された代表は、結局被害者に「誤ります。すまなかった。」 と謝罪し書類にサインをした。
その後クライエントのキム・ミスクは「本当の弁護士のようでした。ありがとうございました。コ弁護士さん。」 とヨヌを喜ばせた。
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先に出ていったガンソク(チャン・ドンゴン)に追いついたヨヌ(パク・ヒョンシク)は、アメリカ式のグーを挨拶がわりにガンソクに差し出した。

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だがこれを「何をしているんだ?」と無視した後 「30分以内にオフィスに戻れ。1分でもおくれたたら解雇だ 」 と宣言して車で去った。
その後自転車で2分48秒遅れで到着したヨヌは、秘書のダハム (チェ・ジョンアン) に救ってくれと頼んだ。
「魔女じゃありまいし、どうやってしろと?」
そう反応していたダハムは、ガンソクに「48秒遅れだ」 とウソを教えてヨヌを助けた。
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これにヨヌは感謝をした後、スワングループからの法律業務についてガンソクからの話を聞きながら別室に向かった。
味噌醤油製造販売を世界規模で展開している大企業の代表ベ人は、カン&ハム法律事務所創立以来のVIP顧客だと説明した後、担当をヨヌに任せた。
そして「裁判は劇と同じようなものだ。訴訟に勝つためには演技が必要だ」と話すガンソクに、ヨヌは「教えて下さい」 と頼んだ。
だがガンソクは「ここはテコンドー道場とは違う。自分自身で学ベ」 と突っぱねた。
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ガンソクは、ソジュ航空会社のソン代表とナム常務の離婚訴訟事件の担当を指示された。
「調停がまとまらず訴訟になった。ナム常務は大手キム&チョ法律事務所を選んでいる。」
「この訴訟をマーケティングにでも使うつもりか?この事務所は既に最高の地位にあるのに…?」
「カン&ハム法律事務所が最高だと言うのを確かめる素晴らしい機会だ。ここをチェ&カンにしたいのであれば、この事件を引き受けて自身の能力を証明しなければならない」
これに始めは渋っていたガンソクは態度を軟化させ、ソン代表の弁護を引き受けた。
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ヨヌは、企業の海外支店での商標使用書のデータを集めてほしいとジナの元へ訪れた。
そして屋上で助けてくれたことへの返済もあるので、報酬として奢りたいとジナを夕食に誘った。
その頃ガンソク(チャン・ドンゴン)は、カン (チン・ヒギョン)代表と共にソジュ航空会社のソン代表と夫であるナム常務と会っていた。

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調停がまとまれば訴訟を取り下げると提案するガンソクに、夫のナム常務は「調停はいらない。離婚するつもりはないから。私は妻と子供を保護したいんだ。」 と発言した。
これに対してソン代表は「私も子供たちもあなたの助けは必要としていない」 と反論し、2人は真っ向から対決した。
その後遅れて入ってきた夫の弁護士ナ・ジュヒ (チャン・シニャン) を見たガンソクは、表情をこわばらせた。
そして笑顔で「13年ぶりかしら?」 とガンソクに挨拶をしたジュヒは、大学が同じで検事局で一緒に働いていた仲だと2人の関係を説明した。
だがガンソクは「少し場を外します」 と言い訳をしてジュヒを部屋から連れ出した。
その後二人っきりになると、ガンソクは「二度と会いたくないと言ったはずだ。裁判所の中とか外とかと関係なく…。」 とジュヒに言い放った。
そしてガンソクが弁護すると知らずに6ヵ月前に担当を引き受けたと言い訳するジュヒに「ナム常務を弁護すると我々が出てくることは予想できたはずだ。そして俺が弁護をすることも」 と反論した。
だがジュヒは「弁護士が弁護するのに他の動機が必要なの?もし自信がないのならあなたの方が弁護を降りるのね」 と笑みを浮かべた。
「君は変わっていない。目標のためになら手段は選ばないようだ。元気でいたか?」
「良い思い出は長く残り、悪い思い出はさらに長く留まっている」
そう意味深な答えを返したジュヒに、ガンソクは「ナ弁護士、自信があるようだな。では戦いを始めるとしようか」 と宣言した。
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一方デスクで商標権登録書を作成中だったヨヌは、首に巨大なゴールドのアクセサリーを着けたチェ・グンシク (チョ・グィファ) に「俺の言うことは全て命令だと思え!」 と強襲されていた。
「屋上での出来事をセキュリティから報告された。私はお前の暗い過去を知っているんだ」
とグンシクはヨヌを脅迫すると書類の作成を部下に命令して、ヒップホップクラブへと強引に連れ出した。
その後ヨヌから”申し訳ありません。お礼は次回にさせて欲しい。チェ弁護士に捕まったので…。”とメッセ-ジを受け取ったジナは「ありがとうと言った次の瞬間に申し訳ありません…て、なんて複雑な人なんだろう」 と呟いた。
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クラブの中で、グンシクは「マイケル・ジャクソンのように踊れるが酒は飲めないんだ。有名ラッパーのBewhY (ビィヨイ)を何としても俺の顧客にしろ」 とヨヌに命令して酒を渡した。
その後酔っ払ったヨヌは偶然トイレで出くわしたBewhY(ビィヨイ)にファンだと称して近づいて、得意の記憶力で一度だけラジオで聞いた曲を歌って彼の関心を引いた。
その後「あの弁護士は気に入らない」 と話すBewhY(ビィヨイ)に「チェ弁護士は偽りのファンだ。そして僕は偽りの弁護士だ」 と酔った勢いで暴露してしまった。
BewhY (ビィヨイ) は「大事なことは偽りの弁護士ヨヌ(パク・ヒョンシク)さんが、俺の本当のファンだということだ。2012年のデビュー当時の有名でもない曲を覚えているなんて!」 と感動して、ヨヌをステージに上げさせた。

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そうしてヨヌは、Bewhyと共にステージでラップした。
*
翌朝 出勤してきたガンソクに相手方の弁護士がナ・ジュヒだと教えなかった理由を訊かれたダハムは「元カノに出くわしヨヌて驚く機会を奪ったりできないでしょ?」 と答えてコーヒーを渡した。
「あらこれって口紅かしら?」 とわざとらしくガンソクの襟元をチェックしてからかった。
その後酒の匂いをプンプンさせたヨヌが陽気にラップを歌いながら提出した商標使用許可書を見たガンソクは「気が狂ったのか?」 と言いながら書類を見た。
そして「お前が酒を飲んでいる内にこれを作成した誰かは全くお前を助けるつもりはなかったらしいな。」 と呆れた。
「チェ弁護士さんに……」と言い訳を始めたヨヌに「ドラッグディーラーの友人をの次はチェ弁護士か?その次は誰を切る?」 と戒めた。
その後チェ弁護士の所へ抗議しに入ったヨヌは、丁度契約に訪れていたBewhyに再会した。
Bewhyは「まだいたのか?偽り弁護士!」 と呼んでと親しそうに握手をした後「僕はコ弁護士さんのためにここに来たんだ」 と言った。
これを聞いたグンシクから「どういう意味だ偽りの弁護士って?」 とカン代表の前で問われ、絶体絶命の窮地に陥るヨヌ!!
次回のお話は⇒スーツ SUITS 4話 あらすじ 感想
前回のお話は⇒ スーツSUITS 1話2話 あらすじ 感想
キャスト 放送情報は⇒ [ スーツ SUITS キャスト 登場人物 視聴率 ]
スーツ 韓国ドラマ 3話 感想
ヨヌとガンソクとのブロマンスが、言い争いと和解を繰り返しながら丁寧に描かれて、2人で二つ目のセクハラ事件をお互いの得意分野で助けあい訴訟に持ち込まずに解決した2人でした。
それにしてもヨヌは毎回なにかある度にガンソクから「解雇だ!」と言われる運命なのでしょうか?(笑)
暗い過去のせいで怖がりだけど本来は優しいタイプ、そして優柔不断な所に人に付け込まれるキャラに、ヒョンシク君はピッタリハマり、リアルに演じています。
応援者が続出するのも納得ですね。
今回チョルスンとの悪縁をやっと切ったヨヌですが、今度はグンシクが現れ絡んできます。
ヨヌは果たして、不快で腹黒い彼から逃れられるでしょうか?
酔った勢いで偽りの弁護したと打ち明けてしまうヨヌ。
グンシクとカン代表に正体を見破られてしまうのでしょうか?
次回が楽しみですね。