スーツ 韓国ドラマ 最終回16話 あらすじ 感想 パク・ヒョンシク チャン・ドンゴン 視聴率10.7%
とうとうニセモノの弁護士であることがばれてしまうコ・ヨヌ( パク・ヒョンシク )
囚人服で現れるヨヌに、一体何が起こったのか?ハッピーエンドなのでしょうか?いよいよ最終話です。
それでは スーツ 韓国ドラマ 最終回16話 あらすじ 感想 パク・ヒョンシク チャン・ドンゴン 主演 KBS2 ( シュツ /슈츠 SUITS )をご紹介します
主な登場人物
チェ・ガンソク(チャン・ドンゴン)
コ・ヨヌ (パクヒョンシク)
キム・ジナ (コ・ソンヒ)
ホン・ダハム (チェ・ジョンアン)
チェ・グンシク(チェ・グィファ)
カン・ハヨン(チン・ヒギョン)
ハム・ギテク(キム・ヨンホ)
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画像はKBS『スーツ』からお借りしています。
SUITS/スーツ 最終回16話 あらすじ 前半 "人生は行き先を教えてはくれない"
” 昨夜夢を見ました。どこに行くべきか分からずに潰れそうになっていたら、チェ弁護士さんが僕を訪ねてきました。”
囚人服でガンソクを振り返るヨヌ。
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ハム代表のオフィスに近づいたガンソク( チャン・ドンゴン )に、廊下の端からヨヌは「ダメです!チェ弁護士さん」 と叫んだ。
これに怒りでギラギラさせた目で振り返ったガンソクは、ここから出るようにヨヌに指示をすると、誰もが皆見守る中ハム代表の事務所に入った。
「自分が持っているものを守るためには邪悪にならなければならないと言っただろ?皆よく俺の話を聞くんだ。コ・ヨヌは大学も法律学校へも行ってないばかりか、高校中退だ。ーー」
何かを投げつけてハム代表の言葉を遮ったガンソクは「間違えるな。この会社は決してお前のものでない。1秒たりともな!」 と叫び、唖然と見ていたジナとカン代表の中を通り抜けて行った。
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オフィスに入ってきて「偽の弁護士!私の会社で!ずっと騙したの?」と叫ぶカン代表に、ガンソクは「ホン秘書はなにも知らなかった。」と告げて引き出しから辞表を出した。
「コ・ヨヌを雇った時に書いていた。ここを辞めるので、法廷に行ったとしても会社とは何の関係もない。」
そう言ってガンソクが出ていった後、ハヨンは「会社の崩壊を防ぐためにパートナーから情報がもれるのを防がなければならない」 とグンシクに指示した。
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ヨヌからの連絡を受けたジナ( コ・ソンヒ )は、漢江を見下ろす公園へヨヌに会いに行った。
「本当の事だ。僕はニセモノだ。君には一番申しわけないと思ってる。君が僕に唾を吐いたとしても平手打ちしたとしても言いたかったが、どうしても言えなかった。君への気持ちに気づいてからもっと難しくなってしまった。」
そして涙を浮かべているジナに「僕はニセモノで詐欺師でジナさんに嘘をついたことは全て本当だ。だから今語っていることも嘘かもしれない。僕が属していない場所で属していない人と何をしていたんだろう…」と自責した。
「理由が何であれ許すことなんてできない。怒っているのは、偽物だからでも嘘をついたからでもない。今嘘をついているからよ。コ・ヨヌが言ったことは、馬鹿げた嘘ではないと知っている。でも本当に重要な事を知らなかったのに、どうしてこんなつまらない事を知ってる必要があるの?」
責めるジナに「悪かった」とヨヌは謝った。
「いいえ、謝罪を受け入れるつもりはないわ。あなたを待ってるから。」
そう思いつめた顔で変わらない気持ちを伝えるジナを、ヨヌは見つめた。
その後帰宅したヨヌ( パク・ヒョンシク )は、キム&チョ法律事務所とテヨン法律事務所の関連、そして隠している問題について猛然と調べ始めた。
そして今までの全ての情報をクリアボードに書いてまとめ終わるとガンソクの元へ行った。
*
翌朝「パートナーを何とか静めた。とにかくコ・ヨヌを我々から切り離して警察に通報する必要がある」と言うカン代表に、ガンソクは「会社を救うのが最も重要なことじゃないのか?」 と尋ねた。
「お前がいうことか?会社について心配しているんだったら、どうして偽物を雇ったりするんだ?」
そう指摘するグンシクに、ガンソクは 「偽物とは何?偽物ではないものは何だ?コ・ヨヌなしでこの会社が生き残ったと思っているのか?」 と言い返した。
そして「パートナー会議で全てを明らかにする。それでも不服なら、会社から彼を放り出して警察に通報しろ。」 と言うと去った。
その頃、自白することを決心したヨヌは、警察へ出頭する前に祖母の元へ別れを告げに行った。
2年間留学するので会えなくなると嘘をついたヨヌは 「素晴らしいわ。何もかも上手く行くと言ったでしょう?心配せずに勉強してきなさい。戻ってくるまで死んだりしないから」と励ます祖母に「帰ってきたら…」 の続きをいうかわりに泣き始めた。
そして「しくじってしまった」と絞り出すように告白した。
「全て分かっている。辛い人生を送っている事をかわいそうに思いながら無視していた。傷ついて心が壊れているかも知れないが、絡んだことは時間をかけてほぐしたらいい。そして新しく始めるのよ。」
そう励ます祖母に、ヨヌは抱きついて泣いた。
その後、橋の上で川を見渡し思いに沈むヨヌ。
”何でもないカード、それが今のお前だ。お前の選択と努力次第でエース又は無意味な数字になる。正しいものが何で、どのように生きるかを選ぶのはお前だ。自分で判断して選べ”
*
カン法律事務所のパートナー会議
「合併協議の後、チェ弁護士の解雇をするかどうかの投票に入りたいと思います。ですがその前にチェ弁護士から話があります」
ガンソクは、パートナーたちに資料を配り「私の話の後、未だ合併を望むのならば自ら辞職しますので投票の必要はありません」と発言した。
そして昨晩、ヨヌから受け取った情報を説明した。
そうして深刻な深刻な財政問題を抱えていたキム&チョが、テヨン法律事務所の合併に応じず名前を守り、財政負担を押し付けるためにカン&ハム社を狙った事実を明らかにした。
「我々カン社も財政状態は良くないがキム&チョ社に比べれば、安定している。それにナンバー1の法律事務所です。最初財政問題を示さずに買収するかのように近づいてきました。その後まるでこちらに合わせているかの様に友好的な合併に変えたのです。」
そしてキム&チョの財務報告書がハム・ギテクによりカン社の財務に照らし合わせて捏造したものだった事とチョ代表のLAの家が彼の娘名義に変わったことを話してカン代表とパートナー達を唖然とさせた。
「ハム・ギテクの目標は、会社を再建することではなく、ここにいるパートナーの方々を含め私たち全員を破壊することでした。」
会場が騒然とする中、カン代表は茫然として独り言のように呟いた。
「始めから最後まで、これはハム代表の計画だった…?もしコ・ヨヌがいなければ、私たちは会社を破壊する計画に気付かなかったってこと…」
その後「合併を希望し、チェ弁護士を解雇したい方は挙手を願います」と問われて手をあげるパートナーは一人もいなかった。
だが会議を終了しようとしたカン代表に「もう一つ話がある」と頼んだガンソクは、コ・ヨヌの話を始めた。
「コ・ヨヌは弁護士ではありません。彼は法律学校に行ってもないし資格も持っていない。良い弁護士とも言えません。ですがご存知の様に我々を二度危機から救ったのです。だから少なくとも彼を我々のアソシエイトとして認識するべきではないでしょうか」
そしてガンソクは、カン社の弁護士として彼を弁護させてほしいと頼んだ。
ハヨンが立ち上がり「投票しましょう。パートナーの満場一致を得られなければ、チェ弁護士に弁護はさせません。チェ弁護士に同意される方は挙手を願います」
すると誰もが手を挙げた。最後にグンシクも!
この結果に、ハヨンとガンソクは満足そうに少し微笑んだ。
*
自首したヨヌの前に現れたナム検事は、弁護士を雇うと言うヨヌに「弁護士なのに弁護士がいる?ああっ、弁護士詐欺、偽りの弁護士だったな」 と嘲った。
これにヨヌが「弁護人を雇うことを止めるのは違法だ」と反論すると「高校も卒業していないお前が検事に講義するつもりか?法典を覚えたから弁護士だと言いたいのか?」とバカにした。
だが「僕は自分で証明する必要はない。検事さんの方が僕がニセモノの弁護士であることを証明しなければならない。」 とヨヌは淡々と答えた。
ナム検事は、ヨヌの自白よりもチェ弁護士について言うことが重要だとし「チェ弁護士が経歴を知りながら雇ったと証言するなら執行猶予をつけてもいい」 と取引を持ちかけてガンソクを狙っている事を示唆した。
だがヨヌは「チェ弁護士さんを詐欺及び職務上の違法行為で鉄格子に入れるつもりですね」 と警戒した。
その時、尋問室に現れたチェ・グンシクは「48時間の拘束後連れ帰ります」と検事に宣言してヨヌの横に座った。
そしてガンソクを気にするヨヌに「何もしゃべるな。私を信頼して先ず2日後にここから出るんだ。」 と、ガンソクが死亡したヨヌの祖母の元へいる事を告げずに指示した。
尋問が終わり留置場に戻ったヨヌは、壁を背にして茫然と座った。
その頃、喪主をしていたガンソクも同じ様に壁を背に茫然として座っていた。
その後ダハムと共に弔問に訪れたジナは、献花そして遺影の前で悲しみの涙を流した。
*
48時間後警察を出たヨヌ( パク・ヒョンシク )が葬儀場に現れると、ガンソク( チャン・ドンゴン )は自分の腕から喪主である腕章を外して彼に付けた。
祭壇に膝をついたヨヌは、祖母と一緒に過ごした幸せな瞬間と悲しい瞬間を頭に蘇らせながら、祭壇の前でお辞儀を繰り返した。そして正座して穏やかに泣いた。
その姿をガンソクは静かに見守った。
その後、2人は並んで壁を背に座った。
ガンソクから、意図的に言わなかったと言われたヨヌは「分かっています。葬儀の世話をして頂いたことに感謝します。」 と答えた。
そうして2人はそのまま静かに座リ続けた。
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