スーツ 韓国ドラマ 12話 あらすじ 感想 パク・ヒョンシク チャン・ドンゴン 視聴率9.8%
これまでニセモノの弁護士であることがばれないまま事件を解決してきたコ・ヨヌとチェ・ガンソクの前に立ちはだかる非道なハム代表(キム・ヨンホ)!
それでは スーツ 韓国ドラマ 12話 あらすじ 感想 KBS2 ( シュツ /슈츠 SUITS) パク・ヒョンシク チャン・ドンゴン 主演 をご紹介します。
スーツ 韓国ドラマ 主な登場人物
チェ・ガンソク (チャン・ドンゴン)
コ・ヨヌ (パク・ヒョンシク)
キム・ジナ (コ・ソンヒ)
ホン・ダハム (チェ・ジョンアン)
チェ・グンシク (チョ・グィファ)
その他のキャストについては [ スーツ SUITS キャスト 登場人物 視聴率 ] へどうぞ。
スーツ 韓国ドラマ 12話 感想 あらすじ 前半
不倫をしている男女をカメラが捉えている。まるでそれを感じたかのように振り向いて窓の外へ視線を向けるハム代表。
スーツ 韓国ドラマ 12話 あらすじ 副題:理想に目が眩んでいると現実に裏切られる
講義室の最前列の前に立ったハム代表は「戻ってくるのを望まない者がいるのは知っているが、それでも私ハン・ギテは戻ってきた。」と告げて聴衆に頭を下げた。
そしてカムバックの前に、最初にすべきことは過去について告白することだと考えたとして、二年前依頼人の口座から横領した事を告白した後、彼の決意を表明した。
「私が過去どのようにしていたのか、そしてこの人生の授業を学んだ後、どのように変わったのか皆さんに知ってもらいたい。先住民たちにとって最も重要なのは部族のために何をするかです。だから私は、私のためにではなく会社の為に何ができるかだけを考えます」
その後ハム代表は、講義室の最後方で見守っていたカン代表とガンソクの元へと向かった。
これにチェ・ガンソク (チャン・ドンゴン)は「俺のオフィスに直ぐに行け。ハム代表を避けるようにしろ」と指示を出しコ・ヨヌ (パク・ヒョンシク)を去らせた。
*
「私は変わった。不倫についても既に娘に告白した。困難だったが告白して、過去したことを全て消した。娘は私を許さないだろう。だが守りたいものがあって奪われたくないなら、時には悪魔になる必要があるものだ。」
そう話したハム代表は、くくっと笑った。
そして「冗談だよ。すべてを告白してすっきりした。私の席がまだここにあることに2人にとても感謝している。だから心に余計なことを残さないでくれ」と話して去った。
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オフィスに戻ったカン代表は、ハム代表を阻止できなかったガンソクに「取引は終了よ。アソシエイトを解雇しなさい」と怒った。
「理由はともかく、一日雇って辞めさせることはできない。」
「ではあなたが責任を取って辞めることね。あなたかアソシエイトのどちらか一方を選びなさい」
「私が辞めるべきだが一つ問題がある。彼がこれほど早く戻ってきたのというのは、長い間これを準備したことを意味し、彼が私たちの小さな弱点を全て知っていることを意味する。彼は全てを噛むだろう。」と警告した。
そして「先輩は俺を必要とし、私は才能のあるアソシエイトが要る。我々には少なくとも一人は仲間がいるんだ」
そう諭すガンソクに、思いつめた顔で考え込むカン代表。
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グンシクは、ハム代表の情報を引き出そうとしてダハムのデスクに向かった。
「なぜ彼はここを去りなぜ彼は戻ってきたのかを知りたい。」と尋ねるグンシクに、ダハムは「ハム代表が全てを告白した」と答えた。
そしてシニアパートナーに昇進するためにどのラインに従うべきかを知りたいと理由を話した後、グンシクはダハムの弱点を突いて”ラ・マンチャの男”のオペラチケットを散らつかせた。
見たいと思っていたショーのチケットに動揺するダハムに「一番愚かなことは、夢を忘れて現実の世界に固執することだ」とグンシクは、さらに誘った。
そして「わからない。何を望んでいるの?」とためらいながらも答えるダハムに「ドアはいつも開いている」と言うとスケートをしながら去った。
ハム代表は蛇
オフィスで待っていたヨヌは、ハム代表がどのような人間であるかをガンソクに尋ねた。
「蛇だ。自身の母さえも食べるというマムシのような男だ。肌を脱いだとしても、中身は変わっていない。俺が彼を追いやったので、復讐するつもりで戻ってきたんだ。」と教えた。
これにヨヌが心配そうな顔をすると「心配するな。何もお前には起こらない。だが彼の目に留まらないように注意するんだ。コ・ヨヌ、お前は俺の弱点ではない。だから心配するな。」とガンソクは慰めた。
その後、事件ファイルを開けたガンソクは、彼の祖母がまだハラム療養所に居るかどうかをヨヌに尋ねた。
看護師がストライキ中の病院からの依頼だった。
労働組合長をしている看護師は、かなり頭が切れ既に弁護士を2人変えさせていた。今回交渉がまとまなければ、ストライキが無期限に行われるかもしれない状況だった。
祖母を心配するヨヌに「俺が事件を担当し交渉を終わらせるから心配ない」とガンソクは安心させた。
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労働組合長の看護師は、名刺を出すガンソクに「既に2枚の名刺を持っているが、取引は進んでいない。弁護士が誰であるかはどうでもいい。ただ我々の主張が受け入れられるかどうかを知りたい」と訴えた。
これにガンソクは「給与は10%増、休憩をとれるラウンジを与えられる。だが看護師はこれ以上増やせない。ハラム療養所は国の中で最高の病院だ。高価な設備にお金を投資しているんだ。」と協議案を提示した。
「それはロボットに使うお金はあるが、看護師を雇う金はないという意味ですか?」と怒る看護師に、ヨヌは「機器のための寄付金は他の目的に使う事は違法行為になる」と説明した。
これに看護師は「お金だけに興味があると人と考えているようですね。あなた方が、他の2人の弁護士たちと同じであることを証明しました。」と立ち上がった。
そして「交渉が終わりになる」と引き止めるガンソクに「ストライキを続けて我々が仕事を止めても、その高価なロボットが全てを世話するでしょうよ」と冷淡に言い放って去った。
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その後ガンソクは、ストライキ続行を阻止する裁判所からの禁止命令を望んでいるとヨヌに話したが、ヨヌは懸念を表した。
「違法だと証明するのは難しいでしょう。さらに労働組合を刺激しませんか?なので祖母の病院を移すことを…いえ、患者を不安にさせているとか騒音だとかの理由服務規律違反で時間稼ぎを…」
「時間を稼ぐだと?我々は彼らの弱点を見つけてそれを攻撃する必要がある」とガンソクは厳しい顔で決意を表した。
だが担当裁判官は、合法的なストライキで、抗議が病院に影響を与えているいう証拠がないとした。
「長いストライキが病院に与える金銭的なダメージは大きい」と主張するガンソクに「合法的なストライキに違法な側面があると証明してないので禁止命令は出せない」と拒否した。
法廷後、ガンソクが裁判官の断固とした表情について訝しむと、ヨヌは「何か個人的な恨みを持っているのではないでしょうか?」と話した。これにガンソクは情報屋に電話をかけ調査を依頼した。
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法律事務所に戻りハム代表のオフィスで家具が整えてられている光景を目にしたガンソクは、ヨヌに信号を送ってその場を去らせ、カン代表の横に並んだ。
そんな中2人の前に現れたグンシクが、ハム代表に事務所で扱っている全ての事件の要約を要請されていると報告して去ると、2人は彼がハム代表側に付いた事を悟った。
これに「彼が我々を選ぶと思ったことはない」と言うガンソクに「グンシクの選ぶカードが最も重要になることもある」とカン代表は眉をひそめた。
その後グンシクは、会社の勝訴率や収益の報告をした後、事件ファイルからガンソクの事件を示した。
「禁止命令?これなら拒否されているだろう」(ハム代表)_
「もちろん、すでに手はずをされたようですな」
「いいや...人が聞いたら誤解するだろう...止めろよ!」
2人は笑い声を上げた。
*
危機感を感じたガンソクからの指示を受け、キム・ムンヒ(ソン・ヨウン)弁護士は、グンシクの好物のドリンクを持って彼のオフィスへ向かった。
「チェ弁護士さんがどれほど重要である方かを知らず失礼な態度をとったことをお許し下さい。」と彼のデスクに飲み物を置いた。
「コーヒーは尿意を催すし、肌を乾燥させるので飲まない」と断るグンシクに「コーヒーじゃありません。チェ弁護士さんがお好きなプリンスグリーンティーラテです」
これに嬉しそうに飲み物を取ったグンシクは「結局良いアソシエイトに会ったようだ。他の目的があるのか?」
「はい!チェ弁護士さん側に付きたいと思っています。」
抹茶ラテを飲んだグンシクは、嬉しそうに笑みを浮かべた。
「君の祖先は、多くのすばらしいことをしたに違いない。まもなくカン&ハムの将来は変わり俺はセンターになる。もしその時キム弁護士が俺の傍にいるなら、祖先の祝福を受け取ったのだと思いなさい」
そう言って金魚のニネットゥに挨拶するように言うグンシクに、キム弁護士は「アンニョン、ニネットゥ♪」と調子を合わせて金魚鉢を覗き込んだ。(笑!)
*
カン&ハム社の全体会議に出席したハム代表は、カムバックへの歓迎の拍手を受けた後、会議を進行するカン代表を遮ってパフォーマンスを始めた。
立ち上がり歓迎に感謝した後「多くの人々がカムバックを間違っていると思っているようだが、今までと変わらない。カン代表がNO.1で私はNo.2だ。私は顧問として控える老人だと思って下さい。」と笑みを浮かべた。
その後がカン代表がハラム療養所について話し始めると、またハム代表は遮り「私が数日間で世話をする」と発言した。
その言葉に会議の場は静まり、カン代表とガンソクは静かに視線を交わしている中「私が担当です」と言うガンソク。
「誰が担当かは重要ではない。いつ終わらせるかの方が重要だ。なぜ禁止命令を裁判所から得られないんだ?」
事件の詳細を掴んでいるハム代表に、ガンソクは苦笑いをした。
そして「詳細についてはプライベートで私のオフィスで話しましょう」と話を打ち切るガンソクに、カン代表はため息を付いた。
*
その後オフィスに戻り、余裕でソファに座っているガンソクに、カン代表はイライラと話し始めた。
「どうしてそんな風に笑えるの?私の運が尽きたら、チェ弁護士に何が起こるでしょうか?それでも笑えると思う?」
「私がここにいる限り先輩の運は尽きません。だから落ち着いてください。ジャブ(力をあまり入れないパンチ)を受けたので、フック(打撃)で返しますよ。」
それからヨヌの元へ訪れたガンソクは、椅子の上で寝ているヨヌの机を叩いて起こした。
「私が仕事をしている間に、居眠りか?」
「合併に関する全ての書類の処理を終えました。」
「ハラム療養所の労働組合の弱点を発見したのか?」
「ああ、それもありましたね。多くの仕事が…」ヨヌは独り言のように愚痴った。
するとガンソクは、ヨヌに無料弁護の事件ファイルを渡すように言った。
これを隠すヨヌに「もしお前の引き出しに、3件未満の無料弁護事件ファイルを発見したら、お前のアソシエイトになってもいいぞ」と皮肉を言った。
「なぜ急に言い出すんですか?無料弁護はお好きじゃないですよね?」
ヨヌが引き出しから5つの事件ファイルを出すと「自分の仕事に集中しろ!」とガンソクはそれを取り上げて去った。
その後ハム代表のオフィスに入ったガンソクは「変わったというなら、この仕事をして自分自身を証明するべきだ。」とヨヌの事件ファイルをそのまま渡した。
「何をしてもいい。パートーナーのコスプレも。だが私の事件に触れないで下さい。」
「看板を見ていないのか?ここはカン&ハム。私は代表の一人だ。」
「あなたはNo.2。私はNo.1とだけ仕事をして報告する。」
「誰に報告するかは気にかけないが、敬意を払う方法を学ぶべきだな。現在はNo.2だが、先の事はわからない」と事件ファイルを返した。
だがガンソクは「無料弁護の事件を通して未だ同じなのか、それとも酷くなったのかを見ましょう」と再度事件ファイルを押し付けた。
キム検事
キム・ムンヒを連れてアソシエイトのオフィスに現れたグンシクは、これからはムンヒがアソシエイトの統括をすると伝えた。
そうしてムンヒがそれぞれのデスクを周り挨拶をしている間、ヨヌに近づいたグンシクは「ガードを緩めるな。お前から目を放したりしないから。様々な角度から観察するだけだ」と脅した。
その後近づいたムンヒは「先輩だからタメ語で話していい?もう敵ではなく仲間なんだから…ファイティング!」(ニセモノの弁護士だと知りながら黙っているの意)
その頃、裁判所から連絡があり出頭したガンソクは、法廷に立ったハム代表が、拒否していた裁判官から禁止命令を得ている光景を目撃して驚愕した。
傍聴席にいるガンソクに悪意のある視線を向けたあと裁判官が出ていくと、ガンソクは、ハム代表に近づき法廷にいる理由を尋ねた。
すると「俺がここに来ていることをなぜ知った?」と問い返すハム代表。
法廷を出た彼を追ったガンソクは「何をしているんです?私の事件に関わるなと言ったはずだが…」と背中に向かって叫んだ。
そして「先週裁判官とゴルフをしたのを知っていますよ。」と睨みつけるガンソクに「相変わらず人の汚点を探るのが得意だな。その能力を先ず自身を守る為に使え。変わったからといって弱くなったと思うのは間違いだ」
とハム代表は笑みを浮かべた。
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