スーツ 韓国ドラマ 13話 感想 あらすじ 後半
ジナに指輪を渡すヨヌ
帰り道で「おばあちゃんに気を使っただろ?」と尋ねるヨヌに、ジナは「ぜんぜん!食事が美味しすぎたくらいよ。コ弁護士さんが好きな人というのは…?」と口ごもった。
するとヨヌは「おばあちゃんが指輪を渡す様な人を見つけられないのかとからかうから嘘をついた」 と続けた。
「失望するわね。そんな嘘つく必要あるの?」
「本当は、嘘だと言ったのが嘘なんだ」
そう言ったヨヌは、胸ポケットから指輪を出してジナにはめた。
ジナは驚いた顔で「これって、まさかプロ…?」 とヨヌをまじまじと見た。
「これはまさか、そこまでじゃないけど…。僕はキム・ジナさんが気になるからもっと知りたいと思ってる。いつもじゃないけど…時々ね」 と本音を伝えた。
そんなヨヌにジナはキスで答えて「どうしよう?あなたを引っ張ったり押したりしなきゃ。目上の人の話は聞かないと…」とからかうようにヨヌを見つめ、二人は橋の上でキスを続けた。

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その後ヨヌは「 今日は良いけど、明日職場ではつけれないな」 と自分の手のカップルリングを見せた。
これに自分の手を上げたジナは「私たちのウサギ農場を始めたのね?最高の気分だわ♪」 とリングにキスしてスキップしながら進んだ。
そんなジナに微笑んで一緒に歩くヨヌ。
欠陥レポート
翌朝、ガンソクが品質管理者ハン・ユンソクにメモを見せると「こんなレポートは書いていない」 と彼は戻した。
「代表にハンドルの欠陥を口頭で伝えると直ぐに修正が行われた。レポートはいらないと言われたので書いていない。だがリコールをしなかったので3ヶ月後に事故が起きてしまった。この事実を知っているのは私と代表だけだ」
驚いたガンソクが、偽りのメモかどうかを尋ねると「私にはわからない。だが、メモに書かれていることは真実だ」 と答えた。
その後車に戻ったガンソクは、傍にデイビッドが立っているのを見て罠に落ちたことを悟った。
「メモは重要ではなかった。私がハン・ユンソクに会い、欠陥事実を知ることが重要だったんだな?」 とガンソクは彼に確かめた。
これにデイビッドは「そう、紙切れはどうでもいい。これで裁判所で欠陥の事実を知っていたかと訊かれた時に”はい”と答えるしかなく、証人から被告人になるんだ。もし自身の無実を証明できなければ刑務所行きだ」と薄ら笑いを浮かべた。
*
その後ガンソクは、ユノモーターズの代表を駐車場で待ち伏せて車に乗り込むと、ハン・ユンソクに会ったことを伝えた。
「欠陥を修正したのは私だ。他に何をすればよかったんだ!」 と開き直る彼のハンドルに、ガンソクは手を伸ばして車を揺らした。
「このハンドルが被害者を死亡させたんだ。これで彼がどのように感じたかわかるだろう。」
ガンソクはハンドルをさらに回して、ジグザク運転をさせた上に道路の真ん中で車を停めさせた。
「嘘を知らず弁護したが、知った以上残りの家族に慰謝料を払うことを勧める。もしそれをしないなら、刑務所でこの件について考えることになるだろう」 と脅した。
*
オフィスに戻ってきたガンソクは、廊下でヨヌに「メモが本物かどうかはわからないが、ソ代表がハンドルの欠陥を隠していたのは確実だ。それで少しショックを与えてやったから後は様子を見よう」と話した。
「あなたを辞めさせた人にショックを与えただけですか?」と尋ねるヨヌに、ガンソクは「私に説教か?心配はいらない。正気にさせてきたから」 と答えてオフィスに入った。
そして中で座って待っていたグンシクが「何の問題だ?俺が昇進するまで、お前を失いたくないんだ。」と援助を申し出ると「助けが必要な事は何もない」と断った。
そうして出ていくグンシクに「又悩ませようとするなんて信じられない」と呟くヨヌに「あれは真実だ。」 とガンソクは教えた。
「昇進した後、私と本当の戦いをすることを望んでいるんだ。だが私は先ず彼の助けを必要としない。次にハム代表を追い出すので昇進しない。第3にもし昇進したとしても、私の能力の方が上なので結局何も変わらない」
この時、ソ代表からの電話を受けたガンソクは「賢い選択です。これで誰もが満足します。」 と答えて電話を切った。
そしてガンソクとカン&ハム社への訴訟についても「ハム代表に知られる前に合意する必要がある。」 とヨヌに話した。
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その後、資料室のシュレッダーのボタンを何度も押しているダハムを見たヨヌは「危険だからスウィッチを切っておいた」 と言いながら近づいた。

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「今朝そう言ったのは冗談だった」と言うダハムに「その手に持っているのは受け取っていないとされている文書ですか?どうしたんです?」 とヨヌは尋ねた。
これにダハムは昨晩発見した欠陥レポートを見せて「私のサインとスタンプがある。どうしてこんなミスをしたのかわからない。」 と告白した。
そして破棄したら犯罪になると指摘するヨヌに「犯罪?じゃあ弁護士免許がないのに弁護しているあなたはどうなの?」 と言い返して、ヨヌを絶句させた。
ダハムは、ヨヌが出社した最初の日にその事実を知ったことを教え「文書の破棄はガンソクを守るためだ」 と言ったが、ヨヌは「余計に彼を危険にさらしている」と反論した。
「チェ弁護士さんを危険にさらしているのは、一体誰よ!」と怒るダハムに「その事は後で話しましょう。まずこの事をチェ弁護士さんに打ち明けるんです。できないなら僕が話す」と言ってその場を去った。
*
オフィスに戻ったグンシクは、ガンソクの机の下に仕掛けている盗聴器の録音からガンソクとヨヌの会話を聴いて顔を青くしていた。
そしてちょうどその時入ってきたハム代表に「自分で解決できないことがあれば相談しなさい」 と言われて全ての事を話した。
これに顔色を変えたハム代表は、ちょうどダハムが欠陥レポートについて打ち明けようとしていた時に、カン代表と共に現れてそれを遮った。
「気でも狂ったのか?私の会社の訴訟を私に隠すつもりか!」 と怒るハム代表を見て、ダハムは何も告げずに部屋を退いた。
これにカン代表は「彼ではなく、私が信用しなかった。隠したのは私だ。でも今はどうするかの対策が重要で誰が隠したかは問題じゃないでしょ?」 とガンソクを庇った。
「信頼しているしないかは重要じゃない。とにかくカン&ハムのために対策を立てなければならない!」 と息巻くハム代表を信じて、カン代表は相手方の弁護士がデビッドであることを教えた。
これにハム代表は、テヨン法律事務所の代表に会いに向かった。
「本当に彼を信じているのか?」と訊くガンソクに「今は他にカードがない」 とカン代表は、ため息をついた。
*
翌日、カン代表はハム代表がテヨン法律事務所のパク代表と話し合い、訴訟を取り下げることに同意させたことをガンソクに伝えた。
条件は、ガンソクが欠陥メモを見ていないとする文書に署名することだった。

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だがサインをしようとしたガンソクを目撃したヨヌは、オフィスに乱入してそれを防いだ。
「一体何なの?」とカン代表が怒って出ていくと、ダハムが自身の受け取りサインがある欠陥レポートを発見したことをガンソクに伝えた。
その後資料室に現れたガンソクに、ダハムは「スタンプと私のサインがありました。サインがあるので…受け取ったんでしょう。多分話私の失敗です」と暗い顔で打ち明けた。
そして隠した理由を問いただすガンソクに「チェ弁護士さんを守るため。全てあなたのためだった。でも責任をとって辞表を出します」 とダハムは告げた。
だがガンソクは「「そのメモはなくてはならないものだ!誰かが君が受け取ってサインしたように見せかけて、ここに置いたんだ!だからその偽りのメモは改ざんの証拠なので重要だ。私を罠にかけたという証拠になるんだ」と指摘した。
これにダハムは昨晩叫んでいるハム代表を見た後、シュレッダーにかけて細断したことを打ち明けて泣き出した。
「君はそれが深刻な犯罪であることを知っているのか?解雇では寛大すぎる!」 と叫んでガンソクはその場を去った。
*
その後ガンソクに全てを聞いたカン代表は、ダハムの元へ向かった。
「チェ弁護士を止めて私が来たの。私の会社だから、そうするのがマナーでしょう?」
「解雇…ですか?」
「あなたがしてくれた全ての仕事に感謝しています。でも理由は言わなくてもわかっているわね?オフィスを去って下さい。今までご苦労さまでした。」
その後涙を拭いたダハムは、箱に全ての私物を詰めて歩き出した。
ヨヌはダハムの机に向かって走り、空っぽの席を見て愕然とした。
遅れて現れたジナも「チェ弁護士さんが守ってくれるじゃなかったの!」 と涙を浮かべてヨヌを責めた。
そしてガンソクは、去っていくダハムの後ろ姿をロビーで見守った。

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彼の視線を感じて振り返ったダハムは、茫然と立ちすくんでいるガンソクを目に涙を溢れさせて見つめ返した。
スーツ SUITS 14話 あらすじ 感想 へ続く…。
前回のお話は⇒ スーツSUITS 12話 あらすじ 感想
キャスト 放送情報は⇒ [ スーツ SUITS キャスト 登場人物 視聴率 ] へどうぞ。
スーツ 韓国ドラマ 13話 感想
甘さと渋さが混在したとても見ごたえのある13話で、16話の結末までの緊張感を感じます。
ヨヌとジナのロマンスの方は、未だニセモノの弁護士だと告白していないことを除けば、順調です。
ガンソクとヨヌのブロマンスは、前回の事件でヒビが入ったもののギリギリで守れましたが、ダハムはできなかった。
証拠隠滅だし会社を訴えられる訳にはいかなかったので犠牲になってしまいました。
一連の罠が、全てハム代表とその背後の人間の策略によるものだと思われますが、これをガンソクはどう巻き返していくのでしょう?
毒蛇のハム代表にデイビッドの再登場、グンシクの盗聴器?と悪人側はパワーアップしているのに、仲間が減っているガンソク側!
メモを改ざんしたものだと気づいた所までは良かったのですが、誰が会社内でスパイ行動をしているのかわからないと今後も危ないですよね。
ダハムがどうなるのか、ハム代表に近づいて、ヨヌが何をしようとしているのか次回が楽しみです。