スーツ 韓国ドラマ 13話 あらすじ 感想 (視聴率8.4%)
いよいよ終盤に入るので、そろそろハム代表 (キム・ヨンホ) がコ・ヨヌがニセモノの弁護士だという事実に気づきそうですね?
それでは スーツ 韓国ドラマ 13話 あらすじ 感想 パク・ヒョンシク チャン・ドンゴン 主演 KBS2 ( シュツ /슈츠SUITS )をご紹介します。
スーツ韓国ドラマ 主な登場人物
チェ・ガンソク ( チャン・ドンゴン )
コ・ヨヌ ( パク・ヒョンシク )
キム・ジナ ( コ・ソンヒ )
ホン・ダハム ( チェ・ジョンアン )
チェ・グンシク ( チェ・グィファ )
その他のキャストと放送情報については [ スーツ SUITS キャスト 登場人物 視聴率 ] へどうぞ。
スーツ 韓国ドラマ 13話 感想 あらすじ 前半
自転車で自宅に帰り、家のドアの外で待っているハム代表 (キム・ヨンホ) を目撃するヨヌ。
住んでいる場所を知っている理由を訊くヨヌに「人に裏切られる気持ちがどういうものか知っている。俺は俺の罪を受け入れ返済する為に戻った。だが理由に関係なくカン代表とチェ・ガンソクは復帰を阻んでいる」とハム代表は答えた。
一方、ヨヌのために嘘をつく理由が理解できないとキム・ムンヒ (ソン・ヨウン) に言われたガンソクは「誤りだと証明されて初めて嘘になるんだ。それまでは、嘘など存在しない。」と答えた。
スーツ 韓国ドラマ 13話 あらすじ 副題:嘘の翼を広げて飛び上がった瞬間、降りる所はなくなる。
翌朝、フードトラックの前で待っていたガンソクは、自転車で現れたヨヌに「もし何らかの間違いをしていたとすれば、ハム代表がお前を利用すると思わなかったことだ。それを知っているべきだった。」と歩きながら話し始めた。
そして、元々病院側は人員削減を望んでいたが、それを知らなかったハム代表が協議を混乱させた事実を打ち明け、ヨヌを利用したわけではないと説明した。
「ハム代表が責めをお前に負わせようとしたから、ああする他なかった。」
「昨晩、ハム代表が訪ねて来ましたよ」
そう遮ったコ・ヨヌ (パク・ヒョンシク) は、立ち止まってチェ・ガンソク (チャン・ドンゴン) を見返し、昨晩のハム代表の言葉を反芻した。
”傍に誰も寄らせなかったガンソクが、お前を雇った理由が何かと考えた。どちらかが相手の弱点を知っているからではないかと考えている”
「チェ弁護士さんの弱点は僕の弱点でもある。だから僕の結論はお互いに守り合うことです」
そういうヨヌに、ガンソクは「お前はどうだか知らないが私に防御など必要ない」 と拒否し歩き始めた。
これに「どうかな…そんなに確かじゃないと思うけど…」 と独り言をいうヨヌ。
欠陥ハンドル訴訟
ダハム (チョン・ジョンアン) が「問題があがった!」 とオフィスに入ってきて書類をガンソクに渡した。
欠陥ハンドル問題でユノモーターズを相手取って起こした訴訟についての事件ファイルだった。
読み始めたガンソクに、ヨヌは「ミニバンを運転していた男性が木にぶち当たり、彼以外の家族が死亡しています。運転していたカン・ユノ氏はハンドルが回らなかっとして訴えていた事件だ。」と口頭で説明した。
これにダハムは「そのカン・ヨヌさんが先月自殺しました。ですが一人生き残った別の娘が、二年前の事件の別の証拠をみつけたとして訴えています」と深刻な顔で付け加えた。
*
チェ・グンシク (チェ・グィファ) は、ハム代表にキム・ムンヒを紹介した。
「チェ・ガンソク弁護士に拾って頂いて、今はチェ・グンシク弁護士の元で働いています。お二人の側になりたいんです」と言うキム弁護士に、ハム代表は歓迎の言葉を告げた。
だがムンヒを去らせた後「キム弁護士が才能のある検事だった事は知っているが、お前のアソシエイトに別の人間を頭に置いている。最も重要なことはガンソクに勝つこと。彼から全てを奪うことだ。」とグンシクに話した。
*
キム・ジナ (コ・ソンヒ)のオフィスのドアで待っていたヨヌは、ちょうど出てきたジナが無視して歩き出すと、直ぐに昨晩約束をすっぽかした事を謝罪した。
ジナは「忙しい人なんだから謝らなくていい。怒っているのは、約束を破ったという事にじゃないの。何であなたに何かあったのかもしれないと私に心配させたりするの?」と言い返して歩き出した。
これにヨヌは満足の笑みを浮かべた。
その後資料室で事件ファイルを探し始めたジナに、棚の間から覗いてヨヌは話しかけた。
「僕を心配してくれたんだな。」
「誰がよ?」
「さっき確かにそう言ったと思うけど…。」
「謝るべき人に対してずうずうしんじゃない?」
「すまないと思ってるんだけど、実は嬉しいんだ」
「何が?」
「まるで僕たち付き合っているみたいだろ?」
この発言に呆れたジナは、ヨヌに書店に行って、男女交際についての本を探して全部暗記するように勧めた。
これに微笑んだヨヌは「読んだからって覚えられるわけじゃない。先ず理解しなければならないんだ。行ったり来たりする君が実は理解できないんだよ」と困ったように打ち明けた。
「いいえ頭の中にもう全て入っているのよ。上手くやっているわよ」
「えっ??それってどういう…とにかく今晩夕食を食べに行こう。いいね?」
ヨヌが去った後、ジナは愚痴った。
「まったっく、キスしたんじゃないの?それって付き合ってるってことでしょ?天才だと思ってたけど、超愚かな男だったわ。」
*
ユノモータースの依頼を受けたヨヌとガンソクは、被害者の弁護士との会合へ行き、デイビッドと再会した。
「来たところに戻るように言ったはずだが、なぜまだここにいるんだ?」 と尋ねるガンソクに、デイビッドは今働いている事務所の名刺を差し出した。
ガンソクはカン・ヨンホが身体障害者二級で、33回試してやっと免許を取得したことを示し「それでもハンドルが問題だと主張するのか?未熟な運転のせいで起きた事故だったんだ」と主張した。
これにデービッドは、事故の3ヶ月前に出されていたハンドルの欠陥を示すユノモータースのレポートを見せた。
「ユノモータースの社長は、これを知っていたはずだ。私の依頼人は慰謝料として2億円を要求している。私ならその5倍欲しいが…」
「今回は、あなたが屈辱を受ける番だ。もし車の欠陥レポートを受けとっていたという証拠をみつけたら、違法行為に対してあなたとカン&ハム法律事務所に刑事訴訟を起こすつもりだ。」と損害賠償請求書を出した。
そのレポートを見たヨヌは「この手書きのメモを受け取ったことはないんですね?」 と深刻な調子でガンソクに念を押した。
その後、カン代表からも同じ質問をされたガンソクは「私はこんなメモは決して受け取ったことはない。だから隠すことは何もない。」 と答えた。
そしてこの問題をハム代表に知られるのを恐れるカン代表に「ユノモータースの社長と友達だからすぐに知るだろう。俺の辞表が欲しいのか?」 と尋ねた。
これにカン代表は「誰かが責任をとるようになるでしょう 」とため息を付いた。
その後ガンソクは、その手書きのレポートをダハムに見せて、受け取ったかどうかを尋ねた
「受け取って隠しました。韓国の国家機密組織が送ってきた秘密文書も全て隠しました。ご存知ですか?ロボットがスタジアムの下に住んでいるって…」
「くだらない話をするな!」
「くだらない話を始めたのは、そちらでしょ。受け取っていたなら渡してたわ!」
そう睨みつけるダハムに、ガンソクは「カン代表に疑われて気分が悪い。この事件には14人の弁護士が関与していた。私に辞表を書かせるために誰かがこれを隠滅したのかどうかを知る必要がある。」と話した。
「では私が資料室でこのレポートがあるかどうかを調べます。誰にも知られないように…特にハム代表に…」
そう言ってダハムが出ていくと、ガンソクは「何もするな。ハム代表に近寄るな。」とヨヌに注意した。
これに「チェ弁護士さんと僕は他の人に言い聞かされたことをしないタイプじゃないですか…」と独り言を呟いた後、ダハムを手伝いに資料室へ向かった。
そしてしばらくレポートを探した後何かを見つけたヨヌは、ダハムを資料室に残してその場を去った。
*
その頃、ガンソクはユノモータースの代表との会合結果を、カン代表に報告していた。
そして「悪いニュースはユノモータースが自身を解雇したこと、良いニュースは正式に公の場で解雇されたので、何かを発見したとしても守秘義務に従う必要がないこと」 と説明した。
その後、オフィスに戻りヨヌを呼び出した。
ヨヌは、週に数回報告書を書いていた品質管理の責任者ハン・ユンソクが、ハンドル欠陥メモを書いた直後に働くことをやめたことを突き止めていた。
「会社に影響を与えるメモを書いたために解雇されたと思うか?」
「いいえ、有給休暇です。会社にいてもらいたくはなかったが解雇すると情報を漏らすかもしれないからでしょう」
「賢いな…。」
「それほどでも…」
「お前じゃない。ユノモータースの代表は…」
「僕の頭脳に嫉妬してませんか?」
「自惚れるなと言っただろ?お前には合わない」
そう叱るガンソクに、ヨヌは額にポストイットノートを貼り付け「僕の頭脳をきっと認めますよ。なぜならハン・ユンソクさんの住所がここにあるからです」と顔をガンソクに突き出した。
「チェ弁護士さんの問題を解くことができるのは僕一人だけです」
「私の問題を解決できる唯一の人間は私だ。」
だがヨヌは「今のところ僕がそれをやっていると思いますが…」 と嬉しそうに笑って、その場を去った。
その後ジナの元へ行ったヨヌは「紹介したい人がいる」 と話した。
「誰に?」とキョトンとするジナに「来ればわかるさ~!」 と笑みを浮かべた。
祖母にジナを紹介するヨヌ
ヨヌは、車椅子で食堂で待っていた祖母の元へキム・ジナ( コ・ソンヒ) を連れていき紹介した。
ヨヌの祖母は「指輪をあげるって言ってたけど…、職場に好きな人がいるって言ってたんだよ。ヨヌは賢くて優しいけど、かなり無邪気だからあなたが後ろから押したり前から引っぱったりしてやってね」とジナに笑いかけた。
これに恥ずかしそうに笑ったジナは「はい、そうおっしゃる通りに致します。」 と返事をしてヨヌを当惑させた。
その後「どうかしたの?」と覗き込むヨヌに、ジナは立ち上がりオーナーに声をかけて棚から白酒の瓶を取ってきた。
そしてヨヌの祖母とヨヌに注ぐと「こんな美味しいもの食べているのにお酒がないと、水に水を混ぜているみたいで味気ないでしょ?」とその場を和ませた。
これに笑ったヨヌの祖母は「よく食べる若い女性が好きだけど、お酒の飲み方を知っているお嬢さんはもっといい。」と褒めてジナを喜ばせ、そんな和やかな雰囲気で話しを続けた。
二頁へ続く