韓国ドラマ 推理の女王2 3話4話 あらすじ 感想 後半
推理の女王2 4話 あらすじ
翌朝小学生のウンジェと話そうとして薬局前で張り込んでいるソロク( チェ・ガンヒ )とワンスン( クォン・サンウ )。
そして父親の車で学校へ出かける前のウンジェに声をかけたソロクは「 アセトンで靴を汚したの?最近火で遊んだことは?」 と放火について質問をした。
だが薬剤師の母親は「 なぜそんなことを訊くんです?まだ幼い子供なのに!」 と激怒し、弁護士の父親は「 もう一度息子を煩わすようなことをしたら裁判所で会うことになるぞ 」と2人を威嚇した。
息子の犯行を認めようとしない両親の代わりに、2人は少年課へ向かいウォンジェのカウンセリングを頼んだ。だがそこでも拒否された!
これに彼の行動を監視しようとしてと学校へ向かった2人は、火災報知器の作動により臨時休校になったことを知り、母親に知らせに薬局へ向かった。
そして2人を店から追い出してウォンジェを探しに出た母親を尾行した。
火炎瓶
だがこの時、ウォンジェは再び放火しようとして既にアパートの屋上で準備をしていた。
ナ・ジンテの犯罪手口を真似て、軽トラに火炎瓶を投げるつもりだったのだ。
だが予定より早くトラックが去った為に、ウォンジェの投げた火炎瓶はトラックでイチゴを買っていた女性、クラスメートイエナの母親に当たった!
この時到着したワンスンは、火まみれになったイエナの母親に駆け寄り必死で火を消そうとし、ソロクはイチゴを落として母親の名を呼ぶイエナの目を覆って抱きしめた。
だが一部始終を目撃していた薬剤師の母親は、その後ウォンジェを連れて行こうとするワンスンを遮り「 息子の犯行だという証拠はあるのか?まだ幼い子供よ」 と息子を庇った。
そこへ駆けつけた弁護士の父親も、現行犯だとして任意同行を求めるワンスンに対して「 少年法を知らないのか?今はショック状態だから改めて出頭する」 とウォンジェを連れ去った。
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イエナの母親は、命をとりとめたが重度の火傷のために生涯に渡る治療が必要になると診断された。
これにソロクは「 もう少し早かったら…」 と犯行を阻止できなかった自分を責めて悔し涙を浮かべた。
そして「 9歳なのよ!刑務所、起訴、少年院、全て幼すぎる!!」 とウォンジェの罪に対して何もできない現状に絶望した。
だがワンスンは「 刑事が諦めたら世界が諦めたことになる。最後の最後まで諦めるな!」 とソロクを励ました。
そして2人は外食中も家に戻ってからもウンジェの事件に没頭し、少年法で裁かれないと高をくくっているウンジェと両親を、校則で裁く方法に一縷の望みをかけた。
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翌朝ソロクは、先ず担任の理解を得るために学校へ向かった。そしてその途中出くわしたチョン・ヒヨン( イ・ダヒ )と一緒に担任と会った。
だが担任はPTA役員のウォンジェの母を気にして「 力にはなれない。校長と話して下さい」 と協力を断った。
これにヒヨンが「 それでも先生と言えるのか!保身しか考えていない」 と怒ってしまい、ソロクも担任の説得を諦めた。
その頃ウォンジェの尋問をしていたワンスンの方も、弁護士の父親に阻まれて尋問に難航していた。
これに、ワンスンはイエナのアパートにいた理由をウォンジェに何気なく尋ねた。そして黙ったままの彼に、片思いのイエナを追いかけて行ったのではないかと引っ掛けて怒らせた。
「 会いに行ったんじゃない。トラックに実験しに行ったんだ!」
そう叫ぶウォンジェに、ワンスンは実験を終わらせるために火炎瓶を投げただけで、トラックが出発していなければ人に投げるつもりはなかった事を自白させて尋問を終えた。
( 貫禄勝ちのワンスン! )
処罰
担任の先生の説得に失敗したソロクは、その後ヒヨンと共に校長の自宅へ向かった。
教育委員会のメンバーである顧客に援助を頼んで校長の説得をする、とヒヨンが提案したからだった。
そしてこれが功を奏し、校長はウォンジェと両親に病院での奉仕活動10日間の処罰を下した。
「 学校の名誉を考慮して頂きたい。ウォンジェ一人を病院に行かせる事はできないでしょう?」 と校長は説明し、両親に反論の余地を与えなかった。
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母親が病室でイエナの母の世話をしている間外のベンチで待っていたウォンジェは、イエナを見かけて果物を一緒に食べようと誘った。
だがイチゴと傍にいた人のライタ-の火を見たイエナは、燃えている母親を連想してショックを起こした。
その後ウォンジェは「 僕が投げたことをイエナが知って嫌われたらどうしよう。大人になっても許してくれないかもと思うと怖いんだ」 と母親に打ち明け、事件以来初めて涙を流した。
これに心を動かされた母親は、父親とウォンジェと共にイエナの母親の世話を始めた。そして奉仕期間終了後も家族三人で病院通いを続けた。
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その日ソロク( チェ・ガンヒ )は、新店舗オープンのお祝いと事件の報告を兼ねてヒヨン( イ・ダヒ )の元へ訪れた。
そして遅れて現れたワンスンと共にケーキを満足そうに食べながら、イエナの母親が意識を回復したことや、弁護士事務所が2人の後援をすることになったことなどを話した。
その後ワンスンが去ると、彼と付き合っているのかと尋ねるヒヨンに、ソロクは息を詰まらせて否定した。
( 慌ててますね 笑!)
さらに火事の後住んでいる所を訊かれて知らないと嘘をついた。
ヒヨンがワンスンに思いを寄せていることに気付いたソロクは、急にケーキを食べる気が失せて立ち上がった。
そして名ばかりの名誉警察を辞退して暫く弁当屋で片付けをすると告げると、そそくさと店から退散した。
次回のお話は⇒推理の女王2 5話6話 あらすじと感想
前回のお話は⇒推理の女王2 1話と2話 あらすじ 感想
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クォン・サンウ チェ・ガンヒ 韓国ドラマ 推理の女王2 3話 4話 感想
最初息子を守ることだけに必死になり高圧的だった両親が、被害者の苦しむ姿とウォンジェの涙で反省し親身に介護をするという結末でした。
少年法の矛盾というか難しさをテーマにしたエピソードでしたね。
この事件で、協力するつもりがなかった校長を動かして大きな役目を果たしたヒヨンですが、校長に現金入りのケーキを持参していたとは驚きでした。
不思議な笑顔を浮かべた、どう見ても只者ではないヒヨン!悪人なのか善人なのか微妙な所です。
これまではワンスンに恋心があるのかと思っていましたが、もしかしてそのふりをして情報を探るのが目的かもしれず、今後のヒヨンの動向が気になります。
同居していても朝から晩まで事件と推理の話をしている2人の間にヒヨン登場で、面白くなってきましたね。
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