師任堂(サイムダン)あらすじ 20話不倫発覚
間違い探し(現代)
精神的ダメージを受けた息子を連れソウルから離れ、実家に滞在しているジュン。
息子の療養と言いつつ、ジュン自身の現実逃避でもあった
ウンスが寝入った後、父親に気持ちを打ち明けるジュン。
「間違った夢を見て間違った人生を生きてきた気がする。まだ何か良くないことがありそうで怖いの...。永遠にこのままだとしたらどうすればいいの?」
「本当に強くなったな。恐れを知りながら前に進むお前は、真の勇気を持っている」
そう言ってジュンを勇気づける父親。
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ミン教授の弟子二人に接触するサンヒョン(ヤン・セギョン)。
証言を頼んでも、金剛山図が本物かどうか燃えたのかどうか全く見ていないと答える二人に、聞いた事だけでいいからと頼むサンヒョン。
だがその様子を見た後、二人に本物の金剛山図を見せ
「安堅の専門家の私が本当に燃やすと思うか?」と薄ら笑いを浮かべるミン教授(チョ・ジョンファン)。
燃やした絵は、安堅の真作ではなく知り合いの贋作専門家に描かせた偽物だったのだ。
「いつの日かこの絵を公開する日のためにも、必ずや学院長になるつもりだから信じて従いなさい」 と二人の肩に手を置くミン教授。
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"RADE" (贋作調査研究所)のサイトで、"間違い探し" のタイトルで金剛山図の絵が二枚アップされている事に驚くサンヒョンとヘジョン。
信頼できるのか?と疑問視するヘジョンに対し...
「これは謎解きゲームではない。この写真が俺達のメッセージに対する返事に違いない。信頼しよう」と楽観的なサンヒョン。
その頃、ミン教授も同じタイトルで写真を二枚受け取っていた。それがジュンから送付された物と勘違いし直ぐに電話をかける。
「子供じみた真似は止めるんだ。今まではラッキーだったと思え。これからはどんないたずらも許さない」とジュンを脅した後、写真を破り捨てた。
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儒学者イ・ファン(号は退渓・テゲ)教授官の講義に大人達に混ざって参加するヒョルリョン。
「昨日の知識に今日の知識を積み重ね、知識の塔を作れ」
と理氣二元論説く退渓(テゲ)に反論するヒョルリョン。
「得た知識を自身のみで保有せず、得た知識は他の者に直ぐに分け与えるべきだ」(理氣一元論)。
「では、昨日習った知識が今日間違っていると分かったらどうする?分け与えたものが違っていたら?知識の上に練習も必要だ。分け与えるのを急ぎすぎると間違えるぞ」
「皆で共に正せば良いのです。皆で一緒にするのです」
滔々と持論を告げるヒョンリョンが気に入り、高らかに笑った後名前を尋ねる退渓(テゲ)。
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風で紙が飛ばないようにと手作りの紙留めを師任堂に渡すソヌ。
生員試(成均館への入学資格)を受けず鍛冶工になりたいと相談するソヌに…、
「世の中は農家も鍛冶屋もいてこそ回るものだとし、自分の道を選ぶ様に…」と励ます師任堂。
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夜、秘密裏にギョムの元を訪れる世子(ノ・ヨンハク)
「私はただの人形だ。王が決めた考えを伝達しているだけです」
そう不平を言う世子に、自身の考えを伝える日はいずれ来ると言うギョム。
「もしその日が来たら正常な状態に戻すつもりだ。私は王とは違う」
と決意を告げる世子に頷くギョム。
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師任堂を呼び寄せ、個人教師にならないかと尋ねるチョンスン翁主。
驚く師任堂に、続けて明日唐津(タンジン)に舟で行くので同行を、といきなり命令するチョンスン翁主。
紙所の繁盛期で仕事が忙しいと師任堂が断ると
「私は朝鮮国の翁主よ」
と胸を叩き、お金なら陛下に頼めるからと言うチョンスン翁主。
「お国の記録紙を納めなければならないので、私が工程を監視しなければならないのです。申し訳ないですが..」
と再度師任堂が断ると、チョンスン翁主の目は釣り上がる。
「どういう意味か、ちゃんとわかりました!」
と声高に言い師任堂を退かせるチョンスン翁主。
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その頃ギョムは、大叔母李氏の重なる要請に仕方なく大臣娘と会っていた。
「親の決定で結婚相手を選ぶのは違う。会わなかった事にしませんか?」
とギョムが提案すると、そう思っていました、とニッコリする娘。
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民の生活を体験したいと農民に変装して現れる世子を、ヤンギュ紙所へ連れて行くギョム。
"働かざる者食うべからず" と言う垂れ幕に習い、紙所で皿洗いをしてグッパを食べる世子。
そんな中へ、ただで食べさせて商売上がったりだ!と駆け込んでくる近所の飯屋の女将達。
「ここに来る流民たちは一杯のクッパさえ払えないのです」
と師任堂が話し、労働の代わりに食べていると皆が口々に言うと、謝って去る飯屋の女将たち。
その様子を見守っていたギョムと目線が合い、世子と共に自身の創作部屋に案内する師任堂。
そうして久しぶりに再会を果たす二人。
「あなたという人は、いつもこんな風だ。予告なく現れて...」
「色々な所を見て回ったが、朝鮮はやはりいいものだな。元気だったか?」
部屋で絵を見て回っていた世子は絵を賞賛し、ヤンギュ紙所を成功裡に運営する師任堂に感銘を受けたと伝えた。
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だがその翌日、空っぽの創作部屋で茫然とする師任堂。
皆を下がらせた後「夫の浮気よね?」 と尋ねるコン氏。
クォン氏にそそのかされたウォンスが、手狭になったからと嘘をついて絵を持ち出し、売りさばいていた。
*
その翌日、大金を手にしてホクホク顔で喜んでいるクォン姉弟。
その傍らで良心の呵責に苦しむウォンスに...
「これからも夫人に描き続けてもらいましょうね~」 と言う厚かましいクォン氏。
そこへコン氏が木刀を持って乗り込んで来ると「懐妊している」 とクォン氏を庇うウォンス。
その後、家の外で話し合うウォンスと師任堂。
「別れるつもりはない。我々は相性ピッタリなのだ!勉強しろと決して言わないし、あの女といるとゆっくりできる。そなたは先生のようだった。
そなたと結婚した時は、世界の全てを手に入れたと思う程幸せだったが、その世界は息が詰まるものだと悟ったよ...。」
そう訴えるウォンスに謝罪する師任堂。
「他の夫人の様に優しくできず、苦労をおかけした事をお詫びします。ですが、棄別 (離婚)はできません。どうか子供達を傷つけず今まで通り良い父でいてあげて下さい」
*
イ・フから師任堂の絵が売り出されていると聞いて怪訝に思うギョム。
画商に出向き全て買い取ると、師任堂の創作部屋に元通りに絵を置いた。
その夜、師任堂は戻っている絵に驚きギョムからの思いやり溢れる手紙に涙した。
そうして筆を取り、描きかけの絵に新たな気持ちで向かう師任堂。
師任堂(サイムダン)光/色の日記~(21話恩赦22話御真図師)あらすじ
[師任堂・サイムダン色の日記~1~30話]キャスト(出演者)・相関図・視聴率
師任堂サイムダン 18話19話感想
現代の方のジュンは、金剛山図を失った上に夫ミンソクが車の事故で亡くなりと不幸の連続でどん底に落ちてしまいました。
でも死体は上がっていないし、絵の方も本物が燃やされた訳ではないので、後々どんでん返しがありそうです。
中々登場しない現代の方のスンホン氏…、次回は現れる?のでしょうか…。
朝鮮時代の方では、新しく世子としてノ・ヨンハクと翁主としてイ・ジュヨンが登場し、新鮮な風をドラマに吹き込んでくれました。
二人とも溌剌としていて、一気にドラマが若返りましたね…。
儒学者イ・ファンとして朝鮮時代にも合流したイ・へヨン氏は、過去では重厚な役柄を演じていて、二役の面白さを見せてくれています。
ドラマも中盤に入り、夫のウォンスの不倫が発覚したり、フィウム堂とチヒョンの悪役コンビが復活したり、世子と翁主の登場等々、面白くなってきましたね。